内容 (What's Covered)

この文書では、Adobe After Effects のパペットツールについて説明します。

A. パペットツールとは

パペットツールを使用すると、イメージやテキストを押しつぶしたり引き延ばしたりして、アニメーションのパペットのように生き生きと動かすことができます。

パペットツールでは、1 つまたは複数の変形ピンを移動して、全体的なメッシュの硬さを可能な限り保ちながら、ピンの動きに合わせてメッシュの形が変化します。これにより、イ メージの一部分を動かしながら、その他の部分では自然で現実的な動きが作り出されます。
1 つのレイヤーには複数のメッシュを配置できます。テキスト文字列などのように 1 つのイメージの複数の部分を別々に変形させる場合に便利です。また、イメージの 1 つの部分を、それぞれ個別の変形のインスタンスとして変形させることもできます。

 

 

B. パペットツールの種類

以下の 3 種類のパペットツールを使用して、ビットマップやベクトルの画像から表現豊かなアニメーションを作成することができます。

B-1. パペットピンツール

変形ピンを配置します。配置したピンの動きに合わせて、グラフィックの形が変化します。例えば人物の手足に変形ピンを配置し、片手のみを振る動きを設定すると、実際の体の動きのように腕が大きく動く一方で、ウエストが小さく動きます。 

  

B-2. パペット重なりツール

変形してグラフィックに重なり合った際、前面に表示される部分を指定することができます。

B-3. パペットスターチツール

スターチピンを配置し、グラフィックの一部に粘度を設定します。配置された箇所は変形の影響を受けにくくなります。

 

C. パペットツールの使用方法

  1. 変形したいテキストやイメージをタイムラインパネルに配置します。

  2. ツールパネルから、パペットツールを選択します。

  3. コンポジションパネルまたはレイヤーパネルで次のいずれかの操作を行います。

    • ラスターレイヤーの任意の不透明ピクセルをクリックして「パペット」エフェクトを適用し、アウトラインのメッシュを作成します。アウトラインは、レイヤーのアルファチャンネルをオートトレースすることによって作成されます。
    • ベクトルレイヤー上のクローズパス内をクリックして「パペット」エフェクトを適用し、アウトラインのメッシュを作成します。アウトラインはクローズパスによって定義されます。
    • ロックされていないクローズマスク内をクリックして「パペット」エフェクトを適用し、アウトラインのメッシュを作成します。アウトラインはマスクパスによって定義されます。
    • ベクトルレイヤー上のすべてのクローズパスに含まれていない部分をクリックして、「パペット」エフェクトを適用します。この場合、メッシュは作成されません。レイヤー上にパスのアウトラインが作成されますが、アウトラインが表示されるのは、パペットツールのポインターをアウトラインで定義される領域に置いた場合のみです。パスで囲まれている領域にポインターを置くと、クリックするとメッシュが作成されるアウトラインが表示されます。メッシュを作成するには、領域内をクリックします。
  4. ツールパネルで「表示」をチェックし、「拡張」や「三角形」の数値を変更してメッシュを設定します。
    ※ 「表示」をチェックすることで、メッシュが視認できるようになります。

  5. 必要に応じて、複数のピンを配置します。

  6. 必要に応じて、タイムラインパネルでインジケーターを移動してアニメート位置を設定します。

  7. ピンを移動して、変形させます。

  8. 変形に応じたアニメーションが作成されます。
    ※ パペットツールでは、変形ピンの位置を変更するたびにキーフレームが設定または変更されます。

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