- Lightroom Classic ユーザーガイド
- Lightroom Classic の概要
- Lightroom と アドビのサービス
- Lightroom モバイル版、Lightroom TV、および Lightroom web ギャラリー
- 写真の読み込み
- ワークフロー
- ワークスペース
- 写真の表示
- カタログとファイルの管理
- マップ
- Lightroom Classic での写真の整理
- 写真の処理および現像
- 写真を書き出し
- 外部エディターの使用方法
- スライドショー
- 写真のプリント
- フォトブック
- Web ギャラリー
- キーボードショートカット
- トラブルシューティング
Lightroom CC 2015/Lightroom 6 以降、Flash ギャラリーのサポートは削除されました。
Lightroom Classic で Web モジュールを使用すれば、自分の写真を特集した Web サイトである、Web フォトギャラリーを作成できます。Web ギャラリーでは、画像のサムネール版が同じページまたは別のページにある、拡大版写真にリンクされます。
Lightroom Classic の Web モジュールの左側にあるパネルには、テンプレートのリストとそのページレイアウトのプレビューが表示されます。中央の画像表示エリアにあるパネルでは、画像に変更を加えると、自動的に画像が更新されます。また、このパネルからギャラリー内のページ間を移動することもできます。右のパネルには、テンプレートレイアウトでの写真の表示方法の指定、テンプレートの修正、Web ページへのテキストの追加、ブラウザーでの Web ギャラリーのプレビュー、Web サーバーへのギャラリーのアップロード設定をおこなうためのコントロールがあります。Web モジュールの詳細については、Web モジュールパネルとツールの使用を参照してください。
A. Web ギャラリーの種類 B. テンプレートブラウザー C. プレビューボタン D. ナビゲーションボタン E. レイアウトのカスタマイズおよび出力オプション指定用のパネル
Lightroom Classic での HTML Web ギャラリー作成が可能になります。
HTML ギャラリー
拡大版写真のページへのリンク付きサムネール画像の Web ページが作成されます。Airtight ギャラリーは HTML です。
Lightroom Classic で Web ギャラリーを作成するには、次の手順に従います。
1. ギャラリーに含める写真を選択します。
ライブラリモジュールのグリッド表示またはフィルムストリップで画像を選択します。写真の参照と比較を参照してください。
ライブラリモジュールでは、フォルダーまたはコレクションパネルを使用して、Web ギャラリーで使用するフォルダーや写真のコレクションを選択することもできます。
2. 写真の順序を入れ替えます。
Web モジュールに切り替えます。選択した写真が、フィルムストリップと Web モジュールの中央にある作業エリアの両方に表示されます。
元の写真がコレクション、またはサブフォルダーのないフォルダーにある場合は、フィルムストリップで写真をドラッグして、ギャラリーに表示する順序に並べ替えます。詳しくは、Web フォトギャラリーの写真の並べ替えを参照してください。
Web モジュールのフィルムストリップで写真をフィルターするには、ツールバーの使用ポップアップメニューをクリックし、「フィルムストリップの全ての写真」、「選択した写真」、または「フラグ付きの写真」をクリックします。
3. ギャラリー用のテンプレートを選択します。
Web モジュールの左側で、テンプレートブラウザーにある名前の上にポインターを移動すると、テンプレートブラウザーの上部にあるプレビューパネルにテンプレートのプレビューが表示されます。ギャラリー用の写真として選択するには、テンプレート名をクリックします。Web ギャラリーテンプレートの選択を参照してください。
4. Web サイトの情報を入力します。
このモジュールの右側にあるサイト情報パネルで、Web サイトのタイトル(サイトタイトル)、ギャラリーのタイトル(コレクションのタイトル)および説明(コレクションの説明)を入力します。自分の電子メールアドレスを入力すれば、ギャラリーにアクセスしたユーザーが問い合わせ先をクリックしたときに、自分の電子メールアドレス宛に問い合わせを送信するように設定することもできます。詳しくは、Web フォトギャラリーへのタイトル、説明、問い合わせ先情報の追加を参照してください。
5.(オプション)ギャラリーの外観とレイアウトをカスタマイズします。
モジュールの右側にあるカラーパレットパネルで、要素の隣にあるカラーボックスをクリックして、新しいカラーを選択します。詳しくは、ギャラリー要素のカラーの選択を参照してください。
「外観設定」パネルで、「グリッドページ」オプションと「画像ページ」オプション(HTML ギャラリー用)を設定して、ギャラリーのレイアウトを修正します。Lightroom Classic HTML ギャラリーの体裁設定の指定を参照してください。
6. 画像にタイトルと説明を追加します。
画像情報パネルで、各写真のタイトルや説明として表示するメタデータを選択します。写真の下にテキストを表示したくない場合は、「タイトル」と「説明」のチェックボックスをオフのままにします。詳しくは、Web フォトギャラリーへの写真のタイトルと説明の表示を参照してください。
7.(オプション)著作権透かしを追加します。
Web ギャラリーの写真に著作権透かしを表示するには、出力設定パネルで透かしを選択します。詳しくは、Web フォトギャラリーでの著作権透かしの表示を参照してください。
8. 出力設定を指定します。
出力設定パネルで、写真の拡大表示の画質を指定し、出力のシャープ出力適用の有無を指定します。
9. ブラウザーで web ギャラリーをプレビューします。
Web モジュールの左下隅で、「ブラウザーでプレビュー」をクリックします。Web ギャラリーのプレビューが初期設定のブラウザーに表示されます。詳しくは、Web フォトギャラリーのプレビューを参照してください。
10. Web フォトギャラリーの書き出しまたはアップロードを行います。
ギャラリーの作成を終了したら、ファイルを特定の場所に書き出すか、ギャラリーをそのまま Web サーバーにアップロードできます。アップロード設定パネルで FTP サーバーメニューから Web サーバーを選択するか、「編集」を選択して、FTP ファイル転送を設定ダイアログボックスで設定をおこないます。FTP 設定で不明な点がある場合は、インターネットサービスプロバイダーにお問い合わせください。詳しくは、Web フォトギャラリーのプレビュー、書き出し、アップロードを参照してください。
11.(オプション)レイアウトをカスタムテンプレートまたは Web コレクションとして保存します。
レイアウトとアップロードオプションなどの独自の Web ギャラリー設定を今後も使用する予定がある場合は、設定をカスタム Web テンプレートとして保存します。または、設定を Web コレクションとして保存して、特定の Web モジュールオプションを写真のコレクションとともに保持します。詳しくは、カスタム Web ギャラリーテンプレートの作成と Web 設定の Web コレクションとしての保存を参照してください。