この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。

日本語環境での動作保証はしておりませんのでご了承ください。

内容 (What's Covered)

A. トラブルシューティング/初級編

A-1. 必要システム構成

A-2. Windows Update

A-3. 環境設定ファイルの再作成

A-4. FrameMaker を単独で起動

A-5. 通常使うプリンタの設定

A-6. サードパーティ製プラグインの検証

B. トラブルシューティング/中級編

B-1. スタートアップ項目とサービスを無効にして再インストール

B-2. 新規ユーザアカウントの作成

B-3. フォントの破損を検証

B-4. 一時ファイルの最適化

B-5. 仮想メモリの設定

B-6. ハードディスクの修復とデフラグ

B-7. システムのウイルススキャン

B-8. 問題の原因となるファイルを特定

C. トラブルシューティング/上級編

C-1. SCSI の検証

C-2. メモリ(RAM)の検証

 

この文書は、Windows XP で Adobe FrameMaker 9 を使用する際に発生するシステムエラーまたはフリーズの対処方法について説明します。システムエラーは、以下のようなさまざまな形で現れます。

 

- ダイアログボックスが空白で表示される、またはちらつく

- カーソルや画面のフリーズ

- ブルースクリーン

- 予期しない再起動

- 以下のようなエラー

  • 「Internal Error [number],[number],[number],[number] (内部エラー<番号><番号><番号><番号>)」
  • 「This program has performed an illegal operation and will be shut down. If the problem persists, contact the program vendor. (このプログラムは不正な操作のため強制終了されます。問題が解決しない場合は、プログラムの販売元に連絡してください。)」
  • 「FrameMaker caused a General Protection Fault in module [filename]. (FrameMaker によってモジュール <ファイル名> に一般保護エラーが発生しました。)」
  • 「FrameMaker caused an Invalid Page Fault in module [filename]. (FrameMaker によってモジュール <ファイル名> に不正なページエラーが発生しました。)」
  • 「Application Error. (アプリケーションエラー)」
  • 「Unhandled exception detected. Application will be terminated. (処理できない例外が検出されました。アプリケーションを終了します。)」
  • 「Illegal Instruction. (不正な命令)」
  • 「Segment load failure in [filename]. (<ファイル名> のセグメント読み込みエラー)」
  • 「FrameMaker has encountered a problem and needs to close. (FrameMaker で問題が発生したため、終了します。)」
  • 「Fatal System Error. (致命的なシステムエラー)」
  • 「A STOP error (停止エラー)」

 

システムエラーはデバイスドライバ、ソフトウェアおよびハードウェア間のコンフリクト、ある特定のファイルの破損など、さまざまな要因で発生します。FrameMaker で作業しているときにシステムエラーが発生しても、必ずしも FrameMaker が原因とは限りません。FrameMaker がシステムに要求する処理によって、システムの潜在的な問題が現れる可能性もあります。

 

この文書を最大限に活用するために、記載の作業を順序どおりに行ってください。行った作業とその結果を、エラーやその他のトラブルも含めて記録します。トラブルの状況や操作過程に関する詳しい情報があれば、弊社テクニカルサポートにお問い合わせの際により適切なサポートを提供できます。

 

一部の作業では隠しファイルやフォルダを見つけ、その拡張子(例えば「filename.ini」ファイルの「*.ini」)をもとにファイルを特定する必要があります。Windows の初期設定では隠しファイルや隠しフォルダ、ファイル名の拡張子は非表示になっています。

Windows で隠しファイルや隠しフォルダ、ファイル名の拡張子を表示するには、以下の操作を行います。

  1. [スタート] メニューから [マイコンピュータ] を選択します。
  2. [ツール] メニューから [フォルダオプション] を選択します。
  3. [表示] タブをクリックします。
  4. [すべてのファイルとフォルダを表示する] を選択します。
  5. [登録されている拡張子は表示しない] のチェックをはずします。



  6. [OK] をクリックします。

 

