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プロジェクトの作成

ここでは、プロジェクトの基礎的な概念と、プロジェクトを Adobe RoboHelp で作成する方法について説明します。

注意:

Adobe Captivate、Adobe FrameMaker、Adobe RoboHelp の最新バージョンにおける既知の問題および制限事項を解決します。

詳細については、「Technical Communication Suite の既知の問題を解決する」を参照してください。

注意:

RoboHelp Classic を使用している場合は、簡単な手順を実行してプロジェクトをアップグレードしてください。 詳しくは、「RoboHelp クラシックプロジェクトをアップグレード」を参照してください。

プロジェクトは、Adobe RoboHelp で作業を行う場合の重要な要素です。 プロジェクトを構成する基礎的な要素はトピックです。コンテンツを作成する場合は、最初にプロジェクトにトピックを追加します。 次に、ナビゲーションを追加し、プロジェクトのプロパティを設定して、必要な出力を生成します。 RoboHelp の基本的な出力は、レスポンシブ HTML5 形式や PDF 形式などのヘルプシステムです。RoboHelp のプロジェクトファイルの拡張子は、.rhpj です。

RoboHelp ではプロジェクトファイルに加えて、トピック、目次、変数、スキンなどのプロジェクトコンポーネントが、ファイル内で個別に管理されます。作成者は、プロジェクトファイルやコンポーネントファイルを直接操作する必要はありません。 RoboHelp 内でプロジェクトを編集すると、そのプロジェクトが保管されているファイルと、影響を受けるすべてのプロジェクトコンポーネントファイルが自動的に更新されます。

プロジェクトコンポーネント

以下の表に、RoboHelp プロジェクトの各種コンポーネントを示します。

プロジェクトコンポーネント 説明
トピック

RoboHelp のコンテンツを構成する基本的な要素です。 トピックには、テキスト、マルチメディア(画像やビデオなど)、ナビゲーションリンクなどを含めることができます。 トピックを作成する場合は、再利用しやすいトピックを作成してください。 非常に長いトピックや非常に短いトピックは作成しないようにしてください。

トピックを操作するには、作成者ツールバーで「コンテンツ」アイコンをクリックします。詳しくは、「トピックとフォルダーの操作」を参照してください。

フォルダーとサブフォルダー

プロジェクトのコンテンツを整理する場合に役立つコンポーネントです。 フォルダーとサブフォルダーを作成して、トピックやアセット(画像、ビデオ、スタイルシートなど)を整理することができます。

フォルダーやサブフォルダーの作成、名前の変更、削除を行うには、作成者ツールバーで「コンテンツ」アイコンをクリックします。詳しくは、「トピックとフォルダーの操作」を参照してください。 

画像とマルチメディア

グラフィック、オーディオ、ビデオ、アニメーションなどの視聴覚アセットです。トピックに追加してコンテンツを拡張することができます。

プロジェクトを開くと、オーサリング領域上部のツールバーに、「画像の挿入」アイコンと「マルチメディアの挿入」アイコンが表示されます。 詳しくは、「画像とマルチメディアの操作」を参照してください。

目次

目次を使用すると、ヘルプシステムでコンテンツの階層構造を表示することができます。 オーサリングを行う際に目次を参照してフォルダーやトピックを選択し、表示操作と編集操作を行うことができます。公開された出力内で目次を使用すると、ヘルプシステム内のコンテンツの範囲を素早く確認することができます。 また、目次を使用して、目的のトピックに素早く移動することもできます。

目次を操作するには、作成者ツールバーで「目次」アイコンをクリックします。詳しくは、「目次の作成と管理」を参照してください。

索引

指定したキーワードやフレーズを使用して、ヘルプシステム内を素早くナビゲートすることができます。 こうしたキーワードやフレーズは、特定のトピックに関連付けられている必要があります。 索引には、複数のレベルのキーワードや他のキーワードへの相互参照を含めることができます。  

