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Lightroom Classic カタログに関するよくある質問

Lightroom Classic のカタログに関するよくある質問とその回答をご覧ください。

Lightroom Classic を今すぐアップデートして、新機能と拡張機能をお試しください。

カタログとは何ですか?

Lightroom Classic のカタログは、ご使用になる写真とそれらについての情報の場所を追跡するデータベースです。Lightroom Classic で、写真の編集、評価、キーワードの追加、コレクションによる整理などを行う場合、このような変更はすべてカタログに格納されます。ファイル自体は変更されません。 

Lightroom Classic を初めて起動すると、空のカタログファイル(例:Lightroom Catalog.lrcat)が自動的に作成されます(すべてのカタログファイルに、拡張子 .lrcat が付きます)。 このデフォルトの、空のカタログで作業を開始するには、「インポート」ボタンをクリックします。

注意:

バージョン 13.3 では、画像プレビューの格納方法が変更されました。13.2 以前のカタログをアップグレードすると、既存の画像プレビューが Lightroom Classic によって新しい形式に整理されます。

警告:

サードパーティのオンラインストレージの管理および Lightroom Classic との同期サービス

Lightroom Classic で Microsoft OneDrive や Apple iCloud Drive などのサービスと同期する際に、意図せずオンラインストレージを使い切ってしまわないようにご注意ください。同期サービスのオンラインストレージにアップロードしないようにするには、同期クライアントの設定で Lightroom エコシステムの画像の保存場所を除外するか、Lightroom Classic の同期の環境設定で別のフォルダーの場所を指定します。

これらのサービスで使用されている場所にカタログを保存しないことをおすすめします。同期クライアントの設定でカタログの場所を除外するか、別のフォルダーに保存してください。

カタログをアップグレードする利点は何ですか?

Lightroom 最新バージョンの機能セットとの同期状態を維持するには、カタログをアップグレードする必要があります。カタログを最新の状態に保つことに関連する質問を以下にいくつか示します。

なぜ、カタログのアップグレードが必要になるのですか?

Lightroom Classic の新しいバージョン(特にメジャーバージョンアップデート)をインストールする場合に、最新バージョンで動作するよう、カタログのアップグレードをアプリから求められます。これは通常の動作であり、Lightroom Classic のアップデートバージョン用に行われたデータベース関連の変更に対応するものです。この動作は、新機能および関連パフォーマンスの向上にアクセスするうえで重要です。これは安全な動作であり、進行状況バーでアップグレードステータスを追跡できます。

アップグレード後に、自分のデータはどうなりますか?

お客様のデータ、編集、プリセット、その他の環境設定などは、アップグレード後もそのまま維持されます。

Lightroom Classic では、古いカタログのコピーは作成されますか?

はい、古いカタログのコピーが作成されます。 アップグレードの前にコピーが作成され、圧縮ファイルとしてカタログフォルダーに保存されます。 

アップグレード後でも、古いカタログを新しいバージョンで開くことはできますか?

アップグレードしない限り、古いカタログを新しい Lightroom Classic で開くことはできません。

画像とカタログはどこにありますか?

画像の保存場所については、「エクスプローラーまたは Finder でファイルを開く」を参照してください。画像は Lightroom Classic アプリケーションに保存されません。

デフォルトでは、Lightroom Classic カタログは次の場所にあります。

  • Windows:\Users\[ユーザー名]\Pictures\Lightroom
  • macOS:/Users/[ユーザー名]/Pictures/Lightroom

デフォルトのカタログを確認するには、編集/環境設定/一般を選択し、カタログ初期設定を確認します。

詳細については、「環境設定およびその他のファイルの場所 | Lightroom Classic」を参照してください。

注意:

使用するカタログを移動しており、その場所を思い出せない場合、エクスプローラー(Windows)または Finder(macOS)で「lrcat」を検索します。

新しいバージョンの Lightroom Classic で古いカタログを開くにはどうすればよいですか?

