新機能の概要

Audition CC の 2016 および 2017 リリースの新機能の概要

Adobe Audition CC が提供するオーディオツールキットは、映画業界でも指折りの堅牢性を誇ります。Audition は、オーディオ品質を高め、オーディオ編集の全体的な効率を向上させる高度な機能を提供します。エッセンシャルサウンドパネルを使用して一般的な調整をおこなうと、プロレベルの品質の結果を生成できます。Adobe Media Encoder に直接プロジェクトを送信して、レンダリングおよび公開できます。Dynamic Link を使用すると、Premiere Pro と Audition の間でほぼロスレスのシームレスなワークフローを実現できます。スペクトル編集ツールは、サウンドスケープを視覚的なワークスペースに変換します。スピーチを自動で同調、ノイズリダクションツール、自動ラウドネス補正は、Audition 独自のネイティブなプレミアムソリューションです。 

注意:

Adobe Audition は、オーディオのレコーディングとミキシングポッドキャスト、およびサウンドエフェクトのデザインを行うことができる強力なアプリケーションです。

Adobe Audition CC 2017.1 リリース | 2017 年 4 月

マルチチャンネルオーディオワークフロー

Audition CC 2017.1、10.1 の新機能 | 2017 年 4 月

マルチチャンネルオーディオワークフローにより、すべてのオーディオチャンネルを固有のクリップに自動的に分離できます。クリップに割り当てられたチャンネルをカスタマイズして、特定のチャンネルルーティングを調整できます。

詳しくは、マルチチャンネルオーディオワークフローを参照してください。

ビジュアルキーボードショートカットエディター

Audition CC 2017.1、10.1 の新機能 | 2017 年 4 月

ビジュアルキーボードショートカットエディターを使用して、どのキーにショートカットが割り当てられているか、およびどのキーが割り当てに使用できるかを確認します。キーボードレイアウトのキーの上にマウスカーソルを置くと、ツールヒントにコマンド名全体が表示されます。キーボードレイアウトで修飾キーを選択すると、その修飾キーを必要とするすべてのショートカットがキーボード上に表示されます。

ビジュアルキーボードショートカットエディター
ビジュアルキーボードショートカットエディター

詳しくは、ビジュアルキーボードショートカットエディターを参照してください。

PreSonus FaderPort のサポート

Audition CC 2017.1、10.1 の新機能 | 2017 年 4 月 

Audition のこのリリースでは、PreSonus FaderPort のサポートが導入されています。FaderPort デバイスは、USB でコンピューターに接続し、完全なトランスポートコントロールをおこないます。このデバイスは、フェードおよびオートメーションを書き込むための高品質のタッチセンシティブモーターフェーダーを搭載し、すばやく効率的な録音が可能です。

詳しくは、コントロールサーフェスのサポートを参照してください。

Premiere Pro のエッセンシャルサウンドパネル

Audition CC 2017.1、10.1 の新機能 | 2017 年 4 月

Audition のエッセンシャルサウンドパネルを Premiere Pro で使用できるようになりました。この機能で提供されるアクセス可能なワークスペースを使用して、オーディオ品質を向上させるための主要テクニックを容易に適用できます。Premiere Pro だけでミキシングを完成させたり、変更をシームレスに Audition に送信してさらに編集することもできます。

詳しくは、エッセンシャルサウンドパネルを使用したオーディオの編集、修復および向上を参照してください。

 

更新されたオーディオエフェクト

Audition CC 2017.1、10.1 の新機能 | 2017 年 4 月

既存の多くのオーディオエフェクトに、スペクトラムメーター、ゲインメーターおよびゲインリダクションメーターが表示されるようになりました。周波数スペクトルを使用してオーディオのアンバランスを特定し、コントロールポイントを使用して修正できます。レベルメーターはオーディオの入力レベルを表示し、ゲインリダクションメーターはオーディオ信号の圧縮または拡張の程度を表示します。

詳しくは、グラフによるエフェクト設定のコントロールおよびダイナミックス操作エフェクトを参照してください。

 

