この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。
日本語環境での動作保証はしておりませんのでご了承ください。

この文書では、Adobe Photoshop Lightroom 4 で発生するパフォーマンスの問題について、ソーシャルメディアサイトにユーザーから寄せられた既存の解決方法以外の対処方法を紹介します。新たな解決方法が発見されたり、方法が無効になった場合は、文書内の情報を随時更新します。既存の解決方法についてはパフォーマンスの最適化(Photoshop Lightroom)を参照してください。

弊社開発チームでは Photoshop Lightroom のパフォーマンス向上に常に取り組んでいますが、新機能および改良された機能ではシステムリソースを必要とします。

オンラインで発生するパフォーマンスの問題についても、様々な提案に対応しています。Photoshop Lightroom 開発チームは、これらの問題に対する解決方法を提供する予定です。また、サポートされているすべての解決方法について危険性がないかどうかも確認しています。

A. Photoshop Lightroom の再起動

まずはじめに、Photoshop Lightroom を再起動してコンピューターのメモリをリフレッシュします。これにより、多くの動作低下が軽減されます。

B. Photoshop Lightroom を最新バージョンにアップデート

Photoshop Lightroom を最新バージョンにアップデートするには、ヘルプ/アップデートを確認を選択します。

C. ハードウェア要件

  • メモリ(RAM) : Photoshop Lightroom の必要システム構成では最小で 2 GB のメモリが必要です。特に Photoshop など他のアプリケーションと同時に使用する場合はメモリを 16 GB にするとパフォーマンスが大幅に向上します。
  • ソリッドステートドライブ(SSD) : SSD が利用可能な場合、カタログファイル(*.lrcat)やプレビューファイル(*.lrdata)を SSD に保存することで Photoshop Lightroom の動作速度が向上します。

D. カタログファイルの移動

Photoshop Lightroom のカタログファイルは初期設定で以下の場所に保存されます。

  • Windows 8/7/Vista : C:\Users\<ユーザー名>\Pictures\Lightroom
  • Windows XP : C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Documents\My Pictures\Lightroom
  • Mac OS : Macintosh HD/ユーザ/<ユーザー名>/ピクチャ/Lightroom

カタログファイルが保存されているフォルダーにはプレビューファイルも保存されています。カタログファイルとプレビューファイルをコンピューター内の別の場所に移動することができます。この際、各ファイルの名前と保存場所を覚えておく必要があります。

カタログを移動後に Photoshop Lightroom を起動すると、以下のメッセージが表示されることがあります。

  • 「Lightroom カタログが見つかりません。」

カタログを選択ダイアログボックスが表示されたら、移動したカタログを選択するか、リストに表示されていない場合は「別のカタログを選択」ボタンをクリックしてカタログを選択し、「開く」をクリックします。

Lightroom カタログのアップグレードダイアログボックスが表示される場合は、「別のカタログを選択」ボタンをクリックしてカタログを選択し、「開く」をクリックします。

E. Photoshop Lightroom と同時に使用するための Photoshop メモリ(RAM)設定を確認

コンピューターに最適な RAM 設定を確認するには、弊社技術文書パフォーマンスを最適化する | Photoshop CS4、CS5、CS6 の「RAM を最上限にする」および「メモリ使用量」セクションを参照します。

Photoshop でメモリ設定を変更するには、編集(Windows)/Photoshop(Mac OS)メニューの環境設定/パフォーマンスを選択します。

F. 高解像度ディスプレイ

高解像度ディスプレイで Photoshop Lightroom を全画面表示にすると、画面描写が遅くなる場合があります。高解像度ディスプレイの基本解像度はおよそ 2,560 x 1,600 px で、30 インチモニターおよび MacBook Pro Retina ディスプレイモデルで使用されています。このようなディスプレイ環境でパフォーマンスを向上させるには、Photoshop Lightroom のウィンドウサイズを小さくするか、ナビゲーターパネルのズームサイズを 1:2 または 1:3 に変更します。

G. スポット修正ツール、補正、ヒストリーパネル

スポット修正ツールおよびローカル修復ブラシは、数百から数千もの補正を行う目的では設計されていません。画像に多数の部分補正を適用する場合、Photoshop などのピクセルベース編集アプリケーションの使用を検討してください。

