Premiere Pro CC の 2019 リリースの新機能について学習します。
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Premiere Pro(バージョン 13.0)の 2018 年 10 月リリースは、ビデオ編集者や映画製作者、放送局、オンラインコンテンツクリエイター向けにエキサイティングな新機能を搭載しています。これらの新機能の簡単な紹介と詳細を記載したリソースのリンクを参照してください。


セレクティブカラーグレーディング

セレクティブカラー補正を備えた革新的な新しい Lumetri カラーツールを使用して、正確な曲線調整をおこなうことができます。

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それぞれの曲線は、色相と色相、ルミナンスと彩度などの一対の値の 2 本の軸を提供しているので、簡単かつ正確にカラーを微調整できます。

詳しくは、カラー補正曲線を使用したカラー調整を参照してください。

モニターのカラーマネジメント

すべてのモニタープロファイルの正確なカラーを表示
すべてのモニタープロファイルの正確なカラーを表示

任意のシステム上で正確なカラーを表示するには、「カラーマネジメントを表示」を有効にします。カラーをディスプレイのカラースペースに自動的に変換します(Rec.709、Rec.2020 および P3 を含む)。

以前は、カラーを正確に表示するには OS ディスプレイプロファイルを手動で設定する必要があり、場合によってはカラーを正確に表示できないことがありました。  モニターのカラーマネジメントは、オペレーティングシステムにおけるディスプレイの ICC プロファイル設定にかかわらず、カラーを正確に表示します。

カラーマネジメントの有効化または無効化について詳しくは、一般設定を参照してください。

注意:

この機能には GPU アクセラレーションが必要です。

複数の Lumetri カラーエフェクトの作成と編集

複数の Lumetri カラーエフェクトの作成と編集
複数の Lumetri カラーエフェクトの作成と編集

Lumetri カラーパネルで、複数のエフェクトやレイヤーを重ねることができるようになりました。新しい Lumetri カラーエフェクトを作成した後、その名前を変更してレイヤーを追加したり、削除したりできます。

詳しくは、複数の Lumetri インスタンスの作成と編集を参照してください。

Premiere Pro での Premiere Rush ファイルの編集

Premiere Pro での Premiere Rush ファイルの編集
Premiere Pro での Premiere Rush ファイルの編集

Premiere CC は、カラー、オーディオ、およびモーショングラフィックスなどを含めたプロフェッショナル品質のビデオを、ほとんどどこからでも作成して公開することができるまったく新しいモバイルおよびデスクトップアプリケーションです。iOS、macOS または Windows で Premiere Rush を使用してフッテージをキャプチャおよび編集できます。

編集のレベルを上げたいときには、Premiere Pro でネイティブの Premiere Rush プロジェクトを開き、編集を続行します。

詳しくは、Premiere Pro で Premiere Rush プロジェクトを開くを参照してください。

注意:

単一アプリケーションとして Premiere Pro を購読している場合は、Premiere Rush がバンドルされています。 

インテリジェントなオーディオクリーンアップ

インテリジェントなオーディオクリーンアップ(1 分)

バックグラウンドノイズやリバーブを排除してオーディオを即座に向上させます。エッセンシャルサウンドパネルの新しいノイズ軽減およびリバーブ低減スライダーでは、バックグラウンドノイズやリバーブをダイヤルダウンしたり、削除したりできます。これらのオプションは、エフェクトパネルのエフェクト(DeNoise および DeReverb)としても利用できます。それらを、オーディオトラックに追加してから、エフェクトコントロールパネルを使用して、エフェクトの強度を制御できます。

詳しくは、以下を参照してください。

ベクターグラフィックスの編集と変形

ベクターモーションコントロールは、ピクセル化を防ぎ、レンダリング範囲を削除します。グラフィックのレイヤーを変形し、キーフレームを直接調整および設定するには、エッセンシャルグラフィックスパネルまたはエフェクトコントロールパネルで、ベクターモーションコントロールを使用します。

ベクターモーションコントロールを使用してグラフィックスを編集する場合、ピクセル化されずにベクターグラフィックスとして保持されます。 

詳しくは、ベクターグラフィックスの編集と変形を参照してください。

Premiere Pro のモーショングラフィックステンプレートを微調整する機能

データ駆動型のモーショングラフィックステンプレートを使用して、数字をストーリーへと変換する

インフォグラフィックとモーショングラフィックステンプレート(1 分)

