ここでは、RoboHelp で簡単にモバイルアプリ出力を生成する方法について説明します。

モバイルアプリ出力とは

RoboHelp でモバイルアプリ出力プリセットを使用すると、プロジェクトの出力として Android または iOS のモバイルアプリケーションを生成することができます。

注意:

RoboHelp を使用してモバイルアプリを生成するには、PhoneGap アカウントが必要になります。 PhoneGap アカウントを持っていない場合は、RoboHelp の出力プリセット設定の「PhoneGap ID」セクションで、アカウントを作成することができます。

モバイルアプリ出力プリセットの設定

RoboHelp プロジェクトの出力を生成するには、最初に出力プリセットを作成してから、その出力プリセットの各種設定を構成する必要があります。 以下の設定を使用して、モバイルアプリの出力プリセットを構成することができます。

全般

言語:生成後の出力の UI でコンテンツとは別の言語を使用する必要がある場合は、このドロップダウンリストを使用して、出力プリセットの言語を指定します。

エンコーディング:コンテンツで使用する文字のエンコーディング形式を指定する場合は、このドロップダウンリストを使用します。

コンテンツ

以下のオプションを使用して、目次、索引、用語集、条件式など、コンテンツ関連の出力設定を指定します。

目次:出力に含める目次を選択する場合は、このドロップダウンリストを使用します。このドロップダウンリストには、プロジェクトで使用可能な目次が表示されます。 デフォルトでは、このドロップダウンリストの最初の目次が選択されます。

閲覧シーケンス:プロジェクトで定義されている閲覧シーケンスを表示する場合は、このドロップダウンを使用します。複数の閲覧シーケンスを選択することもできます。 選択した閲覧シーケンスは出力のためマージされます。 選択した閲覧シーケンスに競合が発生した場合は、最初に選択した閲覧シーケンスが優先されます。

デフォルトトピック:出力を開く際にトピックパネルに表示するトピックを選択するには、 をクリックします。デフォルトでは、該当する出力に対して選択した目次の最初のトピックがデフォルトトピックです。

索引を含む:出力に索引を含める場合は、この設定を選択します。

用語集:出力に含める用語集を選択する場合は、このドロップダウンリストを使用します。用語集を使用すると、プロジェクト内の関連用語とその定義に簡単にアクセスできます。

条件式:出力の条件式を指定する場合は、このドロップダウンリストを使用します。この設定を使用すると、目的の出力タイプや対象ユーザーに応じて、出力内に表示するコンテンツと出力から除外するコンテンツを簡単に指定することができます。 選択した条件式を編集するには、 をクリックします。条件式を指定しない場合は、ドロップダウンリストで「なし」を選択できます。

ダイナミックコンテンツフィルター:ダイナミックコンテンツフィルターを選択し、生成された出力のコンテンツをフィルターできるようにするには、このドロップダウンリストを使用します。選択したダイナミックコンテンツフィルターを編集するには、 をクリックします。ダイナミックコンテンツフィルターを指定しない場合は、「なし」を選択します。

変数セット:該当する出力で使用する変数セットを指定する場合は、このドロップダウンリストを使用します。ドロップダウンリストで <デフォルト変数セット> を選択すると、プロジェクトのデフォルト変数セットを使用できます。変数セットを使用すると、出力方法に応じて変数を使用できます。 例えば、顧客と内部ユーザーとで異なる変数セットを使用して出力を生成できます。

レイアウト

以下のオプションを使用して、出力の外観を設定します。

マスターページ:生成している出力のマスターページを選択する場合は、このドロップダウンリストを使用します。  

スキン:出力に適用するスキンを選択する場合は、このドロップダウンリストを使用します。

画像用のサムネールを作成:出力の画像をサムネールに変換する場合は、この設定を選択します。これらの画像はクリックすると拡大できます。

検索

以下のオプションを使用して、出力の検索に関連する設定を指定します。

トピックの説明を検索コンテキストとして使用:トピックの検索結果で、トピックのタイトルとともにトピックの説明を表示する場合は、この設定を選択します。「文字数制限を設定」フィールドに、トピックの説明として表示する最大文字数を入力します。トピックの説明を入力するには、コンテンツパネルで目的のトピックを右クリックして「プロパティ」を選択します。次に、トピックのプロパティダイアログボックスの「説明」フィールドに説明を入力して「適用」をクリックします。

検索ボックスで自動入力を有効にする:ユーザーが入力した文字に従い、検索用語を予測して自動的に表示する場合は、このオプションを選択します。  

検索クエリーを自動修正:入力された検索用語のスペルミスを自動的に修正する場合は、このオプションを選択します。1 つの検索用語につき、このオプションで自動的に修正されるのは 1 文字だけです。 これにより、スペルが間違っている用語を入力した場合であっても、その用語に関連する結果が検索されることになります。

用語集の定義を表示:該当する出力に対して選択された用語集から検索用語の定義を取得して表示する場合は、このオプションを選択します。  用語集に登録されている用語のうち、検索用語と一致する用語の定義が表示されます。 

検索から除外するファイルタイプを選択:PDF、Word、Excel など、特定のファイルタイプを検索対象から除外することができます。選択したファイルタイプのコンテンツは、検索対象にはなりません。

アプリケーションの詳細

パッケージ:モバイルアプリケーションの名前を指定します。一般的な命名規則の場合、企業ドメイン名を逆順で使用し、その後にアプリケーションの名前を指定します。例えば、com.adobe.myapp などのように指定します。この名前は、アプリケーションを一意に識別するために PhoneGap によって使用されます。