Lightroom Classic の新しいバージョンでは、古いカタログを簡単にアップグレードできます。カタログを Lightroom Classic の以前のバージョンからアップグレードを参照してください。

注意:

カタログをアップグレード中に問題が発生する場合、以前のバージョンの Lightroom Classic で古いカタログを開き、新しいカタログとして書き出します。書き出したカタログを新しいバージョンの Lightroom Classic に読み込みます。詳細については、「カタログを書き出す」またはこちらのビデオチュートリアルを参照してください。

2 つのカタログを結合できますか? また、別のカタログからフォルダーを読み込むことはできますか?

  1. ファイル/カタログを開くを選択して、マスター(プライマリ)として使用するカタログを選択します。このカタログに写真が追加されます。

  2. ファイル/別のカタログから読み込みを選択し、追加したい写真を含むカタログに移動します。「開く」(Windows)または「選択」(macOS)を選択します。

  3. カタログから読み込むダイアログボックスで、次の操作を行います。

    1. カタログ内容で、読み込みたい各写真を含む各フォルダーを選択します。

    2. 新規および既存の写真を処理したい方法を指定します。これらのオプションでの詳細については、「別の Lightroom Classic カタログから写真を読み込む」を参照してください。

  4. 「読み込み」をクリックします。

    開いたカタログに追加したいカタログまたは写真に関して手順 1~4 を繰り返します。

注意:

ビデオチュートリアルも用意しています。「複数のカタログをマスターカタログに結合する」を参照してください。

2 台のコンピューターでカタログを使用できますか?

デスクトップとラップトップなど、複数のコンピューターで Lightroom Classic カタログを共有する場合、カタログと写真を外付けドライブに保存するのが最も簡単な方法です。Lightroom Classic の環境設定で、このカタログをデフォルトのカタログに設定します。

注意:

複数のカタログを使用することは推奨されません。詳細については、「単一のカタログを使用するメリット」を参照してください。

.lrcat-data ファイルについて教えてください。

Lightroom Classic では、カタログファイルと一緒に .lrcat-data 拡張子がある新しいファイルに追加情報を保存します。このファイルは、カタログファイルと同じフォルダーにあります。このファイルには、写真や編集に関する重要な情報が含まれており、バックアップ用として含める必要があります。

lrcat-data
Lightroom Classic 11 で導入された新しい lrcat-data ファイルとカタログファイル

注意:
  • AI マスクを使用した画像の場合、yourcatalogname.lrcat-data ファイルは、「AI マスクまたは AI 編集を使用した画像の場合、yourcatalogname.lrcat-data ファイルは 0 K よりも大きくなる」ように、0 K よりも大きくなります。
  • ファイルが 0 KB よりも大きい場合、.lrcat および .lrcat-data は圧縮されたバックアップに含まれます。
  • ファイルが見つからない、または 0 KB である場合、.lrcat は圧縮バックアップに含まれます。

AI 編集の管理および .lrcat-data ファイルの欠落

  • 「.lrcat-data」ファイルが見つからない、または場所が誤っていると、Lightroom Classic 内の画像に AI 編集が行われている場合、その編集が完全に失われます。そのような場合は、カタログを開くと Lightroom Classic に警告ダイアログが表示されます。
  • 対応する lrcat-data ファイルがある場合は、Lightroom Classic を終了します。ファイルをカタログフォルダーに保存してから開きます。
  • 対応する lrcat-data ファイルがない場合は、「続行」を選択します。lrcat-data ファイルが新たに作成され、AI 編集を手動で再計算する必要があります。 
エラーメッセージ:「Lightroom Catalog.lrcat-data」が見つかりません。
Adobe Lightroom Classic でカタログファイルが見つからないという警告が表示される

カタログを別のドライブまたはコンピューターに移動する方法を教えてください。

カタログは、ご使用のコンピューターの異なる場所に移動、外付けディスクに移動、またはその全体を別のコンピューターに移動することができます。詳細については、「カタログを移動する」を参照してください。

Windows コンピューターおよび Mac OS の間でカタログを移動するには、元のコンピューターから外付けドライブにカタログ、lrcat データ、プレビュー、画像ファイルをコピーします。そのドライブを 2 台目のコンピューターに接続し、ファイルをコンピューター上の任意の場所にコピーします。

注意:

別のカタログを開く、または切り替える方法を教えてください。

別のカタログを開くには、ファイル/カタログを開くを選択し、開きたいカタログの場所に移動して、「開く」をクリックします。

複数のカタログがある場合、プログラムの起動時に開くカタログを Lightroom Classic に設定できます。詳細については、「デフォルトのカタログを変更する」を参照してください。

注意:

複数のカタログを使用することは推奨されません。詳細については、「単一のカタログを使用するメリット」を参照してください。

Lightroom Classic のカタログは下位互換性がありますか?

