新機能の概要

Adobe Premiere Pro CS6 の概要

Adobe Premiere Pro CS6 の概要
プロフェッショナルビデオ製品プロダクトマネージャーの Al Mooney が、Adobe Premiere Pro CS6 の概要について紹介します。
Al Mooney

再設計されたカスタマイズ可能なユーザーインターフェイス

新しい初期設定のワークスペース

Premiere Pro CS6 には、より大きなソースモニターとプログラムモニターを使用した、新しいデフォルトの編集ワークスペースが用意されています(この構成のことを「2 段画面」と呼んでいます)。この表示方法を使用すれば、ワークスペースで以前よりも簡単に高画質のビデオを確認することができます。

Premiere Pro CS5.5 以前の標準編集ワークスペースに戻すには、「ウィンドウ」/「ワークスペース」/編集(CS5.5)」を選択します。

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再設計されたソースモニターとプログラムモニター

ソースモニターとプログラムモニターは、再設計されカスタマイズが強化されました。

  • カスタマイズ可能なボタンエディター
  • タイムコード番号はオンとオフを切り替えることができる(タイムラインでも使用可能)
  • 再生時の解像度に直接にアクセスできるポップアップメニュー
  • モニター設定に簡単にアクセスできる設定ボタン

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再設計されたプロジェクトパネル

プロジェクトパネルは、次の機能を伴って再設計されました。

  • サイズ変更可能なクリップサムネール。
  • スペースを効率的に使用するために最大化されたクリップサムネール。
  • サムネールビューでは、マウスでサムネールをドラッグしてクリップをスクラブします。この方法は、「動画をスクラブに合わせて表示」と呼んでいます。
  • サムネールビューで、クリップ再生ヘッド、または JKL キーとスペースバーのキーボードショートカットを使用して、クリップを選択し、そのサムネールにマウスをあわせて内容を表示する(スクラブする)ことができます。
  • スクラブする際に、または再生中にその場で IO キーのキーボードショートカットを使用して、クリップ上でポイントの「インをマーク」および「アウトをマーク」を実行します。
  • 使用アイコンを使用して、クリップを順番に移動できます。

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タイムコードパネル

Premiere Pro CS6 では、特大のタイムコードを表示するパネル、フィート + フレームが使用できるようになりました。

タイムコードパネルを表示するにはウィンドウタイムコードを選択します。

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シネマモードでのプライマリ編集表示

システムのプライマリディスプレイで、プログラムモニターまたはソースモニターをフルスクリーンの「シネマ」モードにします。

シネマモードのオン/オフを切り替えるには、ソースモニターまたはプログラムモニターをクリックします。次に Ctrl キーとアットマークキーを押します。キーボードショートカットをもう一度押すと、インターフェイスに戻ります。

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コマ落ちインジケーター

ソースモニターおよびプログラムモニターに、再生中にフレームがドロップしているかどうかを示すアイコンを表示するオプションが追加されました。

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Mac OS のトラックパッドジェスチャーのサポート

MacBook Pro のトラックパッドまたは Apple Magic Trackpad のトラックパッドジェスチャーを使用して、Premiere Pro のタイムラインおよびその他のパネルを移動できます。  

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編集ワークフローの機能向上

Mercury Playback Engine の機能向上

  • Adobe Mercury Transmit 機能により、サードパティー製グラフィックスカードをキャプチャーして、Mercury Playback Engine のパフォーマンスに直接組み込むことができます。この機能により、CUDA アクセラレーションおよび SDI I/O の拡張サポートおよびプロフェッショナルなブロードキャストモニタリングを利用できます。
  • OpenCL ベースの AMD Radeon HD 6750M および 6770 グラフィックスカードをサポートしたことにより、特定の Apple MacBook Pro コンピューターで Mercury Playback Engine(ハードウェア)を使用できるようになりました。
  • Mercury Playback Engine で使用できる CUDA ベースのビデオカードが増えています。サポートされるカードの最新の一覧については、www.adobe.com/go/64bitsupport_jp を参照してください。

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Adobe Prelude による効率的なインジェストとログ作成

Adobe Prelude を使用してクリップをインジェストします。さらに、クリップをログに記録し、サブクリップ、マーカー、インポイントとアウトポイント、検索可能なメモ、メタデータ、ラフカットを作成します。Prelude プロジェクトのデータを直接 Premiere Pro に取り込むことができます。

