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オブジェクトの変形

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最終更新日 : 2023年4月14日

Illustrator でのオブジェクトの変形方法について説明します。

「変形」コマンドと専用ツールを使用するか、バウンディングボックスをドラッグして、オブジェクトの移動、回転、リフレクト、拡大・縮小およびシアーを行います。

オブジェクト、パターンまたはその両方の変形

変形パネルを使用して、選択した 1 つまたは複数のオブジェクトの位置、サイズ、方向を表示できます。新たな値を入力して、選択したオブジェクトとそのパターンの塗りを修正します。変形の基準点を変更したり、オブジェクトの縦横比を固定することもできます。

次のいずれかのオプションに従って、パターン、オブジェクトまたはその両方を変形します。

変形パターンを指定するには、変形パネルメニューから「オブジェクトのみ変形」、「パターンのみ変形」、または「オブジェクトとパターンを変形」のオプションを選択します。
変形ツールの使用時にパターンが変形しないようにします。編集／環境設定／一般（Windows）または Illustrator／環境設定／一般（macOS）に移動し、「パターンも変形する」の選択を解除します。
オブジェクトを単色で塗りつぶして、目的のパターンをもう一度選択することにより、オブジェクトの塗りのパターンを元の状態に戻します。
「オブジェクト」メニューの「変形の繰り返し」オプションを選択し、別の変形操作を実行するまで、移動、拡大・縮小、回転、リフレクトまたはシアーの変形操作を必要な回数だけ繰り返します。

A. 基準点の位置 B. パネルメニュー C. 縦横比を固定アイコン

オブジェクトまたはバウンディングボックスのハンドルをドラッグすることで、オブジェクトを簡単に移動、回転、複製、拡大・縮小することができます。

パターンの塗りが適用されたオブジェクトを移動、回転、リフレクト（反転）、拡大・縮小、シアーするときには、変形対象をオブジェクトのみ、パターンのみ、オブジェクトとパターンの両方のいずれかに指定することができます。
オブジェクトの塗りのパターンを変形すると、そのオブジェクトに適用するその後のパターンはすべて同じように変形されます。
CC2017 リリース以降、ピクセルグリッドに合わせてアートを描画できる多数の予測可能で正確な機能が用意されています。詳しくは、ピクセルパーフェクトなアートの描画を参照してください。
変形パネルにある基準点の位置を示すアイコンは、オブジェクトを変形する場合のみ、パネルの値を変更することによってオブジェクトの基準点を指定します。他の方法（拡大・縮小ツールの使用など）でオブジェクトを変形する場合は、オブジェクトの中心点またはポインターの位置が基準点として使われます。