静止画像をインポート

最終更新日 : 2025年10月23日

Photoshop や Illustrator などのその他のアドビアプリケーションから Adobe Premiere Pro に、静止画を個別に読み込むか、一連の静止画をシーケンスとして読み込みます。

Premiere Pro では、静止画を個別に読み込んだり、一連の静止画をシーケンスとして読み込むことができます。 Photoshop や Illustrator などのアドビアプリケーションから静止画を読み込むこともできます。

読み込まれた静止画は、静止画環境設定で指定されているデュレーションを使用します。シーケンス内の静止画のデュレーションを変更することができます。 読み込むことができる静止画およびムービーの最大フレームサイズは 256 メガピクセルで、いずれの方向も最大サイズは 32,768 ピクセルです。

読み込み前の静止画の準備

Premiere Pro でのレンダリング時間を短縮するために、静止画を読み込む前に、ファイルをできるだけ完全な状態にしておきます。 通常、作成元のアプリケーションでファイルを準備しておくほうが簡単に処理できます。 次の操作を行ってください。

  • ファイル形式がオペレーティングシステムでサポートされていることを確認します。
  • ピクセルサイズを、Premiere Pro で使用する解像度に設定します。時間の経過に応じて画像を拡大または縮小する場合は、最大サイズでも十分に画像の細部が表示されるようにサイズを設定します。
  • 最適な結果を得るには、最低でもプロジェクトのフレームと同じサイズでファイルを作成し、Premiere Pro で画像を拡大する必要がないようにしてください。 画像をオリジナルのサイズより大きく拡大すると、鮮明度が落ちてしまう場合があります。画像を拡大する場合は、プロジェクトのフレームサイズよりも大きなフレームサイズで作成します。例えば、画像を 200%に拡大する場合は、画像を読み込む前に、プロジェクトの 2 倍のフレームサイズで画像を準備します。
  • 画像の中で Premiere Pro で表示しない部分をクロップします。
  • 領域を透明にする場合は、アルファチャンネルを作成するか、Adobe Photoshop や Adobe Illustrator などのアプリケーションに備わっている透明ツールを使用します。
  • 最終出力を標準的なテレビ画面に表示する場合は、画像やテキストに細い水平線(1 ピクセル線など)を使用しないでください。インターレースの影響でちらつく可能性があります。細い線を使用する必要がある場合は、ブラー(ぼかし)を少し適用して、線が両方のビデオフィールドに表示されるようにします。
  • 命名規則に従った適切な名前でファイルを保存します。 例えば、Windows 上で Premiere Pro にファイルを読み込む場合は、半角英数 3 文字の拡張子を付けます。
  • Photoshop など、カラーマネジメントをサポートした外部アプリケーションで静止画を準備する場合は、ビデオに適した sRGB や NTSC RGB などのカラースペースで画像を作成することで、外部アプリケーションと Premiere Pro の色をより近づけることができます。