新機能

新規ユーザーおよび上級ユーザー向けのユーザーインターフェイス駆動型ワークフロー

Adobe Premiere Elements 11 Quick Editor では、新規ユーザーおよび上級ユーザー向けのユーザーインターフェイス駆動型ワークフローが新たに追加されています。Quick Editor の数々の強力なツールを使用して、ビデオに対して驚くような編集を行うことができます。

Quick Editor には、アマチュアユーザーがビデオフッテージを簡単に編集して他の人と共有する際に一般的に使用する、基本的な機能が集められています。一般的な編集作業を行うには、アクションバーのオプションを使用します。

Quick Editor には、プロユーザーが複雑なビデオ編集作業を行う際に使用する高度な機能およびツールが用意されています。高度な作業を行うには、アクションバーのオプションを使用します。トランジションパネルとエフェクトパネルには、その他のオプションがあり、それらは様々なカテゴリに分類されています。

Quick Editor の新機能

タイムリマップ

スローモーション、高速モーション、反転モーションまたは複数の速度の組み合わせなど、可変速度でフッテージのセクションを再生できるようになりました。

例えば、ムービーのモーションエフェクトでは、可変速度により、被写体がさまざまな速度で滑らかに通過していくように見える高度なエフェクトを作成できます。タイムリマップを使用すると、高速な一撃をスローモーションで描写し、衝撃力を強調することができます。

タイムリマップを使用して、セクションにタイムゾーンを追加し、タイムゾーンの可変速度を指定します。フッテージを再生すると、タイムゾーンは通常の速度ではなく、指定した速度でセクションを再生します。

  1. クリップを選択し、アクションバーの「ツール」をクリックします。ツールパネルが表示されます。

  2. オプションリストから「タイムリマップ」を選択します。Premiere Elements Quick Editor がタイムリマップモードに切り替わります。

    タイムリマップモード

  3. タイムゾーンを追加するポイントにフッテージの時間インジケーターをドラッグします。

  4. 次のいずれかの操作をおこないます。

    • 時間インジケーター上の「追加」ボタンをクリックします。タイムゾーン(緑色)がフッテージに適用されます。
    • アクションバーの「タイムゾーンを追加」ボタンをクリックします。タイムゾーン(緑色)がフッテージに適用されます。
    フッテージに適用されたタイムゾーン

  5. タイムゾーンを調整するには、スライドを左右にドラッグします。

  6. タイムゾーンの速度を設定します。速度スライダーから可変速度を選択するか、「デュレーション」ボックスに時間を指定します。

    注意:速度スライダーは、タイムゾーンを選択したときのみ表示されます。

    速度スライダー

  7. 「完了」をクリックします。「再生」ボタンをクリックすると、タイムゾーンを追加したセクションは指定した速度で再生されます。

フッテージに複数のタイムゾーンを追加できます。別のタイムゾーンを追加するには、新しいタイムゾーンを追加するポイントに時間インジケーターを配置し、通常の方法でタイムゾーンを追加します。タイムゾーンの始点と終点に迅速に移動するには、「前の編集ポイント」と「次の編集ポイント」ボタンを使用します。

タイムゾーンの開始と終了の速度が急激に変化しないようにするには、「イージングイン」と「イージングアウト」を選択します。また、「レンダリング」をクリックすると、スムーズなビデオ再生を行うことができます。

可変速度でフッテージを再生すると、関連付けられているオーディオが同期されない場合があります。オーディオ再生を削除するには、「クリップ全体のオーディオを削除」ボックスを選択します。

フッテージの一部を反転速度で再生するには、対象セクションにタイムゾーンを追加してから、アクションバーの「反転」ボタンをクリックします。タイムゾーンの色は緑から茶色に変わります。

反転タイムゾーン

反転タイムゾーンはセクションを 3 段階で再生します。第 1 段階では、反転タイムゾーンはセクションを通常の速度で順方向に再生します。

第 2 段階では、同じセクションを反転モーションで再生します。速度スライダーまたは「デュレーション」ボックスを使用して、この段階の再生速度を変更できます。

第 3 段階では、通常再生でセクションを再生します。フッテージに追加したタイムゾーンをすべて削除するには、「リセット」をクリックします。

新しいスペシャルエフェクト

周辺光量補正

クリップの周辺部の明るさや彩度を落とすには、周辺光量補正エフェクトを適用します。

周辺光量補正を使用すると、必要に応じてクリップの露光量を調節し、元のコントラストを維持しながら魅力的な視覚効果を作り出すことができます。

例えば、次のクリップに周辺光量補正エフェクトを適用できます。

元の画像

周辺光量補正エフェクトを適用するには、タイムラインでクリップを選択し、エフェクトパネルの「色調補正」カテゴリから周辺光量補正エフェクトを適用します。

フィルムルック

エフェクトパネルの「フィルムルック」カテゴリに 1 つ以上のエフェクトを追加して、フッテージを映画のように加工することができます。例えば、クリップに「幻想的」エフェクトを追加すると、夢のような空間を演出できます。手順の説明については、フィルムルックエフェクトの追加を参照してください。

