この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。

 

日本語環境での動作保証はしておりませんのでご了承ください。

 

内容 (What's Covered)

 

A. トラブルシューティング/初級編

A-1. 必要システム構成

A-2. Windows Update

A-3. Photoshop プラグインの確認

A-4. 環境設定ファイルの再作成

A-5. スタートアップ項目を無効にして Photoshop を起動

A-6. PostScript プリンタ

A-7. サードパーティ製プラグインのトラブルシューティング

B. トラブルシューティング/中級編

B-1. Photoshop の再インストール

B-2. 新規ユーザアカウント

B-3. ディスプレイカードドライバ

B-4. デバイスドライバの互換性を確認

B-5. フォントのトラブルシューティング

B-6. 一時ファイルの最適化

B-7. 仮想メモリの設定

B-8. 仮想記憶ディスクの最適化

B-9. ハードディスクの修復とデフラグ

B-10. システムのウイルススキャン

B-11. 問題の原因となるファイルを特定

C. トラブルシューティング/上級編

C-1. SCSI のトラブルシューティング

C-2. RAM(SIMM または DIMM)のトラブルシューティング

 

この文書は、Windows XP で Adobe Photoshop CS4 および Photoshop CS4 Extended を使用する際に発生するシステムエラーまたはフリーズの対処方法について説明します。システムエラーは、以下のようなさまざまな形で現れます。

 

- ダイアログボックスが空白で表示される、またはちらつく

- カーソルや画面のフリーズ

- ブルースクリーン

- 予期せぬ再起動

- 以下のようなエラー

  • 「This program has performed an illegal operation and will be shut down. If the problem persists, contact the program vendor. (このプログラムは不正な処理のため強制終了されます。問題が解決しない場合は、プログラムの販売元に連絡してください。)」
  • 「Photoshop caused a General Protection Fault in module [filename]. (Photoshop によってモジュール <ファイル名> に一般保護エラーが発生しました。)」
  • 「Photoshop caused an Invalid Page Fault in module [filename]. (Photoshop によってモジュール <ファイル名> に不正なページエラーが発生しました。)」
  • 「Application Error. (アプリケーションエラー)」
  • 「Unhandled exception detected. Application will be terminated. (処理できない例外が検出されました。アプリケーションを終了します。)」
  • 「Illegal Instruction. (不正な命令)」
  • 「Segment load failure in [filename]. (<ファイル名> のセグメント読み込みエラー)」
  • 「Photoshop has encountered a problem and needs to close. (Photoshop で問題が発生したため、終了します)」
  • 「Fatal System Error. (致命的なシステムエラー)」
  • 「A STOP error (停止エラー)」

 

システムエラーは、デバイスドライバ、ソフトウェア、およびハードウェア間でのコンフリクト、特定ファイルの破損など、さまざまな要因で発生します。Photoshop での作業中にシステムエラーが発生した場合も、必ずしも Photoshop が原因であるとは限りません。他のアプリケーションがメモリやプロセッサパワーを要求しているために問題が発生する場合もあります。

 

この文書を最大限に活用するために、以下の作業を順序どおり行ってください。また行った作業の内容とその結果、表示されたエラーメッセージの内容などを記録をしておくことをお勧めします。弊社テクニカルサポートにお問い合わせの際、それらの情報を元に、更に適切なサポート提供することができます。

 

 A. トラブルシューティング/初級編

 

このセクションの作業は、もっとも一般的なシステムエラーを解決するのに役立ちます。以下の作業を行う前に、作成した Photoshop ファイルなどのすべての個人用データのバックアップを保存してください。システムエラーが発生した際は、メモリをリフレッシュするために必ずコンピュータを再起動してください。再起動せずに作業を続行することによって別のエラーが発生することがあります。

一部の作業では隠しファイルを見つけ、その拡張子(例えば「filename.ini」ファイルの「*.ini」)をもとにファイルを見つける作業があります。Windows XP の初期設定では隠しファイルや拡張子が非表示になっています。

 

以下の操作手順を行い、 隠しファイルや隠しフォルダ、ファイル名の拡張子を表示します。

  1. マイコンピュータを開きます。
  2. [ツール] メニューから [フォルダオプション] を選択します。
  3. [表示] タブをクリックします。
  4. [すべてのファイルとフォルダを表示する] を選択します。
  5. [登録されている拡張子は表示しない] のチェックをはずします。



  6. [OK] をクリックします。

 

 A-1. 必要システム構成

 