 A. トラブルシューティング/初級編

 

このセクションの作業は、もっとも一般的なシステムエラーの解決に役立ちます。これらの作業を実行する前に、FrameMaker で作成したファイルなど、すべての個人用ファイルのバックアップを作成してください。また、システムエラーが発生した場合は、必ずコンピュータを再起動してメモリをリフレッシュしてください。再起動せずに作業を続行すると、他の問題が発生することにより、原因の特定が難しくなることがあります。

 

 A-1. 必要システム構成

 

コンピュータが以下の必要システムを満たしていない場合、FrameMaker 9 は正しく動作しない可能性があります。

- 1.0 GHz 以上のプロセッサを搭載したパーソナルコンピュータ

- Microsoft Windows XP Service Pack 2 日本語版(Service Pack 3 を推奨)、または Windows Vista Service Pack 1 日本語版(32-bit版に対応)

- 512 MB 以上の RAM(1 GB 以上を推奨)

- 1.1 GB 以上の空き容量のあるハードディスク

- DVD-ROM ドライブ

- 1024 x 768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ

- マルチメディア機能を利用するには QuickTime 7 が必要

- オンラインサービス使用のためのブロードバンドインターネット接続

※ FrameMaker の必要システム構成に関する最新情報は、以下の弊社 Web サイトで確認することができます。

URL : http://www.adobe.com/jp/products/framemaker/systemreqs/

 

コンピュータに搭載されているプロセッサの速度およびメモリ容量を確認するには、以下の操作を行います。

  1. [スタート] メニューから [コントロールパネル] を選択します。
  2. [パフォーマンスとメンテナンス] をクリックし、[システム] をダブルクリックします。
  3. [システムのプロパティ] ダイアログボックスの [全般] タブ下方にプロセッサ速度およびメモリ容量が表示されます。



 注意 : ハードディスクの空き容量を増やすには、B-4. 一時ファイルの最適化を参照して不要な一時ファイルを削除します。

 

 A-2. Windows Update

 

Windows のアップデートを行うことにより、アプリケーションのパフォーマンスや互換性の問題が改善される場合があります。以下の Microsoft 社 Web サイトから Service Pack およびその他のアップデータを入手することができます。インストール方法などの詳細については Microsoft 社テクニカルサポートにお問い合わせください。

 

Microsoft Windows Update

URL : http://www.windowsupdate.com/

 

  重要 : システムアップデートをインストールする前に、FrameMaker 9、および使用するその他のソフトウェアやハードウェアの必要システム要件を確認し、互換性に問題が無いか確認してください。インストールするアップデートが存在しない場合は、サードパーティ製ソフトウェア、ハードウェアの製造元へお問い合わせください。

 

最新版の Service Pack をインストールした後で Windows またはアプリケーションを再インストールした場合は、Service Pack をもう一度インストールし直してください。アプリケーションによっては、共通に使用するシステムファイルをインストールするため、Service Pack によって更新された新しいバージョンが上書きされてしまいます。

 

 A-3. 環境設定ファイルの再作成

 

環境設定ファイルの破損が原因で問題が発生している場合、環境設定ファイルを再作成することによって問題を解決することができます。

 

 注意 : 環境設定ファイルを再作成すると、アプリケーションの設定が初期化されます。

 

以下の操作を行います。

  1. FrameMaker を終了します。
  2. 以下のフォルダに保存されている「maker.ini」ファイルのファイル名を変更します。(例 : 「maker.old」)



    Documents and Settings¥<ユーザ名>¥Application Data¥Adobe¥FrameMaker¥9
  3. FrameMaker を起動します。

上記の操作を行っても問題が改善されない場合、問題の原因は環境設定ファイルの破損ではありません。カスタマイズした設定を復元するには、再作成された「maker.ini」ファイルを削除し、手順 2. で変更したファイル名を元に戻します。

 

 A-4. FrameMaker を単独で起動

 

