Adobe Captivate Prime は、クラウドホスト環境で学習者中心のセルフサービス学習を提供する管理ソリューションです。アドビは既存の学習管理システム(LMS)を持つエンタープライズが、組織のトレーニングデータおよびトレーニングコンテンツを Captivate Prime LMS アプリケーションに移行できるように支援します。
- Captivate Prime ユーザーガイド
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- 管理者
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- ユーザーを追加してユーザーグループの作成
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- コースモジュール、インスタンスおよび学習プログラムの作成
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- スキルとレベルの作成および変更
- AI ベースの推奨コース
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- キャンセル待ちと出席の管理
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- Salesforce 向け Captivate Prime アプリ
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- Adobe Captivate Prime デスクトップアプリケーション
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- 必要システム構成 | Adobe Captivate Prime デスクトップアプリケーション
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- ナレッジベース
- Captivate Prime にログインできない
- 学習の概要に最新のデータが表示されない
- CSV をアップロードできない
- HAR ファイルを生成する
- L1 フィードバックの自動ポップアップが表示されない
- 資格認定の作成中に、カタログに含まれる特定のコースを表示できない
- 学習プログラムの作成中に、カタログに含まれる特定のコースを表示できない
- 学習プログラムの廃止に関する問題
- バッジを割り当てられない
- Captivate Prime でセッションが期限切れになる
- コースを検索できない
- 移行に関する問題のトラブルシューティング
- Captivate Prime アプリに関する問題のトラブルシューティング
- Captivate Prime でユーザーが自動削除される
- EU ドメインにパブリッシュできない
- 社外ユーザーとして登録できない
- Adobe Captivate Prime と Okta Active Directory の連携
- コースに学習者を表示できない
- カレンダーを表示できない
- コースを完了した後、モジュールが完了とマークされない
- コースを完了した後、スキルを達成できない
- ラジオボタンが表示されない
- Captivate Prime で提出されたファイルを表示できない
Captivate Prime 学習プログラムの名称が、学習パスに変更となります。 この変更は 2021 年 10 月のリリースから適用され、学習パスの用語がすべての役割に反映されます。
既存の LMS を Captivate Prime LMS に移行する統合管理者向けの参照用マニュアル
概要
利用シナリオ
一般に、大企業は自社の LMS または他のベンダーから提供されるレガシー学習管理システムを使用します。LMS は、企業のトレーニングコンテンツとトレーニングデータで構成されます。企業として Captivate Prime を購入すると、既存の LMS コンテンツとデータを Captivate Prime に移動することにより、直感的に使用できる最新の LMS のメリットを、組織のレガシーデータを失うことなく活用できます。
Captivate Prime は組織の統合管理者が移行タスクを設定し、実行できるように、必要なツールおよび仕様を提供します。
今日現在、Captivate Prime の移行機能は、組織の管理者がアドビサポートチームに問い合わせることによってアクセスできるようになります。アカウントの移行機能を有効にするには、Adobe Captivate Prime のサポートチームまでお問い合わせください。
移行プロセス
このセクションでは、移行の前提条件、移行プロセスに含まれる主要な手順、移行スプリント、仕様、データおよびコンテンツの移行手順について説明します。
前提条件
Captivate Prime チームは、移行プロセスを開始する前に、組織の統合管理者が以下のタスクを実行することを想定しています。
- 統合管理者は、既存の LMS からデータとコンテンツを抽出し、そのデータを Captivate Prime で定義されているファイル形式に変換します。
- Captivate Prime は、移行プロセスの一部としてユーザーの読み込みをサポートしておらず、組織はコネクタを使用してユーザーを読み込む必要があります。これらのコネクタが移行プロセス前に設定されている必要があります。詳細については「Captivate Prime コネクタのヘルプ」を参照してください。
Captivate Prime では、管理者が Captivate Prime の実稼働環境にデータやコンテンツを移行する前に、体験版アカウントで移行プロセスをお試しいただくことをお勧めします。