索引を操作するには、作成者ツールバーで「索引」アイコンをクリックします。詳しくは、「索引の作成と管理」を参照してください。

用語集

ヘルプシステムで、用語やフレーズの定義が一覧表示されます。 条件を指定して用語をフィルタリングしたり、プロジェクトの外部にある用語集ファイルにリンクしたり、ヘルプシステムで複数の用語集ファイルを管理したりすることができます。 

用語集を操作するには、作成者ツールバーで「用語集」アイコンをクリックします。詳しくは、「用語集の作成と管理」を参照してください。

コンディションタグ

コンテンツのサブセットを定義し、同じプロジェクトで複数のヘルプシステムを生成することができます。 コンディションタグを使用すると、様々な対象ユーザーや配信形式など、異なるニーズに合わせてコンテンツを管理することができます。

コンディションタグを操作するには、作成者ツールバーで「コンディションタグ」アイコンをクリックします。詳しくは、「条件付きコンテンツとは」を参照してください。

変数

プロジェクト内の様々な場所で使用できるテキストやフレーズを変数内に格納することができます。これらのテキストやフレーズは、一箇所でまとめて更新することができます。 変数を使用すると、プロジェクト全体で整合性を保ちながら、コンテンツを素早く更新することができます。 変数の一般的な使用例として、製品名やリリース日付などの情報を変数内に格納すると便利です。 

変数を操作するには、作成者タブで「変数」アイコンをクリックします。詳しくは、「作成した変数を使用して簡単に更新を行う」を参照してください。

スニペット

再利用可能なコンテンツを作成して管理することができます。 グローバルなスニペットを使用すると、複数のトピックに含まれているコンテンツを 1 回の手順で検索して置き換えることができるため、コンテンツの変更作業を短時間で効率的に行うことができます。 

スニペットを操作するには、作成者ツールバーで「スニペット」アイコンをクリックします。詳しくは、「スニペットによるシングルソース」を参照してください。

閲覧シーケンス

閲覧シーケンスとは、次の関連トピックに論理的に移動するための、ファイルの線形リストのことです。閲覧シーケンスの追加、編集、削除を行うことができます。 閲覧時には、コンテンツパネルと目次からトピックをドラッグアンドドロップしたり、トピックの順序を変更したり、トピックを削除したりすることができます。 

閲覧シーケンスを操作するには、作成者ツールバーで「閲覧シーケンス」アイコンをクリックします。詳しくは、「閲覧シーケンスの作成と管理」を参照してください。

レポート

作成者ツールバーの「レポート」アイコンを使用して、様々なレポートを生成することができます。破損リンク、未使用ファイル、存在しないトピックなどのレポートを作成して表示し、他のユーザーと共有することができます。

レポートを操作するには、作成者ツールバーで「レポート」アイコンをクリックします。詳しくは、「レポートの生成」を参照してください。

出力プリセット

優先的に使用する出力形式とコンテンツレイアウトを定義することができます。 また、「検索ボックスで自動修正機能を有効にする」オプションや「用語集の定義を表示」オプションなど、検索に関する設定を出力用に割り当てることもできます。 

出力プリセットを操作するには、出力ツールバーで「出力プリセット」アイコンをクリックします。詳しくは、「出力の生成」を参照してください。

スキン

HTML 出力の外観を定義することができます。 固有の外観が設定された Web サイトテンプレートと同様に、RoboHelp のスキンを使用すると、出力に対して固有の外観を追加することができます。 ロゴを追加したり、罫線や見出しの色を選択するなど、様々な方法で出力の外観をカスタマイズすることができます。 任意のスキンで、出力のプレビューを表示することができます。 

スキンを操作するには、出力ツールバーで「スキン」アイコンをクリックします。詳しくは、「スキンの操作」を参照してください。

ラベル

言語固有のラベルの編集や削除を行ったり、編集内容を元に戻したりやり直したりすることができます。 言語固有のラベルを XML ファイルとして書き出して翻訳し、翻訳後のコピーを特定の言語として読み込むことができます。