アンチウイルスソフトウェア、ファイアウォールソフトウェア、またはその他のアプリケーションや Windows の起動時に読み込まれるサービスなど、FrameMaker と同時に動作しているアプリケーションがシステムエラーまたはフリーズの原因となる場合があります。Windows の「システム構成ユーティリティ」を使用して一時的に最小限のスタートアップ項目とサービスだけを有効にして FrameMaker を起動し、コンフリクトの原因を特定します。

 

以下の操作を行います。

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] を選択します。
  3. [名前] テキストボックスに「msconfig」と入力し、[OK] をクリックします。



  4. [スタートアップ] タブと [サービス] タブをそれぞれ選択してチェックが入っていない項目名をメモなどに記録します。
  5. [スタートアップ] タブをクリックし、[すべて無効にする] ボタンをクリックします。



  6. 問題をテストするために必要なスタートアップ項目にチェックを入れて有効にします。

    ※ 必要な項目が不明な場合は無効のままにします。
  7. [サービス] タブで以下の a. ~ b. の操作を行います。
  8. [OK] をクリックします。
  9. 「システム構成の変更を有効にするには、再起動する必要があります。」と表示されたら [再起動] ボタンをクリックします。







     注意 : 再起動後に「システム構成ユーティリティを使って Windows の開始方法を変更しました。」画面が表示される場合は [OK] をクリックし、[システム構成ユーティリティ] ダイアログボックスが表示されたら [キャンセル] をクリックします。
  10. 再起動後、通知領域(タスクトレイ)に表示されているアイコンを右クリックして終了します。
  11. 問題を再現します。

問題が再現しない場合 :

無効にしたスタートアップ項目のうちいずれかが、コンフリクトの原因となっている可能性があります。スタートアップ項目を 1 つずつ有効にして、どの項目とコンフリクトを起こしているか特定し、アプリケーション、またはサービスをアップデートします。アップデートの詳細については、各製造元へお問い合わせください。

問題が再現する場合 :

スタートアップ項目が問題の原因ではありません。スタートアップ項目を再び有効にして、次の手順に進みます。

スタートアップ項目を有効にするには、以下の操作を行います。

  1. [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] を選択し、「msconfig」と入力して [OK] をクリックします。
  2. [全般] タブをクリックし、[通常スタートアップ] を選択します。
  3. [スタートアップ] タブおよび [サービス] タブを選択し、上記手順 4. でメモした項目を無効にします。
  4. [OK] をクリックし、Windows を再起動します。

 

 A-5. 通常使うプリンタの設定

 

「通常使うプリンタ」に指定されているプリンタドライバが FrameMaker の動作に影響を及ぼす場合があります。PostScript プリンタドライバをインストールして、「通常使うプリンタ」に設定することで問題の原因が他のプリンタドライバによるものであるかどうかを確認できます。



 注意 : Windows ではプリンタが物理的に接続されていない状態でも、プリンタドライバのみをインストールして「通常使うプリンタ」として設定することが可能です。

 

PostScript プリンタドライバをインストールするには、以下の操作を行います。

  1. 弊社 Web サイトから Adobe PostScript プリンタドライバ(PS プリンタドライバ)をダウンロードします。



    URL : http://www.adobe.com/jp/support/downloads/pspwin.html
  2. ダウンロードしたインストーラファイルをダブルクリックし、画面の指示に従ってプリンタドライバのインストールを完了します。

 

 

「通常使うプリンタ」に設定するには、以下の操作を行います。

  1. [スタート] メニューから [プリンタと FAX] を選択します。
  2. インストールした PostScript プリンタのアイコンを右クリックして、ポップアップメニューから [通常使うプリンタに設定] を選択します。



 

問題が再現しない場合 :

以前に設定していたプリンタドライバが FrameMaker とコンフリクトしていたことが考えられます。この場合、お使いのプリンタドライバを最新のものにアップデートすることで改善される可能性があります。プリンタドライバのアップデートについてはプリンタの製造元にお尋ねください。

