編集(Windows)/Photoshop(Mac OS)メニューから、環境設定/ファイル管理を選択します。
この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。日本語環境での動作保証はしておりませんのでご了承ください。
Adobe Photoshop のファイルは、以下のような様々な要因によって破損する可能性があります。
- 特にネットワークや外部ドライブにファイルを保存する際に発生した強制終了や電源断。
- ケーブルの破損
- ネットワーク転送の問題
- ソフトウェアの不具合
- ハードディスクや RAM の問題
ファイルの破損は頻繁に発生する問題ではありませんが、ファイルの破損が発生した場合は、他の問題が発生するのを回避するために問題の原因を特定する必要があります。
A. 原因の特定
特定の場所に保存するとファイルが破損する場合
外部ハードディスクや USB メモリなどに保存するとファイルが破損する可能性があります。一旦、内部ハードディスクに保存してから、エクスプローラー(Windows)/Finder(Mac OS)の操作で、ファイルを移動することにより、ファイルの破損を回避できます。
特定のソフトウェアインストール後にファイルが破損する場合
ウィルス対策ソフトウェアやバックアップユーティリティなど、システムに常駐するプログラムの影響によってファイルが破損する可能性があります。これらのプログラムを無効にするとファイルが破損しない場合は、ソフトウェアのアップデートによって問題が回避できる可能性があります。ソフトウェアの提供元にお問い合わせください。
画面表示のみの異常
プリンターが利用可能な環境の場合は、画面表示に異常のあるファイルを印刷してください。印刷結果に異常がない場合、ビデオカードドライバーの問題が考えられます。コンピューターまたはビデオカードの製造元 Web サイトから、最新のアップデーターを入手して適用してください。
その他システムの問題
オペレーティングシステムの問題や、ハードディスク、RAM、ケーブル等のハードウェアの問題が原因でファイルが破損することもあります。原因を特定できない場合は、以下の文書を参照してトラブルシューティングを行ってください。
B. 破損したファイルを開ける場合
ファイル/別名で保存を選択し、異なる場所に保存してください。例えば、外付けハードディスクや USB メモリに保存している場合は、ローカルハードディスクに保存してください。このことにより、ファイルの破損を復旧できる可能性があります。
C. 破損したファイルが開けない場合
Shift + Alt(Windows)/Shift + Option(Mac OS)キーを押しながら開くことで、全てのレイヤーが統合された合成画像を開くことができます。この場合、レイヤー情報は維持されないため、完全な復旧にはなりませんが、画像の外観を維持して開くことができます。
注意 : Photoshop の環境設定で PSD および PSBファイルの互換性を優先オプションで常にオフが選択されている場合は、合成画像を開くことができません。以下の設定を行っておくことで、万一の際に合成画像を開くことができます。
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「PSD および PSB ファイルの互換性を優先」オプションのポップアップメニューから「常にオン」を選択します。
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OK をクリックし環境設定ダイアログボックスを閉じます。
D. 「要求された操作を完了できません」エラー
以下のいずれかのメッセージが表示された場合、ファイル拡張子とファイル形式が一致していない場合があります。解決方法は Adobe Photoshop で画像を開くと、「無効な JPEG マーカー」エラーが表示される を参照してください。
- 「要求された操作を完了できません。不明または無効な JPEG マーカーが見つかりました。」
- 「要求された操作を完了できません。有効な Photoshop ドキュメントではありません。」
- 「要求された操作を完了できません。ファイル形式モジュールでファイルの解析を実行できません。」
その他の関連ヘルプ
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