移行プロセスの主要な手順
- 統合管理者またはパートナーは、移行が必要な既存の LMS データおよびコンテンツを評価します。
- 統合管理者は、データとコンテンツを取り込むために Captivate Prime が提供するツールと仕様を評価します。
- 古い LMS が提供する機能に基づいて、統合管理者はコードを作成するか、手作業によって、古い LMS からデータとコンテンツを書き出します。
- トレーニングのデータとコンテンツが使用可能になったら、統合管理者は Captivate Prime の移行の仕様に一致するようにデータとコンテンツをマッピングして分析します。
- 統合管理者は Captivate Prime が提供するツールを使用して、以下の順序で移行します。
- 学習者を Captivate Prime に転送します
- トレーニングコンテンツを Captivate Prime に転送します
- 最後に、トレーニングデータを Captivate Prime に転送します
組織は、Captivate Prime LMS とレガシーコンテンツを併用できるようになりました。
移行オブジェクトの範囲
以下の学習目標のコンテンツのみを移行できます。
- モジュール
- バッジ
- コース
- モジュールバージョン
- コースのインスタンス
- コースモジュール
- スキル
- スキルレベル
- スキルコース
- 資格認定
- 資格認定コース
- 資格認定の確定
- 学習プログラム
- 学習プログラム コース
- 学習プログラムのインスタンス
- 学習プログラムのコースインスタンス
- 作業計画書
- 作業計画書のバージョン
- 作業計画書コース
- 作業計画書のスキル
- 登録
- 資格認定の登録
- 学習プログラムの登録
- 作業計画書の登録
- ユーザーコースのグレード
移行の主な概念
参考までに Captivate Prime の移行プロセスの主要な概念について以下に簡単に説明します。
移行プロジェクト
Captivate Prime では、移行プロジェクトは 1 つ以上のスプリントで構成されています。アカウントに複数の移行プロジェクトを含めることもできます。Captivate Prime での移行プロセスは、移行プロジェクトを作成することから開始します。
スプリント
Captivate Prime の移行プロセスにおいてスプリントは既存の LMS から移行対象として選択した一連の移行項目を意味します。移行項目は、コースモジュール、学習者レコード、または一連のコースです。スプリントに複数の学習データ項目を含めることができます。各スプリントで移行ジョブを実行できます。
スプリントの実行
スプリントの実行は、スプリント移行ジョブを開始するプロセスです。スプリントの実行はいつでも停止できます。
スプリントの再実行
移行スプリントは、完了後にいつでも再実行できます。スプリントの再実行は、データをスプリント項目に追加し、それをアプリケーションに再度移行するか、または CSV 内のエラーを修正する場合に発生します。
CSV の仕様
Captivate Prime は、標準の CSV 仕様を提供します。移行プロセスを開始する前に、これらの CSV 仕様を確認することが最適な方法です。組織の統合管理者は、既存のデータ形式を分析し、それらを Captivate Prime が提供する CSV テンプレート項目と一致するようにマッピングできます。
移行プロジェクトのタグ
アドビ システムズ社は、Captivate Prime アプリケーション内で移行プロジェクトを簡単に識別するためのタグとしてキーワードセットを使用することをお勧めします。これらのタグを使用すると、いつでも Captivate Prime アプリケーションの内部でプロジェクトを識別できます。
コンテンツレスモジュール
Captivate Prime では、コンテンツなしでモジュールをアップロードすることができます。アドビ システムズ社はこれを Captivate Prime のコンテンツレスモジュールと見なしています。コンテンツを必要とせずに既存の LMS から一部のレガシーデータを移行するシナリオでは、URL を参照せずに module_version.csv ファイルをアップロードできます。
CSV の仕様とサンプル CSV
既存の LMS 移行データをマッピングするために使用できる標準の CSV 仕様は以下のとおりです。ZIP ファイルをダウンロードするには、csv-仕様とサンプル-csvsをクリックします。ダウンロードされたcsv- specifications. zip ファイルには、7 つの Excel シートファイルが含まれています。これらの Excel シートファイルは、.csv ファイルに入力する方法の説明が付いた仕様です。対応する .csv ファイルには、これらの .xlsx ファイルで説明されているように、各フィールドのデータを所定の形式で指定する必要があります。
Sl.no |
ファイル名 |
コンテンツの説明 |
メモ |
---|---|---|---|
1 |
module.xlsx |
module.csv のメタデータ |
|
2 |
badge.xlsx |
badge.xlsx のメタデータ |
|
3 |
course.xlsx |
course.csv のメタデータ |
移行後は複数の作成者名がアプリケーションで正確に表示されない場合があるため、特定のコースごとに作成者名を 1 つ指定するようにします。 |
4 |
module_version.xlsx |
module_version.csv のメタデータ |
コンテンツをアップロードした Box アカウントフォルダーの URL パスを指定してください。 |
5 |
course_instance.xlsx |
course_instance.csv のメタデータ |
