Premiere Pro CS5 5.0.3 アップデートについて

この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。

日本語環境での動作保証はしておりませんのでご了承ください。

内容 (What's Covered)

この文書では、Adobe Premiere Pro CS5 5.0.3 アップデートに関する一般的な情報について説明します。Premiere Pro CS5 5.0.3 アップデートには、多くの問題の修正といくつかの機能変更が含まれます。アップデートの詳細については、Premiere Pro CS5 5.0.3 リリースノートを参照してください。

Premiere Pro CS5 5.0.3 アップデートには、Premiere Pro CS5 5.0.2 アップデートで修正された内容も含まれます。Premiere Pro CS5 5.0.3 と同時に、Adobe After Effects CS5 10.0.1 アップデート、Adobe Media Encoder CS5 5.0.1 アップデートもインストールする必要があります。

ダウンロードおよびインストール

Adobe Application Manager のアップデート通知が表示されない場合は、Premiere Pro CS5 の [ヘルプ] メニューから [アップデート] を選択し、利用可能なアップデートを確認します。また、Premiere Pro CS5 5.0.3 アップデートは、以下の弊社 Web サイトからもダウンロードできます。アップデーターを手動でダウンロードしてインストールする場合は、インストールの種類に適したアップデーターを選択する必要があります。

問題が発生する場合

アップデート時に問題が発生する場合は、弊社サポートデータベースまたはユーザーフォーラムで、類似する問題が報告されていないか検索します。

 

A. 新機能および変更された機能

B. 修正された問題

C. Premiere Pro に関する問題を修正するその他のアップデート

D. 既知の問題

A. 新機能および変更された機能

Premiere Pro CS5 5.0.3 では、GPU で CUDA 技術を使用する処理を高速化するため、以下のグラフィックカードをサポートします。

  • Windows : Quadro 5000M(ノートパソコンなどのモバイルコンピューター用グラフィックカード)
  • Macintosh : Quadro 4000(Windows 版 は Premiere Pro CS5 5.0.2 アップデートで追加されています。)

CUDA アクセラレーション機能の提供、およびサポートされているグラフィックカードについては、以下の弊社 Web サイトを参照してください。CUDA アクセラレーションおよび Adobe Mercury Playback Engine について詳しくは、Premiere Pro CS5 ヘルプ「GPU エフェクトについて」を参照してください。

URL : http://www.adobe.com/jp/products/premiere/systemreqs/

 

B. 修正された問題

Premiere Pro CS5 のクラッシュレポートにより、多くの問題の発見と修正を行うことができました。今後も問題の報告および機能リクエストのフィードバックをお願いします。

以下は、Premiere Pro CS5 5.0.3 アップデートにより修正された問題の一部です。

  • Windows でキャプチャする際の安定性が向上しました。
  • エフェクトのユーザーインターフェイスを操作する際のパフォーマンスが向上しました。
  • トランジションを含む長いシーケンスを編集する際のパフォーマンスが向上しました。
  • CineForm インポーターがインストールされていると、アニメーションまたは ProRes コーデックでエンコードされたビデオを含む QuickTime ムービーを使用した際に、時間がかかるか応答しなくなる問題を修正しました。
  • 操作中にカスタマイズしたアクションセーフのガイドラインの位置がずれる問題を修正しました。
  • [プロジェクト] パネルでアイコン表示にしていると、タイトルをダブルクリックした際に [タイトル] パネルではなく [ソースモニター] パネルが開く問題を修正しました。
  • XDCAM HD インポーターで、Nexio システムで作成されたカラーサブサンプリング 4:2:0 の MXF ファイルを読み込めるようになりました。
  • インデックス中、ネットワーク経由で共有する不要なメディアファイルの再インデックス中にユーザーインターフェイスの反応が遅くなる、MPEG ファイルのインデックスに関する問題を修正しました。
  • 不透明度キーフレームが存在する場合、CUDA で処理した際にディゾルブが正しく動作しない問題を修正しました。
  • クリップをフレームサイズに合わせて変更すると、CUDA で処理する際にクロップエフェクトが正しくレンダリングされない問題を修正しました。
  • 特定の環境で、プレビューのレンダリングが繰り返し実行されて終了しない問題を修正しました。
  • テープへの書き出し時、SDI 経由で音声が書き出せない問題を修正しました。
  • Final Cut Pro の XML ファイルを使用してマスタークリップをプロジェクトに読み込むと、固有の拡張子が削除される問題を修正しました。

 

注意:

2016 年 4 月、Apple 社は QuickTime for Windowsのサポート終了を告知し、アンインストールが推奨されています。詳細については、以下の情報を参照してください。

QuickTime Windows版のサポート終了について

https://blogs.adobe.com/creativestation/video-apple-ends-support-for-quicktime-windows

Windows 版 QuickTime について

https://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/policy-pricing/cq04220418.html

C. Premiere Pro に関する問題を修正するその他のアップデート

弊社では、Cineform や BlackMagic などのプラグインやコーデック、ハードウェアデバイスの開発元と連携し、エラーや強制終了の問題を修正するため、これらのアプリケーションのアップデートに取り組んでいます。必要に応じて、開発元から提供されるプラグインまたはコーデック、ドライバーのアップデートをダウンロードおよびインストールしてください。

 

D. 既知の問題

ZoneAlarm や FileMaker など、ファイアウォールまたはその他のアプリケーションによって Premiere Pro に関連するコンポーネントとの通信が妨げられると、Premiere Pro の起動時に強制終了やフリーズなどの問題が発生することがあります。詳細については、以下の弊社技術文書を参照してください。

文書番号 cpsid_86160 ファイアウォールが有効になっていると起動時に強制終了するかまたはフリーズする(After Effects CS5/Premiere Pro CS5)

 

関連ドキュメント (Related Records)

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