Illustrator で画像の切り抜き機能を使用して、リンク画像や埋め込み画像を切り抜きます。
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画像の切り抜き

Illustrator では、リンクされた画像や埋め込み画像を切り抜けます。切り抜くとき、直感的なウィジェットコントロールを使用して、選択した画像を操作できます。画像の切り抜き機能は、現在選択している画像でのみ有効です。また、リンク画像は、切り抜き後に埋め込まれます。

注意:

  • 画像の切り落とされる部分は破棄されます。これは復元できません。
  • 切り抜き時に、画像を変形することはできません。画像の切り抜きオプションを選択した後に画像を変形しようとすると、切り抜きインターフェイスが終了します。

画像を切り抜くには、次の操作をおこないます。

  1. ファイル配置を選択し、配置する画像を選択します。「配置」ボタンをクリックします。

  2. 選択ツール()を使用して、切り抜く画像を選択します。

    注意:画像の切り抜きオプションを選択すると、デフォルトで選択ツールが起動します。他にアクティブになっているツールがあると、選択ツールに自動的に切り替わります。

  3. 選択した画像を切り抜くには、次のいずれかの操作をおこないます。

    • コントロールパネルで「画像の切り抜き」をクリックします。
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    • オブジェクト画像の切り抜きを選択します。
    • コンテキストメニューから「画像の切り抜き」を選択します。

    注意:

    2 つ以上のオブジェクトの選択時には「画像の切り抜き」オプションを選択することはできません。

  4. リンク画像を操作した場合、切り抜き後にリンクされたファイルが埋め込まれたことを確認するメッセージが表示されます。「OK」をクリックして続行します。

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  5. ウィジェットコーナーとエッジハンドルをドラッグして、切り抜き境界線を定義します。詳しくは、切り抜きウィジェットの調整を参照してください。

    注意:

    どのような画像でも、切り抜きのウィジェットは常に長方形になります。また、切り抜きのウィジェットを回転させることはできません。

  6. (オプション)コントロールパネルを使用して切り抜きオプションを指定できます。詳しくは、切り抜きオプションを参照してください。

  7. 次のいずれかの操作をおこないます。

    • コントロールパネルで「適用」をクリックします。
    • Enter キー(Windows)または Return キー(Mac OS)を押します。

注意:

Windows 64 ビットと macOS のみ

「画像の切り抜き」オプションを選択してアートボードの画像を切り抜きするとき、選択した画像で視覚的に重要な部分を Illustrator で特定できます。デフォルトの切り抜きボックスは特定されたこの画像ポーションに基づいて表示されます。必要に応じて、切り抜きボックスのサイズを調整できます。完了したら、プロパティパネルで「適用」をクリックするか、Enter キー(Windows)または Return キー(macOS)を押して、画像を切り抜きます。

この機能を無効にするには、編集環境設定全般Windows)または Illustrator 環境設定全般macOS)の「コンテンツに応じる」の初期設定を有効化オプションをオフにします。このオプションをオフにすると、画像の切り抜き、フリーグラデーション、パペットワープのデフォルト機能は無効になります。

注意:

変更を適用せずに切り抜きインターフェイスを終了するには、任意の時点で次のいずれかの操作を実行します。

  • コントロールパネルで「キャンセル」をクリックします。
  • Escape キーを押します。
  • ツールパネルから、ズームツール、手のひらツール以外のツールを選択します。

切り抜きウィジェットの調整

サイズ変更

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縦横比を維持して切り抜きウィジェットをスケール

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切り抜きウィジェットの中心からスケール

切り抜きウィジェットのサイズを変更するには、次のいずれかの操作をおこないます。

  • コントロールパネルの「高さ」および「」を指定します。
  • コーナーまたはエッジハンドルをドラッグします。
  • ウィジェットの縦横比を維持して拡大または縮小するには、Shift キーを使用します。
  • ウィジェットの中心から拡大または縮小するには、Alt キーを使用します。
  • タッチスクリーン対応デバイスでは、ピンチしてズームジェスチャーを使用します。

    注意: Windows タブレット向け Illustrator タッチワークスペースでは、切り抜きはサポートされていません。

位置の変更

切り抜きウィジェットの位置を変更するには、次のいずれかの操作をおこないます。

  • 切り抜きウィジェットの境界内の任意の場所をクリックしてドラッグします。
  • 矢印キーを押して、切り抜きウィジェットを移動します。
  • Shift + 矢印キーを押して、10 の単位で(デフォルト)または環境設定に指定された内容に従ってウィジェットを移動します。

切り抜きウィジェットの位置を正確に変更するには、ガイドとグリッドを使用します。スマートガイドを使用すると、他のオブジェクトを基準として切り抜きウィジェットを整列させることができます。スマートガイドを有効にするには、表示/スマートガイドを選択します。

切り抜きオプション

画像の切り抜きでは、コントロールパネルで次のオプションを指定できます。

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コントロールパネルで使用できる切り抜きオプション

A. 解像度(インチあたりのピクセル数) B. 基準位置 C. X 座標と Y 座標 D. 幅 E. 縦横比を固定 F. 高さ 

PPI

使用可能なオプションから切り抜く画像の解像度を選択します。または、解像度を 1 インチあたりのピクセル数(ppi)で指定します。画像の解像度がドロップダウンリストで使用可能なオプションより小さい場合、オプションは無効になっています。リンクされたアートワークの元の画像または 300 PPI の解像度と同等の最大値を入力できます。

基準点

どの変形も、基準点と呼ばれる固定ポイントを基準として実行されます。デフォルトでは、このポイントは、変形対象オブジェクトの切り抜きウィジェットの中心です。ただし、コントロールパネルの基準点の位置を使用して、基準点を別の場所に変更することもできます。

X および Y 寸法

選択した基準点の座標値

高さと幅

切り抜きウィジェットのサイズを指定します。幅フィールドと高さフィールドがリンクされている場合、変更時に縦横比が維持されます。リンクを解除するには、リンクアイコン()アイコンをクリックして、幅と高さの値を個別に変更します。

カスタムショートカットキーの作成

画像の切り抜きコマンドの独自のショートカットキーを定義できます。詳しくは、ショートカットキーのカスタマイズを参照してください。