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効果のまとめ

  1. Illustrator ユーザーガイド
  2. Illustrator とは
    1. Illustrator の概要
      1. Illustrator の新機能
      2. よくある質問
      3. Illustrator の必要システム構成
      4. Apple Silicon での Illustrator の使用
    2. ワークスペース
      1. ワークスペースの基本
      2. Illustrator のもっと知るパネルで学習を高速化
      3. ドキュメントの作成
      4. ツールバー
      5. デフォルトのショートカットキー
      6. ショートカットキーのカスタマイズ
      7. アートボード入門
      8. アートボードの管理
      9. ワークスペースのカスタマイズ
      10. プロパティパネル
      11. 環境設定の指定
      12. タッチワークスペース
      13. Illustrator での Microsoft Surface Dial のサポート
      14. 編集の取り消しとデザインヒストリーの管理
      15. ビューを回転
      16. 定規、グリッド、ガイド
      17. Illustrator でのアクセシビリティ
      18. セーフモード
      19. アートワークの表示
      20. Illustrator での Touch Bar の使用
      21. ファイルとテンプレート
    3. Illustrator のツール
      1. ツール一覧
      2. 選択ツール
        1. 選択
        2. ダイレクト選択
        3. グループ選択
        4. 自動選択
        5. 投げ縄
        6. アートボード
      3. ナビゲートツール
        1. 手のひら
        2. ビューを回転
        3. ズーム
      4. ペイントツール
        1. グラデーション
        2. メッシュ
        3. シェイプ形成
      5. テキストツール
        1. 文字
        2. パス上文字
        3. 縦書き文字
      6. 描画ツール
        1. ペン
        2. アンカーポイントの追加
        3. アンカーポイントの削除
        4. アンカーポイント
        5. カーブ
        6. 直線セグメント
        7. 長方形
        8. 角丸長方形
        9. 楕円形ツール
        10. 多角形
        11. スター
        12. ペイントブラシ
        13. 塗りブラシ
        14. 鉛筆
        15. Shaper
        16. スライス
      7. 変更ツール
        1. 回転
        2. リフレクト
        3. 拡大/縮小
        4. シアー
        5. 自由変形
        6. スポイト
        7. ブレンド
        8. 消しゴム
        9. はさみ
        10. Dimension
    4. 生成 AI(中国本土ではご利用いただけません)
      1. テキストプロンプトを使用したシーン、被写体、アイコンの生成
      2. テキストプロンプトを使用したベクターパターンの生成
      3. テキストプロンプトを使用したベクターシェイプの塗りつぶしの生成
      4. テキストプロンプトを使用したアートワークの再配色
    5. クイックアクション
      1. レトロテキスト
      2. ネオン光彩テキスト
      3. 学校の古いテキスト
      4. アートワークを再配色
      5. スケッチをベクターに変換
  3. Illustrator web 版(Beta)
    1. Illustrator web 版(Beta)の概要
    2. Illustrator web 版(Beta)FAQ
    3. トラブルシューティングに関する FAQ
    4. Illustrator web 版(Beta)のキーボードショートカット
    5. web 上でのシェイプの作成と組み合わせ
    6. web 上でのテキストの追加と編集
    7. web 上でのカラーとグラデーションの適用
    8. web 上でのパスの描画と編集
    9. web 上でのクラウドドキュメントの操作
    10. web 上での編集への共同編集者の招待
  4. Illustrator iPad 版
    1. Illustrator iPad 版のご紹介
      1. Illustrator iPad 版の概要
      2. Illustrator iPad 版についてのよくある質問
      3. 必要システム構成 | Illustrator iPad 版
