PDF ページのナビゲーション

注意:

このドキュメントでは、Acrobat XI での手順について説明します。Acrobat を使用している場合は、Acrobat ヘルプを参照してください。

PDF のページを開く

開いた PDF の構成によっては、複数のページ間の移動や、ページの別の場所の表示、表示倍率の変更が必要となる場合もあります。移動の方法はいくつもありますが、次のような方法が一般に使用されます。

注意:

これらの項目が表示されていない場合は、表示/表示切り替え/ツールバー項目ツールバーをリセットをクリックします。

前後の移動

ページナビゲーション ツールバーに、次のページボタン 前のページボタン があります。これらのボタンの横にあるテキストボックスはインタラクティブなフィールドなので、ページ番号を入力して Enter キーを押せば、そのページに直接移動できます。

スクロールバー

文書全体が表示されていないときは、文書パネルウィンドウの右と下に垂直および水平スクロールバーが表示されます。矢印をクリックするかつまみをドラッグすると、別のページまたはページ内の別の部分を表示できます。

選択とズームツールバー

このツールバーには、ページの表示倍率を変更するためのボタンとコントロールが含まれます。

ページサムネールパネル

作業エリアの左端に表示されているページサムネールボタン をクリックすると、ナビゲーションパネルでページサムネールパネルが開きます。このパネルには、各ページのサムネール画像が表示されます。ページのサムネールをクリックすると、そのページが文書パネルウィンドウに表示されます。

文書のページ送り

PDF 文書内のページを送る場合、いくつかの方法があります。一般的な方法としてはページナビゲーションツールバーのボタンを使用しますが、矢印キーやスクロールバーなどを使用してページを前後に移動することもできます。

ページナビゲーションツールバーはデフォルトで表示されます。このツールバーには頻度の高いツール(「次のページを表示、「前のページを表示、および「ページ番号」)が含まれています。他のツールバーと同様、ページナビゲーションツールバーも、表示メニューのツールバーメニューから表示と非表示を切り替えることができます。ページナビゲーションツールバーにその他のツールを表示することもできます。表示するには、ツールバーを右クリックして個々のツールを選択するか、「すべてのツールを表示」をクリックするか、「その他のツール」をクリックし、ダイアログボックスで各ツールを選択または選択解除します。

PDF 内での移動

  1. 次のいずれかの操作をおこないます。
    • ツールバーの前のページボタン または次のページボタン をクリックします。

    • 表示ページナビゲーション/[location] を選択します。

    • 表示ページナビゲーション/ページを選択し、ページ指定ダイアログボックスにページ番号を入力し、「OK」をクリックします。

    • キーボードの Page Up キーおよび Page Down キーを押します。

特定のページへの移動

  1. 次のいずれかの操作をおこないます。
    • 単一ページ」または「見開きページ」表示ビューで、垂直スクロールバーをドラッグしてページを小さいポップアップとして表示します。

    • ページナビゲーションツールバーに現在表示されているページ番号の代わりに、移動先のページ番号を入力し、Enter キーを押します。

    注意:

    文書のページ番号と PDF ファイル内での実際のページ通し番号が違っている場合、ページナビゲーションツールバーには、ページに割り振られているページ番号の後にその PDF ファイル内でのページ通し番号が括弧で囲んで表示されます。例えば、18 ページから成る 1 つの章のファイルに対して 223 ページから始まるページ番号を割り振ると、最初のページを表示しているときに表示されるページ番号は 223(1/18)になります。文書のページ番号を使用しないように、ページ表示の環境設定で変更することができます。詳しくは、ページ番号の付け直しおよび PDF の表示に関する環境設定を参照してください。

しおりを使用したページの移動

しおりは目次として、通常、文書内の章や節を表します。しおりはナビゲーションパネルに表示されます。

しおりパネル

A. 「しおり」ボタン B. クリックすると、しおりのオプションメニューが開きます。 C. 展開したしおり 

  1. しおりボタンをクリックするか、表示/表示切り替え/ナビゲーションパネル/しおりを選択します。
  2. トピックに移動するには、そのトピックのしおりをクリックします。必要に応じて、しおりの内容を展開または折りたたんでください。
    注意:

    しおりの定義によっては、しおりをクリックしてもその場所に移動せずに、他のアクションが実行されることがあります。

    しおりをクリックしたときにしおりの一覧が消えた場合は、「しおり」ボタンをクリックすると一覧が再表示されます。しおりをクリックした後で「しおり」ボタンを非表示にするには、オプションメニューから「ジャンプ後に閉じる」を選択します。

サムネール画像を使用した特定のページへの移動

サムネール画像は、文書の各ページを縮小したプレビュー用の画像です。ページサムネールパネルのサムネールを使用して、ページの表示を変更したり、別のページに移動できます。サムネールに表示される赤いボックスは、ページ内のどの部分が表示されているかを示します。このボックスのサイズを変更して、表示比率を変更できます。