|
6 |
session.xlsx |
session.csv のメタデータ |
session.csv のすべてのエントリが少なくとも 1 つの教室/仮想教室モジュールに関連付けられていることを確認します |
7 |
course_module.xlsx |
course_module.csv のメタデータ |
|
8 |
skill.xlsx |
skill.csv のメタデータ |
|
9 |
skill_level.xlsx |
skill_level.csv のメタデータ |
|
10 |
skill_course.xlsx |
skill_course.csv のメタデータ |
|
11 |
certification.xlsx |
Certification.csv のメタデータ |
|
12 |
certification_course.xlsx |
certification_course.csv のメタデータ |
|
13 |
certification_commit.xlsx |
certification_commit.csv のメタデータ |
|
14 |
learning_program.xlsx |
learning_program.csv のメタデータ |
|
15 |
learning_program_course.xls |
learning_program_course.csv のメタデータ |
|
16 |
learning_program_instance.xlsx |
learning_program_instance.csv のメタデータ |
|
17 |
learning_program_instance_course_instance.xlsx |
learning_program_instance_course_instance.csv のメタデータ |
|
18 |
job_aid.xlsx |
job_aid.csv のメタデータ |
移行したすべての job_aid には、1 つ以上の job_aid バージョンが必要です。 |
19 |
Job_aid_version.xlsx |
job_aid_version.csv のメタデータ |
|
20 |
job_aid_course.xlsx |
job_aid_course.csv のメタデータ |
|
21 |
job_aid_skills.xlsx |
job_aid_skills.csv のメタデータ |
|
22 |
enrollments.xlsx |
enrollments.csv のメタデータ |
|
23 |
certification_enrollement.xlsx |
certification_enrollement.csv のメタデータ |
|
24 |
learning_program_enrollment.xlsx |
learning_program_enrollment.csv のメタデータ |
|
25 |
job_aid_enrollment.xlsx |
job_aid_enrollment.csv のメタデータ |
|
26 |
user_course_grade.xlsx |
|
必要に応じて、.csv ファイルに必要な学習者レコードデータを設定します。この情報がない場合、.csv ファイルを移行対象として処理しても、Captivate Prime アプリケーションでデータが反映されない可能性があります。 sample-csvs.zip ファイルには前述と同じ命名規則を持つ 7 つの .csv ファイルが含まれます。 |
Captivate Prime は、UTF 8 および 32 ビット形式の日付と時刻の値のみをサポートしています。2038-07-17T08:53:21.000Z または 1980-04-17T08:13:25.322Z のような範囲外の日付を CSV ファイルに記載する場合、移行時にエラーが表示される場合があります。
ダウンロード
CSV ファイルを読み込むときに、以下の依存関係を認識する必要があります。
- module_version.csv は module.csv に依存している
- course_instance.csv は course.csv に依存している
- course_module.csv は course.csv、module.csv および module_version.csv に依存している
- course_instance.csv は course.csv に依存している
- session.csv は course.csv および module.csv に依存している
- enrollment.csv は course.csv に依存している
- user_course_grade.csv は course.csv および module.csv に依存している
- skill_course.csv は course.csv に依存している
- skill_level.csv は skill.csv に依存している
- learning_program_instance.csv は learning_program および learning_program_course.csv に依存している
- learning_program_course.csv は learning_program.csv に依存している
- learning_program_enrollment.csv は learning_program および learning_program_instance.csv に依存している
- learning_program_instance_course_instance.csv は learning_program.csv、learning_program_instance.csv および course_instance.csv に依存している