コンピュータが以下の必要システムを満たしていない場合、Photoshop CS4 が正常に動作しないことがあります。

- 1.8 GHz 以上のプロセッサを搭載したパーソナルコンピュータ

- Microsoft Windows XP(Service Pack 2)日本語版(Service Pack 3 を推奨)、またはWindows Vista Home Premium、Business、Ultimate、Enterprise(Service Pack 1)日本語版(Windows XP 32 ビット版および Windows Vista 32 ビット版/64 ビット版に対応)

- 512 MB 以上の RAM(1 GB 以上を推奨、Photoshop CS4 Extended の 3D 機能では 1 GB 以上の RAM が必要)

- 2 GB 以上の空き容量のあるハードディスク。ただし、インストール時には追加の空き容量が必要(フラッシュメモリを利用したストレージデバイス上にはインストール不可)

- 1024 x 768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ(1280 x 800 以上を推奨)、および16-bit 以上のビデオカード

- GPU を利用する一部の機能では Shader Model 3.0 と OpenGL 2.0 対応のグラフィックカードが必要

- DVD-ROM ドライブ

- マルチメディア機能を利用するために QuickTime 7.2 日本語版

- オンラインサービスのためにブロードバンドインターネット接続

 

コンピュータに搭載されているメモリ容量を確認するには、以下の操作をおこないます。

  1. [スタート] メニューから [マイコンピュータ] を右クリックし [プロパティ] を選択します。
  2. [システムのプロパティ] ダイアログボックスの [全般] タブ内に搭載メモリ容量が表示されます。



 

 A-2. Windows Update

 

Windows のアップデートを行うことにより、パフォーマンスやアプリケーションの互換性の問題が改善される場合があります。Microsoft 社の Web サイトから Service Pack およびその他のアップデータを入手することができます。インストール方法などの詳細については Microsoft 社テクニカルサポートにお問い合わせください。

 

Microsoft Windows Update

URL : http://www.windowsupdate.com/

 

  重要 : システムアップデートをインストールする前に、Photoshop CS4 および使用するその他のソフトウェアやハードウェアの必要システム要件を確認し、互換性に問題が無いか確認してください。アップデートするバージョンが必要システム要件に含まれていない場合は、弊社、またはサードパーティ製ソフトウェアやハードウェアの製造元へお問い合わせください。

 

Windows のアップデートを行った後に、Windows またはアプリケーションを再インストールした場合は、Windows アップデートをもう一度インストールしてください。アプリケーションによっては、共通に使用するシステムファイルをインストールするため、更新された新しいバージョンが上書きされてしまいます。

 

 A-3. Photoshop プラグインの確認

 

以前のバージョンの Photoshop で使用していたプラグインを Photoshop CS4 のプラグインフォルダに移動して使用している場合は、これらのプラグインファイルを別の場所へ移動します。サードパーティ製プラグインを使用している場合も、Photoshop CS4 のプラグインフォルダから別の場所へ移動し、アップデートについてプラグインの製造元にお問い合わせください。64 ビット版 Photoshop CS4 を使用している場合は、64 ビット版に対応するアップデートがリリースされているか確認します。

[プラグイン] 環境設定の [追加のプラグインフォルダ] で、Photoshop CS3 および以前のバージョン、またはサードパーティ製プラグインがインストールされているフォルダを指定している場合は、[追加のプラグインフォルダ] のチェックをはずします。

Photoshop CS4 では、64 ビット版オペレーティングシステムのサポートおよび、GPU(Graphics Processing Unit)を利用することが可能になりました。これらの新機能と互換性のないプラグインファイルを Photoshop CS4 で読み込んだ場合、問題が発生する可能性があります。

64 ビット版オペレーティングシステムのサポートおよび GPU の利用についての詳細は、以下の弊社技術文書を参照してください。

文書番号 234357 64 ビットオペレーティングシステムの利点と制限(Photoshop CS4/Photoshop CS4 Extended)

文書番号 234358 GPU と OpenGL の機能と制限(Photoshop CS4/Photoshop CS4 Extended)

 

 A-4. 環境設定ファイルの再作成

 

Photoshop CS4 の環境設定ファイルを再作成することによって、環境設定ファイルの破損によるエラーを改善することができます。

 

 注意 : 環境設定ファイルを再作成すると、アプリケーションの設定が初期化されます。

 

Photoshop の環境設定ファイルを再作成するには、以下の操作を行います。

  1. Photoshop を終了します。
  2. 以下の場所に保存されている「Adobe Photoshop CS4 Prefs.psp」ファイルのフィル名を変更します。(例: 「Adobe Photoshop CS4 Prefs.old」など)



