Photoshop Lightroom のパフォーマンスを改善したい場合は、 下記の提案のいくつかをお試しください。

最良の結果を得るには、全体的なアプローチが必要です。 ここに記載されている提案をすべてお読みください。 ご使用のコンピューターセットアップの文脈でどれを実装するか検討してください。 使用するファイルのタイプと特定のワークフローについてもご検討ください。 各環境はユニークであり、Lightroom から最も効率のよいパフォーマンスを実現する技術の組み合わせは環境ごとに異なります。

ハードウェアと OS の最適化

Lightroom の最新バージョンに更新する

Lightroom で、ヘルプ/アップデートの有無をチェックを選択します。

必要なシステム構成を超える

Lightroom を実行するのに必要なシステム構成は、Lightroom の操作の最小要件に過ぎません。 特に、RAM を追加したり、プロセッサーの速度を上げると、パフォーマンスを著しく向上できます。この要件は、以下によって変化します。

  • 使用するファイルのタイプ
  • 使用するファイルのサイズ
  • カタログ内の画像の総数
  • 画像に適用されるスポットヒーリングやローカル(ブラッシュ)調整の範囲

以下のオプションで、パフォーマンスを上げることができます。

  • 64 ビット、マルチコアプロセッサー(最大 6 コアで最良のパフォーマンス)。複数のまたは高解像度のモニターを使用する場合はさらに大きなパワーが必要であるため、余裕のパワーが特に重要です
  • 12 GB の RAM (推奨)最低 4 GB の RAM。同時に Photoshop も使用する場合は、さらに多くの RAM の量が必要です
  • 高速ハードドライブ。特に、カタログとプレビュー用に必要です。

ご使用の Lightroom バージョンの必要システム構成を見つけてください。

Lightroom で特定のシステム構成の詳細を見るには、「ヘルプ/システム情報」を選択します。

12 GB 以上の RAM を搭載するマシンで Lightroom を実行する

最高のパフォーマンスを得るには、12 GB 以上の RAM を搭載するマシンで Lightroom を実行することをお勧めします。  推奨の RAM 容量を使用すると、特に写真の読み込みや書き出し、ルーペビューにおける写真間の移動、HDR 画像とパノラマの作成などを行う際に、パフォーマンスに大きなメリットがあります。

高速ハードドライブを使用する

最も単純なワークフローには、高速な(7200 rpm)内部シリアル-ATA ドライブで十分です。 もっと高度なワークフローには、RAID アレイの使用を検討してください。

複数のコンピューターで同じカタログを操作する場合は、外部ドライブにカタログ、画像ファイル、およびプレビューを格納すると便利です。 ただし、その場合は、Lightroom のパフォーマンスに悪影響が出る恐れがあります。 ファイルを外部に格納する必要がある場合は、高速接続があることを確認してください。 例えば、FireWire 接続、USB なら 1.0 や 2.0 でなく USB 3.0、または eSATA 接続を使用します。最高のパフォーマンスを得るには、使用可能なすべてのポートのうち最大帯域幅制限があって、かつ互換性のあるポートに外部ドライブを接続します。各種ポートの帯域幅制限を以下にリストします。

Thunderbolt = 10GB/秒
eSATA = 600MB/秒
PCIe = 500MB/秒
USB3 = 400MB/秒
USB2 = 35MB/秒

注意:

カタログファイルはネットワークドライブに保存できませんが、お持ちの写真はネットワークドライブに保存できます。ただし、ネットワークドライブ(ネットワークを介してアクセスされるハードディスク)は、高速なデータ転送速度ではありません。従って、Lightroom において、モジュールを切り替えるとき、またはファイルを別のファイルに切り替えるときは、時間がかかる場合があります。

十分な容量のあるハードドライブと空きスペースがあることを確認する

空スペースが少な過ぎる状態で作業すると、パフォーマンスが低下することがあります。 Lightroom のカタログ、プレビュー、画像ファイルを保存するハードドライブに、少なくとも 20 パーセントの空スペースがあることを確認してください。

