この文書では、Adobe Photoshop の Vanishing Point 機能について説明します。

A. Vanising Point とは

Vanishing Point は、画像内の面を指定し、ペイント、複製、コピー、ペースト、変形などの編集を適用することができる機能です。ビルの側面や壁、床または四角形オブジェクトなどの遠近法に基づく面がふくまれる画像の編集を可能にします。すべての編集に、作業中の面の遠近法が反映されます。 画像の内容をレタッチ、追加または削除すると、編集内容に遠近法が反映されて向きと拡大縮小が調整されるので、よりリアルな効果が得られます。Vanishing Point での作業が終了したら、Photoshop で画像の編集を続行できます。 画像の遠近面の情報を保持するには、ドキュメントを PSD、TIFF または JPEG 形式で保存します。

また、複数の面の接合部分がどんな角度でも、遠近感を保持したまま編集を行うことができます。パースを自動的に計算しながら、複数の面に回り込むようにグラフィックや画像、テキストをマッピングしたり、2D の平面を 3D モデルとして出力することもできます。

B. Vanishing Point の使用方法

  1. Photoshop を起動し、画像を開きます。
  2. フィルター/Vanishing Point を選択します。
  3. Vanishing Point ダイアログボックスが開いたら、面作成ツールで編集を行う箇所となる面の四隅をクリックします。

  4. 必要に応じて面修正ツールで面を修整し、「OK」をクリックします。

  5. ファイル/新規 から作成するか、既存のファイルを開き、面に貼り付ける画像を用意します。

  6. 面に貼り付ける画像を Ctrl + C でクリップボードにコピーします。
  7. 面を作成した画像に戻り、再度、フィルター/Vanishing Point を選択して Vanishing Point ダイアログボックスを開きます。
  8. Ctrl+V でクリップボードにコピーした画像を貼り付けます

  9. 貼り付けた画像を、作成した面にドラッグします。
    グリッドに沿って貼り付けた画像が変形します。

    注意:

    ペーストした画像以外の部分を選択ツールでクリックすると、画像を保持した選択範囲の選択が解除され、ピクセルが完全に画像にペーストされます。

  10. 必要に応じて、変形ツールを使用して画像のサイズを修整します。

  11. その他、ダイアログボックスのツールを使用して、画像を修整し、「OK」をクリックします。
    面修正ツール : 面の選択、編集、移動およびサイズ変更を行います。
    作成ツール : 面の 4 つのコーナーポイントを定義し、面のサイズと形状を調整し、新しい面を派生させます。
    選択ツール
      : 正方形または長方形の選択範囲を作成します。また、選択範囲を移動またはコピーします。
    スタンプツール : 画像のサンプルを使用してペイントします。コピースタンプツールとは異なり、Vanishing Point スタンプツールでは別の画像の要素をコピーすることはできません。
    ブラシツール : 選択したカラーを面にペイントします。
    変形ツール : バウンディングボックスのハンドルを移動して、画像を保持した選択範囲を拡大・縮小、回転および移動します。四角形の選択範囲に対して「自由変形」コマンドを使用するのと似ています。
    スポイトツール : プレビュー画像内をクリックしたときにペイントに使用するカラーを選択します。
    ものさしツール : 面上のオブジェクトの距離および角度を測定します。
    手のひらツール : プレビューウィンドウの画像を移動します。
    ズームツール : プレビューウィンドウの画像の表示を拡大または縮小します。

  12. 面を利用した画像が作成されます。

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