Lightroom Classic で、編集/環境設定/パフォーマンス (Windows)または Lightroom Classic/環境設定/パフォーマンス(MacOS)に移動します。
Lightroom Classic の 2019 年 8 月(バージョン 8.4)リリースの主な新機能および機能強化について説明します。


システムの GPU を使用して、画像編集エクスペリエンスを強化します。


コレクション、コレクションセットおよびスマートコレクションにカラーラベルを追加できます。
サポートされているカメラとレンズプロファイルの詳細な一覧を参照できます。
PNG への書き出し、HDR およびパノラマのバッチ統合、およびこのリリースのその他の機能強化に関する情報が記載されています。
GPU サポートを使用した画像編集の高速化
システムのグラフィックスプロセッシングユニット(GPU)を使用して、Lightroom Classic で画像編集ができるようになりました。以前のバージョンでは、GPU は主に表示のために使用されていましたが、新しいリリースでは、画像処理のために GPU を使用する追加オプションが用意されています。このサポートの追加により、画像編集処理全体における操作の円滑化とパフォーマンスの向上を実現します。このオプションを有効にするには、次の操作を実行します。
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Camera Raw セクションで、グラフィックプロセッサーを使用ドロップダウンメニューから「カスタム」を選択します。
カラーラベルを使用したコレクションの整理
ライブラリモジュールのコレクションパネルで、コレクション、コレクションセット、およびスマートコレクションにカラーラベルを追加して、ライブラリをさらに効率的に整理できます。これは、コレクションを整理してすばやく分類するのに最適な方法です。
また、ラベルコレクション別にコレクションをフィルターできます。
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コレクションパネルの上部にある検索バーで、
アイコンをクリックします。
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ドロップダウンリストから「ラベルコレクション」を選択して、フィルターを適用します。
詳しくは、以下を参照してください。
フォルダーやコレクションのカラーラベル名も変更できるようになりました。以前のバージョンの Lightroom では、画像のカラーラベル名の変更のみがサポートされていました。カラーラベルを編集するには、メタデータ/カラーラベルセット/編集を選択します。
カラーラベルを変更すると、スマートコレクションも変更されます。
詳しくは、カラーラベルセットの編集を参照してください。
新しいカメラとレンズのサポート
サポートされているカメラとレンズプロファイルの詳細な一覧については、次のリソースを参照してください。
その他の拡張機能
PNG への書き出しのサポート
このリリースでは、書き出しに対応する新しいファイル形式が追加されました。PNG ファイル形式で画像を書き出せるようになりました。PNG ファイルの読み込みは、以前のバージョンの Lightroom でもサポートされています。
詳しくは、ファイルのディスクまたは CD への書き出しを参照してください。
HDR およびパノラマのバッチ統合
HDR およびパノラマグループの統合が、従来よりも効率的に実行できるようになりました。画像の各グループを 1 つずつ統合するのではなく、グループ化された画像を一度にバッチ統合できるようになりました。まず、各画像グループを 1 つのスタックに結合します。次にスタックを選択し、適切な統合オプション(HDR またはパノラマ)を右クリックして選択します。これで、各スタックの HDR またはパノラマが作成されます。
ライブラリモジュールのパフォーマンス向上
特にフォルダーパネルの使用中における、ライブラリモジュールのパフォーマンスが向上しました。
フィルムストリップのインデックス番号
フィルムストリップにインデックス番号が含まれるようになり、ルーペ表示で簡単に画像を参照できます。これは特に、同僚やクライアントとコレクションを確認する場合に便利です。フィルムストリップのインデックス番号をオフにするには、環境設定/インターフェイス/フィルムストリップに移動して、「インデックス番号を表示」チェックボックスをオフにします。