      4. Illustrator iPad 版で実行できる操作とできない操作
    2. ワークスペース
      1. Illustrator iPad 版のワークスペース
      2. タッチショートカットとジェスチャー
      3. Illustrator iPad 版のキーボードショートカット
      4. アプリ設定を管理
    3. ドキュメント
      1. Illustrator iPad 版でのドキュメントの操作
      2. Photoshop および Fresco ドキュメントの読み込み
    4. オブジェクトの選択と配置
      1. リピートオブジェクトの作成
      2. オブジェクトのブレンド
    5. 描画
      1. パスの描画と編集
      2. シェイプの描画と編集
    6. 文字
      1. テキスト編集とフォントの操作
      2. パス上のテキストデザインの作成
      3. カスタムフォントを追加
    7. 画像を操作
      1. ラスタライズ画像のベクター化
    8. カラー
      1. カラーとグラデーションの適用
  5. クラウドドキュメント
    1. 基礎知識
      1. Illustrator クラウドドキュメントの操作
      2. Illustrator クラウドドキュメントの共有と共同作業
      3. ドキュメントをレビュー用に共有
      4. Adobe Illustrator 用のクラウドストレージのアップグレード
      5. Illustrator クラウドドキュメント | よくある質問
    2. トラブルシューティング
      1. Illustrator クラウドドキュメントの作成または保存時のトラブルシューティング
      2. トラブルシューティング:Illustrator クラウドドキュメントで発生する問題
  6. コンテンツの追加と編集
    1. 描画と寸法記入
      1. 描画の基本
      2. パスの編集
      3. ピクセルパーフェクトなアートの描画
      4. ペンツール、曲線ツール、または鉛筆ツールを使用した描画
      5. 単純な線とシェイプの描画
      6. 長方形グリッドと同心円グリッドの描画
      7. フレアの描画と編集
      8. 画像トレース
      9. パスの単純化
      10. シンボルツールとシンボルセット
      11. パスセグメントの調整
      12. 5 つの簡単なステップで花をデザイン
      13. 遠近グリッドの作成と編集
      14. 遠近法グリッド上でのオブジェクトの描画と変更
      15. 繰り返し使用するためのシンボルとしてのオブジェクトの使用
      16. Web ワークフローのピクセル整合パスの描画
      17. 寸法を測定して入力
    2. 3D オブジェクトおよびマテリアル
      1. Illustrator の 3D 効果について
      2. 3D グラフィックの作成
      3. 3D オブジェクトへのアートワークのマッピング
      4. 3D テキストの作成
      5. 3D オブジェクトの作成
    3. カラー
      1. カラーについて
      2. カラーの選択
      3. スウォッチの使用と作成
      4. カラー調整
      5. Adobe Color テーマパネルの使用
      6. カラーグループ(カラーハーモニー)
      7. Color テーマパネル
      8. アートワークの再配色
    4. ペイント
      1. ペイントについて
      2. 塗りと線を使用したペイント
      3. ライブペイントグループ
      4. グラデーション
      5. ブラシ
      6. 透明と描画モード
      7. オブジェクトにストロークを適用する
      8. パターンの作成と編集
      9. メッシュ
      10. パターン
    5. オブジェクトの選択と配置
      1. オブジェクトの選択
      2. レイヤー
      3. オブジェクトのグループ化と分割・拡張
      4. オブジェクトの移動、整列、分布
      5. オブジェクトをグリフにスナップ
      6. オブジェクトを日本語のグリフにスナップ
      7. オブジェクトの重ね合わせ    
      8. オブジェクトのロック、非表示、および削除
      9. オブジェクトのコピーと複製
      10. オブジェクトの回転とリフレクト
      11. オブジェクトのクロスと重なり
      12. 写実的なアートのモックアップを作成
    6. オブジェクトのリシェイプ
      1. 画像の切り抜き
      2. オブジェクトの変形
      3. オブジェクトの組み合わせ
      4. オブジェクトのカット、分割、トリミング
      5. パペットワープ
      6. オブジェクトの拡大・縮小、傾斜、および変形
      7. オブジェクトのブレンド
      8. エンベロープを使用した変形
      9. 効果を使用したオブジェクトの変形
