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スウォッチについて
スウォッチについて、およびスウォッチがカラー、グラデーション、およびパターンをより適切に管理するのにどのように役立つかについて説明します。
スウォッチとは、カラーや濃度(色合い)、グラデーション、パターンに名前を付けたものです。
ドキュメントに関連付けられたスウォッチはスウォッチパネルに表示されます。スウォッチの表示方法には個別表示とグループ表示があります。スウォッチパネルで、すべてのドキュメントのカラー、グラデーション、およびパターンを簡単に編集および管理できます。これらの項目に名前を付けてスウォッチパネルに保存しておくと、後から簡単に使用することもできます。選択したオブジェクトの塗りや線に、スウォッチパネルから適用したカラー、グラデーション、パターンまたは濃度が含まれている場合は、パネル上で該当するスウォッチがハイライト表示されます。
スウォッチパネルでは、濃度を作成することもできます。濃度とは、輝度が変更されたグローバルプロセスカラーまたは特色です。各カラーの濃度はすべて関連付けられているため、1 つの濃度スウォッチのカラーを編集すると、関連付けられているすべての濃度スウォッチ(およびこれらのスウォッチでペイントされているオブジェクト)のカラーが変更されます。ただし、濃度値は変更されません。 濃度は、パーセント値で示されます(スウォッチパネルがリスト表示の場合)。
Illustrator のスウォッチパネルには、次の種類のスウォッチが含まれています。
- プロセスカラー:シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの 4 色の標準プロセスインキを混合されます。初期設定では、新規スウォッチはプロセスカラーとして定義されます。
- グローバルプロセスカラー:グローバルカラーを編集すると、オブジェクト全体で該当するカラーが自動的に更新されます。特色はすべてグローバルカラーですが、プロセスカラーにはグローバルカラーと非グローバルカラーがあります。
- 特色:特色(スポットカラー)とは、あらかじめ混合された特殊なインキのことで、CMYK プロセスインキの代わりとして、または追加して使用されます。
- グラデーション:グラデーションとは、1 つのカラーから他のカラーに徐々に変化させたもの、または 1 つのカラーや複数のカラーの濃度を徐々に変化させたものです。グラデーションカラーには、CMYK プロセスカラー、RGB カラーまたは特色を割り当てることができます。グラデーション分岐点 に適用された透明は、グラデーションをグラデーションスウォッチとして保存したときに保持されます。
楕円形グラデーション(円形グラデーションを変更することで作成されます)に適用された縦横比および角度設定は、グラデーションスウォッチには保存されません。
- パターン:パターンの種類には、繰り返し(タイルされた)パス、複合パス、単色の塗りが適用されたテキスト、塗りが適用されていないテキストがあります。
- なし:「なし」スウォッチ を選択すると、オブジェクトから線や塗りが削除されます。このスウォッチを編集または削除することはできません。
- レジストレーション:レジストレーションスウォッチ は組み込みのスウォッチです。レジストレーションの塗りや線が適用されたオブジェクトは、PostScript プリンターから各色版にプリントされます。例えば、レジストレーションマークにレジストレーションカラーを使用すると、プリントプレート(刷版)を印刷機に正確に配置することができます。このスウォッチは削除できません。
文字にレジストレーションスウォッチを設定してからファイルを色分解してプリントすると、文字が正常に出力されない場合や、ブラックインキがくすんだ色になる場合があります。これを回避するため、文字にはブラックインキのみを使用してください。
- スウォッチグループ:スウォッチグループには、プロセスカラー、特色、グローバルプロセスカラー、パターンまたはグラデーションを入れることができます。スウォッチグループは、スウォッチパネルを使用することで、ハーモニーを基にして作成できます。既存のスウォッチをスウォッチグループに統合するには、スウォッチを選択してから、スウォッチパネルの新規スウォッチグループ を選択します。