ご使用の Lightroom バージョンに必要な最小のハードディスクスペースを見つけるには、「Lightroom の必要システム構成」を参照してください。

グラフィックドライバーを更新する

互換性のあるグラフィックプロセッサ(グラフィックカード、ビデオカード、GPU とも呼ぶ)を使用します。 グラフィックドライバーのソフトウェアは、常に最新のものを使用してください。

ご使用のコンピューターのグラフィックプロセッサーが Lightroom と互換性がない場合は、Lightroom (macOS)/編集(Win)/環境設定/パフォーマンスで、「グラフィックプロセッサーの使用」チェックボックスをオフにします。

詳細については、「Lightroom グラフィックプロセッサー(GPU)のトラブルシューティングと FAQ」を参照してください。

64 ビットモードの Lightroom (Lightroom 4 と 3)を実行する

Lightroom を 64 ビットモードで実行する場合、Lightroom は、32 ビットオペレーティングシステムの上限の 2 GB を超える RAM にアクセスします。 Lightroom を 4 GB を超える RAM にアクセスすると、パフォーマンスを著しく向上できます。

64 ビット対応で、64 ビット OS を実行しているコンピューターに Lightroom をインストールした場合、Lightroom は自動的に 64 ビットモードで動作します。 以下を実行すると、Lightroom が 64 ビットモードで実行されているかどうか確認できます。

Windows 上で 64 ビットモードの Lightroom が実行中であることの確認

  1. Lightroom を起動し、アプリケーションのタイトルバーを見ます。

  2. タイトルに "x64" が表示されているかどうか確認します。

Mac OS 上で 64 ビットモードの Lightroom が実行中であることの確認

  1. Finder で、Applications フォルダーにナビゲートして「Adobe Lightroom 3」をクリックします。

  2. コマンドキーを押しながら I を押します。

  3. 「一般」オプションで、「32 ビットモードで開く」の選択が解除されていることを確認します。

Lightroom とともに Photoshop を使用している場合は Photoshop の RAM の設定を確認する

ご使用のコンピューターに最適な RAM 設定を行うには、このテクニカルノート にある「RAM の最大値」と「メモリ使用量」のセクションを参照してください。Photoshop でメモリ設定を変更するには、Apple /環境設定/パフォーマンス(Mac OS)または編集/環境設定/パフォーマンス(Windows)を選択します。

高解像度ディスプレイ

Lightroom が高解像度ディスプレイの画面全体を使用している場合、画面への描画が遅くなる場合があります。 高解像度ディスプレイは、2560 x 1600 程度の解像度をネイティブで有し、30 インチモニターや Retina MacBook に採用されています。 そのようなディスプレイのパフォーマンスを向上させるには、Lightroom のウィンドウサイズを減少させるか、「ナビゲーター」パネルで 1:2 または 1:3 のビューを使用します。

Lightroom での最適設定の使用

Lightroom Classic で編集中に、「Lightroom CC と同期する」を一時停止する

画像を同期するには、CPU リソースとシステムリソースを使用してプレビューを作成し、Creative Cloud から画像のアップロード/ダウンロードを行います。デスクトップコンピューターで画像の読み込みおよび編集を行う際に Lightroom CC との同期を一時的に停止します。続いて、Lightroom CCとの同期を再開し、アプリケーションを夜間ずっと開いたまま同期プロセスを継続して完了させます。

意図的に 1:1 プレビューをレンダリングする

Lightroom は、プレビューを使用して、グリッド表示、拡大鏡表示、そして現像、スライドショー、印刷、Web の各モジュールで写真のサムネールを表示します。

写真のインポート時には、以下のように品質が次第に向上する 3 種類のプレビューを選択できます。

ミニマル:写真内に埋め込まれた小さな低解像度の JPEG プレビュー。カメラによって生成されます。 これらは、作成が最も高速なタイプのプレビューです。 ライブラリモジュールの映写スライドとグリッド表示では、それらのサムネール用に標準サイズのプレビューを Lightroom がレンダリングするまで、ミニマルプレビューが一時的に使用されます。

