この文書では、Premiere Pro で再生する際に音が出ない問題の対処方法について説明しています。

問題:Premiere Pro で再生時に音が出ない

Windows または Mac OS 上の Adobe Premiere Pro で再生時(プレビュー)に音が出ないことがあります。

この問題を修正するには、まず、再生時に音が出ないのはどのクリップか特定する必要があります。

どのクリップが音が出ないか特定する

次の手順(1 kHz のトーンが鳴るカラーバーのテストクリップを作成)に従い、どのクリップが再生時に音がでないか判断します。

  1. プロジェクトを作成します。
  2. ファイル/新規/バーとトーンを選択します。

  3. 新規バーとトーンウィンドウで、「OK」をクリックします。

  4. 「プロジェクト」パネルで、「バーとトーン」をダブルクリックします。 ソースモニターで、「バートとトーン」クリップが開きます。

    「バートとトーン」クリップがソースモニターで開かない場合は、クリップをタイムラインにドラッグします。

  5. ソースモニターで「再生」ボタンをクリックします(またはタイムラインからクリップを再生します)。 音声が聞こえない場合は、「すべてのクリップからサウンドが聞こえない」に進みます。 音声が聞こえる場合は、「一部のクリップからサウンドが聞こえない」に進みます。

すべてのクリップからサウンドが聞こえない

すべてのプロジェクトのすべてのクリップからサウンドが聞こえない場合は、以下の操作を上から順に行います。

既定のオーディオデバイスを選択し、ボリュームを確認します。

コンピューターの構成(内部スピーカー、外部スピーカー、ヘッドホンなど)によっては、音声を再生するデバイスが複数利用できます。使用するデバイスを、既定のサウンド再生デバイスとして設定し、次にボリュームがミュートされていないこと、または、極端にボリュームが小さくなっていないか確認します。 

Windows

コントロールパネルを使用して、既定のオーディオデバイスとボリュームの設定を確認します。 コントロールパネルを使用してこれらの設定を確認する方法について、追加のサポートが必要な場合は、以下の Microsoft 社 Web サイトを参照してください。

Mac OS

  1. オーディオクリップ、オーディオ付きビデオクリップ、または「バーとトーン」クリップを含む Adobe Premiere Pro プロジェクトを開きます。

  2. Premiere Pro/環境設定/オーディオハードウェアを選択します。
  3. オーディオデバイスを選択します。

    Premiere Pro CC:Adobe デスクトップオーディオメニュー(Premiere Pro CC)またはデフォルト出力メニュー(Premiere Pro CC 2015)から、使用するオーディオデバイスを選択します。 または、「設定」ボタンをクリックして設定ダイアログボックスを開き、デフォルトのオーディオデバイスを選択します。

    Premiere Pro CS6:デフォルトデバイスメニューから使用するオーディオデバイスを選択します。

  4. 「OK」をクリックします。

  5. クリップを再生します。 それでも音が出ない場合は、手順 2 に戻って異なるオーディオデバイスを選択してください。

2. (Windows のみ)Adobe Premiere Pro のオーディオハードウェアドライバー設定を調整します。

  1. オーディオクリップ、オーディオ付きビデオクリップ、または「バーとトーン」クリップを含む Adobe Premiere Pro プロジェクトを開きます。
  2. 編集/環境設定/オーディオハードウェアを選択します。
  3. デフォルトデバイス(Premiere Pro CS6)またはデバイスクラス(Premiere Pro CC)ポップアップメニューで、ASIO ドライバー(リストされている場合)を選択します。

    ASIOドライバーがリストされていない場合は、Premiere Pro WDM Sound(Premiere Pro CS6)または MME(Premiere Pro CC)を選択します。

  4. 任意のデバイスを有効にします。

    Premiere Pro CC:デフォルト出力メニューをクリックし、デバイスを選択します。

    Premiere Pro CS6:「出力」タブをクリックしてから、デバイス名の左にあるボックスをクリックします。「OK」をクリックしてオーディオハードウェア設定ウィンドウを閉じます。

    最善の結果を得るには、手順 1 でシステムデフォルト再生デバイスとして選択したデバイスを有効にします。

  5. OK」をクリックして環境設定ウィンドウを閉じます。

  6. クリップを再生します。 それでもまだ音が出ない場合は、手順 2 に戻って異なるドライバーを試してください。

注意:

Premiere Pro オーディオドライバーおよびオーディオハードウェアの選択に関する詳細については、オーディオハードウェアの環境設定を参照してください。

3. (Windows のみ)サウンドカードのドライバーを更新するか、ASIOドライバーをインストールします。

上記の手順を完了した後も音が聞こえない場合は、サウンドカード用のドライバーが古くなっている可能性があります。 サウンドカードの製造元では、頻繁にソフトウェアドライバーがアップデートされています。最新のドライバーについてサウンドカードの製造元またはコンピューターの製造元に問い合わせるか、製造元の Web サイトから最新のドライバーをダウンロードしてください。 ドライバーを更新したら、上記の解決策を再度実行します。

ASIOドライバーがインストールされておらず、使用中のサウンドカード用に入手可能な場合は、ASIOドライバーをダウンロードおよびインストールします。

一部のクリップからサウンドが聞こえない

特定のクリップのみ、または特定のプロジェクト内のクリップのみからサウンドが聞こえない場合は、以下の操作を上から順に行います。

1. 無効なオーディオトラックがないか確認します(Premiere Pro CS6)。

「タイムライン」パネルで、各オーディオトラックの見出しの左端または左上角にあるボックスを確認します。 このボックスの中にスピーカーアイコンが表示されていない場合、そのトラックは無効になっています。 無効になっているオーディオトラックを有効にするには、ボックスをクリックします。 スピーカーアイコンが表示されます。

以下の画像のように、スピーカーアイコン(円形)は、オーディオ 1 トラックが有効であることを示しています。 右側の空のボックスは、オーディオ 1 トラックが無効であることを示しています。

オーディオトラックが有効(左)、無効(右)
オーディオトラックが有効(左)、無効(右)

2. ミュートされているか、ボリュームが極端に下げられているトラックがないか確認します。

オーディオミキサーまたはタイムラインパネルを使用して、オーディオトラックがミュートされているか、小さいボリュームになっているかどうかを確認し、必要な場合はボリュームを大きくします。

Premiere Pro CC:以下のいずれかの操作を実行します。

  • オーディオミキサーを開くには、ウィンドウ/オーディオクリップミキサー/<シーケンス名>、または、ウィンドウ/オーディオトラックミキサー/<シーケンス名>を選択します。
  • タイムラインパネルで、左側のボックスを確認します。

トラックのいずれかの横の「M」がハイライトされている場合、オーディオはミュートされています。 ミュートを解除するには、「M」をクリックします。

Premiere Pro オーディオミキサー

Premiere Pro CS6:オーディオミキサーを開くには、ウィンドウ/オーディオミキサー/<シーケンス名>を選択します。 ミュートされているか、小さいボリュームになっているトラックがないか確認します。

3. ミュートされているか、小さいボリュームになっているか、無効になっているクリップがないか確認します。

個々のクリップのボリュームがミュートされていないか、小さくなっていないか確認します。 手順については、「キーフレームを使用したトラックボリュームの調整」(CS6)または「オーディオクリップミキサーを使用したクリップボリュームとパンのモニタリング」(CC)を参照してください。

また、個別のクリップが無効になっていないことも確認します。 手順については、「クリップの有効化または無効化」を参照してください。

4. 互換性のないコーデックを使用しているクリップがないか確認します。

上記の手順を完了しても音が出ない場合は、問題があるクリップが互換性のないコーデックでエンコードされた可能性があります。コーデックは、オーディオとビデオのデータを圧縮するためのアルゴリズムです。 非常に多くのコーデックが存在しています。 ときどき、Adobe Premiere Pro は設計に欠陥のあるコーデック、または、お使いのコンピュータにインストールされていないコーデックでエンコードされたファイルはデコードできません。

サードパーティーのコーデックは、コーデック発行者の Web サイトからダウンロードできます。 クリップの作成に使用されたコーデックを QuickTime コンポーネントとして使用できない場合は、その他のソフトウェアを使用して別のオーディオエンコーディング形式でトランスコードを行います。 (MPEG Streamclip または QuickTime Pro にアップグレードした QuickTime Player をお試しください)。それから、トランスコードされたファイルを Adobe Premiere Pro に読み込みます。

コーデックの問題をトラブルシューティングするには(Windows および Mac OS の両方)、「ファイル形式とコーデックのトラブルシューティング」を参照してください。

注意:

2016 年 4 月、Apple 社は QuickTime for Windowsのサポート終了を告知し、アンインストールが推奨されています。詳細については、以下の情報を参照してください。

QuickTime Windows版のサポート終了について

https://blogs.adobe.com/creativestation/video-apple-ends-support-for-quicktime-windows

Windows 版 QuickTime について

https://helpx.adobe.com/jp/x-productkb/policy-pricing/cq04220418.html

5. フィルム映像にオーディオまたはビデオが欠落しています。

フィルム映像を読み込んだ場合、オーディオまたはビデオが欠落している場合があります。 この問題の詳細については、再生時に音が出ないを参照してください。

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