Lightroom Classic では、電子メールメッセージを作成し、初期設定の電子メールアプリケーションと同じアプリケーションを使用するユーザーに写真を送信することができます。また Gmail などのインターネットまたは Web ベース電子メールプロバイダーを使用することもできます。
Lightroom Classic から電子メールで直接写真の送信を開始するには、まず Lightroom Classic 電子メールアカウントマネージャーを使用して電子メールアカウントを設定します。Lightroom Classic では、さまざまなサービスプロバイダーに関連付けられた複数の電子メールアカウントを設定できます。
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注意:
表示されるプロバイダーの AOL Mail、Gmail、Windows Live Hotmail、Yahoo! Mail のいずれかを選択すると、送信サーバー設定(次の手順で説明します)が自動的に入力されます。「その他」を選択する場合、お使いの電子メールサービスプロバイダーに問い合わせるか、プロバイダーの Web サイトを参照して、アカウントの正しい詳細を入手してください。
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注意:
正常に検証を実行するには、次を確認してください。
- コンピューターのインターネット接続が機能していることを確認してください。
- 特定のネットワークアクセスをブロックするアンチウィルスプログラムがインストールされている場合は、アンチウィルス設定の信頼されたプログラムのリストに Adobe Lightroom Classic の実行ファイルを手動で追加してください。
- 会社のネットワークを使用している場合は、ネットワーク管理者に、ネットワークのファイアウォール設定および送信電子メールサーバーの正しい設定方法について相談してください。
検証が正常に実行されると、アカウント名(左側の列)の横にある丸いアイコンが緑色になり、「検証済み」のラベルが表示されます。これで、この電子メールアカウントを使用して、Lightroom Classic から電子メールで直接写真を送信できるようになりました。
Lightroom Classic での Gmail アカウントの検証で問題が発生する場合は、Lightroom Classic で電子メールアカウントの検証ができないで解決策を参照してください。
Lightroom Classic で既存の電子メールアカウントを削除するには、次の操作を実行します。
- ブックモジュール以外のモジュールで、ファイル/写真を電子メールで送信を選択します。
- 電子メール作成ダイアログで、送信元ポップアップメニューをクリックし、「電子メールアカウントマネージャーに移動」を選択します。
- Lightroom Classic 電子メールアカウントマネージャーウィンドウが表示されたら、左側の列から削除する電子メールアカウントを選択します。
- ウィンドウの左下隅にある「削除」をクリックします。
Lightroom Classic で既存の電子メールアカウントのパスワードを更新または変更するには、次の操作を実行します。
- ブックモジュール以外のモジュールで、ファイル/写真を電子メールで送信を選択します。
- 電子メール作成ダイアログで、送信元ドロップダウンメニューをクリックし、「電子メールアカウントマネージャーに移動」を選択します。
- Lightroom Classic 電子メールアカウントマネージャーウィンドウが表示されたら、左側の列から更新する電子メールアカウントを選択します。
- 「資格証明設定」セクションで、新しいパスワードを入力します。
- 「検証」をクリックして、送信電子メールサーバーとの接続を確立します。
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宛先
1 つまたは複数の電子メールアドレスを入力します。複数の受信者に送信する場合、電子メールアドレスの間にセミコロン(;)を使用して区切ります。ウィンドウの右上にある「アドレス」をクリックして、Lightroom Classic アドレス帳から電子メールアドレスまたはグループを追加することもできます。詳細については、Lightroom Classic アドレス帳での電子メールアドレスの追加とグループ作成を参照してください。
本文
(オプション)Gmail などの Web ベース電子メールアカウントを使用して電子メールを送信する場合、電子メールの本文またはメッセージを入力することができます。電子メールメッセージウィンドウにある「書式設定」オプションを使用することもできます。
送信元
(オプション)メッセージを送信する電子メールアカウントを変更するには、送信元ポップアップメニューをクリックし、異なる電子メールアカウントを選択します。新しい電子メールアカウントの設定方法については、Lightroom Classic 用電子メールアカウントの設定を参照してください。
注意:
