Captivate 6 のアップデート

この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。日本語環境での動作保証はしておりませんのでご了承ください。

A. アップデートの適用方法

  1. Captivate 6 を起動します。

  2. ヘルプ/アップデートを選択します。

  3. 「Adobe Captivate 6.0.1 アップデート」にチェックが入っていることを確認し、「アップデート」をクリックします。

  4. アップデートが完了したら、「閉じる」をクリックします。

B. バージョンの確認

Captivate 6 を起動し、ヘルプ/Adobe Captivate のバージョン情報を選択します。「6.0.1.240」と表示されていれば、アップデートは正常に完了しています。

C. 修正される不具合

C-1. 体験版で作成したプロジェクトの期限

体験版の Captivate 6 からパブリッシュしたコンテンツは、プロジェクトの作成日から 30 日間の使用期限があります。6.0.1 ではポリシーが変更され、使用期限がパブリッシュから 30 日間になります。

C-2. SWF のパブリッシュと実行

  • Captivate プロジェクトの実行時に、テキスト入力ボックスにフォーカスされないため、入力時にボックスをクリックする必要があります。
  • プロジェクトの実行時に、スライドをクリックしないと、クリックボックスをクリックするキーボードショートカットが使用できません。
  • スライドトランジションを使用していると、Captivate ぷろっじぇくとおよびオーディオが不規則に停止します。オーディオの同期や、オブジェクトの表示/非表示に問題が発生します。
  • フェードイントランジションエフェクトを使用していると、プロジェクトのプレビューまたはパブリッシュの際に、ラインオブジェクトがちらつきます。
  • 出力した SWF ファイルを Google Chrome v22 で開くと、プロジェクトの期限切れメッセージが画面上でちらつきます。
  • cpCmndPause および cpCmndResume 変数が、ムービーの状態を反映しません。
  • SWF ファイル内の複数のスライドに同期するビデオは、トランジション処理中にちらつきます。
  • パブリッシュされたコンテンツで、ロールオーバースライドレットのキーボードショートカットが機能しません。
  • ボタンに割り当てられた On Success アクションへの変更は、プロジェクトを保存して閉じた後に継承されません。

C-3. HTML5 のパブリッシュと実行

  • 多数のアセットを使用するスライドを Captivate 6 から HTML5 コースとして作成すると、iOS ブラウザーが強制終了します。SCORM ベースの LMS から重いコースにアクセスした場合にも、同様の現象が発生します。
  • 多数のアセットがプロジェクトに含まれていると、HTML5 にパブリッシュする際に Captivate が強制終了します。パブリッシュ処理が正常に完了しても、LMS にプロジェクトをアップロードする際にエラーが発生します。
  • HTML5 プロジェクトのテキスト入力ボックスに、ボックスのキーボードショートカットに割り当てられたアルファベットを入力できません。
  • HTML5 出力ファイルで、アニメーター、ウィジェット、インタラクションの表示/非表示アクションが正常に機能しません。
  • HTML5 出力で、cpCmndTOCVisible が機能しません。
  • プロパティインスペクターで、ラインオブジェクトの表示を無効にしても、出力された HTML5 では表示されます。
  • Captivate コースにオーディオまたはビデオが含まれていると、iOS6 上で強制終了します。
  • Captivate プロジェクト内のオーディオが、iOS 上で正しくスライドと同期しません。
  • HTML5 出力を Mac OS 上の Safari で参照すると、TOC オーバーレイが正しく機能していません。

C-4. PPT の読み込み

  • PowerPoint スライドを Captivate に読み込んで SWF にパブリッシュすると、スライド間でちらつきが発生します。
  • PowerPoint スライドのタイトルにダブルクォーテーションが含まれていると、Captivate に読み込みできません。またそのスライドに続く以降のスライドも読み込まれません。
  • PowerPoint スライドの画像が非表示領域にまたがって配置されて切り抜かれる状態で、高品質の読み込みを行うと Captivate が強制終了します。
  • PPT を高品質で読み込むと、特定の環境で、オートシェイプ内のテキストが繰り返されます。

C-5. 安定性

  • 複数のプロジェクトを開いている状態で、プロジェクトを切り替えた直後にライブラリをクリックすると強制終了します。
  • メニュー項目が反応しなくなることがあります。メニューをクリックしてもメニューは開かれず、Captivate が終了します。
  • ワークスペースが破損することがあります。その結果、プロパティインスペクタその他のパネルがワークスペースに表示されません。
  • プロジェクトの保存時に Captivate がフリーズすることがあります。プログレスバーを表示する全ての処理において、この現象が確認されています。プログレスバーが停止し、処理が完了しません。
  • 特定のシナリオで、複数のスマートシェイプを選択し、サイズを変更すると Captivate が強制終了します。
  • プロジェクトに空のマスタースライドが含まれていない場合、追加録音の最後に Captivate が強制終了します。

C-6. 一般

  • MP4 の埋め込みビデオ(プログレッシブダウンロード)出力が表示されません。ビデオの代わりに「"Connectrion Error"(接続エラー)」メッセージが表示されますが、プロジェクトレビューではビデオが表示されます。
  • 現在開いているプロジェクトとサイズの異なるテーマを適用すると、クイズボタン内のテキストが左揃えになります。
  • テキストキャプション内の中丸付きテキストに複数のスタイルが適用されていると、配布資料のレイアウトオプションの「出力に表を使用する」を有効にしてパブリッシュした際に出力が空白になります。
  • プロジェクトを Captivate 6 にアップグレードすると、表示/非表示を含む高度なアクション、およびスライドにジャンプするアクションが正常に機能しません。
  • (Mac OS X 10.7.x)キーボードを使用して、アクセント記号付き文字を入力できません。
  • スマートインタラクションを挿入しようとすると、「"Not a valid widget"(有効なウィジェットではありません。)」エラーが表示されます。
  • 「すべて送信」オプションを選択していると、クイズ変数 cpQuizInfoPointsscored と cqQuizInfoCorrectAnswers から不正な値が報告されることがあります。
  • アグリゲータープロジェクトに、ビデオ記録(追加スライドを記録オプションを使用して記録)が含まれていると、パブリッシュされたコンテンツでは、いずれか 1 つのビデオのみ再生されます。
  • ロールオーバースライドレット領域に、「シェイプの再描画」オプションを使用できません。
  • オブジェクトエフェクトを適用した結果が、タイムラインからと高度なアクションからとで異なります。
  • 上矢印スマートシェイプの編集ポイントが機能しません。
  • ビデオデモプロジェクトを Mac OS にパブリッシュすると、「パブリッシュされた出力の表示」ダイアログボックスの別の行に「?」が表示されます。
  • テキストアニメーション、アニメーション、ウィジェットが「残りのプロジェクト」に設定されていると、すべてのスライドで、他のオブジェクトの最上部に自動的に配置されません。
  • プロジェクトを Captivate 6 にアップグレードすると、rdinfoCurrentSlide 変数が正しく機能しません。

その他の関連ヘルプ

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