    Documents and Settings¥<ユーザ名>¥Application Data¥Adobe¥Adobe Photoshop CS4¥Adobe Photoshop CS4 Settings
  3. Phtoshop を起動します。Photoshop は、起動時に新しい環境設定ファイルを作成します。

問題が再現する場合 :

問題の原因は環境設定ファイルではありません。カスタマイズした設定を復元するには、Photoshop を終了し、新しく作成された環境設定ファイルを削除して手順 2. で変更したファイル名を元に戻します。

 

 A-5. スタートアップ項目を無効にして Photoshop を起動

 

アンチウイルスソフトウェア、ファイアウォールソフトウェア、またはその他のアプリケーションや Windows の起動時に読み込まれるサービスなど、Photoshop と同時に動作しているアプリケーションがシステムエラーまたはフリーズの原因となる場合があります。Windows のシステム構成ユーティリティを使用して一時的に最小限のスタートアップ項目とサービスだけを有効にして Photoshop を起動し、コンフリクトの原因を特定します。

 

スタートアップ項目とサービスを無効にするには、操作を行います。

  1. [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] を選択します。
  2. 「msconfig」と入力し、[OK] をクリックします。



  3. [サービス] タブと [スタートアップ] タブをそれぞれ選択してチェックが入っていない項目名をメモなどに記録します。
  4. [全般] タブで [スタートアップのオプションを選択] を選択します。
  5. [スタートアップの項目を読み込む] のチェックをはずします。

    ※ [SYSTEM.INI ファイルを処理する]、[WIN.INI ファイルを処理する]、[システムサービスを読み込む] のチェックははずさないでください。



  6. [サービス] タブで以下の操作を行います。
  • [Microsoft のサービスを全て隠す] にチェックを入れ、[すべて無効にする] ボタンをクリックします。



  • [FLEXnet Licensing Service] にチェックを入れます。
  1. [OK] をクリックします。
  2. 「システム構成の変更を有効にするには、再起動する必要があります。」と表示されたら [再起動] ボタンをクリックします。







     注意 : 再起動後に「システム構成ユーティリティを使って Windows の開始方法を変更しました。」画面が表示される場合は [OK] をクリックし、[システム構成ユーティリティ] ダイアログボックスが表示されたら [キャンセル] をクリックします。
  3. コンピュータの再起動後、通知領域(タスクトレイ)に表示されているアイコンを 1 つずつ右クリックし、終了または無効にします。
  4. 問題を再現します。

問題が再現しない場合 :

無効にしたスタートアップ項目のうちいずれかが、コンフリクトの原因となっている可能性があります。スタートアップ項目を 1 つずつ有効にして、どの項目とコンフリクトを起こしているか特定し、アプリケーション、またはサービスをアップデートします。アップデートの詳細については、各製造元へお問い合わせください。

問題が再現する場合 :

スタートアップ項目が問題の原因ではありません。以下の操作を行い、スタートアップ項目を元に戻します。

  1. [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] を選択します。
  2. [名前] テキストボックスに「msconfig」と入力して [OK] をクリックします。
  3. [全般] タブをクリックし、[通常スタートアップ] を選択します。
  4. 上記手順 3. でメモした項目を無効にします。
  5. [OK] をクリックし、コンピュータを再起動します。

 

 A-6. PostScript プリンタ

 

「通常使うプリンタ」に指定されているプリンタのドライバが Photoshop の動作に影響をおよぼす場合があります。PostScript プリンタドライバを使用するプリンタをインストールし、「通常使うプリンタ」として設定することによって、問題の原因がプリンタドライバにあるかを確認できます。「通常使うプリンタ」を変更したことによって問題が改善する場合、使用していたプリンタドライバが Photoshop とコンフリクトしていたと考えられます。ドライバのアップデートについて、プリンタの製造元にお問い合わせください。

 

 注意 : Windows では、プリンタが物理的に接続されていない場合でも、ドライバのみをインストールして「通常使うプリンタ」に指定することが可能です。

 

PostScript プリンタドライバをインストールするには、以下の操作を行います。

  1. 弊社 Web サイトから Adobe PostScript プリンタドライバ(PS プリンタドライバ)をダウンロードします。



    URL : http://www.adobe.com/jp/support/downloads/pspwin.html
  2. インストーラファイルをダブルクリックし、画面の指示に従ってプリンタドライバのインストールを完了します。

 