      10. Shaper ツールやシェイプ形成ツールを使ったシェイプの新規作成
      11. ライブコーナーの操作
      12. リシェイプワークフローの強化とタッチ操作のサポート
      13. クリッピングマスクの編集
      14. ライブシェイプ
      15. シェイプ形成ツールを使用したシェイプの作成
      16. オブジェクトを一括選択
    7. 文字
      1. テキストの追加とテキストオブジェクトの操作
      2. 箇条書きの作成
      3. テキストエリアの管理
      4. フォントとテキスト編集
      5. 画像内のテキストを編集可能なテキストに変換
      6. テキストへの基本的な書式の追加
      7. テキストへの詳細フォーマットの追加
      8. テキストの読み込みと書き出し
      9. 段落の書式設定
      10. 特殊文字
      11. パステキストの作成
      12. 文字スタイルと段落スタイル
      13. タブ
      14. 環境に無いフォントの検索(Typekit のワークフロー)
      15. アラビア語およびヘブライ語のテキスト
      16. フォント | FAQ とトラブルシューティングのヒント
      17. 3D テキスト効果を作成
      18. クリエイティブなタイポグラフィデザイン
      19. 文字の拡大・縮小と回転
      20. 行間と字間
      21. ハイフネーションと改行
      22. スペルチェックと言語の辞書
      23. 日本語の書式設定
      24. アジア言語スクリプト用コンポーザー
      25. ブレンドオブジェクトを使用したテキストデザインの作成
      26. 画像トレースを使用したテキストポスターの作成
    8. 特殊効果の作成
      1. 効果の操作
      2. グラフィックスタイル
      3. アピアランス属性
      4. スケッチとモザイクの作成
      5. ドロップシャドウ、光彩、ぼかし
      6. 効果のまとめ
    9. Web グラフィック
      1. Web グラフィック作成に対する最善の取り組み
      2. グラフ
      3. SVG
      4. スライスと画像マップ
  7. 読み込み、書き出し、保存
    1. インポート
      1. 複数ファイルの配置
      2. リンクされたファイルと埋め込みファイルの管理
      3. リンク情報
      4. 画像の埋め込み解除
      5. Photoshop からのアートワークの読み込み
      6. ビットマップ画像の読み込み
      7. Adobe PDF ファイルの読み込み
      8. EPS ファイル、DCS ファイルおよび AutoCAD ファイルの読み込み
    2. Illustrator の Creative Cloud ライブラリ 
      1. Illustrator の Creative Cloud ライブラリ
    3. 保存と書き出し
      1. アートワークの保存
      2. アートワークの書き出し
      3. Adobe PDF ファイルの作成
      4. Adobe PDF オプション
      5. Photoshop での Illustrator アートワークの使用
      6. アセットの収集と一括書き出し
      7. ファイルのパッケージ
      8. CSS の抽出 | Illustrator CC
      9. ドキュメント情報パネル
  8. プリント
    1. プリントの準備
      1. プリントするドキュメントの設定
      2. 用紙のサイズと方向の変更
      3. 切り抜きまたは整列用のトリムマークの指定
      4. 大きなカンバスサイズの使用
    2. プリント
      1. オーバープリント
      2. カラーマネジメントを使用したプリント
      3. PostScript によるプリント
      4. プリントプリセット
      5. トンボと裁ち落とし
      6. 透明が使用されているアートワークのプリントおよび保存
      7. トラッピング
      8. 色分解のプリント
      9. グラデーション、メッシュ、カラーブレンドのプリント
      10. 白のオーバープリント
  9. 自動処理
    1. 変数パネルを使用したデータ結合
    2. スクリプトによる自動処理
    3. アクションによる自動処理
  10. トラブルシューティング 
    1. 修正された問題
    2. 既知の問題
    3. クラッシュの問題
    4. クラッシュ後のファイルの回復
    5. ファイルの問題
    6. サポートされるファイル形式
    7. GPU デバイスドライバーの問題
    8. Wacom デバイスの問題
    9. DLL ファイルの問題
    10. メモリの問題
    11. 環境設定ファイルの問題
    12. フォントに関する問題
    13. プリンターの問題
    14. クラッシュレポートをアドビと共有
    15. Illustrator のパフォーマンスの改善