問題が再現する場合 :

お使いのプリンタドライバと FrameMaker のコンフリクトによる問題ではありません。

 

 A-6. サードパーティ製プラグインの検証

 

FrameMaker にインストールして使用しているサードパーティ製のプラグインを取り除き、FrameMaker を再起動します。

  1. FrameMaker が起動している場合は終了します。
  2. 以下の場所にある「plugins」フォルダを開き、インストールしたプラグインをデスクトップなどの別の場所へ移動します。



    Program Files¥Adobe¥FrameMaker9
  3. FrameMaker を起動し、問題を再現します。

問題が再現しない場合 :

サードパーティ製プラグインによる問題であることが考えられます。

問題の原因となっているプラグインを特定するには、手順 2. で開いた「plugins」フォルダにプラグインを 1 つずつ追加しながら上記の手順を繰り返します。プラグインが特定できた場合は、プラグインの開発元にアップデートについてお尋ねください。

問題が再現する場合 :

サードパーティ製プラグインによる問題ではありません。移動したプラグインを元に戻して次のセクションへ進みます。

プラグインを元の場所に戻すには、FrameMaker が終了している状態で、手順 2. で開いた「plugins」フォルダ内へ移動します。

 

 B. トラブルシューティング/中級編

 

上記セクションの作業で問題が解決しない場合、以下のトラブルシューティングを行います。

 

 B-1. スタートアップ項目とサービスを無効にして再インストール

 

Windows が自動的に読み込むデバイスドライバおよびスクリーンセーバやウイルス対策ユーティリティなどのソフトウェアは、インストーラとコンフリクトを起こし、問題が発生する可能性があります。コンフリクトを避けるために、必要最小限のスタートアップ項目とサービスだけを有効にして FrameMaker を再インストールします。問題が解決しない場合は、他のコンピュータまたはハードディスクで FrameMaker のインストールおよび起動を試します。

 

以下の操作を行います。

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. FrameMaker 9 アプリケーション DVD-ROM をコンピュータの DVD ドライブに挿入します。
  3. [Adobe FrameMaker 9] ウインドウが表示されたら [DVD コンテンツを参照] をクリックします。



  4. 「Adobe FrameMaker 9」フォルダをデスクトップにドラッグ&ドロップしてコピーします。



  5. コピー完了後、コンピュータから DVD-ROM を取り出します。
  6. [スタート] メニューから [コントロールパネル] を選択します。
  7. [プログラムの追加と削除] をクリックします。
  8. インストールされているプログラムの一覧から [Adobe FrameMaker 9] を選択し、[変更と削除] をクリックします。



  9. 「プログラムのメンテナンス」画面が表示されたら、[削除] を選択して [次へ] をクリックします。



  10. 「環境設定のアンインストール」画面が表示されます。[環境設定を保持] または [環境設定を削除] のいずれかを選択し、[次へ] をクリックします。



  11. 「プログラムの削除」画面が表示されたら [削除] をクリックします。



  12. アンインストールが開始されます。しばらくお待ちいただきます。
  13. 「InstallShield ウィザードを完了しました」と表示されたら [完了] をクリックします。
  14. [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] を選択します。
  15. [名前] テキストボックスに「msconfig」と入力し、[OK] をクリックします。



  16. [スタートアップ] タブをクリックし、[すべて無効にする] ボタンをクリックします。
  17. [サービス] タブで [Microsoft のサービスを全て隠す] にチェックを入れ、[すべて無効にする] ボタンをクリックします。



  18. [BOOT.INI] タブをクリックし、[ブートオプション] セクションで [BASEVIDEO] にチェックを入れます。



  19. [OK] をクリックします。
  20. 「システム構成の変更を有効にするには、再起動する必要があります。」と表示されたら [再起動] ボタンをクリックします。