通常使うプリンタを設定するには、以下の操作を行います。

  1. [スタート] メニューから [コントロールパネル] を選択します。
  2. [プリンタとその他のハードウェア] をクリックします。
  3. [プリンタと FAX] をクリックします。
  4. 使用するプリンタをクリックして選択します。
  5. [ファイル] メニューから [通常使うプリンタに設定] を選択します。

 

 A-7. サードパーティ製プラグインのトラブルシューティング

 

Photoshop のプラグインフォルダからサードパーティ製のプラグインをデスクトップなどへ移動し、Photoshop を再起動して問題を再現します。問題が改善しない場合は、プラグインを元のフォルダに戻し、この文書の次のセクションへ進みます。問題が改善した場合、コンフクリクトを起こしているプラグインを特定します。

 

Photoshop CS4 のプラグインフォルダは以下の場所にあります。

- Program Files¥Adobe¥Adobe Photoshop CS4¥Plug-ins

 

コンフリクトの原因となっているプラグインを特定するには、以下の操作を行います。

  1. サードパーティ製のプラグインを 1 つ、「Plug-ins」フォルダに戻します。
  2. Photoshop を再起動し、問題を再現します。

問題が再現しない場合 :

問題が再現するまで手順 1. ~ 2. の操作を繰り返し行います。

問題が再現する場合 :

最後に移動したプラグインが問題の原因となっている可能性があります。プラグインの開発者に、アップデートについてお問い合わせください。

 

 B. トラブルシューティング/中級編

 

上記の手順で問題が解決しない場合は、以下の操作を行います。

 

 B-1. Photoshop の再インストール

 

デバイスドライバやウイルス対策ソフトウェアなど、いくつかのシステムコンポーネントがインストーラとコンフリクトを起こし、インストールが正常に完了していない場合、Photoshop での作業中にエラーが発生することがあります。これらの問題を回避するために、インストーラをデスクトップにコピーし、Windows のスタートアップ項目およびサービスを無効にした状態で Photoshop を再インストールします。

 

以下の操作を行います。

 

Photoshop のアンインストール

  1. [スタート] メニューから [コントロールパネル] を選択します。
  2. [プログラムの追加と削除] をクリックします。
  3. [Adobe Photoshop CS4] を選択し、[変更と削除] をクリックします。



  4. アンインストーラが起動したら、[すべてを選択] にチェックを入れて [アンインストール] ボタンをクリックします。
  5. アンインストールが開始されます。しばらくお待ちいただきます。
  6. 「完了」画面が表示されたら [終了] ボタンをクリックし、コンピュータを再起動します。

 

インストーラのコピー

  1. Photoshop CS4 アプリケーション DVD-ROM をコンピュータの DVD ドライブに挿入します。
  2. Autoplay 画面が表示されたら、[DVD コンテンツを参照] をクリックします。
  3. 「Adobe CS4」フォルダをデスクトップにドラッグ&ドロップしてコピーします。
  4. コピー完了後、アプリケーション DVD-ROM をコンピュータから取り出します。

 

コンピュータを診断スタートアップで起動して Photoshop をデスクトップからインストール

  1. 管理者権限のあるユーザアカウントで Windows にログオンします。
  2. [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] を選択します。
  3. [名前] テキストボックスに「msconfig」と入力し、[OK] をクリックします。



  4. [全般] タブをクリックし、[診断スタートアップ] を選択します。



  5. [サービス] タブをクリックし、[Windows Installer] と [System Restore Service] にチェックを入れます。



  6. [OK] をクリックします。
  7. 「システム構成の変更を有効にするには、再起動する必要があります。」と表示されたら [再起動] ボタンをクリックします。







     注意 : 再起動後に「システム構成ユーティリティを使って Windows の開始方法を変更しました。」画面が表示される場合は [OK] をクリックし、[システム構成ユーティリティ] ダイアログボックスが表示されたら [キャンセル] をクリックします。
  8. デスクトップにコピーした「Adobe CS4」フォルダを開き、「Setup.exe」ファイルをダブルクリックします。



  9. 画面の指示に従いインストールを完了します。手順の詳細については、以下の弊社技術文書を参照してください。

    文書番号 234630 CS4 アプリケーションのインストール手順(Windows)



     注意 : Photoshop CS4 のアップデータを適用している場合は、Photoshop の再インストール後にアップデータも再度インストールする必要があります。
  10. インストール完了後、上記手順 2. ~ 3. の操作を行いシステム構成ユーティリティを起動します。
  11. [全般] タブで [通常スタートアップ] を選択します。
  12. [OK] をクリックしてコンピュータを再起動します。