注:Adobe Prelude は個別のアプリケーションです。

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マルチカメラの機能向上

マルチカメラ編集で、4 つ以上のカメラアングルを使用できるようになりました。アングル数は、コンピューター処理能力によってのみ制限されます。マルチカメラシーケンスの作成も簡単になりました。

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トリミングの機能向上

マウス、新しいキーボードショートカット、またはテンキーパッドを使用して、編集ポイントを迅速に選択し、移動するための強力な新しいオプションがあります。JKL 動的トリミングもサポートされています。新しいトリミングモードでは、プログラムモニター内で入るフレームと出るフレームを表示するツーアップ表示を提供します。キーボードで操作するワークフローでのタイムラインのトリミングも向上しました。

トリミングモードを開くには、任意の編集ポイントをダブルクリックします。

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連続再生

ユーザーが明示的に停止コマンドを発行しない限り、タイムライントランスポートの再生が続行されるようになりました。この機能では、よく使用する編集操作のリアルタイム調整をサポートします。

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クリップマーカーの新機能

クリップマーカーが、カラーラベルとデュレーションにまたがる機能によって改善されました。これまでシーケンスマーカーでのみ使用できた機能がクリップマーカーで使用できるようになりました。再設計されたマーカーダイアログボックスでマーカーをカスタマイズできます。新しいマーカーパネルですべてのクリップマーカーを表示できます。

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Adobe Dynamic Link の機能向上

パフォーマンス強化など Dynamic Link の機能向上が図られ、Dynamic Link をスイート内でのみ使用できるという制限が取り除かれました(例えば、個別の製品として購入した CS6 アプリケーション間でも Dynamic Link が動作するようになりました)。

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スマートレンダリング

Premiere Pro CS6(6.0.1)では、元のマテリアルが Long GOP MPEG2 OP1a または XDCAM EX ファイルと一致する Long GOP MPEG2 OP1a 書き出しのためにスマートレンダリング機能が追加されました。Premiere Pro CS6(6.0.1)のスマートレンダリングにより、再圧縮を回避しながら、Long GOP MPEG2 データの MXF レンダリング時間が短縮されます。

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増大するファイルのサポート

増大するファイルとは、ファイルの取得後のデュレーションでサイズが増加するビデオファイルのことです。Premiere Pro CS6 では、次のコーデック用の増大するファイルがサポートされるようになりました。

  • AVCI50/100
  • IMX30/40/50
  • RDD9 準拠の XDCAM HD 50/35/25/18
  • QuickTime でラップされたこれらの形式のファイルは Premiere Pro CS6(6.0.2)以降でサポートされます。

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オーディオワークフローの機能向上

再設計されたオーディオミキサー

オーディオミキサーパネルは、次の機能を含めるように再設計されました。

  • 2 つの視覚的な測定モードから選択する
  • フェーダーをダブルクリックして 0dB に戻す
  • メーターとフェーダーの dB スケールを分ける
  • パネルメニューのメーターオプションのコンテキストメニュー 

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再設計されたオーディオメーターパネル

オーディオメーターパネルは、より正確に、カスタマイズ可能で、使いやすくなるように再設計されました。オーディオメーターパネルには次の機能があります。

  • メーターの水平方向または垂直方向の自動レイアウト
  • 必要に応じたメーターのスケール
  • 各チャンネルごとの新しい単独ボタン
  • オーディオメーターパネルはソースモニターの内容を測定
  • オーディオを表示するための複数のオプション

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新しいオーディオトラック機能

モノラルオーディオトラックとステレオオーディオトラックが区別されなくなりました。「標準」と呼ばれる新しい種類のオーディオトラックには、ステレオクリップとモノラルクリップの両方を含めることができます。

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ソースモニターのオーディオチャンネル機能の向上

ソースモニターで、複数のオーディオチャンネルのあるクリップ(グループ化したクリップや統合クリップなど)を表示できるようになりました。

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統合クリップのマスターオーディオからのタイムコードの使用

新しい DSLR ワークフローにより、統合クリップを使用する場合に、オーディオマスタークリップからのタイムコードを使用できます。さらに、統合クリップの作成時に、ソースカメラオーディオを省略するように選択することもできます。

