QuickTime 7 時代の形式およびコーデックのサポートの中止
アドビでは引き続き、プロフェッショナルな映画業界やビデオ業界で幅広く使用される最新のワークフロー、サポート形式、およびコーデックへの対応を目指します。その結果として、アドビでは、以下の製品バージョンから始まる従来の QuickTime 7 時代の形式およびコーデックをサポートしなくなります:
- Premiere Pro CC の 2018 年 4 月リリース(バージョン 12.1)
- After Effects CC の 2018 年 4 月リリース(バージョン 15.1)
- Adobe Media Encoder の 2018 年 4 月リリース(バージョン 12.1)
- Adobe Audition の 2018 年 4 月リリース(バージョン 11.1.0)
対象コード
Cinepak、Graphics、Sorenson Video など、古いコーデックが今回の変更の対象です。上記などの従来のコーデックを使用するメディアは、上記の製品での使用を継続できるよう、最新のコーデックに変換する必要があります。
ProRes、DNxHD、Animation など、QuickTime ムービーファイルに通常含まれるプロフェッショナルコーデックは、今回の変更の対象ではありません。
After Effects、Media Encoder、および Premiere Pro でサポートされるコーデック
|
読み込み |
書き出し |
---|---|---|
ビデオコーデック |
|
|
オーディオコーデック |
|
|
MediaReactor Lite コーデックは、Premiere Pro、After Effects、およびAdobe Media Encoder への拡張エクスポートおよび Camera Raw インポート機能を提供しています。このコーデックは、以前に QuickTime でサポートされていたいくつかの形式を読み込むことができるダウンロード可能なプラグインとして利用できます。
詳細については、MediaReactor Lite for Adobe をご覧ください。
Adobe アプリケーション向け Hap エクスポータープラグインの開発は活発に行われています。プラグイン(現在アルファステージ)はこちらで入手できます:
https://github.com/disguise-one/hap-encoder-adobe-cc/releases.
対処方法
今回の変更により問題が発生した場合は、次のいずれかの回避策を実行します:
- 書き出し形式については、現在利用可能な新しいコーデックを使用します。
- 読み込み形式については、従来のフッテージを新しいコーデックにコード変換します。