ラベルを操作するには、出力ツールバーで「ラベル」アイコンをクリックします。

変数セット

変数セットを使用すると、変数に異なる値のセットを定義できます。変数セットを使用して変数の値を上書きすることにより、特定の出力の変数をカスタマイズすることができます。 新しく作成された変数セットでは、プロジェクト内のすべての変数のリストが表示されます。 このリストで、特定の出力に対してカスタマイズする変数の値を上書きすることができます 必要に応じてあらゆる変数セットを作成できます。出力を生成するときは、適切な変数セットを選択し、必要な出力を生成します。

変数セットを操作するには、作成者タブで「変数」アイコンをクリックします。詳しくは、「変数セット」をご覧ください。

条件式

条件式により、タグ付きソースコンテンツを出力に含めるかどうか、出力から除外するかどうかを制御します。 式内で使用するコンディションタグに応じて、対応するソースコンテンツが出力内に挿入されます。 OR、AND、NOT 演算子を使用して様々なタグの組み合わせを定義し、出力に含めるコンテンツと出力から除外するコンテンツを指定することができます。 条件式は、ソースコンテンツとともに公開されることはありません。また、出力内にも表示されません。

条件式を操作するには、出力ツールバーで「条件式」アイコンをクリックします。詳しくは、「条件式とダイナミックコンテンツフィルターの設定」を参照してください。

ダイナミックコンテンツフィルター

ダイナミックコンテンツフィルターを使用して、出力として表示されるコンテンツを制御することができます。 コンディションタグを追加することにより、ダイナミックコンテンツフィルターをカスタマイズすることができます。 ダイナミックコンテンツフィルターは、タグ付きソースコンテンツとともに公開されます。 出力内に表示される公開済みフィルターで、特定のフィルターを選択して一部のコンテンツだけを表示し、残りのコンテンツは非表示にすることができます。 ダイナミックコンテンツフィルターを使用すると、公開済みコンテンツの全体を確認する必要がなくなるため、特定の情報を素早く取得することができます。 

ダイナミックコンテンツフィルターを操作するには、出力ツールバーで「ダイナミックコンテンツフィルター」アイコンをクリックします。詳しくは、「条件式とダイナミックコンテンツフィルターの設定」を参照してください。

ストップワード

ストップワードとは、「a」や「the」など、検索対象から除外する一般的な単語のことです。ストップリストファイル内にストップワードを追加します。ストップリストファイルに登録されている単語は検索時に無視され、関連度の高い最適な検索結果が表示されます。各種の言語で、ストップワードの追加、編集、削除を行うことができます。 RoboHelp では、ストップリストファイルが言語ごとに作成されます(例:English (US).stp)。

ストップワードを操作するには、出力ツールバーで「ストップワード」アイコンをクリックします。 

同意語

1 つの単語に対して複数の同意語を定義することにより、複数のパターンで用語を検索することができます。 例えば、「カーソル」、「ポインター」、「マウス」を同意語として定義することができます。検索語が「マウス」の場合、「カーソル」という単語をハイライトして、この単語が含まれたすべてのトピックが表示されます。各種の言語で、同意語の追加、編集、削除を行うことができます。RoboHelp では、同義語ファイルが言語ごとに作成されます(例:English (US).syn)。

同意語を操作するには、出力ツールバーで「同意語」アイコンをクリックします。 

スタイルシート

コンテンツの外観を管理するための定義済みスタイルがスタイルシート内に保管されます。コンテンツの書式をローカルで設定するのではなく、コンテンツの各種要素(複数の見出しレベルなど)に対してスタイルを作成し、プロジェクトレベルまたはトピックレベルでスタイルシートを適用します。

RoboHelp に付属しているスタイルシートを、開いているトピックに適用するには、プロパティパネルに移動して、「トピック」タブ、「スタイルシート」の順に選択します

プロジェクトの開始

RoboHelp でプロジェクトを開始するには、以下に示すいずれかの操作を実行します。

サンプルプロジェクトの操作

新しいプロジェクトを作成する前に、あらゆる機能やスタイルをサンプルプロジェクトで体験できます。 以下の手順に従ってサンプルプロジェクトを操作できます。

  1. 「ホーム」  アイコンをクリックします。
    ようこそ画面が開きます。

  2. 左下で「サンプルプロジェクトを開く」をクリックしてサンプルプロジェクトを選択することで、機能を使ってみることができます。 次のような 3 つの名前が付いたプロジェクトがあります。