     注意 : 再起動後に「システム構成ユーティリティを使って Windows の開始方法を変更しました。」画面が表示される場合は [OK] をクリックし、[システム構成ユーティリティ] ダイアログボックスが表示されたら [キャンセル] をクリックします。
  21. 再起動後、通知領域(タスクトレイ)に表示されているアイコンを右クリックして終了します。
  22. 手順 4. でデスクトップにコピーした「Adobe FrameMaker 9」フォルダを開き、「Setup.exe」ファイルをダブルクリックします。



  23. 画面の指示に従い、インストールを完了します。
  24. インストールが完了したら、手順 14. ~ 15. の操作を行いシステム構成ユーティリティを起動します。
  25. [全般] タブで [通常スタートアップ] を選択します。
  26. [OK] をクリックし、コンピュータを再起動します。

 

 B-2. 新規ユーザアカウントの作成

 

問題が発生する際にログインしているユーザアカウントと同等の権限を持った新規ユーザアカウントを作成します。新しいユーザアカウントで問題が発生しない場合は、元のユーザアカウントが破損していると考えられます。ユーザアカウントの作成方法については、Windows のヘルプを参照するか、またはシステム管理者に問い合わせてください。

 

 B-3. フォントの破損を検証

 

フォントが問題の原因となっているかどうかを特定するために、アクティブな TrueType フォントを別の場所へ移動して動作を確認します。

 

 注意 : Windows XP によってインストールされた TrueType フォントは移動させないでください。これらのフォントのリストについては、文書番号 221220 WindowsXP によってインストールされるTrueTypeフォント を参照してください。

 

以下の操作を行います。

  1. 新規フォルダを任意の場所に作成します。(例: C:¥TrueType など)
  2. 「WINDOWS¥Fonts」フォルダを開きます。
  3. Windows によってインストールされているもの以外の TrueType フォントファイルを、手順 1. で作成したフォルダに移動します。
  4. Windows を再起動します。
  5. 手順 3. で移動したフォントのうちのいくつかを、手順 2. で開いた「Fonts」フォルダに戻します。
  6. Windows を再起動します。
  7. 問題を再現します。

問題が再現しない場合 :

問題が発生しなくなった場合、どのフォントが問題の原因となっているかを特定するために、残りのフォントについても手順 5. ~ 7. の操作を同様に行います。問題が再現したら、次の 問題が再現する場合 の操作を行ってください。

問題が再現する場合 :

手順 5. で「Fonts」フォルダに戻した、いくつかのフォントのうちのいずれかが問題を引き起こしています。問題の原因となっているフォントを特定するには、「Fonts」フォルダ内に移動したフォントを再度別の場所に移動し、手順 5. ~ 7. の操作を問題が発生するまで繰り返します。ただしこのとき、一度に 1 つずつフォントファイルを「Fonts」フォルダに戻して確認を行います。問題の原因となるフォントが特定できた場合は、以下のいずれかの操作を行います。

- FontMaster などのサードパーティ製フォント管理ユーティリティを使用している場合は、ユーティリティを使用してフォントを削除します。操作方法についての詳細は、フォント管理ユーティリティに付属のマニュアルを参照してください。

- フォントを削除し、オリジナルのメディアからフォントを再インストールします。

- フォントのアップデートについて、フォントメーカーへお問い合わせください。

 

 B-4. 一時ファイルの最適化

 

Windows および Windows 上で動作するアプリケーションは、ハードディスク上に一時ファイル(*.tmp)を作成して作業用データを格納します。通常、アプリケーションの終了時に一時ファイルは削除されますが、アプリケーションが正常に終了しなかった場合に削除されないことがあります。サイズの大きいファイルや古いファイルは Windows またはアプリケーションのパフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。

 

ディスククリーンアップユーティリティを起動するには、以下の操作を行います。

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. [スタート] メニューから [すべてのプログラム] - [アクセサリ] を選択し、[システムツール] - [ディスククリーンアップ] を選択します。
  3. ディスククリーンアップが起動し、ファイルのスキャンが開始されます。