多数の補正箇所がある場合は、ヒストリーパネルを確認します。ヒストリーパネルには制限がなく、任意で操作しない限り削除されません。修正や補正を多数適用している場合はヒストリーが長くなり、結果として Photoshop Lightroom のパフォーマンスが低下する可能性があります。

ヒストリーパネル右上部の×をクリックし、すべてのヒストリーを消去します。

H. 現像操作の手順

Photoshop Lightroom のパフォーマンスを向上させるには、以下の順に操作を行います。

  1. スポット修正を行います。
  2. レンズ補正パネルでスライダーを使用し、プロファイルや手動でゆがみなどの補正を行います。
  3. 基本補正パネルで露光量やホワイトバランスなどの補正を行います。基本補正パネルでの補正は、必要に応じて最初に行うこともできます。
  4. 段階フィルターや補正ブラシによる部分補正を行います。
  5. ディティールパネルでシャープやノイズ軽減などの補正を行います。

注意 : スポット修正によって、はじめにスポット修正の精度を高め、修正領域の境界がスポットの位置と一致するか確認します。

I. 必要最低限の補正

これは、特に部分補正について推奨します。部分補正または段階フィルターを全体の補正に適用すると、各スライダーが変更されます。また、それぞれのオプションがリソースを消費するため Photoshop Lightroom のパフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。部分補正および段階フィルターを適用する際には、選択したすべての補正が必要かどうか確認します。

不要な補正ブラシまたは段階フィルターがある場合は、スライダーの値を 0(ゼロ)に設定します。また、不必要な基本補正、特にノイズ軽減、シャープ、レンズ補正などのリソースを消費するオプションの使用を避けます。

いくつかのスライダーは、初期設定で補正が適用された状態の初期値になっています。その他のリソースを大量に使用するオプションについては、スライダーの値を 0(ゼロ)に設定することで無効にします。

J. ズームオプション

全体およびフルズームオプションが遅い場合は、ナビゲーターパネルで 1:2、1:3、または 1:4 オプションを選択します。

K. Camera Raw キャッシュの増加

同じ設定の画像で繰り返し処理を行う場合、Photoshop Lightroom の Camera Raw キャッシュの最大サイズを増加させることにより、現像モジュールでのパフォーマンス向上に役立ちます。

Camera Raw キャッシュ設定を変更するには、以下の操作を行います。

  1. 以下のいずれかの操作を行います。
    • Windows : 編集/環境設定を選択します。
    • Mac OS : Lightroom/環境設定を選択します。
  2. 「ファイル管理」タブの「Camera Raw キャッシュ設定」セクションで「最大サイズ」の値を変更します。2~3 GB からはじめ、ハードディスクの空き容量および Photoshop Lightroom の使用頻度に応じて増加させます。
  3. 必要に応じてキャッシュの保存場所を変更することもできます。

L. 処理バージョン 2010 の使用

処理バージョンとは、現像モジュールで写真の調整およびレンダリングに使用される Camera Raw 技術です。処理バージョンは Photoshop Lightroom のバージョンにより異なります。Photoshop Lightroom 4 で読み込んだ写真には処理バージョン 2012、Photoshop Lightroom 3 では 2010 が使用されています。

処理バージョン 2012 は 2010 と比較してより多くの情報を取り込むため、Photoshop Lightroom のパフォーマンスが低下する場合がありますが、処理バージョン 2010 における編集時のパフォーマンスと処理バージョン 2012 で利用可能な画像品質のバランスについて検討してください。

※ 各写真に適用されている処理バージョンは、現像モジュールのカメラキャリブレーションパネルから確認できます。

M. ビデオカードドライバーのアップデート

ビデオカード(グラフィックカード)のドライバーをアップデートすることにより、アプリケーションの強制終了や不正なレンダリングオブジェクト、パフォーマンスに関する問題など多くの問題が修正されます。Windows 7/Vista でドライバーをアップデートするには、こちら*(英語)を参照してください。

通常、Mac OS ではビデオカードドライバーのアップデートはオペレーティングシステムのアップデートに含まれています。また、一部のドライバーが NVIDIA 社より提供されています。詳細については、NVIDIA 社 Web サイトを参照してください。

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