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スマートプレビュー

カタログに写真を読み込むと、カタログと物理的なファイルの間にリンクが確立されます。写真は、内蔵ドライブまたは外付けドライブに保存できます。以前のバージョンの Lightroom Classic では、Lightroom Classic に接続しているドライブに含まれる画像を編集することができました。

Lightroom Classic のスマートプレビューでは、コンピューターに物理的に接続されていない画像を編集することができます。スマートプレビューファイルは、非可逆 DNG ファイル形式に基づく、軽量、小型のファイル形式です。

スマートプレビューの長所

  • スマートプレビューは、元の写真よりもはるかにサイズが小さいです。大容量の外部デバイス(例えば、NAS デバイスまたは外部ディスク)に元のファイルを保存することで、ストレージ容量の小さいデバイス(例えば、SSD ドライブ)でディスクの空き容量を確保できます。例えば、ハイエンドのデジタル一眼レフカメラで撮影した 500 の RAW 画像は、14 GB のディス容量を占める可能性があります。同じ画像のスマートプレビューファイルは、400 MB のディスク容量しか使用しません。
  • 元の写真を含むデバイスの接続が切断した場合でも、スマートプレビューファイルで作業を継続できます。元のファイルに対して実行できるすべての編集が可能です。
  • デバイスがコンピューターに再接続されると、スマートプレビューファイルに加えた編集が直ちに元のファイルに同期されます。
  • 作成したスマートプレビューファイルは、いつでも最新の状態です。ストレージデバイスを接続すると、元のファイルに加えた編集が即時にスマートプレビューにも適用されます。

スマートプレビューの作成

スマートプレビューの作成には、いくつかの方法が存在します。

読み込み

カタログに新しい画像を読み込む場合は、スマートプレビューを生成を選択します(読み込みダイアログの「ファイル管理」セクション)。スマートプレビューは、カタログに読み込まれたすべての画像に対して作成されます。

書き出し

一連の写真をカタログとして書き出す場合、書き出されたカタログ内でスマートプレビューを作成して含めることを選択できます。ファイルカタログとして書き出しをクリックして、「スマートプレビューを生成および含める」チェックボックスを選択します。

オンザフライ

スマートプレビューファイルはオンデマンドで作成できます。スマートプレビューにするファイルを選択して、ライブラリプレビュースマートプレビューを生成をクリックします。

注意:

スマートプレビューは、カタログと同じフォルダー内にある [カタログ名] Smart Previews.lrdata ファイルに格納されます。

スマートプレビューの使用

写真のスマートプレビューステータスは、ヒストグラム
の下に表示される情報に基づいて識別できます。

Lightroom Classic CC スマートプレビュー
元の写真:元の画像が表示されます。このファイルには、スマートプレビューが存在しません。

Lightroom Classic ヒストグラム(スマートプレビュー)
スマートプレビュー:スマートプレビューが表示されます。Lightroom Classic は、元のファイルを含むデバイスを検出できません。

Lightroom Classic CC スマートプレビューのヒストグラム(元の写真 + スマートプレビュー)
元の写真 + スマートプレビュー:元のファイルが表示されます。対応するスマートプレビューが存在します。

Lightroom Classic CC ヒストグラムステータスアイコン
グリッド表示(G)で複数の画像を選択すると、ステータスアイコンが表示されます。

A. 元の写真(スマートプレビューなし) B. 元の写真(スマートプレビューあり) C. スマートプレビューのみ(元の写真から切断) D. 元のファイルが見つからない(通常のプレビューが表示) 

スマートプレビューの削除

次のいずれかの操作を行います。

  • ライブラリまたは現像モジュールで、スマートプレビューのある写真に対して、ヒストグラムの下で元の写真 + スマートプレビューのステータスをクリックしてから、スマートプレビューを破棄をクリックします。
  • ライブラリまたは現像モジュールで、ライブラリプレビュースマートプレビューを破棄をクリックします。

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