  4. スキャン完了後、[ディスククリーンアップ - <ドライブ名>] ダイアログボックスが表示されます。
  5. [削除するファイル] リストで、削除する項目にチェックを入れて [OK] をクリックします。



  6. ファイルの削除が開始されます。完了後、ディスククリーンアップユーティリティは自動的に終了します。



ディスククリーンアップの詳細については Windows ヘルプを参照してください。

 

 B-5. 仮想メモリの設定

 

仮想メモリによって、システムがメモリ(RAM)に保管する情報をハードディスクへ保存することが可能となります。Windows XP ではページングファイルを使用して仮想メモリを管理していますが、最小と最大のサイズを任意の値で設定することもできます。設定したページングファイルのサイズが Windows XP の初期設定と異なっている場合に、アプリケーションがエラーを返すことがあります。ただし、いくつかのアプリケーションは、Windows の初期設定とは異なるページングファイルサイズを要求する場合もあるため、他のアプリケーションに悪影響を与えない場合にのみ以下の操作を行ってページングファイルのサイズを変更してください。

 

 注意 : コンピュータのページングファイルのサイズを変更する際は、管理者権限でログインしている必要があります。

 

ページングファイルのサイズを変更するには、以下の操作を行います。

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. [スタート] メニューから [コントロールパネル] を選択します。
  3. [パフォーマンスとメンテナンス] をクリックします。



  4. [システム] をクリックします。



  5. [詳細設定] タブをクリックし、[パフォーマンス] セクションの [設定] ボタンをクリックします。



  6. [パフォーマンスオプション] ダイアログボックスの [詳細設定] タブをクリックします。
  7. [仮想メモリ] セクションの [変更] をクリックします。
  8. ドライブのリストから、搭載メモリの 3 倍以上の空き容量があるハードディスクを選択します。



     注意 : ドライブの空き容量を確認するには、ドライブ名をクリックします。[選択したドライブのページングファイルサイズ] セクションに空き容量が表示されます。
  9. [選択したドライブのページングファイルサイズ] セクションで、[初期サイズ] フィールドに搭載メモリ容量の 1.5 倍の値を入力します。

    ※ 例えば搭載メモリ容量が 1 GB(1024 MB)の場合は、1536 MB になります。
  10. [最大サイズ] フィールドに [初期サイズ] 値の 2 倍の値を入力します。
  11. [設定] をクリックし、[OK] をクリックして仮想メモリダイアログボックスを閉じます。
  12. 「変更結果はコンピュータを再起動しなければ有効になりません。」という警告が表示されたら [OK] をクリックします。
  13. [OK] をクリックして [パフォーマンスオプション] ダイアログボックスと [システムのプロパティ] ダイアログボックスを閉じます。
  14. 「新しい設定を有効にするには、コンピュータを再起動する必要があります。」と表示されたら [はい] をクリックし、Windows を再起動します。

 

 B-6. ハードディスクの修復とデフラグ

 

ハードディスクに不良セクタや断片化したファイルがあると、システムエラーが発生することがあります。Windows またはサードパーティ製ディスクユーティリティ(例 : Symantec 社の Norton Utilities など)に付属しているエラーチェックツールおよびディスクデフラグユーティリティを使って、ハードディスクを修復し、断片化を解消します。これらのユーティリティは、それぞれのハードディスクまたはパーティションごとに実行する必要があります。Windows のエラーチェックツールおよびディスクデフラグユーティリティの詳細については、以下を参照してください。サードパーティ製ディスクユーティリティの詳細については、付属のマニュアルを参照してください。

 

 注意 : ディスクデフラグがファイルをディスクの不良セクタに移動させてしまうことを回避するために、ディスクデフラグの前にエラーチェックを実行してください。ユーティリティが修復できないエラーを検出した場合はコンピュータの製造元にお問い合わせください。

 

