グループ化するオブジェクトまたは、グループ化を解除するグループを選択します。
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Adobe XD でオブジェクトをグループ化、ロック、複製、反転、コピーします。
オブジェクトのグループ化
複数のオブジェクトを 1 つにまとめて、1 つのグループとして扱うことができます。オブジェクトをグループ化すると、各オブジェクトの属性や相対的な位置を変えずに、まとめて移動や変形処理ができます。例えば、ロゴを構成するオブジェクトをグループ化すると、ロゴ全体を 1 つのグループとして移動したり、拡大縮小したりできます。グループを解除して、再びコンポーネントを個別に編集することができます。
また、グループ内のすべてのオブジェクトの塗りと線のプロパティをグループレベルで編集することもできます。
グループはネスト構造にすることもできます。ネストとは、グループを他のオブジェクトやグループの中に組み入れて、より大きなグループにすることをいいます。
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Mac の場合、メインメニューから、オブジェクト/グループ化、またはオブジェクト/グループ化解除のいずれかを選択するか、コンテキストメニューから「グループ化」または「グループ化解除」を選択します。
Windows の場合、グループ化するオブジェクトまたはグループ化を解除するオブジェクトを選択して右クリックし、コンテキストメニューからグループ化またはグループ化解除を選択します。
レイヤーパネルを使用して、オブジェクトをグループ化することもできます。レイヤーについて詳しくは、レイヤーの操作を参照してください。
グループ内でのオブジェクトの選択(または複数のグループ間)
通常は、クリックするだけでオブジェクトを選択できます。オブジェクトがグループの一部になっているときは、オブジェクトをクリックするとグループ全体が選択されます。
グループ内のオブジェクトを選択するには、グループ内のオブジェクトをダブルクリックするか、command キー(Mac)または Ctrl キー(Windows)を押しながらクリックします。
複数のグループ間でオブジェクトを選択するには、どのグループに属しているかにかかわらず、command/Ctrl + Shift+クリックを使用してオブジェクトを選択範囲に追加します。一度選択すれば、プロパティインスペクターで共通の属性を簡単に変更できるほか、グループ化、ロック、表示の切り替えなどを行うことができます。
オブジェクトのロックとロック解除
オブジェクトをロックすると、オブジェクトの選択と編集ができなくなります。
- Mac の場合、オブジェクトを選択し、オブジェクト/ロックをクリックします。または、オブジェクトを右クリックして、コンテキストメニューから「ロック」を選択します。
- Windows の場合、オブジェクトを右クリックして、コンテキストメニューから「ロック」を選択します。
オブジェクトをロックすると、そのオブジェクトを選択したときにロックアイコンが表示されます。
オブジェクトのロックを解除するには、オブジェクトを選択してロックアイコンをクリックするか、オブジェクト/ロック解除をクリックします。
レイヤーパネルのロック/ロック解除オプションを使用することもできます。
オブジェクトの複製
1 つ以上のオブジェクトを選択します。Option キー(Mac)または Alt キー(Windows)を押しながら、選択されたオブジェクトのバウンディングボックスのハンドル以外の部分をドラッグします。Mac では、編集/複製をクリックしてオブジェクトを複製することもできます。
オブジェクトのコピーとペースト
オブジェクトまたはオブジェクトのグループを選択して、複数のアートボードにコピー(Ctrl + C または command + C)、ペースト(Ctrl + V または command + V)できます。ペーストすると、元のオブジェクトが配置されたのと同じ X および Y の場所にインテリジェントに配置されます。この機能は、特に複数のアートボード間でヘッダーまたはフッターをコピーする場合に便利です。
アートボードが選択されているがビューポート内にない場合、そのアートボードにペーストされません。
オブジェクトのスタイルをコピーして、そのスタイルをプロジェクトの他のオブジェクトまたはテキストエレメントにペーストすることもできます。オブジェクトをコピーし、別のオブジェクトを右クリック(Windows)または Ctrl を押しながらクリック(Mac)して、「外観をペースト」を選択します。オブジェクトの書式設定だけがコピー&ペーストされます。
オブジェクトの反転
反転オプションを使用し、オブジェクトや要素を反転して、キャンバス上でのデザインをよりすばやく正確に行うことができます。さらに、垂直方向の反転と水平方向の反転を切り替え、プレビュー、モバイル、Web などのすべてのサーフェスに反転したオブジェクトを表示することができます。
反転の使用時の例外
- 反転は、アートボード、リピートグリッド、コンポーネントではサポートされていません。ただし、アートボード内のコンテンツをすべて選択して反転することができます。
- 画像の場合、選択の状態に応じて、画像を囲んでいるマスク、塗りつぶし画像そのもの、またはその両方を反転させることができます。
- 反転されたオブジェクトの位置は変更されません。
- 反転は、オブジェクトまたはグループの中心点を固定して行われ、軸を中心に反転されます。
- 反転はシャドウに影響を与えません。
- オブジェクトが回転する場合、オブジェクトは元のオブジェクトの軸ではなく視覚軸を中心に反転されます.
- 複数のオブジェクトが選択されている場合、オブジェクトはグループとして反転されます。
アートワークの反転の適用
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アートボードで反転する要素を選択します。
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プロパティインスペクターから垂直方向または水平方向の反転を選択します。フリップアイコンをもう 1 回クリックすると、要素が元の状態に戻ります。選択したオブジェクトを反転することができない場合、アイコンは淡色表示されます。多くの場合、これはキャンバスのどのエレメントを選択したかによって異なります。