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アジア言語スクリプト用コンポーザー

Illustrator には、インド、中東、東南アジアの言語のサポートが含まれています。 これらの言語のテキストを使用してドキュメントを作成できます。 中東および南アジアの言語のコンポーザーが追加され、多数の非西洋文字が正しく表記されるようになりました。

注意:

アプリケーションごとに異なるテキストエンジンであるため、Adobe アプリケーション全体でテキストの特徴が同じとは限りません。また、テキストの特性は、アプリケーションの主用途(イメージの編集、ページレイアウト、イラスト等)によって変わります。そのため、アプリケーションでのフォーマット、スタイル、編集の保存は、適用する書式処理によって変わってきます。

東南アジア (SEA) の言語またはスクリプト は、現在すべての Adobe 製品ではサポートされていません。 SEA テキストを、現在 SEA スクリプトをサポートしている Adobe アプリから 、サポートしていないアプリへ移動させると、テキストのコピーのやフォーマットなどの一部またはすべてを失う可能性があります。その場合、次のことに注意してください。

  • イメージファイルは、Photoshop から他のアプリケーションに移動する前に統合する必要があります。
  • Adobe Illustrator のテキストファイルは、他のアプリケーションで使用する前にアウトラインに変換しておく必要があります。
  • アプリケーション間で移動すると、テキスト変換の編集機能が失われる可能性があります。

サポート対象のアジア言語

中東言語および南アジア言語コンポーザーは、次の言語をサポートしています。

インド言語

中東言語

東南アジア言語

  • ベンガル語
  • グジャラート語
  • ヒンディー語
  • カンナダ語
  • マラヤーラム語
  • マラーティー語
  • オリヤー語
  • パンジャーブ語
  • タミル語
  • テルグ語

  • アラビア語
  • ヘブライ語
詳細については、アラビア語とヘブライ語を参照してください。

  • タイ語
  • シンハラ語
  • ビルマ語
  • クメール語
  • ラオス語

関連言語とフォントパックのインストール (Windows)

Windows でこれらの言語を正しく使用するには、使用する特定の言語の言語フォントパックをインストールする必要があります。

詳細については、Microsoft のヘルプドキュメント:「 言語パック」を参照してください。

アジア言語を使用したドキュメントの作成

サポート対象の言語を使用して新規ドキュメントを作成するには:

  1. 編集環境設定タイプを選択します。
  2. 東南アジアオプションまたはインドオプションを表示を選択します。
  3. ドキュメントを開きます。
  4. 文字ツールを使用して書式レイヤーを作成します。
  5. 文字パネルで、言語に新しい言語(タイ語、ビルマ語、ラオ語、シンハラ語、クメール語)のいずれかを設定します。
  6. 選択した言語に基づいて、適切なフォントを設定します。 例えば、タイ語を選択した場合は、Adobe Thai や Noto Sans Thai などのタイ語フォントを設定します。
  7. 選択した言語で作成したテキストをコピー&ペーストします。言語に特化したキーボード設定になっている場合は、直接テキストを入力します。
環境設定で東アジアおよびインド言語オプションを有効にします
環境設定で、東アジアとインド言語オプションを有効にします

コンポーザーの選択

東アジアまたはインド言語のオプションを有効にすると、段落パネル(コントロールパネルまたは Ctrl + T で利用可能)のフライアウトメニューで以下のコンポ ーザーが利用できるようになります。

  • 中東言語および南アジア言語単数行コンポーザー
  • 中東言語および南アジア言語段落コンポーザー
インド言語または東南アジア言語オプションを有効にしたときに利用できるコンポーザー
インド言語または東南アジア言語オプションを有効にしたときに利用できるコンポーザー

注意:

環境設定書式で、インド言語と東アジア言語の両方のオプションを同時に選択することはできません。両方をオフにするか、どちらか一方のみを選択できます。

言語の選択

関連する言語オプションは、次のように「プロパティ」パネルの「文字」セクションの「言語」ドロップダウンメニューで選択できます。 このオプションは、ハイフネーションとスペルチェックに使用されます。

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