エラーチェックツールは、不良セクタ、リンクの切れたアロケーションユニット、ファイルの断片、相互リンクされたファイル、そして無効なファイル名を修復します。

エラーチェックツールを使用するには、以下の操作を行います。

  1. [スタート] メニューから [マイコンピュータ] を選択します。
  2. エラーチェックを行うハードディスクを右クリックして [プロパティ] を選択します。
  3. [<ディスク名>のプロパティ] ダイアログボックスで [ツール] タブをクリックします。
  4. [エラーチェック] セクションの [チェックする] ボタンをクリックします。
  5. [ディスクのチェック<ディスク名>] ダイアログボックスで [開始] ボタンをクリックします。

 

ディスクデフラグユーティリティは、コンピュータ内のファイルと空き領域を再配置して、ファイルが連続した単位に保存されるようにし、空き領域を 1 つの連続したブロックにまとめます。

「ディスクデフラグ」ユーティリティを使用するには、以下の操作手順を行います。

  1. [スタート] メニューから [プログラム] - [アクセサリ] - [システムツール] を選択します。
  2. [システムツール] から [ディスクデフラグ] を選択します。

 

 B-7. システムのウイルススキャン

 

Norton AntiVirus、McAfee AntiVirus などの最新版のウイルス対策ソフトウェアを使用して、システムのウイルススキャンを行います。ウイルススキャンを行う前に、ウイルス定義ファイルが最新のものであるかを確認してください。ウイルスによる影響は稀ですが、予期しないシステムエラーの原因となる可能性があります。定期的にウイルススキャンを行い、システム上のソフトウェアを保護してください。ウイルススキャンの実行方法や、定義ファイルの入手方法については、ソフトウェアに付属のヘルプやマニュアルを参照してください。

 

 B-8. 問題の原因となるファイルを特定

 

エラーメッセージの内容などから問題の原因となっているファイルが特定できる場合、同じアプリケーションでファイルを再作成します。問題が解決できない場合は、ファイルを作成したアプリケーションを再インストールします。破損したファイルによって問題が発生している場合、そのファイルに関連しているアプリケーションを再インストールすることで問題が解決できる可能性があります。

 

Windows のファイルに対してエラーメッセージが表示される場合は、Microsoft 社のテクニカルサポートへお問い合わせください。

 

 C. トラブルシューティング/上級編

 

上記セクションの手順を行っても問題が改善しない場合、ハードディスクの再フォーマット、またはハードディスクと FrameMaker のコンフリクトを特定することによって問題を解決できる可能性があります。

 

 警告 : 弊社ではハードウェアについてのサポートは行っておりません。以下の内容はサービスの一環として提供するものです。ハードウェアの問題に関する詳細は、ハードウェアの製造元または正規販売店にお問い合わせください。ハードウェアのトラブルシューティングを自分で行うと、コンピュータの保証が無効になることがあります。

 

 注意 : ハードウェアを取りはずしたり付け替える場合は、必ずコンピュータと周辺機器の電源を切ってから行ってください。

 

 C-1. SCSI の検証

 

内部または外部 SCSI デバイス用の SCSI カードが搭載されている場合は、カードの設定が正しく、SCSI チェーンが適切に接続されていることを確認します。さらに、SCSI ドライバをアップデートし、ハードウェアやケーブルの破損をチェックします。詳細は、SCSI カードの製造元にお問い合わせください。

 

 C-2. メモリ(RAM)の検証

 

コンピュータ本体にメモリモジュールが正しく取り付けられており、問題の原因ではないことを確認するために、以下のいずれかまたは両方を行います。

- RAM モジュールの取り付け位置を変えてみます。

- 多くのメモリが搭載されている場合は、Windows と FrameMaker の起動に必要な最小限の RAM を残し、それ以外を取りはずした状態で問題が発生するかどうかを確認します。引き続き問題が発生する場合は、取りはずしたものと取りつけてあるモジュールを取り替え、問題が発生するかどうかを確認します。問題が解消した場合は、取りはずした RAM の 1 つまたは複数が問題を引き起こしています。詳細はメモリの製造元にお問い合わせください。

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