埋め込みとサイドカー:ミニマルプレビューより少し大型で、作成時間も長くなるプレビュー。これらもカメラによって生成されます。

標準:Lightroom で作成される標準プレビュー。 これらのプレビューでは処理に Camera Raw エンジンを使用します。 そのため、ミニマルプレビューや埋め込みプレビューとは異なる表示になることがあります(特に、現像モジュールで調整を適用した場合)。使用するディスプレイに基づいて、必要な標準プレビューのサイズを指定できます。 標準プレビューは、映写スライドとグリッド表示のサムネールや、スライドショー、印刷、Web の各モジュールのプレビュー領域と内容領域で使用されます。

1:1:実際のピクセルの 100% 表示。標準プレビューと同様に、Camera Raw エンジンによって処理されます。 Lightroom は 1:1 プレビューの生成時に、ミニマルと標準のプレビューも生成するので、Lightroom では必要に応じてこれら 3 種類のプレビューを使用できます。 1:1 プレビューの作成には、非常に大量のデータが処理されるので、かなり時間がかかる可能性があります。 ライブラリモジュールで 1:1 以上にズームすると、Lightroom は常に 1:1 プレビューを使用します。

Lightroom で写真を表示し、処理するには、標準プレビューまたは 1:1 プレビューが必要です(タスクによって必要なタスクが決まります)。 インポート時に Lightroom にミニマルまたは埋め込みプレビューの生成を指定するだけで、Lightroom での作業時に標準または 1:1 のプレビューが自動的に生成されます。 このプロセスはパフォーマンスを妨害します。 生産性を上げ、この妨害を減らすには、1:1 プレビューをレンダリングする時期と方法を管理する必要があります。 それらのプレビューはインポートと同時にレンダリングするか、別に時間をとって手動でレンダリングします。

インポート時に 1:1 プレビューをレンダリングするには、インポートウィンドウのファイル管理パネルを使用します。 「プレビューのレンダリング/1:1」を選択します インポート時に高品質の 1:1 プレビューを生成するとインポートプロセスが遅くなりますが、ライブラリーモジュールでの作業開始時に Lightroom の応答性が向上します。

あるいは、インポートプロセスの速度を上げたい場合は、インポート時にミニマルまたは標準のプレビューをレンダリングします。 そして、任意の時点で、ライブラリモジュールのグリッド表示で複数の写真を選択して、「ライブラリ/プレビュー/1:1 プレビューのレンダリング」を選択します。 Lightroom に画像を処理させてから、それらの画像で作業を開始します。

標準サイズプレビューを可能な限り小さく保つ

標準プレビューのレンダリングには時間がかかるので、Lightroom を必要以上に作動させないでください。 標準プレビューを小さく保つとプレビューファイルのキャッシュサイズを減らすことができ、パフォーマンスの速度が上がり、ハードディスクのスペースが節約されます。

標準プレビューを小さくするには、以下のように、カタログ設定ダイアログボックスで適切なサイズと品質を指定します。

  1. 「編集/カタログ設定」(Windows)または「Lightroom/カタログ設定」(Mac OS)を選択し、次に「ファイル管理」を選択します。

  2. 「標準プレビューサイズ」では、画面解像度の最長エッジに最も近く、それより短くないサイズを選択します。 例えば、画面解像度が 1920 x 1200 ピクセルの場合、「標準プレビューサイズ/ 2048 ピクセル」を選択します。

  3. 「プレビュー品質」では、「低」または「中」を選択します。これらは、JPEG ファイルの品質スケールの低または中と同等です。

注意:

使用するモニターが大きくなるほど(そして解像度が高くなるほど)、プレビューの計算と調整時のピクセルの更新で Lightroom が行う作業が多くなります。 大型モニターでパフォーマンスが遅くなったら、 ディスプレイコントロールパネル(Windows)またはディスプレイシステム環境設定(Mac OS)を使用してディスプレイの解像度の低減を試行してください。

1:1 プレビューを可能な限り小さく保つ

1:1 プレビューはすぐにディスクスペースを消費してしまうので、Lightroom には、定期的に(毎日、毎週、または毎月)プレビューを廃棄するオプションがあります。 プレビューを廃棄するたびに、次に必要になったとき(拡大鏡表示にズームインするだけの場合でも)、Lightroom でそれらを再作成する必要があります。