    • Robohelp について
    • コンパストラベル
    • FintecNEWS
    ヒント :

    このようなサンプルプロジェクトは、デフォルトでドキュメントディレクトリに保存されます。 ディレクトリから誤って削除された場合は、RoboHelp がインストールされているディレクトリからコピーできます。 プロジェクトディレクトリの次の場所で見つけられます。

    Windows の場合:\Program Files\Adobe\Adobe RoboHelp\resources\data\template\projects

    macOS の場合://Applications/Adobe RoboHelp/Adobe RoboHelp.app/Contents/Resources/resources/data/template/projects

プロジェクトの作成

RoboHelp を起動し、以下の手順を実行して、プロジェクトを最初から作成します。

  1. ファイル/新規プロジェクト」を選択するか、Alt+Ctrl+N キーを押します。新規プロジェクトダイアログボックスが表示されます。

    新規プロジェクトの作成

  2. 新規プロジェクトダイアログボックスで、以下の操作を実行します。

    • タイトル:このフィールドに、プロジェクトの名前を入力します。
    • 言語:このドロップダウンリストで、プロジェクトのコンテンツで優先的に使用する言語を選択します。
    • 保存場所:このフィールドで、プロジェクトを保存する場所を指定します。 をクリックしてコンピューター内のフォルダーを表示し、プロジェクトを保存するフォルダーを選択します。
      プロジェクトのデフォルトの場所を変更してから、「デフォルトの場所として設定」チェックボックスを選択すると、希望するフォルダーをデフォルトの場所として設定できます。
  3. 作成」をクリックします。

    トピックを追加する方法と、プロジェクト内でコンテンツを作成する方法については、「トピックとフォルダーの操作」を参照してください。

新しいプロジェクトが作成されるか、Classic または RoboHelp 2019 プロジェクトがアップグレードされると、一意に定義された値が自動的に生成され、プロジェクト ID として参照されます。これは .rhpj ファイルで定義されています。

Project ID を使用して翻訳ファイルを管理する方法を確認するには、「コンテンツの複数言語への翻訳」を参照してください。

RoboHelp Classic のプロジェクトのアップグレード

RoboHelp で RoboHelp Classic のプロジェクト(.xpj ファイル)を開くには、以下の手順を実行します。

  1. ファイル/RoboHelp Classic プロジェクトのアップグレード」を選択します。

  2. 開くダイアログボックスが表示されたら、コンピューター内のフォルダーを参照し、目的の .xpj プロジェクトファイルを選択して「開く」をクリックします。

  3. プロジェクトのアップグレードダイアログボックスで、「作成」をクリックします。

    RoboHelp のプロジェクトが .rhpj ファイルとして保存されます。

    プロジェクトのアップグレード

注意:

Classic および RH2019 からアップグレードされたすべてのプロジェクトに、プロジェクト ID が自動で割り当てられます。

注意:

アップグレード時には、Classic のプロジェクトが含まれていたフォルダーにすべてのファイルが残ります。 「アセット」フォルダーに移動されるファイルは、ルートフォルダーに存在するファイルのみです。

注意:

アップグレードが完了すると、.DOCX や .XLSX などの既知のドキュメント拡張子ファイルはすべて、 アセット/docs フォルダーに移動します。他のファイルはすべて、アセット/その他フォルダーに移動します。 例:MSG ファイル。

イメージおよびその他のファイルの追加と管理

プロジェクトのアップグレード中、アセットフォルダーに移動されるのは、ルートフォルダーの画像とマルチメディアのみです。その他のファイルはすべて、Classic のプロジェクトが含まれていた場所に残ります。

バゲッジファイルフォルダーのインポート

使用されているかどうかにかかわらず、バゲッジファイルはすべて、アップグレードされたプロジェクトにインポートされます。 

RoboHelp 2019 からアップグレード

Adobe RoboHelp 2019(新しい UI)からアップグレードする場合は、ホーム画面から「設定をインポート」を選択してアプリケーション全体の設定をインポートします。