 

 B-2. 新規ユーザアカウント

 

問題が発生する際にログインしているユーザアカウントと同等の権限を持った新規ユーザアカウントを作成します。新規ユーザアカウントで問題が解決した場合、既存のユーザアカウントが破損している可能性があります。ユーザアカウントの作成方法について詳しくは、Windows のヘルプを参照するか、システム管理者にお問い合わせください。

 

 B-3. ディスプレイカードドライバ

 

ディスプレイカードの製造元の多くは、頻繁にドライバソフトウェアのアップデートを行っています。ディスプレイカードドライバをアップデートしていない場合は、最新のドライバについてディスプレイカードの製造元に問い合わせるか、製造元の Web サイトから最新のものをダウンロードしてください。(ディスプレイカードの製造元は、デバイスマネージャで確認することができます。)ディスプレイカードの色深度および解像度を変更するか、ハードウェアアクセラレータを無効にすることによってアプリケーションとの互換性を確認することができます。互換性のない古いドライバを削除して新しいドライバをインストールする場合は、必ず付属のマニュアルや製造元の指示に従ってください。完全に削除されていない古いドライバによって問題が発生する可能性があります。

 

ディスプレイカードの色深度および解像度を変更するには、以下の操作を行います。

  1. デスクトップ上で右クリックし、メニューから [プロパティ] を選択します。
  2. [設定] タブをクリックします。
  3. [画面の色] セクションの設定を変更します。

    - [最高(32 ビット)] が選択されている場合は [中(16 ビット)] を選択します。

    - [中(16 ビット)] が選択されている場合は [最高(32 ビット)] を選択します。
  4. [画面の解像度] セクションの設定を変更します。

    - 解像度が 1024 x 768 ピクセルに設定されている場合は、スライダを右または左に移動して 1280 x 1024 ピクセル、または 800 x 600 ピクセルに変更します。

    - 解像度が 1024 x 768 ピクセル以外に設定されている場合は、スライダを移動して 1024 x 768 ピクセルに設定します。
  5. [適用] をクリックします。
  6. 「新しい設定を有効にするには、コンピュータを再起動する必要があります。」と表示されたら [はい] をクリックして Windows を再起動します。
  7. Windows 起動後に Photoshop CS4 を起動し、問題を再現します。

画面の色と解像度を変更して問題が解決した場合は、ディスプレイカードドライバのアップデートについて製造元へお問い合わせください。

 

 注意 : Photoshop CS4 は最低でも 1024 x 768 のスクリーン解像度を必要としますが、一時的に 800 x 600 の解像度を使用してビデオカードドライバの問題かどうかを確認します。この場合、オプションバーの全体は表示されません。

 

ハードウェアアクセラレータを無効にするには、以下の操作を行います。

  1. デスクトップ上で右クリックし、メニューから [プロパティ] を選択します。
  2. [設定] タブを選択し、[詳細設定] ボタンをクリックします。
  3. [トラブルシューティング] タブを選択します。
  4. [ハードウェア アクセラレータ] スライダを左端に動かします。



  5. [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
  6. Windows を再起動します。
  7. Photoshop CS4 を起動し、問題を再現します。

問題が再現しない場合は、ディスプレイカードドライバのアップデートについて製造元へお問い合わせください。

 

 B-4. デバイスドライバの互換性を確認

 

ビデオカードドライバをアップデートしても問題を解決しない場合は、すべてのデバイスドライバが Windows XP と互換性があるか確認します。デバイスドライバは、スキャナ、マウス、およびキーボードなどのデバイスが Windows と通信するためのソフトウェアです。最新のドライバを使用していることを確認するには、デバイスの製造元にお問い合わせください。デバイスドライバの問題をチェックするには、以下の操作を行います。

  1. [スタート] メニューから [コントロールパネル] を選択します。
  2. [パフォーマンスとメンテナンス] をクリックします。
  3. システムアイコンをクリックします。
  4. [ハードウェア] タブを選択し、[デバイスマネージャ] をクリックします。
  5. 各デバイスの種類の左に表示されているプラス記号をクリックして展開します。
  6. [ ! ] [ ? ] [×] マークのついたデバイスがある場合は、デバイスを右クリックして [プロパティ] を選択します。
  7. デバイスのプロパティを確認します。