ディスクスペースに問題がない限り、できるだけ 1:1 プレビューを保持してパフォーマンスを最適化します。 カタログ設定ダイアログボックスの「ファイル管理」領域で、「1:1 プレビューの自動廃棄」を選択して「30 日後」または「なし」を選択します。

ただし、プレビューを削除するオプションを「30 日後」または「なし」に設定した場合は、プレビューを含むファイル( [カタログ名] Previews.lrdata)が大きくなる可能性があります。 このファイルはカタログファイルと同じフォルダーにあります。 このオプションを「なし」に設定し、ハードウェアディスクのスペースが少なくなった場合は、このファイルのサイズを確認します。 ファイルが大き過ぎる場合は、ファイルを削除してください。

カタログとプレビューキャッシュを同じフォルダーに保存する

デフォルトでは、Lightroom はプレビューキャッシュファイル([カタログ名] Previews.lrdata)をカタログファイル([カタログ名].lrcat)と同じフォルダーに保存します。 カタログファイルを移動するか、キャッシュファイルとは別のフォルダーに格納した場合は、Lightroom でプレビューを再生成しなければなりません。 したがって、これらのファイルは同じフォルダーに保存してください。

カタログ、プレビューなど Lightroom ファイルのデフォルトの場所については、「Preference file and other file locations (環境設定ファイルやその他のファイルの場所)」を参照してください。

XMP 自動書き込みをオフのままにする

デフォルトでは、Lightroom でファイルに加えた変更(例えば、キーワードの追加やレッドアイの修正)は、Lightroom カタログに写真付きで保存されます。ただし、他のアプリケーション(Adobe Bridge や Camera Raw など)では、それらの編集が認識できるように XMP(拡張可能なメタデータプラットフォーム)データとして保存されます。 このデータは画像ファイルに添付されます。

Lightroom では、編集内容は XMP に自動でも手動でも保存できます。 Lightroom/Adobe Bridge/Camera Raw 間で定期的に切り替える場合は、変更内容を XMP に自動的に保存するようにするのが最も便利です。 その場合は、切り替えに留意する必要がなくなります。 アプリケーションが常に同期し、現在の Lightroom の編集内容を反映するので、メタデータの不一致を示すアイコンやバッジは Bridge や Lightroom に表示されません。

ただし、自動的に変更内容を保存すると、Lightroom のパフォーマンスが著しく低下する可能性があります。 複数のアプリケーションを操作するのでない場合は、自動書き込みの設定をオフにすることをお勧めします。 その場合も変更内容はカタログに保存されるので、Lightroom から写真を印刷またはエクスポートすると、それらの変更内容は出力に反映されます。

XMP 自動書き込みをオフにするには、以下の手順を実行します。

  1. 「編集/カタログ設定」(Windows)または「Lightroom/カタログ設定」(Mac OS)を選択します。

  2. 「メタデータ」タブをクリックし、「Automatically Write Changes Into XMP」の選択を解除します。

XMP 自動書き込みをオフにしても、いつでも、個々のファイルにメタデータの変更内容を手動で書き込むことができます。 詳細については、「メタデータの基本事項とアクション」を参照してください。

カタログを最適化する

Lightroom は、変更をカタログファイル(.lrcat)に絶えず書き込みます。 パフォーマンスが遅いときは、「ファイル/カタログの最適化」を選択して Lightroom カタログを最適化してください。 カタログの最適化では、Lightroom がカタログのデータ構造を調べ、データ構造が簡潔かどうか確認します。

さらにパフォーマンスを最適化し、カタログの安定性を高めるには、Lightroom を終了してカタログをバックアップする際に、「バックアップの前に整合性をテストする」と「バックアップの後にカタログを最適化する」というオプションを選択します。 これらのプロセスは少し時間がかかりますが、カタログ操作をスムーズに保つために有効です。

Camera Raw キャッシュサイズを増やす

現像モジュールで未加工の画像を表示または編集するたびに、Lightroom によって高品質な最新プレビューが生成されます。 Lightroom は、元の画像データに基づいて、適用された処理または調整のプレビューを更新します。 元の画像データが Camera Raw キャッシュに保存されている場合は、このプロセスが少し速くなります。 Lightroom は、キャッシュをチェックして元の画像データの有無を確認し、画像データがキャッシュされていると、初期の処理をスキップできます。