アーティスティック効果

アーティスティック効果はラスタライズ用の効果です。ベクターオブジェクトにこの効果を適用すると、ドキュメントのラスタライズ効果設定が使用されます。

色鉛筆

単色の背景に色鉛筆で描いたような画像を作成します。重要な輪郭線は粗い網目で描かれ、均一に塗られた領域では背景色が透けて見えます。

カットアウト

色紙を無造作に切り抜いて、貼り付けたような画像を作成します。コントラストの強い画像は影絵のように見え、カラー画像は色紙を重ねて作成されたようになります。

ドライブラシ

ドライブラシ手法(油彩と水彩の中間)で画像の輪郭線をペイントします。この効果を使用すると、画像のカラー範囲が制限され、画像が単純化されます。

粒状フィルム

画像の影の領域と中間調の領域に均一なパターンを適用します。画像の領域が明るいほど、スムーズでより彩度の強いパターンが追加されます。粒状フィルム効果は、グラデーションで生じるバンディングを取り除き、様々なソースから取り込んだ要素を一体化して見えるようにします。

フレスコ

短く丸みを帯びた線を使用した荒々しいタッチで、粗いスタイルの画像をペイントします。

ネオン光彩

様々なタイプの光彩を画像のオブジェクトに追加します。この効果は、画像にソフトな印象の彩色を与えるのに便利です。光彩カラーを使用する場合は、光彩ボックスをクリックし、カラーピッカーからカラーを選択します。

塗料

様々なサイズ(1 ~ 50)と種類のブラシを選択でき、絵画のような印象を与えます。ブラシの種類には、標準、粗い(明)、粗い(暗)、幅広(シャープ)、幅広(ぼかし)、スパークルがあります。

パレットナイフ

画像内のディテールを省略して、カンバスの下にあるテクスチャがわかる程度に薄くペイントしたような効果を適用します。

ラップ

艶のあるビニールで覆ったような効果を適用して、表面のディテールにアクセントを与えます。

エッジのポスタリゼーション

設定したポスタリゼーション値に従って画像のカラー数を減らし、画像のエッジ上に黒い線を描画します。画像内の広い領域には単純なシェードが適用され、画像の各所のディテールが暗い色調で描かれます。

粗いパステル画

テクスチャが適用された背景に、カラーパステルで描いたような画像を作成します。明るいカラーの部分では、パステルが色濃く描かれ、テクスチャはほとんど見えません。暗い部分では、背景のテクスチャが透けて見え、パステルがかすれたように描かれます。

こする

短い斜線を使用して画像を描きます。画像の暗い部分がぼかされるので、ソフトな印象を与えます。明るい部分はより明るくなりますが、ディテールは失われます。

スポンジ

コントラストの強いカラーを使用し、画像にテクスチャ効果を与えることによって、スポンジで描いたような画像を作成します。

粗描き

テクスチャ効果を加えた背景に画像をペイントしてから、その上に最終的な画像をペイントします。

水彩画

標準のブラシに水と絵の具を含ませて描いた水彩画のような画像を作成します。画像のディテールは単純化されます。水彩画効果により、色調が大幅に変化するエッジ部分ではカラーの彩度が高くなります。

ぼかし効果

効果メニューのぼかしサブメニューにあるコマンドは、ラスタライズをおこない、ベクターオブジェクトにこれらの効果を適用すると、ドキュメントのラスタライズ効果設定が使用されます。

ぼかし(ガウス)

選択範囲を指定した量だけぼかすことができます。ぼかし(ガウス)効果は、高い線数のディテールを削除し、ぼかし効果を与えます。

ぼかし(放射状)