- [デバイスの状態] セクションを確認します。デバイスが正しく動作していない場合、このセクションに表示されている情報がトラブルシューティングの参考になります。

- [<デバイス名>のプロパティ] ダイアログボックスに [ドライバ] タブが表示されている場合は [ドライバ] タブをクリックします。[ドライバ] タブにドライバの製造元が表示されない場合は、[ドライバの詳細] をクリックします。製造元が Microsoft 社の場合は、汎用のドライバを使用している可能性があります。デバイスの製造元から最新のドライバを入手してください。

 

 B-5. フォントのトラブルシューティング

 

フォントが問題を引き起こしているか確認するには、アクティブな TrueType フォントをフォントフォルダから別の場所に移動し、Photoshop を起動します。

 

 注意 : Windows XP によってインストールされた TrueType フォントは移動させないでください。これらのフォントのリストについては、次の文書を参考にしてください。

文書番号 221220 WindowsXP によってインストールされるTrueTypeフォント

 

以下の操作を実行します。

  1. 新しいフォルダを任意に作成します。(例 : C¥TrueType など)
  2. 「Windows¥Fonts」フォルダを開きます。
  3. Windows によってインストールされているもの以外の TrueType フォントファイルを、手順 1. で作成したフォルダに移動します。
  4. Windows を再起動します。
  5. 手順 3. で移動したフォントのいくつかを「Fonts」フォルダに戻します。
  6. Windows を再起動します。
  7. Photoshop を再起動し、問題が再現されるか確認します。

問題が再現する場合

手順 5. で移動したフォントのいずれかが原因となっています。これらのフォントを「Windows¥Fonts」フォルダから移動し、手順 4. ~ 6. を繰り返します。ただしこの場合は、一度に 1 つずつフォントを移動させます。原因となっているフォントが特定できたら、以下のいずれか、もしくは複数の操作を行ってください。

- Windows の「Fonts」フォルダ以外にフォントユーティリティを利用している場合、そのユーティリティが使用しているフォントを削除します。詳細はユーティリティに付属のマニュアルやヘルプを参照してください。

- フォントを削除し、オリジナルのメディアから再インストールします。

- フォントのアップデートを行います。詳細はフォントの配布元にお問い合わせください。

問題が再現しない場合 :

手順 5. ~ 7. を別のフォントに対して繰り返します。

 

 B-6. 一時ファイルの最適化

 

Windows およびアプリケーションは、作業データを一時ファイル(.tmp)としてハードディスク上に保存します。保存された一時ファイルは通常アプリケーションの終了時に削除されますが、アプリケーションが正常に終了しなかった場合に削除されないことがあります。サイズの大きいファイルや古いファイルは Windows およびアプリケーションのパフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。

 

一時ファイルを手動で削除するには、以下の操作を行います。

 

 注意 : この手順を定期的に実行してください。Windows は、Windows およびアプリケーションが正常に終了したときに、一時ファイルを削除します。Windows またはアプリケーションがクラッシュした場合、一時ファイルはハードディスク上に蓄積されることがあります。

 

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. [スタートメニュー] から [検索] を選択して [ファイルとフォルダすべて] をクリックします。
  3. [ファイル名のすべてまたは一部] に [*.tmp] と入力します。
  4. [探す場所] に ポップアップメニューから [ローカルハードドライブ] を選択し [検索] をクリックします。
  5. 検索結果が表示された後、[編集] から [すべて選択] を選択します。
  6. [ファイル] から [削除] を選択します。[はい] をクリックして、ファイルをゴミ箱に移動してください。
  7. 削除したくないファイルをゴミ箱から移動し、ゴミ箱を空にしてください。Windows は使用していない一時ファイルを削除します。

 

一時ファイルが書き込まれるハードディスク上に 1 GB 以上の空き容量を確保するには、以下の操作を行います。

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. [スタート] メニューから [コントロールパネル] - [パフォーマンスとメンテナンス] - [システム] を選択します。
  3. [システムのプロパティ] ダイヤログボックス表示されたら [詳細設定] タブをクリックし、[環境変数] ボタンをクリックします。
  4. [<ユーザ名>のユーザー環境変数] セクションの [変数] の項目から [TEMP] の行を見つけ、[値] に表示されているフォルダを確認します。



    ※ フォルダの完全なパス名が見えない場合、項目をダブルクリックして [変数値] テキストボックスのフォルダ名を確認します。



  5. Windows XP のエクスプローラで、手順 4. で確認したフォルダが最低でも 1 GB 以上の空き容量を持ち、圧縮されていないドライブ上に存在するかどうかを確認します。

    - 「Temp」フォルダが存在しない場合 : 作成してください。

    - ドライブに十分な空き容量がない場合 : 不要なファイルを削除することによって、空き容量を増やします。空き容量を判断するには、ドライブを右クリックし、ポップアップメニューから [プロパティ] を選択します。