Premiere Pro では、独自のスプレッドシートを After Effects のデータ駆動型のモーショングラフィックステンプレート(MOGRT)に追加して、アニメーションを実行したり、MOGRT のデータを変更できるようになりました。

以前のリリースでは、手間のかかる変更を手動で実施する必要がありました。例えば、表において、1 月から 12 月までのすべての月の数値を変更したい場合、12 件の値を手動で変更する必要がありました。今回のリリースでは、スプレッドシートにデータがある場合、そのスプレッドシートを MOGRT にマッピングするだけで、すべての値が自動的に更新されます。

詳しくは、データ駆動型のモーショングラフィックステンプレートによる操作を参照してください。

モーショングラフィックステンプレートのテキストとグループプロパティの編集

(After Effects で作成者によって編集機能が有効になっている場合)、モーショングラフィックステンプレートでソーステキストのプロパティを編集できるようになりました。 

編集可能なプロパティの一部を以下に示します。

  • フォントの選択
  • フォントサイズの変更
  • 擬似スタイル

同様に、After Effects のモーショングラフィックステンプレートでグループを作成した場合は、Premiere Pro でプロパティを開いて編集できます。 

注意:

これは、After Effects CC のバージョン 16.0 以降を使用して作成されたモーショングラフィックステンプレートに適用されます。

モーショングラフィックステンプレートのデュレーションの変更

イントロやアウトロ、ブランド要素など、モーショングラフィックステンプレートの保護された部分を変更することなく、Premiere Pro でテンプレートのデュレーションを変更できるようになりました。

詳しくは、モーショングラフィックステンプレートのカスタマイズを参照してください。

Adobe Stock でのモーショングラフィックステンプレートの検索エクスペリエンスの向上

エッセンシャルグラフィックスパネルのページ ネーション機能の強化により、映画フッテージと優れたデザインのモーショングラフィックステンプレートをさらに効率的に検索および並び替えることができるようになりました。

詳しくは、エッセンシャルグラフィックスパネルを使用した Adobe Stock でのモーショングラフィックステンプレートの検索を参照してください。

VR 機能強化

180 VR 向けのエンドツーエンドのワークフロー

視聴者を操作の中心に置いた平面視および立体視コンテンツ向けにインジェスト、編集、エフェクトを最適化した 180VR ビデオを作成できます。また、YouTube や Facebook などのプラットフォーム向けに、Google VR 180 形式で完成したビデオを出力することもできます。

詳細については、VR ビデオの編集および公開を参照してください。

イマーシブメディアに空間マーカーを追加

Premiere Pro の空間マーカー
Premiere Pro の空間マーカー

HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を装着しながら、メディアに空間マーカーを配置できるようになりました。Premiere Pro の以前のバージョンでは、マーカーを追加するにはヘッドセットを外す必要がありました。 

詳細については、空間マーカーの追加および編集を参照してください。

Adobe イマーシブ環境での新しいシアターモード

シアターモードでは、Adobe イマーシブ環境内に新しいポータブルリファレンスモニターが表示されます。このモードは、2D、イマーシブコンテンツ、またはその両方の組み合わせのいずれであっても、ディレクターやプロデューサーと共同作業できる仮想スクリーニング室として機能します。

Adobe イマーシブ環境(AIE)をアクティブにしてフッテージを表示しようとすると、ホームシアターエクスペリエンスのように頭上にモニターがある仮想ルームが表示されます。Adobe イマーシブ環境は、ソースまたはプログラムモニターにイマーシブでない従来の 2D フッテージがある場合、「シアターモード」に自動的に切り替わります。 

詳細については、Premiere Pro でイマーシブビデオ用にヘッドマウントディスプレイを設定するを参照してください。

共同作業の機能強化

チームプロジェクトのグループ招待

組織のディレクトリから同期されたグループを使用して、共同作業者をチームプロジェクトに招待できるようになりました(エンタープライズ版ユーザーのみ)。また、電子メールアドレスを個別に入力する代わりに、グループとして招待することで、共同作業者をまとめてチームプロジェクトに招待できます。

