レスポンシブデザイングラフィックを作成する際にイントロとアウトロのアニメーションを保持する

最終更新日 : 2025年10月23日

レスポンシブデザイングラフィックを使用して、Adobe Premiere Pro でイントロとアウトロのアニメーションを保持します。これらのグラフィックはキーフレームをロックし、アニメーションが時間や配置の変更にシームレスに適応することを保証します。

たとえグラフィックの全体的なデュレーションが変更される場合でも、イントロおよびアウトロのキーフレームを保持するグラフィックのセグメントを定義できます。 イントロおよびアウトロの時間範囲内にあるキーフレームは、グラフィックがトリムインまたはトリムアウトされるときに保護されます。これらのキーフレームは保護されているので、グラフィッククリップをトリムして、イントロおよびアウトロのアニメーションを保持することができます。 イントロとアウトロ領域の間にあるキーフレームは、適合するように必要に応じて伸縮されます。

タイムラインとエフェクトコントロールパネルのグラフィック上の透明な白いオーバーレイは、クリップのイントロおよびアウトロセグメントを示します。これらのセグメントは、プロパティパネルまたはエフェクトコントロールパネルで定義できます。

プロパティパネルを使用してイントロおよびアウトロのセグメントを定義し、アニメーションを保持する

タイムラインでグラフィックを選択し、プロパティパネルに移動します。

選択したグラフィックで、個々のレイヤーが選択されていないことを確認します。

イントロの長さ」で、タイムコードコントロールを使用して、イントロ/開始セクションとして定義する時間を指定します。

アウトロの長さ」で、タイムコードコントロールを使用して、アウトロ/終了セクションとして定義する時間を指定します。

タイムラインのクレジットグラフィックに定義されたイントロとアウトロの時間値を示す、レスポンシブデザイン - 時間設定がハイライトされたプロパティパネル。
イントロとアウトロのアニメーションを保持するには、プロパティパネルでレスポンシブデザイン - 時間を有効にし、キーフレームをクリップの始めと終わりにアンカーします。

エフェクトコントロールパネルを使用してイントロおよびアウトロのセグメントを定義し、アニメーションを保持する

タイムラインでグラフィックを選択し、エフェクトコントロールパネルに移動します。

エフェクトコントロールパネルの上部に、選択したクリップの先頭と末尾に小さな青いハンドルが表示されます。

左ハンドルを外側へドラッグして、イントロ/開始セグメントを定義します。 指定した時間範囲内に含まれるキーフレームをカバーする灰色のオーバーレイが表示されます。

右ハンドルを外側へドラッグして、アウトロ/終了セグメントを定義します。 指定した時間範囲内に含まれるキーフレームをカバーする透明な白いオーバーレイが表示されます。

パネルでハイライトされた、グラフィックのイントロとアウトロを定義できるエフェクトコントロールパネル。
キーフレーム補間を使用し、タイムラインの始めと終わりでキーフレームをロックして、アニメーションに影響を与えずに時間を調整します。