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Word ドキュメントのプロジェクトへの読み込み

ここでは、Microsoft Word ドキュメントを RoboHelp に読み込む方法と、読み込んだコンテンツをニーズに応じてカスタマイズする方法について説明します。

Microsoft Word ドキュメントを 1 つ以上のトピックとして RoboHelp に素早く読み込んで使用することができます。 ドキュメントを読み込む際に、RoboHelp のいくつかの設定を構成して、ニーズに応じてトピックの読み込みとカスタマイズを行うこともできます。

Word ドキュメントの読み込み

開いているプロジェクトに Word ドキュメントの HTML バージョンを読み込むには、以下の手順を実行します。

  1. コンテンツパネルで、以下に示すいずれかの操作を実行します。

    • Word ドキュメントの読み込み先となるフォルダーを選択します。次に、「ファイル/読み込み/Word ドキュメント」を選択します。
    • 目的のフォルダーを右クリックするか、目的のフォルダーの「」をクリックして、「読み込み/Word ドキュメント」を選択します。
  2. Word の読み込み設定ダイアログボックスで目的の Word ドキュメントを選択し、設定を編集します。詳しくは、「Word の読み込み設定」を参照してください。

  3. 必要な設定を行ったら、「設定を保存」をクリックします。 RoboHelp により、これらの設定が保存されます。次に Word ドキュメントを読み込むと、これらの設定が自動的に適用されます。

  4. 読み込み」をクリックします。指定した設定を使用して、選択した Word ドキュメントの HTML バージョンが作成され、選択したフォルダー内にトピックとして保存されます。各トピックは、トピックのファイル名を基に、アルファベット順にフォルダー内に保管されます。 Word ドキュメントを読み込む際にフォルダーを選択しなかった場合は、コンテンツパネルのルートレベルのトピックとして Word ドキュメントが読み込まれます。

Word の読み込み設定

ファイル/読み込み/Word ドキュメント」を選択する際に、Word の読み込み設定ダイアログボックスを表示することができます。このダイアログボックスで以下のタブを使用して、様々な設定を構成することができます。

注意:

段落」、「文字」、「ハイパーリンク」、「」のタブは、選択した Word ドキュメントでこれらのタブのスタイルが適用されている場合にのみ使用することができます。

全般

全般」タブは、Word の読み込み設定ダイアログボックスでデフォルトで選択されます。このタブでは、以下の項目を設定することができます。

  • Word ドキュメント:読み込む Word ドキュメントを指定します。これを行うには、 アイコンをクリックし、目的の Word ドキュメントを選択して「開く」をクリックします。
  • ロード設定:読み込むコンテンツに対する定義済み設定を選択します。これを行うには、  アイコンをクリックします。
  • スタイルマッピング用 CSS ファイル:Word ドキュメント内のスタイルを RoboHelp のスタイルにマップするためのスタイルシートを選択します。これを行うには、  アイコンをクリックします。デフォルトでは、プロジェクト設定で指定したスタイルシートが使用されます。
  • 新しいトピックをスタイルから開始:Word ドキュメントから読み込んだコンテンツを使用して複数のトピックを作成する場合は、以下の設定を使用します。
    • Word スタイル:新しいトピックを作成するための Word ドキュメント内のスタイルを指定するには、このドロップダウンリストを使用します。例えば、第 1 レベルのすべての見出しに対してトピックを作成するには、「見出し 1」を選択します。
    • トピック名パターン:新しいトピックの命名パターンを指定します。次のオプションから選択できます。
      • <$filename_no_ext><n>:拡張子(.docx)のないファイル名が作成され、1 から順に番号が振られます。例えば、ABC.docx というファイルの場合、新しいトピックのファイル名は、ABC1 や ABC2 などになります。
      • <$filename_no_ext>-<$paratext>:拡張子(.docx)のないファイル名が作成され、最初の段落の最初のテキストがファイル名の最後に付加されます。
      • <$paratext>(デフォルト)最初の段落の最初のテキストを含むファイル名を作成します。
    • 生成されたファイル名には ASCII 文字のみを使用:ファイル名で ASCII 文字を使用する場合は、このフィールドを選択します。

段落

インポートしたコンテンツの段落スタイルを指定する場合は、「段落」タブを選択します。このタブには、以下の列が表示されます。

  • Word スタイル:選択した Word ドキュメントのスタイル。
  • RoboHelp:読み込んだコンテンツのスタイルです。このスタイルは、対応する Word スタイルに一致するように、自動的にマップされます。 このマッピングは、指定した CSS ファイルに基づいて実行されます。

マッピングされた各スタイルの横に表示されている  をクリックして、「スタイルにマッピング」セクションからスタイルを選択できます。 対応する Word スタイルに一致するスタイルがない場合、RoboHelp には次の既定のスタイルオプションが表示されます。

  • Word スタイルの読み込み は、スタイルが適用されたコンテンツを読み込みます。
  • スタイルを破棄 は、適用されたスタイルを持たないコンテンツを読み込みます。この場合、RoboHelp の既定のスタイルが適用されます。
  • コンテンツを破棄 は、スタイルが適用されたコンテンツを削除します。
  • HTML タグにマッピング:このセクションの前タグを、スタイルが適用されたコンテンツに指定します。