元の画像

「幻想的」スペシャルエフェクトを適用したクリップは次のようになります。

クリップに適用された「幻想的」エフェクト

色温度と色合い

色温度と色合いビデオエフェクトを使用して、暖かさまたは冷たさを画像に付加できます。また、画像の緑と赤のトーンの量を制御することもできます。オレンジまたは青のトーンの量を変更するには、色温度のスライダーコントロールを使用します。オレンジの量が増加すると、画像に暖かさが付加されます。青の量が増加すると、画像に冷たさが付加されます。画像に赤または緑のトーンを増大させるには、色合いのスライダーコントロールを使用します。手順の説明については、色温度と色合いの調整を参照してください。

不透明描画モード

Premiere Elements Quick Editor では、レイヤーの相互作用を変更するレイヤー描画モードがサポートされています。日常の作業では、一部の共通モードがよく使用されます。例えば、画像が暗すぎる場合、レイヤーパレット内の写真レイヤーを複製して、簡単に明るくすることができます。その後で、複製レイヤーモードを「スクリーン」に変更します。

不透明度フィルターを使用して、ビデオの複数のレイヤーに対して描画モードを選択します。Premiere Elements Quick Editor では 27 の描画モードがサポートされています。リストから描画モードを選択して、画像に適用します。スライダーを使用して、画像のエフェクトを増減します。

インスタントムービー

アクションバーの「インスタントムービー」オプションを使用すると、ムービーテンプレートを選択してクリップに少しの編集を加えるだけで、ムービーを簡単に作成できます。また、インスタントムービーを使用して、テーマに基づいたエフェクト、タイトル、トランジションおよびオーディオをムービーに追加できます。それぞれの設定は自由に変更できます。詳しくは、インスタントムービーの作成を参照してください。

タイムライン内のトラック

タイムラインには、クリップに対する以下のトラックが含まれています。

  • タイトル:このトラックでクリップのタイトルを追加します。
  • ビデオ:このトラックでビデオを編集します。
  • サウンド:このトラックにクリップのオーディオファイルを追加します。
  • ナレーション:このトラックにクリップのナレーションを追加します。

注意:タイムラインでは、ナレーションやサウンドトラックの他に、ビデオやオーディオ用のトラックを多数使用できます。

タイムラインへのメディアのドラッグ

エクスプローラーウィンドウからクリップをドラッグし、タイムラインにドロップして、クリップを編集します。トリミングハンドルを使用して、タイムライン上のクリップをトリミングします。タイムライン上でクリップを選択すると、トリミングハンドルが表示されます。タイムライン内に複数のクリップがある場合、クリップを並べ替えることができます。

時間インジケーター上の分割アイコン

ビデオクリップの不要な部分をタイムライン上で直接削除できます。クリップを分割し、不要な部分を削除するには、時間インジケーター上の分割アイコンを使用します。

調整パネル

クリップの固有のプロパティ(カラーや照明など)を調整するには、調整パネルのオプションを使用します。また、SmartFix ツールを使用して、ビデオフッテージの画質を高めることができます。調整パネルを表示するには、クリップを選択し、右側の「調整」をクリックします。

色調補正パネル

クリップにタイトルを追加する場合、必要に応じて、調整パネルを使用してプロパティを変更します。

適用されたエフェクトパネル

適用されたエフェクトパネルのオプションを使用して、クリップに適用済みのエフェクトのプロパティを表示、変更します。

適用されたエフェクトパネル

適用されたエフェクトパネルを表示するには、エフェクトが適用されているクリップを選択し、右側の「適用されたエフェクト」をクリックします。

トランジションコントロール

トランジションコントロールのオプションを使用して、クリップのトランジションを調整します。

トランジションコントロール

クリップに初めてトランジションを適用すると、このコントロールが自動的に表示されます。

その他の変更点

自然な彩度と自動トーン補正は、2 つの別のコントロールとして提供されるようになりました。

アドビのロゴ

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