Look パネルで「+S」アイコンをクリックして、二次グレーディングレイヤーを追加します。
二次カラー補正は画像内の特定のカラー範囲に適用されます。イメージの一部にアクセントを付けたり、変更したり、トーンダウンしたりできます。
ビデオについては、Patrick Palmer による二次カラー補正を参照してください。
カラー範囲の選択と調整
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ターゲットのカラー範囲を選択します。範囲を選択するには、次のいずれかの操作を行います。
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範囲セレクターでプリセットカラーの範囲を選択します。
注意:範囲セレクターを表示するために Look パネルをスクロールする必要がある場合があります。
6 つの標準カラーのいずれも適切な開始位置ではない場合、セレクターの右側にあるグレーの
ボタンをクリックして、他のオプションを表示します。オプションの「Hue」、「Lightness」、「Saturation」を選択解除することもできます。これは、特定のルミナンスゾーンの調整のターゲット設定に役立ちます。例えば、「Hue」と「Saturation」をオフにすると、クリーンな明度キーを得られます。
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画像のカラー範囲をサンプリングします。サンプリング範囲ボタン(プラス記号が付いているスポイトのアイコン)をクリックし、左マウスボタンを押したまま、サンプリングする色範囲の上でマウスを動かします。終了したら、マウスボタンを放します。
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Look パネルの右隅にある「Grey-out」のオプションを使用して、画像内の選択した領域を表示します。
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「Hue」、「Lightness」および「Saturation」のスライダーをドラッグして、ターゲットの色範囲を拡張または制限します。
一番上のスライダーは、選択した範囲全体を移動します。一番下のスライダーは、選択対象をぼかします。
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コントラストスライダーや「Offset」カラーホイールなどの調整ツールを使用して、ターゲット範囲のカラー補正を行います。
例:スキントーンと二次スキントーンの区別
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Look パネルの「+S」ボタンをクリックして、二次グレーディングレイヤーを追加します。
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スキントーンをサンプリングするには、サンプリング範囲のボタン(プラス記号が付いているスポイトのアイコン)をクリックし、左マウスボタンを押したまま、画像内のスキンの範囲上で長方形にドラッグします。
範囲セレクターのスライダーでは、サンプリングされたカラー値が表示されます。
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Gray-out メニューの「Color/Gray」オプションを選択すると、画像内の選択した領域が表示されます。
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「Hue」、「Lightness」および「Saturation」のスライダーをドラッグして、範囲選択を調整します。
例えば、狭い範囲のスキントーンの処理を行うとします。
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ぼかしスライダーを右にドラッグして、肌のしみやしわを取り除きます。
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「Offset」色相制御をイエローにドラッグして、スキントーンを明るくします。