チームプロジェクトへの共同作業者の招待
チームプロジェクトへの共同作業者の招待

詳しくは、チームプロジェクトへの共同作業者の招待を参照してください。

Creative Cloud ライブラリの機能強化

次のことができるようになりました。

  • AI、PSD、およびその他のファイル形式などの複数のアセットタイプをドラッグ&ドロップで CC ライブラリパネルに移動する。
  • チームメンバー間でライブラリおよびライブラリアセットを共有する。
  • ライブラリを書き出し、プロジェクトが完了したら残りのアセットとともに保存する(ライブラリは必要に応じてライブラリを再作成できる)。

パフォーマンスの機能強化およびファイル形式のサポート

新しいファイル形式のサポート

Premiere Pro は次の新しいファイル形式をサポートするようになりました。

  • ARRI Alexa LF メディアのデコードのサポート。
  • アナモルフィックソースなど、Sony Venice X OCN V2 メディアのデコードのサポート。
  • iPhone 8 および iPhone X で使用する High Efficiency Image Format(HEIF)キャプチャ形式(macOS 10.13.4 以降)。
  • パフォーマンスおよび安定性が向上された、最新の RED SDK(RED SDK 7.0.8)へのアップデート。

詳しくは、サポートされているファイル形式を参照してください。

オーストラリアのクローズドキャプション規格のサポート

Premiere Pro はオーストラリアの OP-42 クローズドキャプション規格をサポートするようになりました。 

パフォーマンスの向上

  • ハードウェアベースの H264 およびネイティブ HEVC デコーディングは、これらの形式のパフォーマンスを向上させ、レンダリングの速度を上げます。 
  • 画像処理の改善により、応答性に優れた再生、レンダリング、および Lumetri カラーパフォマンスを提供します。

新しいホーム画面

初回起動時の Premiere Pro ホーム画面
初回起動時の Premiere Pro ホーム画面

Premiere Pro を起動すると、次のオプションを含むホーム画面が表示されるようになりました。

  • 基本的なワークフロー、高度なヒントやテクニックについてすばやく学習できる様々なチュートリアルを開くことができます。
  • プロジェクトを作成したり、既存のプロジェクトを開いたりできます。

詳しくは、ホーム画面のナビゲーションと使用を参照してください。

自動保存の改善

自動保存の環境設定パネルに、「自動保存で現在のプロジェクトも保存する」という新しい設定オプションが追加されました。このオプションを有効にすると、自動保存によって 1 つ以上の現在のプロジェクトのアーカイブコピーが作成されるだけでなく、現在作業中のプロジェクトも保存されます。この設定はデフォルトで無効になっています。

自動保存されたバージョンでは、プロジェクト名の後ろに、保存日時を示す接尾辞が追加されます(例:ProjectName-2018-08-31_09-53-41.prproj)。

自動保存が実行されると、新しいバックアッププロジェクトファイルが作成され、自動保存フォルダーに緊急プロジェクトバックアップとして追加されます。このファイルは常に、プロジェクトの最新の保存ファイルとなります。

自動保存の環境設定について詳しくは、自動保存の環境設定を参照してください。

その他の変更

  • Premiere Pro で Alt または Opt キーを使用して環境設定を削除すると、確認ダイアログが表示されるようになりました。
  • タイムコード値を入力する際には、短い代替値を使用できるようになりました(2 つのゼロの代わりにピリオドなど)。手動でゼロを入力する必要がなくなりました。詳しくは、タイムコードを入力する際の代替ショートハンドの使用を参照してください。
  • シーケンス内のクリップでクリップマーカーを削除できるようになり、ソースモニターにロードしてから削除する必要がなくなりました。詳しくは、マーカーの削除を参照してください。
  • Esc キーを押せば、タイムラインで選択したオブジェクトをすべて選択解除できるようになりました。
  • ビデオクリップが選択されている場合に、ラベルカラーが表示されたままになります。

既知の問題と修正された問題

Premiere Pro のこのリリースで修正されたバグの一覧については、Premiere Pro の 2018 年 10 月のリリース(バージョン 13.0)で修正されたバグを参照してください。既知の問題の一覧については、Premiere Pro CC の既知の問題を参照してください。

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