Lightroom では、デフォルトで Camera Raw キャッシュを 1 GB に設定しています。 ユーザーがキャッシュサイズを増やすと、Lightroom で保存できる画像データが増え、それらの画像のプレビューの生成がスピードアップします。一部の Lightroom ユーザーは、Camera Raw キャッシュを 20 GB 以上に増やすと、現像モジュールでのパフォーマンスを大幅にスピードアップできることを知っています。Camera Raw キャッシュのサイズを増やすには、以下の手順を実行します。

  1. 「Lightroom/環境設定」(Mac OS)または「編集/環境設定」(Windows)を選択します。

  2. 「ファイル管理」タブをクリックします。

  3. 「Camera Raw キャッシュ設定」領域で、最大サイズ 10.0 GB 以上で試してみてください。

キャッシュをさらに高速にするには、キャッシュを高速ハードディスクに保存します Camera Raw キャッシュの場所を指定するには、以下の手順を実行します。

  1. 「Lightroom/環境設定」(Mac OS)または「編集/環境設定」(Windows)を選択します。

  2. 「ファイル管理」タブをクリックします。

  3. 「Camera Raw キャッシュ設定」領域で、「選択」をクリックし、キャッシュを保存する場所にナビゲートします。

スポット除去ツール、ローカル修正ブラシ、および履歴パネル

スポット除去ツールとローカル修正ブラシは、何百から何千もの修正を目的とするものではありません。画像に多くの(数百の)ローカライズされた調整が含まれる場合、そのような修正を行うには Photoshop のようなピクセルベースの編集アプリケーションの使用を検討してください。

多くの修正がある場合は、「履歴」パネルを確認してください。 「履歴」パネルには制限がなく、指定されない限り削除されません。 ローカルまたはスポットの修正を多く実施した場合、履歴が長くなっている可能性があり、Lightroom の全体的なパフォーマンスが低下することがあります。

「履歴」パネルのヘッダーの右側にある X をクリックして「履歴」パネルをクリアします。

現像操作の順序

パフォーマンスを向上させる現像操作の最適な順序は次のとおりです。

  1. スポット修復。
  2. 垂直スライダーを使用したキーストーン補正を含むレンズ補正プロファイルや手動修正などのジオメトリ修正。
  3. 露出やホワイトバランスなどのグローバルな非ディテール補正。 必要に応じて、これらの補正を最初に実施することもできます。
  4. グラデーションフィルターや補正ブラシストロークなどのローカル補正。
  5. ノイズ低減や鮮明化などのディテール補正。

注:スポット修復を実施すると、まずスポット修復の精度が改善され、修復される領域の境界がスポットの位置と一致するようになります。

必要のない修正を避ける

この提案は、特にローカル補正に当てはまります。 ローカル補正やグラデーションフィルターを適用するときに変更した各スライダーは、その補正全体に適用されます。 さらに、各オプションがリソースを使用し、パフォーマンスに影響を与える可能性があります。

ローカル補正やグラデーションを適用する場合、選択したすべての補正が必要であることを確認してください。

特定の種類の補正を実行するのにブラシのストロークまたはグラデーションが必要ない場合は、そのスライダーをゼロに設定します。

また、不要なグローバル補正、特に、ノイズ低減、鮮明化、およびレンズ補正などのリソースを使用するオプションは使用しないでください。

いくつかのスライダーは、それらをデフォルトでオンにする値に初期設定されます。 さらにリソースを大量に消費するオプションの場合、ゼロに設定するとスライダーが無効になります。

ズームオプション

「合わせる」および「満たす」ズームオプションのパフォーマンスが低下している場合、「ナビゲーター」パネルで1:2、1:3、または1:4 オプションを使用します。

使用すべきプロセスのバージョン

プロセスバージョン 2012 は、プロセスバージョン 2010 よりも多くのリソースを使用するので、場合によってはパフォーマンスが低下する可能性があります。 ただし、プロセスバージョン 2012 で使用できる編集および画像品質とパフォーマンス向上のバランスをとる必要があります。

