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ベストプラクティス - Animate を使用した広告

 

Animate を使用した広告にサイズを設定するには、IAB(Interactive Advertising Bureau)のガイドラインを使用します。次の表は、IMU(Interactive Marketing Unit)による広告フォーマットのサイズの一覧です。

広告の種類

サイズ(ピクセル)

幅広摩天楼

160 × 600

スカイスクレーパー

120 × 600

半ページ広告

300 × 600

フルバナー

468 × 60

ハーフバナー

234 × 60

マイクロバー

88 × 31

ボタン 1

120 × 90

ボタン 2

120 × 60

縦型バナー

120 × 240

正方形ボタン

125 × 125

リーダーボード

728 × 90

中型長方形

300 × 250

正方形(ポップアップ型)

250 × 250

縦型長方形

240 × 400

大型長方形

336 × 280

矩形

180 × 150

テンプレートから FLA ファイルを作成する(ファイル/新規を選択して「テンプレート」タブをクリック)ときは、上記のサイズの多くが表示されます。

SWF ファイルの広告の作成

広告を作成するときは、次のガイドラインに従ってください。

  • グラフィックを最適化します。SWF ファイルのバナー広告を 15KB 以下にします。

  • Animate で、12KB 以下の GIF バナー広告を作成します。

  • ループするバナー広告の繰り返しは、3 回までとします。多くの Web サイトでは、標準化された推奨ファイルサイズを広告の仕様として採用しています。

  • 広告とサーバー間でデータを受け渡しするには、GET コマンドを使用し、POST コマンドは使用しないでください。GET および POST について詳しくは、『ActionScript 2.0 リファレンスガイド』の「getURL 関数」を参照してください。

 

 ユーザー用の制御機能を提供します。広告に音を追加する場合は、ミュートボタンも追加します。Web ページに浮いたように見える透明な Animate 広告を作成する場合は、途中で広告を閉じるボタンを用意します。

広告の追跡

いくつかの主導的広告ネットワークでは、Animate の SWF ファイルで、標準化された追跡方法をサポートしています。次に示すガイドラインに、サポートされる追跡方法を説明します。

ボタンまたはムービークリップボタンを作成する

IAB で定義された、標準のサイズを使用します。標準サイズの一覧については、IAB の Web サイトを参照してください。Animate でのボタンの作成について詳しくは、ボタンの作成を参照してください。

スクリプトをボタンに追加する

ユーザーがバナーをクリックすると実行します。新しくブラウザーウィンドウを開くため、場合によっては getURL() 関数を使用します。次の 2 つのコードスニペットは、タイムラインのフレーム 1 に追加する ActionScript 2.0 コードの例です。

myButton_btn.onRelease = function(){
getURL(clickTAG, "_blank");
};
myButton_btn.onRelease = function(){ getURL(clickTAG, "_blank"); };
myButton_btn.onRelease = function(){ 
    getURL(clickTAG, "_blank"); 
};

タイムラインのフレーム 1 には次のコードを追加することもできます。

myButton_btn.onRelease = function() {
if (clickTAG.substr(0, 5) == "http:") {
getURL(clickTAG);
}
};
myButton_btn.onRelease = function() { if (clickTAG.substr(0, 5) == "http:") { getURL(clickTAG); } };
myButton_btn.onRelease = function() { 
    if (clickTAG.substr(0, 5) == "http:") { 
        getURL(clickTAG); 
    } 
};

関数 getURL() は、object タグと embed タグで渡された変数を追加して、起動されたブラウザーを特別な場所に送信します。広告をホストするサーバーは、広告のクリックを追跡できます。関数 getURL() の使用について詳しくは、『ActionScript 2.0 リファレンスガイド』を参照してください。

追跡用の clickTAG コードを割り当てる

広告を追跡して、広告がどこに表示されているか、および広告がいつクリックされたかを、広告を掲載するネットワークで追跡するのに役立ちます。

このプロセスは、一般的な Animate の広告に広告キャンペーンを作成する標準的な方法です。getURL() 関数を割り当てると、次のプロセスを使用してバナーに追跡機能を追加することができます。次に示す例では、データを渡すための変数を URL ストリングに追加します。これで、ドメインごとに別々のバナーを作成するのではなく、各バナーに動的変数を設定することができます。キャンペーン全体に 1 つのバナーを使用でき、広告をホストするサーバーはバナーのクリックを追跡することができます。

HTML の object タグと embed タグで、次の例のようなコードを追加します(www.helpexamples.com は広告ネットワークで、adobe.com は広告主です)。

<EMBED src=&quot;your_ad.swf?clickTAG= http://helpexamples.com/tracking?http://www.adobe.com&quot;>
<EMBED src=&quot;your_ad.swf?clickTAG= http://helpexamples.com/tracking?http://www.adobe.com&quot;>
<EMBED src=&quot;your_ad.swf?clickTAG= http://helpexamples.com/tracking?http://www.adobe.com&quot;>

HTML で次のコードを追加します。

<PARAM NAME=movie VALUE=&quot;your_ad.swf?clickTAG =http: //helpexamples.com/tracking?http://www.adobe.com&quot;>
<< this HTML stuff may need to be updated
to account for the Active content fix, which likely will cause users
to edit .js files instead of html files - JayA >>
<PARAM NAME=movie VALUE=&quot;your_ad.swf?clickTAG =http: //helpexamples.com/tracking?http://www.adobe.com&quot;> << this HTML stuff may need to be updated to account for the Active content fix, which likely will cause users to edit .js files instead of html files - JayA >>
<PARAM NAME=movie VALUE=&quot;your_ad.swf?clickTAG =http: //helpexamples.com/tracking?http://www.adobe.com&quot;>
<< this HTML stuff may need to be updated
to account for the Active content fix, which likely will cause users
to edit .js files instead of html files - JayA >>

作成した広告のテスト

作成した SWF ファイル広告を、一般的なブラウザーでテストします。特に対象となる訪問者が使用するブラウザーでテストすることが大切です。ユーザーによっては Flash Player をインストールしていない場合や、JavaScript を無効にしている場合もあります。このような場合に備えて、代わりの(デフォルトの)GIF イメージやその他の対処方法を用意しておきます。Flash Player 検出について詳しくは、SWF ファイルのパブリッシュ設定の指定を参照してください。ユーザーが SWF ファイルを制御できるようにします。また、ユーザーによる広告のオーディオ制御を許可します。広告が Web ページに浮いたように見える境界線のない SWF ファイルである場合、ユーザーが直ちに広告を閉じて、そのままにしておけるようにしてください。

様々な領域での Flash Player バージョンの普及に関する最新情報については、www.adobe.com/go/fp_version_penetration_jp を参照してください。

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