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エフェクトの機能拡張とワークフローの機能向上

調整レイヤー

Photoshop や After Effects などの製品で使用されている調整レイヤーが Premiere Pro CS6 で使用できるようになりました。調整レイヤーは、カラー補正の詳細な制御など、多くのことで役立ちます。

プロジェクトに調整レイヤーを追加するには、プロジェクトパネルを選択し、ファイル新規調整レイヤーを選択します。

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ワープスタビライザーエフェクト

以前に、After Effects CS5.5 以降でのみ使用できたワープスタビライザーは、手持ち撮影によるぶれのあるショットをぶれのないスムーズなショットにできる CUDA 高速処理エフェクトです。

エフェクトパネルのビデオエフェクトディストーションワープスタビライザーでエフェクトを見つけます。

リソース:

ローリングシャッターの修復エフェクト

ローリングシャッター現象のあるクリップの修正に、ローリングシャッターの修復エフェクトを使用できます。

エフェクトパネルでエフェクトを見つけ、ビデオエフェクトディストーションローリングシャッターの修復を選択します。

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再設計された 3 ウェイカラー補正エフェクト

3 ウェイカラー補正エフェクトがより直観的になりました。ツールが見つけやすく使いやすくなりました。

3 ウェイカラー補正はエフェクトパネルにあります。ビデオエフェクトカラー補正3 ウェイカラー補正を選択します。

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Adobe SpeedGrade カラー補正

Adobe SpeedGrade にシーケンスをエクスポートして、作品をプロフェッショナルにカラーグレーディングできます。

シーケンスを SpeedGrade に書き出すには、プロジェクトパネルでシーケンスを選択し、ファイルAdobe SpeedGrade に送信を選択します。また、Premiere Pro から EDL を書き出して SpeedGrade に読み込み、クリップを再接続することもできます。

注:Adobe SpeedGrade は個別のアプリケーションです。

リソース:

Premiere Pro CS6 の更新

Premiere Pro CS6(6.0.3)の更新(Windows のみ)
Premiere Pro CS6(6.0.3)の更新は Windows のみの更新で、次の問題を解決するために、コードの署名への重要な変更が含まれています。

  • セキュリティ証明書の更新
  • 証明書の取り消しに関する FAQ
  • アドビがコード署名の証明書を呼び出す
  • IT 管理者向けガイダンス | アドビ証明書の取り消し

この問題は、Windows バージョンの Adobe Prelude および Adobe Media Encoder にも影響を及ぼします。
Premiere Pro CS6(6.0.3)の更新について詳しくは、このブログ投稿を参照してください。

Premiere Pro CS6(6.0.2)の更新
Premiere Pro CS6(6.0.2)の更新には、以下の変更と更新が含まれています。

  • 多数のバグ修正。
  • Windows 8 の認定。
  • HiDPI ディスプレイ用の更新。これにより、MacBook Pro コンピューターなどの Retina ディスプレイを使用するコンピューターの外観が向上します。
  • Premiere Pro CS6 で GPU 処理に使用する GPU のリストに追加された GPU:GT 650M(MacBook Pro コンピューターに内蔵)および GTX 680。

Premiere Pro CS6(6.0.2)の更新について詳しくは、このブログ投稿を参照してください。

Premiere Pro CS6(6.0.1)の更新
Premiere Pro CS6(6.0.1)の更新には、以下の変更と更新が含まれています。

  • 多数のバグ修正。
  • OpenCL を使用するパフォーマンスの向上。特に Mac OSX v10.7.4 以降で使用される場合。
  • XDCAM HD 用のビットレート設定が追加されたエンコーディングプリセットの追加。
  • 読み込んだオーディオの自動ピークファイル生成をオフにするためにオーディオカテゴリーに追加された「ピークファイルの自動作成」環境設定。
  • この環境設定が無効になっている場合、オーディオの読み込んだり、プロジェクトを開いたりしても、ピークファイルが生成されません。
  • 「スマートレンダリング」が有効になり、XDCAM HD および XDCAM EX のスマートレンダリングを有効または無効にする「スマートレンダリングコーデックを有効にする」設定がこられの形式の MXF OP1a Exporter の「ビデオ」タブに追加されました。
  • Sony XDCAM デッキからのファイルの読み込みおよび増大するファイルの使用のサポートが追加されました(XDSPE2000)。

Premiere Pro CS6(6.0.1)の更新について詳しくは、このブログ投稿を参照してください。

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