 

 注意 : [TEMP] 変数が存在しない場合、システム管理者に相談してください。

 

 B-7. 仮想メモリの設定

 

仮想メモリによって、システムがメモリ(RAM)に保管する情報をハードディスクへ保存することが可能となります。Windows XP ではページングファイルを使用して仮想メモリを管理していますが、最小と最大のサイズを任意の値で設定することもできます。設定したページングファイルのサイズが Windows XP の初期設定と異なっている場合に、アプリケーションがエラーを返すことがあります。ただし、いくつかのアプリケーションは、Windows の初期設定とは異なるページングファイルサイズを要求する場合もあるため、他のアプリケーションに悪影響を与えない場合にのみ以下の操作を行ってページングファイルのサイズを変更してください。

 

 注意 : コンピュータのページングファイルのサイズを変更する際は、管理者権限でログインしている必要があります。

 

ページングファイルのサイズを変更するには、以下の操作を行います。

  1. すべてのアプリケーションを終了します。
  2. [スタート] メニューから [コントロールパネル] を選択します。
  3. [パフォーマンスとメンテナンス] をクリックします。



  4. [システム] をクリックします。



  5. [詳細設定] タブをクリックし、[パフォーマンス] セクションの [設定] ボタンをクリックします。



  6. [パフォーマンスオプション] ダイアログボックスの [詳細設定] タブをクリックします。
  7. [仮想メモリ] セクションの [変更] をクリックします。
  8. ドライブのリストから、搭載メモリの 3 倍以上の空き容量があるハードディスクを選択します。



     注意 : ドライブの空き容量を確認するには、ドライブ名をクリックします。[選択したドライブのページングファイルサイズ] セクションに空き容量が表示されます。
  9. [選択したドライブのページングファイルサイズ] セクションで、[初期サイズ] フィールドに搭載メモリ容量の 1.5 倍の値を入力します。

    ※ 例えば搭載メモリ容量が 1 GB(1024 MB)の場合は、1536 MB になります。
  10. [最大サイズ] フィールドに搭載メモリ容量の 2 倍の値を入力します。
  11. [設定] をクリックし、[OK] をクリックして仮想メモリダイアログボックスを閉じます。
  12. 「変更結果はコンピュータを再起動しなければ有効になりません。」という警告が表示されたら [OK] をクリックします。
  13. [OK] をクリックして [パフォーマンスオプション] ダイアログボックスと [システムのプロパティ] ダイアログボックスを閉じます。
  14. 「新しい設定を有効にするには、コンピュータを再起動する必要があります。」と表示されたら [はい] をクリックし、Windows を再起動します。

 

 B-8. 仮想記憶ディスクの最適化

 

画像を編集する際にメモリが不足すると、Photoshop はデータの保存および計算を実行するために、一時的にハードディスクスペースを仮想記憶ディスクとして使用します。Photoshop CS4 は 64 EB(エキサバイト)の仮想記憶ディスクファイルを 4 つのハードディスクパーティションに作ることができます。 1 エキサバイトは、 10 億 7400 万 GB です。

 

一次仮想記憶ディスクとして指定したハードディスクのパーティションは、データを保存するために画像の数倍の空き容量を必要とします。パフォーマンスの効率化には、平均的な画像の 3 倍 ~ 5 倍の空き容量が必要とされています。空き容量が不十分な場合、B-6. 一時ファイルの最適化を参照して一時ファイルを削除するか、他のファイルをハードディスクから削除します。

 

仮想記憶ディスクを設定するには、以下の操作を行います。

  1. Photoshop CS4 を起動します。
  2. [編集] メニューから [環境設定] - [パフォーマンス] を選択します。
  3. [仮想記憶ディスク] セクションで仮想記憶ディスクとして指定するドライブの [有効] にチェックを入れます。



     注意 : 1 つ以上のドライブが使用可能な環境で、定期的にデフラグが実行され十分に空き容量のあるハードディスクが選択できない場合は、複数のドライブを仮想記憶ディスクとして指定することを推奨します。
  4. [OK] をクリックします。
  5. Photoshop を再起動します。

    ※ 上記の設定は、Photoshop を再起動後に有効になります。

 

 B-9. ハードディスクの修復とデフラグ

 

