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テキストの追加とテキストオブジェクトの操作

テキストの追加方法、テキストオブジェクトの操作方法、ベクターアートでテキストを折り返す方法について説明します。

ロゴ、パンフレット、バナー、アートワークの作成において、3 つの異なる方法でテキストを追加することで、デザインをより豊かに表現できます。また空のテキストオブジェクトを削除したり、デフォルトのサンプルテキストを削除したり、選択したテキストオブジェクトのみにサンプルテキストを割り付けたり、テキストを折り返したりすることもできます。


Illustrator でテキストを使用してロゴを作成する方法については、この 1 分 24 秒のビデオをご覧ください。 

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デザインに合わせて、任意の位置、エリア、シェイプ、パス上にテキストを追加できます。

任意の位置にテキストを入力する方法を示す画像

パスまたはシェイプのアウトラインにテキストを入力する方法を示す画像

エリア内にテキストを入力する方法を示す画像

任意の位置へのテキストの入力

ポイント文字は横組みまたは縦組みの文字列です。クリックした位置が始点となり、文字を入力した分だけ文字列が伸長します。テキストの行はそれぞれ独立しています。テキストを入力または削除すると、行が拡大または縮小しますが、次の行に折り返されることはありません。 任意の位置にテキストを入力するには、次の手順に従います。

任意の位置へのテキストの追加

  1. 文字ツール(T)または文字(縦)ツールを選択します。

  2. 任意の位置をクリックしてテキストを入力します。同じテキストオブジェクト内部で新しいテキスト行を開始するには、Enter キーまたは Return キーを押します。

  3. 選択ツール(V)をクリックしてテキストオブジェクトを選択します。

エリア内への文字の入力

エリア内文字(段落文字とも呼ばれる)は、オブジェクトのバウンディングボックス内に横組みまたは縦組みで文字列が流し込まれます。境界線に達した文字は、エリア内に収まるように自動的に折り返されます。 ベクターアートの任意の領域にテキストを入力するには、次の手順に従います。

  1. 次のいずれかの方法で、バウンディングエリアを定義します。

    ドラッグしてバウンディングエリアを定義する

    ドラッグしてバウンディングエリアを定義する方法を示す画像

    文字ツールをクリックし、斜めにドラッグして、長方形のオブジェクトを作成します。

    任意のシェイプをバウンディングエリアに変換する

    シェイプをバウンディングエリアに変換する方法を示す画像

    シェイプツール(楕円ツール多角形ツールなど)を選択肢、オブジェクトを作成します。

  2. エリア内文字ツール またはエリア内文字(縦)ツール を選択します。

  3. オブジェクトのパス上の任意の場所をクリックします。これで、オブジェクトにサンプルテキストが割り付けられます。

  4. テキストを入力します。

パス上のテキストの入力

任意のパスやシェイプのアウトライン上にテキストを入力することができます。以下に手順を示します。

パスまたはシェイプのアウトラインへのテキストの追加

  1. パスまたはシェイプを描画します。

  2. パス上文字ツール またはパス上文字(縦)ツール を選択します。

  3. パスの始点またはシェイプの境界線上の任意の位置をクリックします。

    これで、パスまたはシェイプの境界線にサンプルテキストが割り付けられます。

  4. テキストを入力します。

Adobe Illustrator logo

まずは試してみる
新機能を活用して、アイデアを形にしてみましょう

アートワークから空のテキストオブジェクトの削除

未使用のテキストオブジェクトを削除してファイルサイズを縮小することで、簡単に書き出しや印刷を行うことができます。アートワークエリアで文字ツール を選択し、その後他のツールを選択すると、誤って空のテキストオブジェクトが作成されることがあります。空のテキストオブジェクトを削除するには、次の手順に従います。

  1. オブジェクトパスパスの削除を選択します。

  2. 空のテキストパス」を選択します。


デフォルトのサンプルテキストの削除

Illustrator では、すべての新しいテキストオブジェクトにサンプルテキストが割り付けられます。ただし、この Illustrator のデフォルト動作を無効にするには、次の手順に従います。