  1. ページサムネールボタンをクリックするか、表示/表示切り替え/ナビゲーションパネルページサムネールを選択して、ページサムネールパネルを表示します。
  2. 別のページに移動するには、そのページのサムネールをクリックします。

文書の自動スクロール

自動スクロールは、PDF 文書の表示ページを一定の速度で下方向に送る機能です。自動スクロールの途中で、スクロールバーを使用して前後のページや別の場所に移動した場合でも、その場所から自動スクロールが続行されます。PDF の最後のページまでスクロールすると、再度この機能を選択しない限り自動スクロールは停止します。

  1. 表示/ページ表示自動スクロールを選択します。
  2. Esc キーを押すとスクロールが停止します。

今まで表示した画面を逆戻りする

これまでに表示した画面を逆にたどり、前に表示したページに戻ることができます。前のページと次のページ、前の画面と次の画面の違いを理解しておくと便利です。前または次のページとは、現在表示されているページに隣接する前後の 2 ページのことを指します。前または次の画面の場合は、ページの表示履歴を意味します。例えば、文書内で前方や後方のページに移動した場合、表示履歴によってその移動順序が逆にたどられます。つまり、表示したのと逆の順番でそれらのページに戻ることができます。

  1. 表示ページナビゲーション/前の画面を選択します。
  2. さらに画面を戻りたい場合は、次のいずれかの操作をおこないます。
    • 手順 1 を繰り返します。

    • 表示ページナビゲーション次の画面を選択します。

    注意:

    「前の画面」ボタン および「次の画面」ボタン をツールバー領域に表示するには、「ページナビゲーション」ツールバーを右クリックしてコンテキストメニューから各ボタンを選択するか、「すべてのツールを表示」を選択します。

リンクを利用して、同じ文書内の別の場所に移動したり、他の PDF 文書や Web サイトに移動したりできます。クリックしたリンクによっては、添付ファイルが開いたり、3D コンテンツ、ムービー、サウンドクリップが再生されることもあります。メディアクリップを再生するには、適切なソフトウェアおよびハードウェアがインストールされている必要があります。

リンクの表示方法は PDF 文書の作成者によって決定されます。

注意:

Acrobat のリンクツールを使用してリンクを作成した場合を除いて、リンクが正常に動作するには、環境設定ダイアログボックスの一般パネルで「URL からリンクを作成」を選択している必要があります。

  1. 選択ツールを選択します。
  2. ページ内のリンクのある場所にポインターを置くと、ポインターが人差し指の形に変わります(リンク先が Web の場合は、手の中にプラス記号(+)または w が表示されます)。ポインターの形が変わったら、クリックします。

ファイルが添付された PDF

ファイルが添付された PDF を開くと添付ファイルパネルが自動的に開き、添付ファイルの一覧が表示されます。文書の作成者によって許可されている場合は、添付ファイルを開いて表示し、内容を編集して保存することができます。

PDF を別の場所に移動すると、添付ファイルも PDF 文書と一緒に自動的に移動されます。

アーティクルスレッド

PDF のアーティクルは、文書内の関連する内容を繋げる電子的な経路(スレッド)で、PDF の作成者が任意で PDF 内に設定することができます。PDF にアーティクルが設定されていると、読者はアーティクルに含まれないページや同一ページ内の一部を飛ばしてその PDF を読むことができます。これはちょうど新聞や雑誌で、関係のない部分は飛ばしながら特定の記事だけを拾い読みするようなものです。アーティクルを読むときには、ページの表示が自動的に拡大または縮小されたり、アーティクルの現在の部分が画面全体に表示されることがあります。

アーティクルスレッドを開いて移動する

  1. 一般的なツールバーの手のひらツールをクリックします。
  2. 表示/表示切り替え/ナビゲーションパネル/アーティクルを選択して、アーティクルパネルを開きます。
    注意:

    PDF を Web ブラウザーで表示している場合、アーティクルパネルを開くことはできません。PDF を Acrobat で開く必要があります。

  3. アーティクルのアイコンをダブルクリックすると、そのアーティクルの先頭に移動できます。アイコンが、アーティクルをたどるポインター に変わります。
    注意:

    アーティクルパネルに何も表示されない場合、その PDF にはアーティクルスレッドが設定されていません。

  4. アーティクルスレッドを開いた状態で、次のいずれかの操作をおこないます。
    • アーティクルをウィンドウ単位でスクロールするには、Enter キーを押すか、アーティクルをクリックします。

    • アーティクルをウィンドウ単位で逆にスクロールするには、アーティクル内で Shift キーを押しながらクリックするか、Shift + Enter キーを押します。

    • アーティクルの先頭に移動するには、アーティクル内で Ctrl キーを押しながらクリックします。

  5. アーティクルの最後で、再度そのアーティクルをクリックします。

    前のページの表示に戻り、ポインターがアーティクル終了ポインター に変わります。

アーティクルを読むのを中止する

  1. 手のひらツールが選択されていることを確認します。
  2. Shift + Ctrl キーを押しながらページをクリックします。

前のページの表示に戻ります。

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