編集やエフェクトを変更した後で、その変更を元に戻したい場合、Adobe Premiere Elements では操作を取り消すことができます。取り消し可能な操作は、ビデオの内容を変更する操作だけです。例えば、編集操作は取り消すことができますが、パネルウィンドウのスクロールは取り消すことはできません。
プロジェクトを保存した時点よりも前に行った変更を取り消すには、Adobe Premiere Elements 自動保存フォルダーにある以前のバージョンのプロジェクトを開きます。次に、ファイル/別名で保存を選択して、Adobe Premiere Elements 自動保存フォルダー以外の場所にプロジェクトを保存します。取り消し可能な変更操作の数は、自動保存の環境設定に応じて異なります。
ヒストリーパネルには、プロジェクトに加えた変更履歴が記録されます。クリップの追加、マーカーの挿入、エフェクトの適用を行うたびに、その操作がリストに追加されます。使用したツールまたはコマンドも、識別用のアイコンと一緒にパネルに表示されます。このパネルを使用すると、複数の変更を一度に取り消すことができます。パネルで変更履歴を選択すると、プロジェクトがその変更を加えたときの状態に戻ります。選択した変更履歴よりも新しい履歴はグレー表示になり、続いて変更を加えると消去されます。
ヒストリーパネルには、現在のセッションの変更だけが記録されます。プロジェクトを閉じる、もしくは「復帰」コマンドを選択すると、ヒストリーパネルの内容が消去されます。パネルには、ほとんどの変更履歴がリストとして表示されますが、一部のパネルで行った変更履歴は表示されません。また、環境設定などのプログラム全体に関連する変更履歴も表示されません。
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