- certification_course.csv は certification.csv および course.csv に依存している
- certification_commit.csv は certification.csv および certification_course.csv に依存している
- certification_enrollment.csv は certification.csv、certification_course.csv および certification_enrollment.csv に依存している
移行手順
移行手順を開始する前に、以下の点に注意する必要があります。
- 1 つのアカウントでアクティブにできる移行プロジェクトは常に 1 つのみです。プロジェクト内では、アクティブにできるスプリントは常に 1 つのみです。
- 既に移行プロセスに存在する実行を元に戻すことはできません。ただし、Captivate Prime の各機能にある既存の削除オプションを使用して、データ移行またはコンテンツ移行を元に戻すことができます。
- 移行プロジェクトが開始されるとすぐに、「移行中」の状態になります。移行中は、統合管理者の役割以外の役割は Captivate Prime にログインすることができません。
FTP アカウントと Box アカウントの作成
移行プロジェクトを計画することは非常に重要です。プロジェクトを複数のスプリントに分割し、各スプリントで何を移行するのかを明確に特定することをお勧めします。プロジェクトの終了時に総合的な検証を 1 回行う代わりに、各スプリントの後に検証を行い、そのスプリントに移行されたデータを確認することをお勧めします。移行プロジェクトの一部としてスプリントを起動する前に、データとコンテンツの CSV ファイルをそれぞれ FTP サーバーと Box サーバーにアップロードする必要があります。Exavault FTP アカウントおよび Box アカウントがない場合は、これらのファイルを作成できます。
FTP アカウントの作成
「CSV FTP フォルダーを要求」をクリックします。ポップアップダイアログが表示され、電子メール ID を入力するように求められます。オンラインの指示に従って、Exavault FTP アカウントを作成します。アカウントを作成するとすぐに、Exavault FTP で移行プロジェクトとスプリントプロジェクトのフォルダーを表示できます。
ExaVault のプロジェクトファイルとフォルダーのサンプルスナップショットについては、以下を参照してください。
Box アカウントの作成
次に示すとおり、コンテンツアップロードフォルダーの作成は、FTP フォルダーの作成と同じ手順で行います。左ペインにある「移行」をクリックし、表示されるページの下部にある「コンテンツアップロードフォルダーを要求」をクリックします。
Box から共有フォルダーへのリンクを含む電子メールが届きます。Box アカウントがない場合は、「サインアップ」をクリックし、アカウントを作成します。ログインの指示が、統合管理者の電子メール ID に送信されます。
FTP フォルダーまたは Box フォルダーへのデータ(.csv ファイル)のアップロード
移行プロジェクトを作成する前に FTP または Box アカウントを作成する必要があります。したがって、この段階ではCaptivate Prime アプリケーションで移行プロジェクトおよびスプリントを作成できます。 移行プロジェクトを作成するには、このページの「データとコンテンツの移行手順」セクションを参照してください。
FTP アカウントまたは Box アカウントで、プロジェクトフォルダー名をクリックし、スプリント名をクリックします。スプリントのフォルダー内に、移行対象の .csv データファイルをアップロードできます。アップロードするには、Exavault FTP サーバーまたは Box サーバーの上部にある「ファイルをアップロード」ボタンをクリックし、csv ファイルをドロップします。ExaVault にアップロードした後のサンプルスナップショットについては、以下を参照してください。
Captivate Prime 移行プロジェクトに戻るには、「更新」をクリックして、移行スプリントにリストされたすべての .csv データタイプを表示します。
コンテンツフォルダーへのトレーニングコンテンツのアップロード
既存の LMS のトレーニングコンテンツを Box アカウントにアップロードします。移行プロジェクトとスプリントを既に作成している場合は、Box アカウントに移行プロジェクトとスプリントの名前が表示されます。同じパスにコンテンツをアップロードできます。移行プロジェクトを作成するには、このページの「データとコンテンツの移行手順」セクションを参照してください。
コンテンツファイルをドラッグ&ドロップする、または「アップロード」をクリックして、デスクトップからファイルを選択することができます。コンテンツのファイルサイズが大きい場合は、ファイルのアップロードに時間がかかることがあります。ファイルのサイズに応じて、Box アカウントへのファイルのアップロードにかかる時間は異なります。
コンテンツをアップロードした後の Box アカウントのサンプルスナップショットについては、以下を参照してください。
ファイルが Box アカウントにアップロードされた後、module_version.csv ファイルにこの Box コンテンツファイルの相対パスが記載されていることを確認します。これはモジュールコンテンツのパスを示すための必須の手順です。
FTP サーバーと Box サーバーにログインしてコンテンツをアップロードすると、Captivate Prime の以下のスナップショットのように CSV の場所が表示されます。
