2015 年 6 月リリースの Adobe Audition CC には、Premiere Pro から Dynamic Link を介して Audition に直接ビデオをストリーミングする機能など、オーディオ編集作業の生産性を向上させる機能が含まれています。

Dynamic Link によるビデオ再生

新しい Dynamic Link ビデオ再生機能では、Premiere Pro タイムラインのビデオをレンダリングすることなく、Audition で再生することができます。

Dynamic Link ビデオ再生によって Premiere Pro プロジェクトを Audition に送信する場合、Audition 内でそのままの解像度でビデオを表示できます。以前の Audition では、常にネイティブ形式のビデオを 30 fps の 720x480 形式で DV ファイルにレンダリングする必要があり、これによってネイティブ形式のビデオ属性が失われていました。

Dynamic Link ビデオ再生

  1. プロジェクトパネルで、オーディオを含むシーケンスを選択します。

  2. 編集/Adobe Audition で編集を選択し、サブメニューから「シーケンス」を選択します。

  3. 編集/Adobe Audition で編集を選択し、サブメニューから「シーケンス」を選択します。

    Adobe Audition で編集ダイアログで、「ビデオ」の下の「Dynamic Link から送信」を選択します。

  4. 「Adobe Audition で開く」を選択し、Audition で選択したクリップをネイティブ形式で開きます。

アセットのライブ再リンク

Audition で、開いているプロジェクト内でアセットを簡単に置換できるようになりました。元のクリップに対して行われた変更が保持され、新しいマテリアルに適用されるため、アセットが変更された場合でも中断なしに作業できます。

例えば、曲をサウンドトラックとして使用し、適用されているドッキングやフェードなどのすべての自動化やエフェクトを維持しながら、そのファイルを置換できます。オーディオトラック全体を最初から作成し直す必要なしにアセットを置換できます。

フルスクリーンでのビデオ出力

フルスクリーンのデュアルモニターワークフローを使用して、Audition での編集機能を最大限に利用します。

HDMI、DVI または VGA を使用して、セカンダリモニターにビデオパネルのコンテンツをフルスクリーンで表示します。この機能は特に、ビデオでのサウンドエフェクトおよびサウンドエフェクトの編集、ADR(Automatic Dialog Replacement)またはボイスオーバーの録音、編集中の作業内容の表示に役立ちます。

注意:

この実装では、Mercury Transmit がサポートされないため、サードパーティ製の Transmit プラグインで外部ビデオ I/O を使用することはできません。

セッションの自動バックアップ

Audition では、セッションファイルを定期的なバックアップを保存して、電力障害、クラッシュ、ファイルの破損などによるファイルの消失を防ぐことができます。

環境設定ダイアログで、「自動保存」を選択し、「複数のセッションファイルを自動的にバックアップ」を選択します。その後、Creative Cloud ストレージ環境、セッションフォルダー、または選択したその他の場所など、バックアップ場所を選択します。

読み込んだコンテンツの管理

コンテンツを読み込んだプロジェクトを簡単に管理できるようになりました。読み込んだすべてのメディアがコピーされ、セッションフォルダーに保存されたバックアップファイルに再リンクされます。 

この優れた機能により、共有、コラボレーション、アーカイブがより簡単になり、信頼性が向上します。

注意:

Dynamic Link が含まれる読み込んだファイルを Premiere Pro シーケンスにコピーする場合、Audition では Premiere Pro アセットがセッションフォルダーにコピーされません。Audition タイムライン内のオーディオファイルだけがコピーされます。

マーカーの読み込みと書き出し

Audition では、Premiere Pro や Prelude のビデオファイルなど、XMP マーカーメタデータが含まれるあらゆるファイルからマーカーを読み込むことができます。オーディオファイル(波形エディターに表示)または Audition のマルチトラックコンポジションのいずれかにマーカーを読み込むことができます。

マーカーパネル(ウィンドウ/マーカー)を使用して、CSV ファイルにマーカーを書き出すことによって、マーカーをサードパーティ製アプリケーションと共有することができます。いつでも、CSV マーカーファイルを Audition に再び読み込むことができます。

読み込まれたマーカーを次のように使用できます。

  • ビデオコンテンツのタイムコードマーカー
  • オーディオ編集の精度を向上させるために、サンプルに基づくマーカーを作成して書き出します。例えば、演劇の照明デザイナーが Audition を使用して、波形に基づくマーカーまたはキューを作成できます。

カスタムレベルのメーター値

Audition では、レベルメーターパネル(ウィンドウ/レベルメーター)で黄色(注意)または赤(警告)のインジケーターのカスタムレベルを設定できます。

レベルメーターのクロスオーバーポイントにカスタム値を選択することによって、放送局の規制または個人の環境設定に準拠できます。環境設定ダイアログで、「再生」を選択し、黄色と赤のレベルを指定します。

 

MeterColorCrossoverLevels
環境設定ダイアログで、注意(黄色)と警告(赤)にカスタム値を指定します。

その他の機能改良

時間指定録音

事前に録音のスケジュールを設定するか、自動的にキャプチャするか、指定されたデュレーションにただちに録音を開始するかを指定できるようになりました。

オーディオドライバーのパフォーマンスの向上

Audition で、USB マイクのサポートが向上しました。オーディオデバイスを共有しているアプリケーション間の切り替え時に発生する問題が大幅に減少しました。さらに、複数のオーディオデバイスを使用した録音時に、「サンプルレートの不一致」を示すエラーが表示されなくなりました。

新しい言語サポート

Audition をポルトガル語(ブラジル)で使用できるようになりました。

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