選択した Word スタイルとマッピングされたスタイルは、それぞれ Word プレビューRoboHelp プレビュー でプレビューできます。

文字

読み込んだコンテンツに対して文字スタイルを指定する場合は、「文字」タブを選択します。このタブには、以下の列が表示されます。

  • Word スタイル:選択した Word ドキュメントのスタイル。
  • RoboHelp:読み込んだコンテンツのスタイルです。このスタイルは、対応する Word スタイルに一致するように、自動的にマップされます。 このマッピングは、指定した CSS ファイルに基づいて実行されます。

マッピングされた各スタイルの横に表示されている  をクリックして、「スタイルにマッピング」セクションからスタイルを選択できます。 対応する Word スタイルに一致するスタイルがない場合、RoboHelp には次の既定のスタイルオプションが表示されます。

  • Word スタイルの読み込み は、スタイルが適用されたコンテンツを読み込みます。
  • スタイルを破棄 は、適用されたスタイルを持たないコンテンツを読み込みます。この場合、RoboHelp の既定のスタイルが適用されます。
  • コンテンツを破棄 は、スタイルが適用されたコンテンツを削除します。

選択した Word スタイルとマッピングされたスタイルは、それぞれ Word プレビューRoboHelp プレビュー でプレビューできます。

ハイパーリンク

読み込んだコンテンツに対してハイパーリンクスタイルを指定するには、「ハイパーリンク」タブを選択します。このタブには、以下の列が表示されます。

  • Word スタイル:選択した Word ドキュメントのスタイル。
  • RoboHelp:読み込んだコンテンツのスタイルです。このスタイルは、対応する Word スタイルに一致するように、自動的にマップされます。 このマッピングは、指定した CSS ファイルに基づいて実行されます。

マッピングされた各スタイルの横に表示されている  をクリックして、「スタイルにマッピング」セクションからスタイルを選択できます。 対応する Word スタイルに一致するスタイルがない場合、RoboHelp には次の既定のスタイルオプションが表示されます。

  • スタイルをインポートは、スタイルが適用されたコンテンツを読み込みます。
  • スタイルを破棄 は、適用されたスタイルを持たないコンテンツを読み込みます。この場合、RoboHelp の既定のスタイルが適用されます。
  • コンテンツを破棄 は、スタイルが適用されたコンテンツを削除します。

選択した Word スタイルとマッピングされたスタイルは、それぞれ Word プレビューRoboHelp プレビュー でプレビューできます。

読み込んだコンテンツの表スタイルを指定するには、「表」タブを選択します。このタブには、以下の列が表示されます。

  • Word スタイル:選択した Word ドキュメントのスタイル。
  • RoboHelp:読み込んだコンテンツのスタイルです。このスタイルは、対応する Word スタイルに一致するように、自動的にマップされます。 このマッピングは、指定した CSS ファイルに基づいて実行されます。

マッピングされた各スタイルの横に表示されている  をクリックして、「スタイルにマッピング」セクションからスタイルを選択できます。 対応する Word スタイルに一致するスタイルがない場合、RoboHelp には次の既定のスタイルオプションが表示されます。

  • Word スタイルの読み込み は、スタイルが適用されたコンテンツを読み込みます。
  • スタイルを破棄 は、適用されたスタイルを持たないコンテンツを読み込みます。この場合、RoboHelp の既定のスタイルが適用されます。
  • コンテンツを破棄 は、スタイルが適用されたコンテンツを削除します。

選択した Word スタイルとマッピングされたスタイルは、それぞれ Word プレビューRoboHelp プレビュー でプレビューできます。

詳細

Word の読み込み設定ダイアログボックスで、「詳細」タブを選択します。このタブでは、以下の項目を設定することができます。

  • Word リストを HTML リストに変換:Word ドキュメントの番号付きリストまたは箇条書きリストを HTML リストとしてトピック内に読み込む場合は、このフィールドを選択します。このフィールドを選択しなかった場合、読み込んだコンテンツ内で Word リストの外観が維持されますが、リストとして処理されることはありません。
  • インラインスタイルを読み込み:Word ドキュメント内のコンテンツに適用されるインラインスタイルを読み込む場合は、このフィールドを選択します。
  • 目次に生成されたトピックを追加:Word ドキュメントから生成されるトピックを目次ファイルに追加するには、このフィールドを選択します。ドロップダウンリストから <New TOC> を選択して目次を作成するか、プロジェクトから既存の目次を選択します。デフォルトでは、すべてのトピックが同じレベルに設定されています。 ただし、以下のチェックボックスを選択して、目次階層のスタイルをマップできます。
    • 目次階層に Word スタイルをマップ: Microsoft Word ドキュメントを RoboHelp にインポートするときに、Word で使用されているスタイルを RoboHelp の対応する目次レベルにマップすることができます。 左側に表示される Word スタイルは、ドキュメントを分割するための一般設定で定義されたものです。 右側の目次レベルで、その Word スタイルの目次レベルを選択できます。 これにより、一般設定でユーザーが定義した分割セクションが、指定した目次レベルにマップされます。
      注意 - 見出しレベルが正しいことを確認します。見出し 1 の直後に見出し 4 を入れないようにします。 その場合、目次レベルは自動的に見出し 4 から見出し 2 に移動してしまいます。
  • 読み込み後スクリプト:ドロップダウンリストからのドキュメントの読み込みで実行するスクリプトを選択できます。 

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