インポート時に、ファイルには次の設定が含まれます。

  • アプリケーション設定
  • 接続プロファイル
  • 公開プロファイル
  • ダイアログとパネルのサイズ
  • スクリプト
  • ユーザー辞書
注意:

これは、RoboHelp 2019 からアップグレードするユーザーにのみ適用されます。

プロジェクトの保存

RoboHelp でプロジェクトやファイルを保存するには、以下の手順を実行します。

  • プロジェクトを保存する場合は、「ファイル/すべて保存」を選択するか、Ctrl+S キーを押します。
  • トピックを保存する場合は、「ファイル/保存」を選択するか、Alt+Ctrl+S キーを押します。

または、標準ツールバーの左上隅に表示されている をクリックして、作業内容を保存することもできます。

プロジェクト設定の構成

トピックのステータス、色、タググループ、バージョンコントロールなどの設定とともに、プロジェクトのタイトルと言語を指定して編集することができます。

プロジェクト設定ダイアログボックスにアクセスするには、以下の手順を実行します。

  1. RoboHelp を起動してプロジェクトを開き、「ファイル/プロジェクト設定」を選択するか、Ctrl+Shift+/ キーを押します。

  2. プロジェクト設定ダイアログボックスの各タブ(「全般」タブ、「トピックのステータス」タブ、「色」タブなど)で、必要な設定を入力します。

    詳しくは、「プロジェクト設定」を参照してください。

  3. 必要な設定を入力したら、「終了」をクリックします。

プロジェクト設定

プロジェクト設定ダイアログボックスには、以下のタブがあります。

一般

全般」タブは、プロジェクト設定ダイアログボックスでデフォルトで選択されます。「全般」タブを設定するには、以下の手順を実行します。

  1. プロジェクトタイトル」フィールドに、プロジェクトの名前を入力します。

  2. 言語」で をクリックして、プロジェクトで使用する言語を選択します。

  3. デフォルトのスタイルシート」で をクリックして、プロジェクトで使用するスタイルシートを選択します。現在のプロジェクトでトピックを作成すると、選択したスタイルシートがトピックに対して自動的に適用されます。

  4. デフォルトの Word 読み込み設定」で、Word ファイルを HTML ファイルに変換するためのデフォルト設定が保管されているファイルを選択します。

    このファイルを編集するには、「ファイル/読み込み/Word ドキュメント」を選択し、Word の読み込み設定ダイアログボックスの「全般」タブで必要な設定を入力します。「全般」タブについて詳しくは、「全般」を参照してください。

  5. 新しいインライン書式設定を適用しない場合は、「インライン書式設定を許可しない」を選択します。このオプションを選択すると、以前に適用されたインライン書式設定がそのまま残ります。

トピックのステータス

ドラフト」、「進行中」、「レビュー可能」などのトピックのステータスを選択して、トピックの作成に関する現在の段階を指定することができます。また、カスタムのステータスを追加したり、既存のステータスの名前を変更したり、既存のステータスを削除したり、ステータスの順序を変更したりすることができます。

注意:

ステータスリストの先頭に表示されるステータスは、新しいトピックのデフォルトのステータスとして使用されます。 

  1. プロジェクト設定ダイアログボックスの左側のパネルで、「トピックのステータス」タブを選択します。

  2. 独自のステータスを作成する場合は、「新しいステータスを追加」フィールドにステータス名を入力して をクリックします。

    新しいステータスが、ステータスリストに追加されます。

  3. ステータス名を変更するには、そのステータスの名前をクリックして名前を変更します。

  4. ステータスの順序を変更するには、目的のステータスの アイコンをクリックし、そのアイコンをドラッグして目的の位置にドロップします。

  5. ステータスを削除するには、削除するステータスの をクリックします。

    注意:

