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ライブラリでのクイック現像を使用した写真の調整
ライブラリモジュールの便利なクイック現像パネルを使用すると、ライブラリモジュールを離れることなく、写真のカラー補正や階調補正をすばやくおこなうことができます。クイック現像パネルを使用した複数の写真への調整は、絶対値ではなく相対値として適用されます。クイック現像設定の変更点はすべて現像モジュールのヒストリーパネルに記録され、基本補正パネルの対応するスライダーコントロールも変更内容を反映して調整されます。
クイック現像の詳細については、Infinite Skills のビデオチュートリアル Adobe Photoshop Lightroom 4 チュートリアル | クイック現像の使用をご覧ください。
クイック現像パネルの任意のセクションの右側にある三角形 ボタンをクリックすると、そのセクションの表示/非表示を切り替えることができます。
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ライブラリモジュールのグリッド表示で 1 つまたは複数の写真を選択します。
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クイック現像パネルで、次のいずれかの操作をおこないます。
プリセットポップアップメニューから現像プリセットを選択します。クイック現像パネルでその他の設定を調整すると、メニューが自動的にカスタムに変化します。「初期設定」を選択すると、写真の設定が Lightroom Classic への読み込み時の初期設定に戻ります。
ヒント:保存済みのプリセットのリスト内をすばやく移動するには、文字をタイプしてリストの該当部分へ移動します。例えば、S とタイプすると「シャープ」プリセットに移動します。
ポップアップメニューから新しい切り抜き縦横比を選択し、写真を切り抜きます。リストに他の縦横比を追加するには、「数値を入力」を選択し、「縦横比」のボックスに新しい切り抜きサイズの幅と高さをそれぞれ入力して「OK」をクリックします。
色表現メニューで「グレースケール」を選択し、写真をグレースケールに変更します。
ホワイトバランスポップアップメニューからホワイトバランスのプリセットを選択し、適用します。
色温度と色かぶり補正の設定を調整して、ホワイトバランスを微調整します。矢印ボタンをクリックすると、ケルビン温度、グリーンの色合い、またはマゼンタの色合いが所定の単位で増減します。
階調の調整の矢印ボタンをクリックして、各設定を個別に調整します。例えば、画像全体の明るさを調整する場合は、「露光量」の矢印ボタンをクリックします。ボタンをクリックするたびに、露光量が F-Stop 1/3 絞り分または 1 絞り分増減します。
「自動階調」ボタンをクリックして、露光量、黒レベル、明るさ、コントラストを自動的に設定します。
ヒント:写真の階調を自動的に調整するには、環境設定ダイアログボックスの「プリセット」タブで、「自動階調を適用する」を選択します。
- 明瞭度設定を調整して、画像の中間調を強調します。
- 自然な彩度設定を調整して、彩度の高い色はそのまま維持しながら、彩度の低いすべての色の彩度を補正します。
- Alt キー(Windows)/Option キー(macOS)を押すと、「シャープ」と「彩度」の設定が表示されます。これらの設定を使用して、画像のカラーのシャープと深度を変更します。
一重の矢印ボタンは、二重の矢印ボタンよりも小さい増減単位で設定を補正します。
クイック現像パネルで調整した設定の初期化
- クイック現像パネルで別の調整をおこなう場合は、Ctrl + Z キーを押すか(Windows)、Command + Z キーを押します(Mac OS)。
- 写真の設定を Lightroom Classic への読み込み時の初期設定に戻す場合は、クイック現像パネルの下部にある「すべてを初期化」ボタンをクリックするか、写真/現像設定/初期化を選択します。
- すべての設定を完全に取り除く場合は、クイック現像パネルのプリセットポップアップメニューから「一般 - ゼロ設定」を選択します。