この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。日本語環境での動作保証はしておりませんのでご了承ください。

概要 - グループ版とエンタープライズ版の違い

Creative Cloud グループ版では、Adobe ID によるユーザーライセンスが使用されます。Creative Cloud エンタープライズ版では、従来のシリアル番号によるライセンスとユーザーライセンスのいずれかを選択できます。

  • シリアル番号のワークフロー : エンタープライズ版では、クラウドストレージおよびサービスを含まない、シリアル番号のワークフローオプションが提供されています。このオプションは、オフライン環境へのセキュアな展開や、クラウドストレージやサービスの利用を制限する必要のある環境などに有効です。グループ版ではこのオプションは利用できません。グループ版から移行する場合、エンドユーザーはクラウドストレージやサービスを利用できなくなるため、IT 管理者はエンドユーザーの環境の変化を考慮する必要があります。
  • ユーザーライセンスオプション : エンタープライズ版では、複数のユーザーライセンス形態を提供しています。Adobe ID と Enterprise ID、また将来的には SSO(Single Sign On)が提供される予定です。Enterprise ID および SSO では、IT 管理者の管理ワークフローがより最適化されます。Creative Cloud エンタープライズにおける ID 管理の詳細については、ID ソースの管理を参照してください。
    注意 : SSO の早期導入を希望する場合は、SSO リリース後にドメインを申請してください。現時点では、Adobe 管理のEnterprise ID のみ、ドメイン申請が可能です。Enterprise ID によるドメインを使用すると、SSO の実装に時間がかかります。
  • Creative Cloud エンタープライズ版の導入時に、クラウドストレージとサービスを有効にするかどうかのオプションを選択できます。エンドユーザーがグループ版と同様に利用できるようにする場合は、クラウドストレージとサービスを有効にしてください。(注意 : この設定は導入時のプロセスに含まれます。Admin Console から有効 / 無効を切り替えることはできません。)
  • Creative Cloud エンタープライズ版は、Admin Console から管理します(詳細)。これは、グループ版のアドミンコンソールとは異なる管理ポータルです(詳細)。これらのポータルの操作には共通する部分がありますが、(年間ライセンスの一括購入のため)Admin Console には購入オプションがありません。また、Admin Console には、IT 管理者が直接サポートに問い合わせることができる「サポート」タブがあります。

グループ版からエンタープライズ版に移行する際の注意点

  • エンドユーザーがクラウドストレージおよびサービスを利用しているかどうか。(利用している場合、ユーザーライセンスオプションで エンタープライズ版を展開することを推奨します。)
  • クラウドサービスの継続利用が必要かどうか。(不要な場合はシリアル番号ライセンスに切り替え、エンドユーザーにはクラウドサービスが利用できなくなる旨を周知してください。)
  • 利用中のクラウドサービスを停止した場合、エンドユーザーのワークフローにどのような影響があるか。
  • クラウドストレージの他サービスやモバイルアプリ(Photoshop Mix、Illustrator Draw、Typekit、Edge Inspect、Behance、PhoneGap Build、Story Plus、Creative Cloud ライブラリ)が、エンドユーザーのワークフローに必須かどうか。(必須の場合、シリアル番号ライセンスはデスクトップアプリケーションの利用に限定されるため、ユーザーライセンスを選択してください。)
  • グループ版の管理者は、エンドユーザーのストレージ利用状況のレポートをダウンロードできます。現時点では、Admin Console からこのレポートを利用することはできません。

グループ版からエンタープライズ版に変換(シリアル番号ライセンスのワークフロー)

注意:

シリアル番号が提供されるご契約のお客様のみを対象としています。

  1. クラウドストレージとサービスが利用できなくなることをエンドユーザーに周知してください。
  2. グループ版のアドミンコンソールで、シートからエンドユーザーを削除します。
  3. エンドユーザーは Creative Cloud から一度サインアウトします。
  4. デスクトップアプリケーションを再インストールする必要はありません。Creative Cloud Packager を使用してライセンスファイルを作成できます。このファイルを使用して、エンドユーザーのコンピューターにあるライセンスをエンタープライズ版に変換します。
  5. エンドユーザーのコンピューターにライセンスファイルを適用します。
  6. Photoshop などのアプリケーションを起動し、ライセンスに関する警告やメッセージが表示されないことを確認します。
  7. エンドユーザーのコンピューター全てに、手順 5. と 6. を実施します。