データとコンテンツの移行手順
企業の LMS データとコンテンツを Captivate Prime に移行する手順は以下のとおりです。
移行を開始する前に移行プロセスの前提条件を実行してください。このページの「CSV の仕様とサンプル CSV」セクションを参照して、データとコンテンツの移行に使用する CSV を準備してください。
-
統合管理者として Captivate Prime アプリケーションにログインして、左ペインの「移行」をクリックします。
移行プロジェクトのホームページが表示されます。組織が既に移行プロジェクトを作成している場合は、このページにすべての移行プロジェクトのリストを表示できます。
-
ページの右上隅にある「新規」をクリックして、移行プロジェクトを作成します。また、ページ上の「移行プロジェクトを作成」リンクをクリックして、移行プロジェクトを作成することもできます。移行プロジェクトを作成ページが表示されます。
注意:まだ FTP フォルダーを作成していない場合は、FTP フォルダーの Exavault アカウントを作成するように求められます。これは移行プロジェクトの作成を開始する前の必須の手順です。
移行プロジェクトのプロジェクト名、プロジェクトタグ、コースカタログおよび説明を指定します。「作成」をクリックします。
移行データ項目は、この移行プロジェクトタグを使用して識別されます。特定のコースカタログが存在しない場合は、ドロップダウンからデフォルトのカタログを選択します。移行プロジェクトを使用して移行するすべてのコースは、ここで選択するカタログに含まれます。カタログを選択しない場合、移行したすべてのコースはデフォルトのカタログに含まれます。
-
スプリントの構成ページのスナップショットについては、以下を参照してください。移行プロジェクトの一部としてスプリントを作成する必要があります。スプリントの名前を選択し、スプリントの簡単な説明を入力します。このスプリントの一部としてコンテンツを移行する場合は、「はい」を選択することができます。「次へ」をクリックします。
Captivate Prime アプリケーションとユーザーリストを同期するには、「前回の実行後に追加または修正されたユーザー」というタイトルのチェックボックスをオンにします。コンテンツとデータを Captivate Prime アプリケーションに移行する場合、これは必要でない場合があります。ただし、前回のスプリントを移行してから最新のスプリントを移行するまでに長時間経過している場合は、ユーザーリストを同期することをお勧めします。この手順により、Captivate Prime データベースを LMS ユーザーと同期させることができます。
注意:enrollment.csv と user_course_grade.csv を移行する場合は、この同期手順を実行することをお勧めします。この手順により、Captivate Prime データベースを移行データベースと同期させることができます。また、レコードがスプリントに移行されるすべてのユーザーが移行データベース上で利用可能になります。
-
アップロードされたデータとコンテンツを使用して、スプリントの移行を開始できます。Captivate Prime アプリケーションでスプリントの実行を開始して FTP フォルダーとコンテンツフォルダーを同期する前に、「更新」リンクをクリックします。
ページの右上隅にある「開始」をクリックします。スプリントの移行プロセス中はいつでも「停止」をクリックするしてスプリントの移行を中止できます。
移行ステータスは、各スプリントデータ項目とコンテンツに表示されます。移行スプリントを実行する際は、成功した項目と失敗した項目の数を確認します。
注意:モジュールコンテンツをアップロードする場合は、コンテンツフォルダーのパスが module_version.csv に指定されていることを確認してください。この手順を実行しない場合は、移行中にエラーが発生する可能性があります。例えば、動画などのセルフペースのモジュールコンテンツをアップロードする場合は、module_version.csv で Box URL 相対パスを指定する必要があります。アクティビティモジュールコンテンツには、URL 名を指定できます。
進捗ダイアログのサンプルスナップショットについては、以下を参照してください。スナップショットに表示されているように、移行データ項目ごとに処理されたレコードの数を表示できます。成功および失敗した項目のステータスも表示できます。失敗した項目に対して「エラーレコードをダウンロード」をクリックすると、エラーログをダウンロードして表示できます。CSV の問題を修正し、FTP でもう一度アップロードすることができます。
移行プロジェクトのすべてのスプリントのリストを表示する場合は、左ペイン上の「スプリントリスト」をクリックします。すべてのスプリントのリスト、各スプリントの実行数、開始日、期間、完了ステータスのサンプルスナップショットについては、以下を参照してください。
-
更新された最新の CSV ファイルをアップロードした後で、ページの右上隅にある「再実行」をクリックできます。変更がない項目が無視され、すべてのデータ項目が再度処理されます。スプリント内のデータ項目の移行が正常に終了すると、ページ上部にあるボタンをクリックして、スプリントの移行を完了とマークできます。さらに多くのデータ項目を使用して、後で新しいスプリントを開始できます。スプリントが完了とマークされると、スプリントを再実行することはできません。同様に、移行プロジェクトでは、スプリントの数の制限はありません。すべてのスプリントの移行ステータスに問題がない場合、スプリントリストページの「プロジェクトを完了」リンクをクリックして、移行プロジェクトを完了とマークできます。
