Illustrator と macOS Catalina(10.15)

Illustrator と macOS Catalina(10.15)

macOS Catalina と互換性のある Illustrator のバージョン

Illustrator 24.0 と Illustrator 23.1macOS 10.15(Catalina)で動作しますが、互換性に関する問題が確認されています。これらの問題が解決するまで、現在ご使用の macOS を引き続き利用できます。

お客様において、本番環境以外のパーティションでテストを行い、新しい OS が現在のハードウェアとドライバー(印刷など)で動作することを確認していただくことを強くおすすめします。 

ここに記載されていない問題が発生した場合は、弊社のフィードバックサイトでお知らせください。

古いバージョンまたは永続ライセンス版の Illustrator と macOS Catalina の互換性

古いバージョンと永続ライセンス版の Illustrator は macOS 10.15(Catalina)用に設計されたものではなく、動作確認も行っていません。これらのバージョンは macOS Catalina に対応していません。

古いバージョンの Illustrator を利用している場合は、macOS Catalina にアップグレードしないことをおすすめします。

Illustrator バージョン 22.0 以前は、Creative Cloud デスクトップアプリケーションで「古いバージョン」リストに表示されません。

古いバージョンのライセンス認証コンポーネントとインストーラーは 32 ビットです。このため、macOS Catalina にアップグレードすると、古いバージョンのインストールとアクティベーションはできなくなります。古いバージョンがインストールされているコンピューターを macOS Catalina にアップグレードした場合、一部の機能は使用できる可能性もありますが、macOS のアップグレード後にアプリケーションの再インストールとアクティベーションはできなくなります。

アップグレード後はアンインストーラーが機能しなくなります。アンインストーラーで削除する場合は、macOS Catalina にアップグレードする前に行ってください。macOS Catalina にアップグレードした後に古いバージョンをアンインストールする場合は、Creative Cloud Cleaner Tool を使用してください。

互換性に関する既知の問題

Illustrator と Catalina での間で確認されている互換性の問題は次のとおりです。

ExtendScript Toolkit が実行されない

ExtendScript Toolkit は 32 ビットアプリケーションのため、macOS 10.15 で動作しません。ExtendScript Toolkit は ExtendScript Debugger 1.1.0 に代わりました。

パネルとドキュメントが表示されない

macOS Catalina で Illustrator を使用すると、アプリケーションでパネルとドキュメントが表示されないことがあります。この問題は、Illustrator を再起動すると解決します。

カレンダー、連作先、カメラ、位置情報に対するアクセス権

Illustrator から画面の収録または取り込み、カレンダー、連絡先、カメラ、位置情報へのアクセス許可が求められた場合、この通知を無視できます。Apple の新しいポリシーにより、カレンダー、連絡先、写真、メール、メッセージを含むディレクトリに対する保護レベルが変わりました。詳細については、こちらの記事をご覧ください。

注意:アドビアプリケーションは、カレンダー、連絡先、カメラ、位置情報に対するアクセスを必要としません。

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