※ Creative Cloud デスクトップアプリケーションの環境設定ダイアログボックスからサインアウトできます。詳細については、Creative Cloud デスクトップアプリケーションのサインイン / サインアウトを参照してください。

シリアル番号ライセンスのワークフローに関する IT 管理者向けヘルプ

Creative Cloud エンタープライズ版のウェルカムレターに明記されているサポートオプションを参照してください。

グループ版からエンタープライズ版に変換(ユーザーライセンスのワークフロー)

組織内の用途に応じて、以下のオプションから最適なモデルを選択してください。

  • Adobe ID : グループ版のユーザーライセンスと同じモデルです。エンドユーザーを固有のエンタイトルメントに追加、削除、割り当てます。エンドユーザーは adobe.com から直接自身のアカウントにアクセスできます。IT によるアカウント管理(パスワードポリシー等)は行えません。
  • Enterprise ID : アカウント管理が必要な環境で、SSO が不要な場合はこちらのオプションを選択してください。ユーザー ID は企業が所有するもので、エンドユーザーが変更することはできません。IT 管理者はパスワードポリシー(長さ、複雑さ、更新頻度)を指定できます。
  • SSO(将来的にリリース予定) : 自社固有の ID システムによる管理で、エンドユーザーは Single Sign On で認証します。

重要事項 : SSO の早期導入を希望する場合は、SSO リリース後にドメインを申請してください。現時点では、Adobe 管理の Enterprise ID のみ、ドメイン申請が可能です。Enterprise ID によるドメインを使用すると、SSO の実装に時間がかかります。

追加情報 : Adobe ID のユーザーライセンスモデルをエンタープライズ版で継続した場合、ユーザーのアセットはグループ版アカウントからシームレスに移行されますが、Enterprise ID や SSO を使用した場合、ユーザーのアカウントは別の新しいものに変更されるため、コンテンツを移行する追加の手順が必要になります。ライセンス形態の変更について、詳しくは以下のセクションを参照してください。エンドユーザーが FormsCentral などの Creative Cloud 以外のサービスを利用している場合、Enterprise ID とは別にログインする必要があります。

  1. ユーザー用のグループを作成し、Admin Console からエンタイトルメントを割り当てます。
  2. Enterprise ID を使用する場合は、Identity タブからドメインを申請してください。これは、Enterprise ID を追加するために必要な事前の手続きです。詳細についてはこちらを参照してください。
  3. グループ版のアドミンコンソールで、シートからユーザーを削除します。詳細についてはこちらを参照してください。
  4. Admin Console からユーザーを追加します。詳細についてはこちらを参照してください。
  5. エンドユーザーに、Creative Cloud からサインアウトしてからサインインし直すよう周知します。この操作によりグループ版のメンバーシップが解除され、エンタープライズ版のメンバーシップが有効になります。
  6. 全てのエンドユーザーに対して、手順 4. と 5. を繰り返します。

Adobe ID のユーザーライセンスから他のモデルのユーザーライセンスに移行する

Enterprise ID または SSOのユーザーライセンスオプションを選択した場合、設定やコンテンツを新しい ID に移行するための追加の手順が発生します。

  • エンドユーザーは Creative Cloud デスクトップアプリケーションを起動し、コンピューターの同期を許可する必要があります。
  • 「アセット」タブ内の「フォント」タブで同期しているフォントをあらかじめ確認し、必要に応じて移行後に再選択します。
  • 「アセット」タブ内の「Market」タブ内で利用しているコンテンツをあらかじめ確認し、必要に応じて移行後に再選択します。
  • アプリケーション(Photoshop など)を起動し、アプリケーションの設定を同期します。詳細については、Creative Cloud とのアプリケーション設定の同期を参照してください。

上記の手順が完了したら、Creative Cloud からサインアウトします。詳細については、Creative Cloud デスクトップアプリケーションのサインイン / サインアウトを参照してください。

Enterprise ID でサインインします。

上記手順の完了後、エンドユーザーは以下の操作が可能です。

  • Typekit からフォントを追加
  • Market からコンテンツを追加
  • 設定の同期

ユーザーライセンスのワークフローに関する IT 管理者向けヘルプ

  • エンドユーザーは必ずサインインし直す必要があります。この手続きを省略して、正常に移行を完了することはできません。
  • サポートが必要な場合は、Admin Console の「サポート」タブを選択し、サポートケースを開いてください。4 時間以内に担当者が対応します。

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