送信元メニューで、コンピューターで設定されている Microsoft Outlook(Windows)や Apple Mail(Mac)などの初期設定の電子メールアプリケーションが自動的に追加されます。
注意:
電子メールの本文で説明メタデータを写真と一緒に送信するには、「説明メタデータを説明ラベルとして含める」を選択します。
Lightroom Classic アドレス帳では、連絡先の電子メールアドレスを保存したり、1 つまたは複数の電子メールアドレスから構成されるメールグループを作成することもできます。
アドレスを保存して、電子メールメッセージウィンドウの宛先ボックスに入力を開始すると、一致する連絡先が自動的に表示されます。詳細については、電子メールの添付ファイルとしての写真の送信を参照してください。
写真を電子メールに書き出す場合(書き出し先/電子メール)、書き出した写真にカスタム設定(「ファイルの名前」、「ビデオ」、「ファイル設定」、「画像のサイズ調整」、「シャープ出力」、「メタデータ」、「透かし」)を適用することができます。また、電子メールを使用している相手に添付写真を送信するための電子メールメッセージウィンドウが開きます。書き出し設定はプリセットとして保存し、再利用することもできます。
カスタム設定または書き出しダイアログのプリセットに基づいて、書き出し用に選択した写真(RAW 画像を含む)は JPEG の電子メール添付ファイルに変換されます。
Lightroom Classic から電子メールに写真を書き出すには、以下の手順に従います。
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保存先フォルダーや命名方法などの書き出し設定に関するオプションを書き出しダイアログボックスの各パネルで指定します。
ファイル設定パネルを使用して、カラースペース、出力画質、およびファイルサイズを選択します。電子メールに書き出す場合、画像形式は JPEG に設定され、変更することができません。詳細については、ファイル設定を参照してください。
画像のサイズ調整パネルでは、画像サイズ(寸法や解像度)を設定する方法を指定します。詳細については、画像のサイズ調整を参照してください。
他のパネルでの設定については、ファイルのディスクまたは CD への書き出しを参照してください。
注意:
左側のプリセット列では、電子メール用 Lightroom Classic プリセットを使用することもできます。このプリセットでは、72 dpi の JPEG 画像を生成して、電子メールを自動的に送信します。
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(オプション)書き出し設定を再利用できるように保存するには、書き出しダイアログボックスの左側にあるプリセットパネルの下部で「追加」をクリックします。詳しくは、書き出し設定のプリセットとしての保存を参照してください。
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書き出した写真を添付ファイルとして送信するための、電子メールメッセージウィンドウが開きます。
- 前の手順でカスタム書き出し設定を保存した場合、電子メールメッセージウィンドウの左下隅にプリセットの名前が表示されます。
- または、電子メールメッセージウィンドウに書き出しオプションダイアログで定義されたカスタム設定として「プリセット」オプションが表示されます。
この先の手順に進むには、電子メールの添付ファイルとしての写真の送信を参照してください。
注意:
Lightroom Classic で Facebook パブリッシュサービスを使用した写真のアップロードができなくなりました。詳細については、この技術情報を参照してください。
ライブラリモジュールの公開サービスパネルを使用すると、Lightroom Classic から Facebook に直接写真を送信することができます。まず Facebook と Lightroom Classic の間の接続を作成した後、公開する写真の公開コレクションを作成します。最後に写真をアップロードします。
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Facebook のタイトル
写真のファイル名または IPTC タイトルのメタデータを使用して写真のタイトルを設定するか、空白のままにします。写真を更新するときの動作を選択します(「既存のタイトルを置き換え」または「既存のタイトルを残す」)。
注意:
ファイルの名前、ファイル設定、画像のサイズ調整などの書き 出しオプションについて詳しくは、ファイルのディスクまたは CD への書き出しを参照してください。
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Facebook に書き出す写真のコレクションを作成するには、公開サービスパネルで Facebook 接続を右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(Mac OS)して、次のいずれかを選択します。
スマートコレクションの作成
定義したルールに基づいて作成される写真のコレクション。詳しくは、スマートコレクションの使用を参照してください。スマートコレクションに名前を付けて、アップロード先の Facebook アルバムを選択または作成します。