カメラをズームまたは回転させたようなソフトなぼかし効果を与えます。同心円状にぼかすには、「回転」を選択し、回転量を指定します。画像を拡大または縮小しているかのように放射状にぼかすには、「ズーム」を選択し、1 ~ 100 の数値で量を指定します。ぼかしの画質には、処理速度が速く画像の粒子が粗くなる「低い」、滑らかな粒子が得られる「標準」および「高い」があります。「標準」と「高い」は、選択対象が大きい場合を除いて、画質にほとんど差がありません。「ぼかしの中心」ボックスでパターンをドラッグして、ぼかしの原点を指定します。

ぼかし(詳細)

範囲を正確に指定して画像をぼかします。半径、しきい値、ぼかしの画質を指定できます。「半径」の値によって、同類でないピクセルを探す範囲のサイズが決まります。「しきい値」によって、ピクセルに変更を加えるには、そのピクセルがどれぐらい異なっている必要があるかが決まります。選択範囲全体(「標準」)、または色の効果のエッジ(「エッジのみ」および「エッジのオーバーレイ」)のいずれかのモードを設定することもできます。コントラストが強い部分では、「エッジのみ」によって白黒のエッジが適用され、「エッジのオーバーレイ」によってホワイトが適用されます。

ブラシストローク効果

ブラシストローク効果はラスタライズ用の効果です。ベクターオブジェクトにこの効果を適用すると、ドキュメントのラスタライズ効果設定が使用されます。

エッジの強調

画像の境界線を強調します。境界線の明るさに大きい値を設定すると、ホワイトチョークに似た効果が得られます。小さい値を設定すると、ブラックインキに似た効果が得られます。

ストローク(斜め)

斜線を使用して画像を再描画します。画像の明るい部分は同一方向の斜線で描かれ、暗い部分は反対方向の斜線で描かれます。

網目

元の画像のディテールと特徴を保持しつつ、テクスチャを追加し、カラー部分の境界線に鉛筆でハッチング(陰影)を付けたような粗い印象の画像を作成します。「強さ」オプションで、ハッチングパスの数を 1 ~ 3 まで指定できます。

ストローク(暗)

画像の暗い部分を短いストロークで黒に近いカラーに塗り、明るい部分を長いストロークで白く塗ります。

インク画(外形)

画像のディテールを細い線で描画し、インクペンで描いたような効果を出します。

はね

エアブラシで絵の具が飛び散ったような効果を与えます。オプションの数値を上げると、効果全体が単純なものになります。

ストローク(スプレー)

画像の中の主要なカラーを使用し、角度を付けてスプレーしたような画像を作成します。

墨絵

半紙に墨汁をたっぷり付けた筆で描いたように、日本的な印象の画像を作成します。境界線は濃い黒を使用して、ぼかしたソフトな印象になります。

変形効果

変形コマンドは非常に多くのメモリを使用する場合があります。これらはラスタライズをおこない、ベクターオブジェクトにこれらの効果を適用すると、ドキュメントのラスタライズ効果設定が使用されます。

光彩拡散

ソフトな拡散フィルターを通して見たように画像をレンダリングします。この効果では、選択範囲の中心から光彩が徐々に弱められ、画像に透かしホワイトノイズが加えられます。

ガラス

様々な種類のガラスを通して見たような効果を与えます。あらかじめ定義されているガラス効果を選択するか、Photoshop ファイルを使用して独自のガラス表面を作成します。拡大・縮小率、変形、平滑度の設定に加えて、テクスチャのオプションも調整できます。

海の波紋

アートワークにランダムな間隔で波紋を加え、アートワークが水中にあるかのような印象を与えます。

ピクセレート効果

ピクセレート効果はラスタライズ用の効果です。ベクターオブジェクトにこの効果を適用すると、ドキュメントのラスタライズ効果設定が使用されます。

カラーハーフトーン

画像の各チャンネルに、大きなハーフトーンスクリーンを使用したような効果を与えます。各チャンネルに対して、画像を正方形に分割し、それぞれの正方形をドットで置き換えます。円の大きさは、それに対応する長方形の明るさに比例します。

