- Audition ユーザーガイド
- はじめに
- ワークスペースと設定
- デジタルオーディオの基本
- 読み込み、録音および再生
- オーディオファイルの編集
- エッセンシャルサウンドパネルを使用したオーディオの編集、修復および向上
- マルチトラックのセッションマーカーとクリップマーカー
- テキストからスピーチを生成
- 複数のオーディオファイル間でのラウドネスの一致
- 波形エディターでのオーディオ表示
- オーディオの選択
- Audition でのオーディオのコピー、カット、ペースト、削除の方法
- 視覚的なフェードおよび振幅の変更
- マーカーの操作
- オーディオの位相反転、リバースおよび無音部分の作成
- 一般的な操作の自動化
- フェーズ、周波数および振幅の分析
- 周波数バンドスプリッター
- 取り消し、やり直し、ヒストリー
- サンプルタイプの変換
- Audition を使用したポッドキャストの作成
- エフェクトの適用
- エフェクトリファレンス
- マルチトラックセッションのミキシング
- ビデオとサラウンドサウンド
- キーボードショートカット
- 保存と書き出し
フィルターとイコライザ/ノッチフィルターエフェクトは、最大 6 つのユーザー定義の周波数バンドを削除します。60 Hz のハムノイズなど、非常に狭い周波数バンドを削除し、周囲のすべての周波数をそのまま残すには、このエフェクトを使用します。
甲高いサウンドを削除するには、「歯擦音抑制」プリセットを使用します。または、「DTMF」を使用して、アナログ電話システムの標準トーンを削除します。
周波数
各ノッチのセンター周波数を指定します。
ゲイン
各ノッチの振幅を指定します。
ノッチ幅
すべてのノッチの周波数範囲を指定します。一部の隣接周波数を削除する 2 次フィルターの「狭い」から、非常に限定的な 6 次フィルターの「非常に狭い」まで、3 つのオプションがあります。
通常、「狭い」設定では 30 dB の減衰を、「非常に狭い」設定では 60 dB の減衰を、「極めて狭い」設定では 90 dB の減衰を使用します。減衰が大きいと、幅広い隣接周波数が削除される可能性があります。
ノイズレス
ノイズや人工音をほぼ完全に除去します。ただし多くの処理能力を必要とします。このオプションの違いを耳で判別するには、高性能のヘッドホンとモニタリングシステムが必要です。
減衰の固定値
ノッチの減衰レベルが均等であるか、または個々に異なるかを指定します。