エリアまたはパスにサンプルテキストを割り付け
エリアまたはパスにサンプルテキストを割り付け

  1. 編集環境設定文字に移動します。

  2. 新規テキストオブジェクトにサンプルテキストを割り付け」をオフにします。

選択したテキストオブジェクトへのサンプルテキストの割り付け

選択したオブジェクトにサンプルテキストを割り付けるには、次の手順に従います。

  1. アートボードでテキストオブジェクトを作成するか、既存のテキストオブジェクトを選択します。

  2. 書式サンプルテキストの割り付けを選択します。


テキストオブジェクト、読み込んだ画像、作成したオブジェクトなど、任意のオブジェクトにエリアテキストを回り込ませることができます。

業を進める前に、テキストを折り返すテキストオブジェクトが、次の条件を満たしていることを確認します。

  • エリア内文字である(ボックスに入力されている)。
  • 回り込み対象オブジェクトと同じレイヤーにある。
  • レイヤーの階層で、回り込み対象オブジェクトの直下に位置している。
  • レイヤーに複数のテキストオブジェクトがあり、回り込ませないテキストオブジェクトがある場合は、そのテキストオブジェクトを回り込み対象オブジェクトよりも前面に配置するか別のレイヤーに移動します。
オブジェクトまたはシェイプの周囲にテキストを流し込む方法を示す画像
オブジェクトまたはシェイプの周囲へのテキストの流し込み

オブジェクトへのテキストの回り込み

  1. テキストを回り込ませるオブジェクトを選択します。

  2. オブジェクトテキストの回り込み作成を選択します。

オブジェクトからのテキストの回り込みの解除

  1. テキストを折り返すオブジェクトを選択します。

  2. オブジェクトテキストの回り込み解除を選択します。

次の回り込みオプションを設定することで、テキストの回り込み方法をさらにカスタマイズできます。

回り込みオプションの設定

テキストを回り込ませる前または後のいずれでも回り込みオプションを設定できます。

オブジェクトへのテキストの回り込みのオプション
オブジェクトへのテキストの回り込みのオプション

  1. 回り込み対象オブジェクトを選択します。
  2. オブジェクトテキストの回り込みテキストの回り込みオプションを選択し、次のオプションを指定します。

    • オフセットテキストと回り込み対象オブジェクトの間の余白を指定します。正の値または負の値を入力できます。
    • 回り込みを反転回り込み対象オブジェクトの反対側にテキストが回り込みます。

レガシーテキストを更新

Illustrator 10 およびそれ以前のバージョンで作成したテキストオブジェクトを、それより後のバージョンの Illustrator で編集するには、テキストオブジェクトを更新する必要があります。更新すると、段落スタイルと文字スタイル、オプティカルカーニング、OpenType® フォントの完全サポートなど、Illustrator CS5 以降のリリースのテキスト機能をすべて使用できるようになります。

ヒントとコツ

アートワークにテキストを追加する方法はこれで終了です。次は、領域内のテキストを扱う際のヒントとコツをいくつか紹介します。

  • 文字ツールで作業するときは、既存のオブジェクトをクリックしないでください。クリックすると、テキストオブジェクトがエリア内にテキストを入力するエリア内文字、またはパスにテキストを入力するパス上文字に変換されます。オブジェクトをロックまたは非表示にして、そのままの状態に保つことができます。
  • バウンディングボックス設定が、「バウンディングボックスを表示」に設定されていることを確認してください。バウンディングボックスが表示されない場合は、表示バウンディングボックスを表示を選択します。
  • エリア内文字ツール を使用して、パスが開いているオブジェクトのテキストエリアを定義できます。Illustrator によってパスの各端点の間に仮の線が引かれ、境界線が定義されます。
  • シェイプをテキストエリアに変換するには、パスの内側ではなくパスのをクリックしてください。

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