Lightroom のプレビューキャッシュを削除する

まれにですが、以下の問題が 1 つ以上発生する場合があります。発生した場合は、プレビューキャッシュファイルを削除する必要がある可能性があります。

  • ハードディスクが突然満杯になります。
  • Lightroom の中でキャッシュに関するエラーが発生します。
  • 画像の中に線、点、または予期しない色付きの領域などのノイズが生成されます。

サムネイルやプレビューデータを含むファイルが [カタログ名] Previews.lrdata という名前になり、カタログと同じフォルダーに存在します。

サムネイル、小さなプレビュー、および 1:1 (フルサイズ)プレビューがこの Previews.lrdata ファイルに保存されます。 Lightroom の環境設定には、1:1 プレビューである最大プレビューを削除するタイミングを指定するオプションがあります。 1:1 プレビューを削除すると、Previews.lrdata ファイルのサイズが縮小します。 1:1 プレビューを削除しないと、プレビューファイルが非常に大きくなる可能性があります。

大きな 1:1 プレビューが削除されるタイミングのデフォルト設定は 1 週間です。 これらの大きなプレビューが削除されると、プレビューファイルのサイズが縮小しますが、ファイル全体は手動で削除しない限り削除されません。 1:1 プレビューをめったに削除しない、または 1 度も削除したことがない以外は、ファイルが巨大化することはありませんが、それがハードディスクに影響を与えるかどうかはご使用のハードディスクの空き容量に依存します。 1:1 プレビューの削除頻度は、「編集/カタログ設定/ファイル処理」(Windows)または「Lightroom/カタログ設定/ファイル処理」(Mac OS)を選択して変更できます。

注:このテクニカル ノートで説明した Previews.lrdata ファイルを、すべてのスマートプレビューを含む [カタログ名] Smart Previews.lrdata と混同しないでください。 ハードディスクの空き容量が非常に限られている場合は、このファイルを削除する必要がある可能性がありますが、ハードディスクの空き容量が、ハードディスクの容量不足エラーが表示されるほど少ない場合、ゴミ箱を空にし、一部のファイルをアーカイブし、および/またはデータを整理してハードディスクの空き容量を広げる必要があります。

Previews.lrdata ファイルを削除すると、Lightroom で開くフォルダーまたはコレクションごとにプレビューが再作成されるので、フォルダーを初めて使用する際に、プレビューが再作成されるまでいくらかの遅延が発生します。

「1:1 プレビューを自動的に破棄する」オプションを「破棄しない」または「30 日後」に設定すると、プレビューファイルが非常に大きくなる可能性があります。 数 GB の領域を専有する可能性があります。 ハードディスクが突然満杯になった場合は、このファイルのサイズを確認してください。 確認後、ファイルを削除できます。

キャッシュに問題があることを示すエラーが Lightroom で発生する可能性があります。この場合も、previews.lrdata ファイルを削除してください。

画像に色付きの線、色付きの点、または予期しない色の領域などのノイズが表示された場合、プレビューファイルが破損している可能性があり、問題を解決するには previews.lrdata ファイルを削除するしかありません。

カタログ内に、アーカイブした画像からの画像のプレビューを含めている場合、それらのプレビューも失われるので注意してください。

Previews.lrdata ファイルを削除しても問題が解決しない場合は、ご使用の Camera Raw キャッシュファイルを消去してみてください。

  1. Lightroom で、「編集/環境設定/ファイル管理」(Windows)または「Lightroom/環境設定/ファイル管理」(Mac OS)を選択します。
  2. 「Camera Raw のキャッシュ設定」で「キャッシュのパージ」をクリックします。

必要に応じて、「選択」をクリックしてこのキャッシュの場所を変更することもできます。 このキャッシュは現像モジュールでのみ使用されることに注意してください。

プリセットの数を減らす

現像モジュールは、各プリセットの「ナビゲーション」ペインでサムネイルを生成するので、Lightroom にプリセットを追加すると、(そのプリセットを自分で作成したか、サードパーティによって作成されたかにかかわらず)パフォーマンスが低下することがあります。 プリセットが 2,000 個を超えると、その傾向が強くなります。 このようなスローダウンを避けるために、Lightroom に読み込まれるプリセットの数を、最も頻繁に使用するものだけに減らします。