PhoneGap で使用されるサードパーティ製ツールに関する問題を防ぐため、英字と下線を使用し、区切り文字としてドットを使用してください。

バージョン:アプリケーションの PhoneGap バージョン番号。

バージョンコード(Android のみ):アプリケーションの Android バージョン番号。これは、正の整数です。アプリケーションを更新するたびに、値が 1 ずつ増えていきます。 Google Play などの Android ストアにアプリケーションをアップロードし、そのアプリケーションのバージョン番号を更新すると、その更新に関する通知がユーザーに送信されます。

タイトル:モバイルアプリの名前。該当するアプリケーションをインストールすると、この名前が Google Play Store(または App Store)とモバイルデバイスに表示されます。

説明:アプリケーションに対する PhoneGap の説明を入力します。

アイコン:アプリケーションに関連するアイコンを指定します。該当するアプリケーションをインストールすると、この名前が Google Play Store(または App Store)とモバイルデバイスに表示されます。

スプラッシュ画面:アプリケーションのスプラッシュ画面を指定します。

PhoneGap ID

ユーザー ID:PhoneGap アカウントのユーザー ID を入力します。

パスワード:PhoneGap アカウントのパスワードを入力します。

PhoneGap アカウントを作成:PhoneGap アカウントを持っていない場合は、このオプションをクリックします。クリックすると、PhoneGap の計画ページに移動します。

ユーザー ID の検証:PhoneGap の資格情報をテストする場合は、このオプションをクリックします。テストが失敗した場合は、phonegap.com に移動し、同じ資格情報を使用してログインしてください。 phonegap.com にログインしたら、RoboHelp で同じ資格情報をもう一度テストしてください。

署名鍵

iOS アプリを生成:iOS アプリを出力として生成する場合は、このオプションを選択します。次に、以下の情報を指定します。

  • 電子証明書:アプリケーションの電子証明書をアップロードします。これを行うには、 をクリックします。
  • 証明書パスワード:電子証明書のパスワードを入力します。
  • プロビジョニングプロファイル:電子証明書を指定します。これを行うには、 をクリックします。電子証明書には、登録されているテストデバイスの詳細が記録されています。App Store 上に存在しないアプリケーションは、登録されているテストデバイスにのみインストールすることができます。

Android アプリを生成:Android アプリを出力として生成する場合は、このオプションを選択します。次に、以下の情報を指定します。

  • キーストアファイル をクリックして、キーストアファイルをアップロードします。この操作により、アプリケーションが認証されます。 Android アプリに署名すると、自分の資格情報を使用してそのアプリをブランディングすることになります。 同じキーを使用して、複数のアプリケーションをブランディングすることができます。
  • キーストアパスワード:キーストアファイルのパスワードを指定します。
  • 証明書エイリアス:キーストアのエイリアスを指定します。
  • 証明書パスワード:キーストアのエイリアスのパスワードを指定します。

注意:

「*」が表示されているフィールドは、入力必須フィールドです。アプリケーションを正しく生成するには、これらのフィールドに値を入力する必要があります。

モバイルアプリ出力の生成

  1. プロジェクトのオーサリングウィンドウで、標準ツールバーの右上隅に表示されているクイック生成アイコン()をクリックします。

  2. クイック生成ダイアログボックスで、モバイルアプリの出力セットを選択します。

  3. 設定を構成するには、以下に示すいずれかの操作を実行します。

    • クイック生成ダイアログボックスで、設定を編集アイコン()をクリックします。
    • 標準ツールバーの左側に表示されている「出力」タブをクリックします。

    出力ビューが表示されます。

  4. 出力ツールバーで、「出力プリセット」をクリックします。出力プリセットパネルで、以下に示すいずれかの操作を実行します。

    • 目的のモバイルアプリ出力プリセットをダブルクリックします。
    • 目的の出力プリセットの横に表示されている アイコンをクリックして「編集」を選択します。
  5. 出力設定の構成方法については、「モバイルアプリの出力プリセットの設定」を参照してください。

  6. 出力ビューの標準ツールバーの左上隅に表示されている保存アイコン()をクリックして、設定を保存します。

  7. 出力プリセットパネルのプリセットを生成アイコン()をクリックします。

    次に、出力プリセットパネルで、選択した出力プリセットの横に表示されているプログレスバーを確認します。出力の生成が完了すると、画面の右下隅に成功ダイアログボックスが表示されます。

    出力の生成が完了したら、出力プリセットパネルの をクリックして、モバイルアプリの出力ダイアログボックスを表示します。次に「ダウンロード」をクリックして、アプリケーションをコンピューターにダウンロードします。自分でアプリケーションをダウンロードするだけでなく、指定の QR コードをスキャンするか、指定の URL にモバイルデバイスからアクセスすると、他のユーザーもアプリケーションをモバイルデバイスにダウンロードできるようになります。

    デバイスの UDID がモバイルプロビジョンファイルに登録されている場合は、指定の URL を使用しない限り、iOS アプリをインストールすることはできません。

    注意:

    オーサリングウィンドウで出力を生成することもできます。 その場合は、ツールバーでクイック生成アイコン()をクリックし、目的の出力プリセットを選択して「生成」をクリックします。

    次に、クイック生成ダイアログボックスのプログレスバーを確認します。出力の生成が完了したら、出力プリセットの横に表示されている をクリックして、モバイルアプリの出力ダイアログボックスを表示します。出力の生成が失敗した場合は、選択した出力プリセットの横に表示されている をクリックしてエラーログを確認します。

App Store にモバイルアプリケーションをアップロード

モバイルアプリケーションの設定を行ったあと、アプリケーションを作成できます。このアプリケーションは PhoneGap サーバーにアップロードされます。コンピューターにアプリケーションをダウンロードするか、QRコードを使用してアプリケーションをモバイルデバイスにダウンロードすることができます。

Apple または Android のアプリストアにアプリケーションをアップロードする場合は、以下の記事に記載されている手順に従ってください。

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