いいえ、Lightroom Classic のカタログには下位互換性はありません。Lightroom Classic の新しいバージョンのカタログを旧バージョンで開くことはできません。

新しいバージョンのカタログを旧バージョンの Lightroom Classic で開こうとすると、「[お客様のカタログ名] という名前の Lightroom カタログはこのバージョンの Lightroom で使用できないため、開くことができません」というダイアログが表示されます。

旧バージョンで作業するには、必要な写真を Lightroom Classic に読み込み、そのバージョンの別のカタログを作成します。

注意:

Lightroom Classic で現在のカタログが新しいバージョンで開かれたことが検出された場合、現在のバージョンによってサポートされていない編集内容が失われる可能性に関するポップアップが表示されます。

新しいバージョンのカタログを、データの損失につながる場合のある旧バージョンの Lightroom に読み込もうとしたときの警告ポップアップダイアログボックスのスクリーンショット。
カタログを Lightroom の旧バージョンに移動しているときの警告を確認します。

カタログの互換性については、以下の表で確認してください。

バージョン

カタログの互換性

Lightroom Classic 14.x

  • Lightroom Classic 13.x、Lightroom Classic 12.x、Lightroom Classic 11.x、Lightroom Classic 10.x、Lightroom Classic 9.x、Lightroom Classic 8.x、Lightroom Classic CC 7.x、Lightroom CC 2015.x、Lightroom 6.x、Lightroom 5.x およびそれ以前のバージョンと互換性なし

Lightroom Classic 13.x

  • Lightroom Classic 12.x、Lightroom Classic 11.x、Lightroom Classic 10.x、Lightroom Classic 9.x、Lightroom Classic 8.x、Lightroom Classic CC 7.x、Lightroom CC 2015.x、Lightroom 6.x、Lightroom 5.x およびそれ以前のバージョンと互換性なし

Lightroom Classic 12.x

  • Lightroom Classic 11.x、Lightroom Classic 10.x、Lightroom Classic 9.x、Lightroom Classic 8.x、Lightroom Classic CC 7.x、Lightroom CC 2015.x、Lightroom 6.x、Lightroom 5.x およびそれ以前のバージョンと互換性なし

Lightroom Classic 11.x

  • Lightroom Classic 10.x、Lightroom Classic 9.x、Lightroom Classic 8.x、Lightroom Classic CC 7.x、Lightroom CC 2015.x、Lightroom 6.x、Lightroom 5.x およびそれ以前のバージョンと互換性なし

Lightroom Classic 10.x

  • Lightroom Classic 9.x、Lightroom Classic 8.x、Lightroom Classic CC 7.x、Lightroom CC 2015.x、Lightroom 6.x、Lightroom 5.x およびそれ以前のバージョンと互換性なし

Lightroom Classic 9.x

  • Lightroom Classic 8.x、Lightroom Classic CC 7.x、Lightroom CC 2015.x、Lightroom 6.x、Lightroom 5.x およびそれ以前のバージョンと互換性なし

Lightroom Classic 8.x

  • Lightroom Classic CC 7.x との互換性あり
  • Lightroom CC 2015.x、Lightroom 6.x、Lightroom 5.x、およびそれ以前のバージョンと互換性なし

Lightroom Classic CC 7.x

  • Lightroom CC 2015.x、Lightroom 6.x、Lightroom 5.x、およびそれ以前のバージョンと互換性なし

Lightroom CC 2015.x

  • Lightroom 6.x と互換性あり
  • Lightroom 5.x、Lightroom 4.x、およびそれ以前のバージョンと互換性なし

Lightroom 6.x

  • Lightroom CC 2015.x と互換性あり
  • Lightroom 5.x、Lightroom 4.x、およびそれ以前のバージョンと互換性なし

Lightroom 5.x

  • Lightroom 4.x、およびそれ以前のバージョンと互換性なし

カタログの名前を変更するにはどうしたらよいですか?