注意:移行プロジェクトを完了とマークする前に、プロジェクトのすべてのスプリントが完了していることを確認する必要があります。移行プロジェクトを完了とマークすると、プロジェクトに戻ってスプリントを作成したり、プロジェクトに変更を加えたりすることはできません。別の移行プロジェクトを作成して、それにスプリントを追加する必要があります。
移行の検証
組織のレガシー LMS から学習データとコンテンツを移行した後は、多様な学習目標機能を使用して、読み込んだデータとコンテンツを検証できます。例えば、Captivate Prime アプリケーションに管理者としてログインし、読み込んだモジュール、コースデータおよびコンテンツの可用性を検証できます。
移行の導入
学習目標の履歴データを、レガシー学習管理システムから、Captivate Prime で作成されたアクティブコースに移行できるようになりました。
既存の LMS 移行データをマッピングするために使用できる標準の CSV 仕様は以下のとおりです。csv-specifications および sample-csvs をクリックして、zip ファイルをダウンロードします。ダウンロードした csv-specification.zip には、4 つの Excel シートファイルが含まれています。これらの Excel シートファイルは、.csv ファイルに入力する方法の説明が付いた仕様です。対応する .csv ファイルには、これらの .xlsx ファイルで説明されているように、各フィールドのデータを所定の形式で指定する必要があります。
1 - enrollment.xlsx - retrofit_enrollment.csv ファイルに必要なメタデータの説明が含まれています。
2 - certification_enrollment.xlsx - retrofit_certification_enrollment.csv ファイルに必要なメタデータの説明が含まれています。
3 - learning_program_enrollment.xlsx - retrofit_learning_program_enrollment.csv ファイルに必要なメタデータの説明が含まれています。
4 - user_course_grades.xlsx - retrofit_user_course_grades.csv ファイルに必要なメタデータの説明が含まれています。
ダウンロード
移行の問題に関するトラブルシューティング
こちらをクリックすると、データとコンテンツを既存の LMS から Captivate Prime アプリケーションに移行する際、統合管理者が直面する問題に対する回避策と解決策を参照できます。
ユーザー管理のヒント
このトピックでは、Captivate Prime でユーザーが処理および管理される方法を理解するためのヒントをいくつか紹介します。これらの概念は、CSV の読み込み、コネクタおよび Captivate Prime の移行機能を使用する場合、ユーザーをより適切に管理するのに役立ちます。
Captivate Prime ID
Captivate Prime は、2 種類の一意の ID をユーザーに提供します。
- 電子メール ID
- UUID(汎用一意識別子)
Captivate Prime は UUID をサポートすることで、組織がユーザーアカウントを柔軟に制御できるようにします。アカウントにユーザーの UUID が存在する管理者は、そのアカウントのユーザーの電子メール ID を変更できます。
組織での UUID の活用シナリオ
従業員 A が契約社員として Prime という名前の会社に入社するシナリオを考えてみましょう。契約期間中、Prime 社はその従業員の個人用電子メールアカウント(A@gmail.com など)のみを使用し、会社の電子メール ID(A@prime.com など)は提供しないとします。6 ヶ月の契約期間を終了した後、この従業員 A が Prime 社に正社員として入社する場合、同社は電子メール ID を会社の電子メール ID である A@prime.com に変更します。
ユーザーアカウントへの UUID のアクセス権を持つことは、前述のようなシナリオでは Prime 社にとってメリットになります。Prime 社は、従業員 A の個人用電子メール ID を正式な電子メール ID に簡単に置き換えることができます。このアカウントに関連する従業員のレコードは、この変更による影響を受けません。
単一ユーザー ID
Captivate Prime は、単一ユーザーが追加された方法(セルフ登録、CSV アップロード、ユーザーインターフェイス、API など)を認識して記憶します。
- ユーザーインターフェイス(UI)または API を使用して追加された単一ユーザーは、そのような単一ユーザーを UI または API を使用して削除できます。
- 単一ユーザーは CSV アップロードプロセスを使用して更新できますが、単一ユーザーは CSV ユーザーとして扱われ、CSV ワークフローを適用できることに注意してください。
マネージャーの役割の割り当て
Captivate Prime のいずれユーザーに対しても、マネージャーの役割を直接割り当てることはできません。ユーザー X が Captivate Prime のマネージャーになることができるのは、そのアカウント内の任意のユーザー(例えば、Y)のマネージャー属性を X として設定した場合のみです。
例えば、X がユーザー A、B、C のマネージャーである場合、X が組織を離れる場合は、A、B、C のマネージャー属性を新しいマネージャーに設定する必要があります。または、これらのユーザーのマネージャー属性を一時的に ROOT として設定し、後で新しいマネージャー名を割り当てることもできます。
このトピックの詳細については、以下のヘルプコンテンツを参照してください。