この効果を使用するには、ハーフトーンドットの最大直径をピクセル単位で 4 から 127 の範囲で入力し、チャンネルのスクリーン角度(真の水平線に対するドットの角度)を入力します。グレースケール画像の場合は、チャンネル 1 だけを使用します。RGB 画像の場合は、チャンネル 1、2、3 を使用します。それぞれレッド、グリーン、ブルーのチャンネルに相当します。CMYK 画像の場合は、4 つのチャンネルをすべて使用します。それぞれ、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのチャンネルに相当します。

水晶

カラーを多角形に凝集します。

メゾティント

画像をモノクロ領域のランダムパターンか、彩度が非常に高いカラーのランダムパターンに変換します。この効果を使用する場合は、メゾティントダイアログボックスのタイプポップアップメニューからパターンを選択します。

点描

画像のカラーをランダムに配置したドットに分割し、ドット間の背景には背景色を使用します。

シャープ効果

効果メニューにあるシャープサブメニューのアンシャープマスクコマンドを使用すると、隣接したピクセルのコントラストが強調され、ぼやけた画像がシャープになります。この効果はラスタライズ用の効果です。ベクターオブジェクトにこの効果を適用すると、ドキュメントのラスタライズ効果設定が使用されます。

アンシャープマスク

画像の中でカラーが大きく変化する部分をシャープにします。アンシャープマスク効果を使用すると、境界線ディテールのコントラストが調整され、境界の両側に薄い線または濃い線が引かれます。この効果により境界線が強調され、画像がシャープに見えるようになります。

スケッチ効果[すけっちこうか]

スケッチ効果の多くは、画像を編集するときに白黒を使用します。この効果はラスタライズ用の効果です。ベクターオブジェクトにこの効果を適用すると、ドキュメントのラスタライズ効果設定が使用されます。

浅浮彫り

画像を浅い浮彫りにしたように変形させ、表面の変化を強調するように照らします。画像の暗い部分は黒に彩色され、明るい部分は白に彩色されます。

チョークおよび木炭画

画像の明るい部分と中間調の部分を、中間調グレーの粗いチョークで描きます。影の部分は、木炭で描いた斜線に置き換えられます。木炭で描くときには黒が使用され、チョークで描くときには白が使用されます。

木炭画

画像にポスタリゼーションのこすったような効果を出します。主要な境界線は太く描かれ、中間調は斜線で描かれます。木炭は黒で彩色され、紙は白で彩色されます。

クロム

画像を磨き上げたクロムの表面のように処理します。反射している表面の明るい部分には高いポイント値が、影の部分には低いポイント値が設定されます。

クレヨンのコンテ画

クレヨンのコンテ画のような濃さと白さのテクスチャを画像に再現します。クレヨンのコンテ画効果では、暗い部分に黒が使用され、明るい部分に白が使用されます。

グラフィックペン

細い線形のインクストロークを使用して、元の画像のディテールを描画します。グラフィックペン効果は、インクの部分は黒を使用し、紙の部分は白を使用して、元の画像のカラーを置き換えます。このコマンドは、スキャンした画像に使用すると特に効果的です。

ハーフトーンパターン

連続した色調の範囲を維持しながら、ハーフトーンスクリーンを使用したような効果を出します。

ノート用紙

手漉きの紙を使用しているかのような印象を与えます。この効果を使用すると画像が単純化され、粒状コマンド(テクスチャサブメニュー)とエンボス効果を組み合わせたような結果が得られます。画像の暗い部分は、紙の最上位レイヤーで白に囲まれた穴のように表示されます。