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コレクションの編集、名前の変更または削除をおこなうには、公開サービスパネルでコレクションを右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(Mac OS)して、「コレクションを編集」、「名前変更」または「削除」を選択します。
通常のコレクションから未公開の写真を削除するには、公開コレクションで写真を選択して Delete キーを押します。
スマートコレクションで写真を追加したり削除したりするには、スマートコレクションのルールを変更します。
コレクションの写真を表示するには、公開サービスパネルでコレクションを選択します。写真は、画像表示領域内で、次のカテゴリまたはキューに整理されます。
公開する新しい写真
まだ公開されていない写真。
再公開対象の変更された写真
書き出し後にライブラリまたは現像モジュールで編集された写真。
公開済み写真
公開後に編集されていない写真。
除去予定の削除された写真
Delete キーを押して書き出し済みの写真をコレクションから削除すると、それらの写真が「除去予定の削除された写真」としてマークされます。これらの写真は、次に「公開」をクリックしたときに Lightroom Classic のコレクションから削除されます。Facebook から削除するには、Facebook Web サイトでブラウザーを使用して削除する必要があります。
公開予定の写真は、「公開する新しい写真」または「再公開対象の変更された写真」のいずれかのキューに表示されます。Lightroom Classic でコレクションを公開すると、これらの両方のキューにあるすべての写真がアップロードされます。
注意:
公開サービスパネルを使用して Facebook にアップロードできない場合は、最新のアップデートを使用していることを確認してください。これには Lightroom Classic でヘルプ/アップデートを確認を選択します。また Facebook ヘルプセンターで、写真およびアルバムの制限に関するトピック、写真とプロフィール写真のアップロードを参照してください。例えば、アルバムには 200 枚を超える写真を含めることはできません。
ライブラリモジュールの公開サービスパネルを使用すると、Lightroom Classic から Flickr に直接写真を送信することができます。まず Flickr と Lightroom Classic の間の接続を作成した後、公開する写真の公開コレクションを作成します。最後に写真をアップロードします。また Lightroom Classic のライブラリモジュールにあるコメントパネルで、Flickr コメントを作成したり表示したりすることもできます。
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Flickr のタイトル
写真のファイル名または IPTC タイトルのメタデータを使用して写真のタイトルを設定するか、空白のままにします。写真を更新するときの動作を選択します(「既存のタイトルを置き換え」または「既存のタイトルを残す」)。
注意:
ファイルの名前、ファイル設定、画像のサイズ調整などのオプションについて詳しくは、ファイルのディスクまたは CD への書き出しを参照してください。
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フォトセットの編集、名前の変更または削除をおこなうには、公開サービスパネルでフォトセットを右クリックするか(Windows)、Control キーを押しながらクリック(Mac OS)して、「コレクションを編集」、「名前変更」または「削除」を選択します。
通常のフォトセットから未公開の写真を削除するには、フォトセットで写真を選択し、Delete キーを押します。
スマートフォトセットの写真を追加または削除するには、スマートフォトセットのルールを変更します。
フォトセットの写真を表示するには、公開サービスパネルでフォトセットを選択します。写真は、画像表示領域内で、次のカテゴリまたはキューに整理されます。
公開する新しい写真
まだ書き出されていない写真。
再公開対象の変更された写真
書き出し後にライブラリまたは現像モジュールで編集された写真。
公開済み写真
書き出し後に編集されていない写真。
除去予定の削除された写真
Delete キーを押して公開済みの写真をフォトセットから削除すると、それらの写真が「除去予定の削除された写真」としてマークされます。これらの写真は、次に「公開」をクリックしたときに Lightroom Classic のフォトセットと Flickr から削除されます。
公開予定の写真は、「公開する新しい写真」または「再公開対象の変更された写真」のいずれかのキューに表示されます。Lightroom Classic でフォトセットを公開すると、これらの両方のキューにあるすべての写真がアップロードされます。
注意:
公開サービスパネルを使用して Flickr にアップロードできない場合は、最新のアップデートを使用していることを確認してください。これには Lightroom Classic でヘルプ/アップデートを確認を選択します。
ライブラリモジュールの公開サービスパネルを使用すると、Lightroom Classic から Adobe Stock に直接写真を送信することができます。既存の Creative Cloud アカウントの資格証明を使用して、Adobe Stock Contributor ポータル(https://contributor.stock.adobe.com/)と Lightroom Classic の間の接続を確立し、グリッド表示から公開サービスパネルの Adobe Stock フォトセットに写真をドラッグします。最後に Lightroom Classic から写真を公開します。
この状態で Adobe Stock Contributor ポータルに移動し、アップロードされた画像にタグを付けて Adobe Stock に送信すると、画像はモデレーション待ちの状態になります。Adobe Stock Contributor ポータルでは画像に関連付けられている Lightroom Classic キーワードが自動的に抽出され、それがタグ付けされたキーワードとして表示されます。詳細については、Adobe Stock | Contributor 向けの FAQ を参照してください。

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Adobe Stock アカウント
最初のリンクを選択します。初めて公開サービスを設定するときには、オンボーディングシーケンスが示されます。既存の Creative Cloud の資格証明を使用してログインします。
注意:
Adobe Stock アカウントの作成については、Adobe Stock Contributor | 今すぐ始めるを参照してください。
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写真を追加するには次のいずれかの操作をおこないます。
- 公開サービスパネルの Adobe Stock コレクションを対象コレクションに設定します。
- Adobe Stock コレクションを右クリックするか、Command キーを押しながらクリックし、「対象コレクションに設定」をクリックします。
- 公開する準備が整っているファイルのキューにファイルを追加するには、次のいずれかの操作をおこないます。
- B を押します。
- ファイルを右クリックするか、Command キーを押しながらクリックし、もう一度クリックします。
- グリッド表示から公開サービスパネルの Adobe Stock 公開済みコレクション
に写真をドラッグします。
- 公開サービスパネルの Adobe Stock コレクションを対象コレクションに設定します。
公開予定の写真は、「公開する新しい写真」キューに表示されます。Lightroom Classic で「公開」をクリックすると、このキューにあるすべての写真が Adobe Stock Contributor ポータルの新規セクションにアップロードされます。
注意:
Adobe Stock にアップロードするために選択した画像が、写真の技術的要件を満たしていることを確認してください。
選択した中にファイルの仕様を満たさない画像が含まれている場合、すべてのアセットをアップロードすることはできませんというエラーのダイアログが表示されます。続行するには、選択内容から非準拠画像を除外してもう一度公開してください。
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このダイアログの 「Adobe Stock に進む」リンクをクリックして、Adobe Stock コントリビューターポータルに進みます。
詳細については、Adobe Stock | コンテンツのアップロードと管理を参照してください。
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送信を終了するには、https://contributor.stock.adobe.com/jp にアクセスしてください。
Adobe Stock Contributor ポータルのアップロードページで、アップロードされた画像を選択して、タイトル、カテゴリ、およびキーワードを追加します。画像に関連付けられている Lightroom Classic キーワードが、自動的にキーワードセクションに表示されます。これらのキーワードの確認と編集をおこなうことができます。
注意:
「認識可能なユーザーおよび/またはプロパティをファイルに示しますか?」という質問に対する答えに「はい」と選択した場合、モデルリリースやプロパティリリースをアップロードする必要があります。既存のリリースが既にある場合は、検索して、以前アップロードしたリリースのリストから選択することができます。
新しいリリースを作成するには、新しいリリースを作成/テンプレートをダウンロードをクリックして、そのリリースをダウンロードし、完了したら、.JPEG ファイルとしてアップロードします。