2024年10月リリースの Lightroom Classic(バージョン 14.0)以降、ファイルカタログ名を変更を選択してカタログ名を変更し、現在開いているカタログの新しい名前を入力できるようになります。アプリケーションを再起動すると、カタログ名が変更されます。

注意:

アプリケーションからカタログ名を変更する場合は、対応する .lrcat-data、プレビューおよびスマートプレビューファイルの名前を変更する必要はありません。これらのファイル名は、アプリケーションの再起動時に自動的に変更されます。

フォルダーをカタログとして書き出す方法を教えてください。

フォルダーをカタログとして書き出すには、ライブラリモジュールのフォルダーパネルで、書き出すフォルダーを右クリックします(Windows の場合)。macOS の場合は、Control キーを押しながら、このフォルダーをクリックします。コンテキストメニューから、「このフォルダーをカタログとして書き出す」を選択します。

カタログのバックアップとバックアップストレージの管理方法を教えてください。

Lightroom Classic を終了すると、カタログが自動的にバックアップされます。また、手動でバックアップすることもできます。ストレージの管理とカタログのバックアップを行う計画する場合は、「バックアップ方法を計画する」を参照してください。

注意:

カタログをバックアップしても、カタログが参照している写真はバックアップされません。カタログの仕組みについては、「カタログとは何ですか?」を参照してください。

画像はクラウドにバックアップされますか?

いいえ。バックアップはされませんが、Lightroom Classic から Lightroom エコシステムに写真のスマートプレビューを同期することはできます。詳細については、「Lightroom Classic を Lightroom エコシステムと同期する」を参照してください。

カタログの削除方法を教えてください。

カタログを削除する方法については、「カタログを削除する」を参照してください。

注意:

カタログを削除しても、写真や Lightroom Classic アプリケーション自体は削除されません。詳細については、「Creative Cloud アプリケーションのアンインストールまたは削除」または「Lightroom を手動でアンインストールする」と「カタログからの写真の削除」を参照してください。

カタログをネットワーク上に保存したり、共有したりすることはできますか?

いいえ、カタログをネットワーク上に保存することはできません。ただし、写真をネットワーク上で保存したり、共有したりすることは可能です。スマートプレビューを使用すると、コンピューターがネットワークから切断されているか、使用する写真を含むドライブから切断されている場合でも、Lightroom Classic で写真を編集できます。

Lightroom Classic でマイカタログが見つかりません。検索方法を教えてください。

カタログの移動または名前の変更を行った後で Lightroom Classic を開くと、「Lightroom カタログが見つかりません」というエラーが発生する場合があります。

  1. Lightroom カタログが見つかりません」エラーウィンドウで、「別のカタログを選択」をクリックします。

    開きたい別のカタログを選択します。

  2. 開きたいカタログが列挙されていない場合、「別のカタログを選択」を再度クリックし、\Pictures\Lightroom(Windows)または /Pictures/Lightroom(macOS)のフォルダーを開きます。

  3. 名前の変更または移動を行ったカタログの場所に移動して選択し、「選択」をクリックします。

  4. 「カタログを選択」のダイアログボックスにおいて、名前を変更済みのカタログがそのリストの最初のカタログである可能性があります。それを選択して、「開く」をクリックします。

カタログに写真がありません。これらを検索する方法を教えてください。

Finder(macOS)またはエクスプローラー(Windows)で画像を移動すると、カタログで画像の追跡ができなくなります。写真紛失問題を回避するには、オペレーティングシステム内ではなく、Lightroom Classic 内で常に写真を移動させます。詳細については、「写真を異なるフォルダーに移動する」および「見つからない写真を特定する」を参照してください。

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