    特定のステータスを削除すると、それまでそのステータスだったすべてのトピックが、デフォルトのステータスに変わります。 例えば、「トピックのステータス」タブのデフォルトのステータス(タブの先頭に表示されているステータス)が「ドラフト」で、いくつかのトピックのステータスが「レビュー」になっているとします。この場合、「レビュー」ステータスを削除すると、それまでのステータスが「レビュー」だったすべてのトピックが「ドラフト」ステータスに変わります。

カラー

色を追加または編集したり、プロジェクトで特定の色のリストを管理したりすることができます。また、既存の色の名前を変更したり、既存の色を削除することもできます。 

  1. プロジェクト設定ダイアログボックスの左側のパネルで、「」タブを選択します。

  2. 色を追加するには、をクリックして色を選択し、「カラー名」フィールドに色の名前を入力して をクリックします。

    新しい色が、色リストに追加されます。カラーピッカーダイアログに、色リストがスウォッチとして表示されます。

  3. 色の名前を変更するには、その色の名前をクリックして名前を変更します。

  4. 色の順序を変更するには、目的の色の アイコンをクリックし、そのアイコンをドラッグして目的の位置にドロップします。

  5. 色を削除するには、削除する色の をクリックします。

注意:

カラーピッカーの詳細については、「カラーピッカーダイアログボックスを使用する」を参照してください。

タググループ

タググループを使用して、関連する複数のコンディションタグをグループ化すると、関連するコンテンツを 1 つのグループとして使用できるようになります。デフォルトのタググループのリストに、タググループを追加することができます。 また、既存のタググループの名前を変更したり、既存のタググループを削除することもできます。

  1. プロジェクト設定ダイアログボックスの左側のパネルで、「タググループ」タブを選択します。

  2. タググループを追加するには、「新しいタググループの追加」フィールドにタググループの名前を入力して をクリックします。

    新しいタググループが、タググループのリストに追加されます。

  3. タググループの名前を変更するには、そのグループの名前をクリックして名前を変更します。

  4. タググループを削除するには、削除するグループの をクリックします。

    注意:

    タグが含まれているタググループを削除することはできません。 タググループを削除する前に、そのタググループ内でグループ化されているすべてのタグが削除されていることを確認してください。 タグを削除するには、削除するタグをコンディションタグで右クリックして「削除」をクリックします。

「フォントリスト」タブ

フォントは、すべてのトピックを通じて文書の外観や雰囲気に一貫性を保たせるために、とても重要です。フォントを有効にするには、出力をビルドするコンピューターにフォントをインストールする必要があります。

  1. プロジェクト設定ダイアログボックスの左側のパネルで、「フォントリスト」タブを選択します。

  2. フォントを追加するには、「フォントグループの追加」フィールドに名前を入力して をクリックします。コンマで区切ることにより、1 行に複数のフォントを追加することもできます。

    新しいフォントがフォントリストに追加されます。 

    注意:

    複数のフォントが 1 行に追加された場合、ブラウザーはシステムにインストールされている最初のフォントを選択します。

  3. フォント名を変更するには、そのフォントの名前をクリックして名前を変更します。

  4. フォントの優先順位を変更するには、フォントの をクリックし、目的の位置にドラッグ&ドロップします。

  5. フォントグループを削除するには、削除するグループの をクリックします。

  6. リストに表示されているフォントに限定するには、「システムフォントを含めない」チェックボックスをオンにします。このオプションを選択すると、フォントリストに含まれているシステムフォントのリストは除外されます。

ファイルエクスプローラーで、プロジェクト/設定を選択すると FontList.xml が見つかります。 このファイルを使用して、フォントを別のプロジェクトにコピーできます。

「パネル」タブ

RoboHelp で多数のパネルを使用できるようにすると、ワークスペースがすぐに乱雑になる場合があります。 作成者ビューと公開ビューで、左側のツールバーの表示を最適化するには、パネルに関連付けられた「表示 / 非表示」ボタンを使用できます。必要に応じて、作業中のビューを最大化することができます。 

  1. プロジェクト設定ダイアログボックスの左側のパネルで、「パネル」タブを選択します。

  2. 必要に応じて、個々のパネルに対応するトグルボタンで表示のオン / オフを切り替えることができます。

  3. 「終了」をクリックします。

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