定期システムメンテナンスの実行

Lightroom を最新に保つ

更新プログラムを使用すると、バグを修正してパフォーマンスを改善できます。 ご使用の Lightroom の最新の更新プログラムを実行していることを確認します。 「ヘルプ/アップデートの有無をチェック」を選択します。

不要なアプリケーションおよびスタートアップ項目を閉じる

開いている他のアプリケーションやスタートアップ項目によって、Lightroom で使用できるメモリの容量が減少します。 不要なアプリケーション、スタートアップ項目、および拡張機能を終了し、Lightroom で使用できるメモリを増やします。

Lightroom で作業中は、リアルタイムスキャンや自動バックアップを実行するアンチウィルスやセキュリティのソフトウェアも一時的に無効にしてください。 アンチウイルスまたはセキュリティソフトウェアの機能を無効にする手順については、ご使用のアンチウィルスまたはセキュリティソフトウェアのドキュメントを参照してください。

ディスククリーンアップを実行する(Windows)

アプリケーションで作業すると、データファイルの一時コピーが Windows によってハードドライブに保存されます。 多くのアプリケーションは、.tmpファイルを作成し、アプリケーション終了時に削除します。 しかし、クラッシュやシステムエラーによりアプリケーションからこれらのファイルが削除されず、ディスク容量が使用され問題が発生する可能性があります。 「ディスククリーンアップ」を実行し、一時ファイルや未使用のファイルを削除します。

  1. Windows:「スタート」を選択し、検索テキストボックスに Disk Cleanup と入力し、プログラムリストから「ディスククリーンアップ」を選択します。

  2. クリーンアップするドライブがある場合は、ドライブを選択します。

  3. 「一時ファイル」と、削除するすべてのファイルを選択します。

  4. 「OK」をクリックします。

ハードディスクを最適化する

ハードディスク上でファイルを追加、削除、および移動すると、使用可能な領域は単一の連続したブロックではなくなります。 システムが、十分な大きさの連続した領域を取得できない場合は、ファイルを断片化し、ハードディスクドライブ上の複数の場所に保存します。 Lightroom による断片化したファイルの読み書きの所要時間は、連続した場所に保存されているファイルの場合より長くなります。

ハードディスクをデフラグで最適化する際には、必ず、ドライブエラーを修正して不良セクターを修復するオプションを選択してください。 Windows でハードディスクを最適化する手順については。Microsoft のヘルプでこれらに関するトピックを参照してください:

一般的に言えば、Mac OS のハードディスクにデフラグは不要です。 Mac OS X は、自動的に小さなファイルをデフラグします。 Mac OS 上でのより堅牢なデフラグやハードディスクの問題のトラブルシューティングには、Apple ディスクユーティリティを使用します。 あるいは、Micromat Tech Tool Pro などのサードパーティのユーティリティを使用します。 Apple のサポート Web サイトで「Mac OS X でのディスク最適化について」を参照してください。

OS の最新の更新プログラムをインストールする

Windows または macOS オペレーティングシステムをアップデートすると、パフォーマンスが改善され、アプリケーションとの互換性が高まります。

Microsoft の Web サイトから、Windows Service Pack および他の更新プログラムを入手します。 Windows Service Pack およびほかの更新プログラムのインストールについて手助けが必要な場合は、Microsoft テクニカルサポートにご連絡ください。

Mac OS X の更新プログラムを入手するには、Apple メニューから「ソフトウェアのアップデート」を選択します。 更新プログラムのインストールについては、Apple のテクニカルサポートにお問い合わせください。

注意:

システム更新プログラムをインストールする前に、アドビソフトウェアの必要システム構成をチェックして、互換性を確認してください。 (また、アドビソフトウェアで使用するサードパーティー製品ソフトウェア、ハードウェアについても確認してください。) 更新プログラムが表示されない場合は、アドビまたはサードパーティ製ソフトウェアあるいはハードウェアの製造元にお問い合わせください。

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