Audition でのシーケンス編集の機能強化

Audition CC 2017.1、10.1 の新機能 | 2017 年 4 月

この機能により、Premiere シーケンスを Audition に送信する場合の、Audition 内での編集作業が強化されます。Audition は、デフォルトのデータ交換形式として Premiere Pro プロジェクトファイルをサポートするようになりました。このため、エフェクトとそのパラメーター、サブミックス、エッセンシャルサウンドパネル設定など、非常に多くの情報を Audition に転送することができます。

詳しくは、Audition でのシーケンス編集の機能強化を参照してください。

Adobe Audition CC 2017 リリース | 2016 年 11 月

新しいオンボーディング体験

このリリースの Adobe Audition CC の新機能

新しいオンボーディング体験では、新規ユーザーのために、一般的なタスクに関する一連のガイド付きチュートリアルが提供されます。アップデートには、バックグラウンドノイズの軽減、オーディオ要素のミキシングまたは簡単なポッドキャストの生成などが含まれます。

初めて Audition CC を使用する場合は、これらのチュートリアルによって中心的な機能の使い方を簡単に学習できます。アプリケーション内で使い方のヒントや簡単なチュートリアルが表示されるので、Audition をすぐに使い始めることができます。新しいアップデートにより、ネイティブ環境内でいくつかの重要なタスクを実行できるようになりました。 

エッセンシャルサウンドパネル

Audition CC 2015.2 の新機能 | 2016 年 6 月

時間にも予算にも余裕がない中で、多くのビデオエディターは、プロのオーディオエンジニアを雇わずにオーディオをミキシングしています。このリリースの Adobe Audition を利用すれば、オーディオエクスペリエンスの制限から解放され、プロジェクトで様々なミキシングテクニックを容易に活用できます

エッセンシャルサウンドパネルでは、オーディオミキシング用の包括的なツールセットを利用して、プロ並みの品質の結果を達成できます。このパネルには、音量レベルの統一、サウンドの修復、明瞭度の向上およびスペシャルエフェクトの追加をおこなうためのシンプルなコントロールがあります。エフェクトを使用すると、ビデオプロジェクトをプロのオーディオエンジニアがミキシングしたようなサウンドにすることができます。適用済みの調整を再利用できるようにプリセットとして保存すると、完全な Audition ツールセットに反映されるので、オーディオのさらなる微調整に有効に活用できます。 

詳しくは、エッセンシャルサウンドパネルを使用したオーディオの編集、修復および向上を参照してください。

Adobe Media Encoder へのマルチトラックの書き出し

Audition CC 2015.2 の新機能 | 2016 年 6 月

Audition では、編集後のオーディオを Adobe Media Encoder に直接書き出せるようになりました。この機能により、各種ミックスダウンファイルのレンダリングやラングリングをおこなうことなく、形式プリセットとオーディオチャンネルのカスタマイズを使用して、完全なリニアポストプロダクションワークフローを実行できます。

書き出すには、保存先の形式とプリセットを選択します。この機能には、ビデオストリームの再エンコードを防ぎ、レンダリングキューに追加するために、ビデオを様々な形式で再ラップする機能が含まれています。最終的なオーディオチャンネルをビデオファイルに割り当てる方法もカスタマイズできます。

プロジェクトファイルの準備ができると、プロジェクトはバックグラウンドで自動的にレンダリングを開始します。Audition で編集されたプロジェクトには Audition のロゴが付くので、どのプロジェクトが完了して使用可能な状態にあるかを容易に特定できます。Adobe Media Encoder がファイルをバックグラウンドでレンダリングしている間に、次のプロジェクトの Audition または Premiere での作業に戻ることができます。

詳しくは、Adobe Audition でのファイルの保存と書き出しを参照してください。

リミックス

Audition CC 2015.1 の新機能 | 2015 年 11 月

コレクション内の音楽ファイルのリミックスを作成できます。例えば、オリジナルのサウンドを残したまま、デュレーションの長い曲のショートバージョンを作成できます。ビデオまたはプロジェクトの長さに合わせてコレクションの曲を再構成できます。

詳しくは、リミックスの作成を参照してください。

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