システムエラーは、破損したセクタまたは断片化されたファイルがハードディスクに存在する場合に起こることがあります。Windows またはサードパーティ製ディスクユーティリティ(例 : Symantec 社の Norton Utilities)に付属しているエラーチェックツールおよびディスクデフラグユーティリティを使って、ハードディスクを修復し、断片化を解消します。これらのユーティリティは、それぞれのハードディスクまたはパーティションごとに実行する必要があります。Windows のエラーチェックツールおよびディスクデフラグユーティリティの詳細については、以下を参照してください。サードパーティ製ディスクユーティリティの詳細については、そのユーティリティのマニュアルを参照してください。

 

エラーチェックツールは、不良セクタ、リンクの切れたアロケーションユニット、ファイルの断片、相互リンクされたファイル、そして無効なファイル名を修復します。

エラーチェックツールを使用するには、以下の操作を行います。

  1. [スタート] メニューから [マイコンピュータ] を選択します。
  2. エラーチェックを行うハードディスクを右クリックして [プロパティ] を選択します。
  3. [<ディスク名>のプロパティ] ダイアログボックスで [ツール] タブをクリックします。
  4. [エラーチェック] セクションの [チェックする] ボタンをクリックします。
  5. [ディスクのチェック<ディスク名>] ダイアログボックスで [開始] ボタンをクリックします。

 

 注意 : ディスクデフラグがファイルをディスクの不良セクタに移動させてしまうことを回避するために、ディスクデフラグの前にエラーチェックを実行してください。

 

「ディスクデフラグ」ユーティリティを使用するには、以下の操作手順を行います。

  1. [スタート] メニューから [プログラム] - [アクセサリ] - [システムツール] を選択します。
  2. [システムツール] から [ディスクデフラグ] を選択します。

 

 B-10. システムのウイルススキャン

 

最新のウイルス対策ソフトウェア(Norton AntiVirus、McAfee AntiVirus など)を使って、システムのウイルスをチェックします。ウイルスに感染すると、ソフトウェアが破壊され、システムエラーが発生することがあります。詳細は、ウイルス対策ソフトウェアのヘルプやマニュアルを参照してください。

 

 B-11. 問題の原因となるファイルを特定

 

エラーメッセージの内容などから問題の原因となっているファイルが特定できる場合、同じアプリケーションでファイルを再作成します。問題が解決できない場合は、ファイルを作成したアプリケーションを再インストールします。破損したファイルによって問題が発生している場合、そのファイルに関連しているアプリケーションを再インストールすることで問題が解決できる可能性があります。

Windows のファイルに対してエラーメッセージが表示される場合は、Microsoft 社のテクニカルサポートへお問い合わせください。

 

 C. トラブルシューティング/上級編

 

上記の手順では問題が解決しない場合、ハードディスクの再フォーマット、またはハードウェアと Photoshop のコンフリクトを特定することによって問題を解決できる可能性があります。

 

 警告 : 弊社ではハードウェアのサポートは行っておりません。以下のトラブルシューティングは参考情報として紹介しているものです。更に詳しい情報については、ハードウェアの製造元または正規販売店にお問い合わせください。また、ユーザがハードウェアの設定を変更すると、保証が無効になる場合がありますのでご注意ください。

 

 注意 : ハードウェアの取り外しや接続は、あらかじめコンピュータおよび周辺機器の電源を切り、コンセントをはずした状態で行ってください。

 

 C-1. SCSI のトラブルシューティング

 

内部または外部 SCSI デバイス用の SCSI カードが搭載されている場合は、カードの設定が正しく、SCSI チェーンが適切に接続されていることを確認します。さらに、SCSI ドライバをアップデートし、ハードウェアやケーブルの破損をチェックします。詳細は、SCSI カードの製造元にお問い合わせください。

 

 C-2. RAM(SIMM または DIMM)のトラブルシューティング

 

コンピュータ本体にメモリモジュールが正しく取り付けられており、問題の原因ではないことを確認するために、以下のいずれかまたは両方を行います。

- RAM モジュールの取り付け位置を変えてみます。

- 多くのメモリが搭載されている場合は、Windows と Photoshop の起動に必要な最小限の RAM を残し、それ以外を取りはずした状態で問題が発生するかどうかを確認します。引き続き問題が発生する場合は、取りはずしたものと取りつけてあるモジュールを取り替え、問題が発生するかどうかを確認します。問題が解消した場合は、取りはずした RAM の 1 つまたは複数が問題を引き起こしています。詳細はメモリの製造元にお問い合わせください。

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