コピー

画像をコピーしたときのような効果を与えます。暗く広い部分は境界線のみがコピーされることが多く、中間調の部分は黒または白になります。

プラスター

プラスターから画像を成形したような効果を与えてから、その画像を白黒で彩色します。暗い部分は浮き上がり、明るい部分は沈んで見えます。

ちりめんじわ

フィルムの膜面の収縮と変形を設定したように、影の部分が凝集され、明るい部分が淡色の粒子に見える画像を作成します。

スタンプ

ゴム製スタンプまたは木製スタンプを押したように画像を単純化します。このコマンドは白黒の画像に最も適しています。

ぎざぎざのエッジ

画像をぎざぎざに裂かれた紙のように変形して、白黒で彩色します。このコマンドは、文字やコントラストの強いオブジェクトで構成された画像に適しています。

ウォーターペーパー

繊維質の湿った紙に塗ったようなむらになった塗料を使用し、色がにじんで混じり合うようにします。

スタイライズ効果

エッジの光彩効果はラスタライズ用の効果です。ベクターオブジェクトにこの効果を適用すると、ドキュメントのラスタライズ効果設定が使用されます。

エッジの光彩

カラーの境界線にネオンのような光彩を加えます。

テクスチャ効果

テクスチャ効果はラスタライズ用の効果です。ベクターオブジェクトにこの効果を適用すると、ドキュメントのラスタライズ効果設定が使用されます。

クラッキング

高浮彫りのプラスター表面に画像を作成し、画像の輪郭線に細かいひびの網目模様を加えます。クラッキング効果を使用すると、広範囲のカラー値またはグレースケール値が含まれる画像にエンボス効果を出すことができます。

粒状

画像に様々な種類の粒状(標準、ソフト、スプリンクル、凝集、硬調、拡大、点画、横、縦、小斑点)のテクスチャを加えます。これらのテクスチャ処理オプションの使用について詳しくは、「テクスチャおよびガラス表面のコントロールの使用」を参照してください。

モザイクタイル

画像が小さい破片やタイルでできているような印象を与え、タイル間にセメントしっくいを加えます(これと対照的に、フィルター/クリエイト/モザイクコマンドを選択すると、画像が様々な色のピクセルのブロックに分割されます)。

パッチワーク

画像を、その周辺部分の主要なカラーで塗られた正方形に分割します。パッチワーク効果では、明るい部分と影の部分を再現するためにタイルの深さを増減します。

ステンドグラス

単色の隣接するセルを前景色で縁取りしたように、画像を作成します。

テクスチャライザー

選択または作成したテクスチャを画像に適用します。

ビデオ効果

ビデオ効果はラスタライズ用の効果です。ベクターオブジェクトにこの効果を適用すると、ドキュメントのラスタライズ効果設定が使用されます。

インターレース解除

ビデオ画像内の奇数または偶数の走査線を削除して、ビデオに撮ったモーション画像を滑らかにします。削除するラインの置換方法(「コピー」または「補間」)を選択できます。

NTSC カラー

色域をテレビで再生可能な範囲に制限し、彩度の強いカラーがテレビの走査線上でにじむのを防ぐことができます。

テクスチャおよびガラス表面のコントロールの使用

Illustrator に付属する「ガラス」、「粗いパステル画」、「粒状」、「フレスコ」などの効果では、テクスチャ処理オプションを使用することができます。テクスチャ処理オプションを使用すると、カンバスやレンガなどのテクスチャの上にペイントしたようなオブジェクトや、ガラスブロックを通して見たようなオブジェクトを作成できます。

  1. 効果のダイアログボックスでテクスチャポップアップメニューから必要に応じてテクスチャの種類を選択するか、「テクスチャの読み込み」を選択してファイルを指定します(これは「粗いパステル画」または「ガラス」などの一部のコマンドでのみ使用できます)。

  2. 必要に応じて以下のオプションを設定します。

    • 拡大・縮小スライダーをドラッグして、ビットマップ画像上の効果を拡大または縮小します。

    • レリーフスライダーをドラッグすると、テクスチャの深さを調整できます。

    • 照射方向ポップアップメニューで、画像上の光源の方向を選択できます。

    • 反転」を選択すると、表面の明るいカラーと暗いカラーが反転します。


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