ActionScript 3.0 デバッガーについて

その他のリソース

次のリソースには、ActionScript 3.0 のデバッグに関するその他の詳細情報が掲載されています。

デバッグモードへの切り替え

デバッグセッションを開始する方法は、作業しているファイルの種類によって異なります。デバッグセッションでは、Animate によりブレークポイントやランタイムエラーが検出されると、ActionScript の実行が中断されます。

Animate でデバッグセッションが開始されると、セッションに書き出す特別な情報が SWF ファイルに追加されます。この情報により、デバッガーはエラーが検出されたコード内の行番号を特定できます。

この特別なデバッグ情報は、パブリッシュ設定で特定の FLA ファイルから作成されたすべての SWF ファイルに含めることができます。これにより、デバッグセッションを明示的に開始しなくても、SWF ファイルをデバッグできます。このデバッグ情報により、SWF ファイルが少し大きくなります。

デフォルトデバッグ環境の選択

  • デバッグムービーをデバッグを選択し、次のいずれかを選択します。

    • Animate

    • AIR Debug Launcher(デスクトップ)

    • AIR Debug Launcher(モバイル)

    • USB 経由でデバイスを使用(CS5.5 のみ)

    すべてのデバッグセッションは、選択した環境内で実行されます。デフォルト環境はいつでも変更できます。

FLA ファイルからのデバッグの開始

  1. デバッグデバッグを選択します。

    (CS6 および以前のバージョン)デバッグムービーをデバッグデバッグを選択します。

ActionScript 3.0 AS ファイルからのデバッグの開始

  1. スクリプトウィンドウで ActionScript ファイルを開き、スクリプトウィンドウの上部にあるターゲットメニューから、ActionScript ファイルをコンパイルした FLA ファイルを選択します。このメニューを表示するには、FLA ファイルを開いておく必要があります。

  2. デバッグデバッグを選択します。

    (CS6 および以前のバージョン)デバッグムービーをデバッグデバッグを選択します。

FLA ファイルから作成されたすべての SWF ファイルへのデバッグ情報の追加

  1. FLA ファイルを開いて、ファイル/パブリッシュ設定を選択します。

  2. パブリッシュ設定ダイアログボックスで、「」タブ(CS5)または「」カテゴリ(CS5.5)をクリックします。

  3. 「デバッグを許可」を選択します。

デバッグモードの終了

  1. デバッグコンソールで「デバッグセッションを終了」ボタンをクリックします。

ブレークポイントの設定と削除

コードの実行を中断するには、ブレークポイントを ActionScript コードに追加します。実行が中断されたら、コードを 1 行ずつ実行して、ActionScript の様々なセクションの表示、変数および式の値の表示、変数の値の編集を行うことができます。

注意:

ブレークポイントは、ASC(ActionScript for Communication)ファイルや JSFL(Flash JavaScript)ファイルには追加できません。

ブレークポイントの設定

  1. アクションパネルまたはスクリプトウィンドウで、ブレークポイントを表示するコード行の左余白をクリックします。

ブレークポイントの削除

  1. アクションパネルまたはスクリプトウィンドウで、削除するブレークポイントをクリックします。

コード行ごとの処理

ActionScript の実行がブレークポイントまたは実行時エラーで中断されたら、コードを 1 行ずつ実行することができます。関数呼び出しのステップインまたは関数呼び出しのステップオーバーを選択できます。1 行ずつ実行しないでコードの実行を継続することもできます。

コードを 1 行ずつ実行

  1. デバッグコンソールの「ステップイン」ボタンをクリックします。

関数呼び出しのステップオーバー

  1. デバッグコンソールの「ステップオーバー」ボタンをクリックします。

関数呼び出しのステップアウト

  1. デバッグコンソールの「ステップアウト」ボタンをクリックします。

通常のコード実行の再開

  1. デバッグコンソールの「続行」ボタンをクリックします。

呼び出しスタック内のスクリプトの表示と検証

デバッガーでコード実行が停止すると、デバッグコンソールで呼び出しスタックを参照して、呼び出しスタック内に関数が含まれているスクリプトを表示できます。呼び出しスタックでは、実行の完了を待機しているネストされた関数呼び出しの現在のリストが示されます。

各関数が含まれている個々のスクリプトを参照できます。

  1. デバッグコンソールパネルで、呼び出しスタック内にスクリプトの名前をダブルクリックします。

変数値の表示と変更

変数パネルで、変数とプロパティの値を表示および編集します。

変数値の表示

  1. 変数パネルで、変数パネルのメニューに表示する変数の種類を選択します。

    • 「定数を表示」は定数値(固定値を持つ変数)を表示します。

    • 「統計を表示」は、クラスのインスタンスではなく、クラスに属する変数を表示します。

    • 「アクセスできないメンバー変数を表示」は、別のクラスまたは名前空間にアクセスできない変数を表示します。これには、保護された変数、プライベート変数、名前空間内部の変数を含みます。

    • 「追加の 16 進表示を表示」では、10 進数値が表示されている場所に 16 進数値を追加します。これは主にカラー値の場合に便利です。10 進数値が 0 ~ 9 の場合、16 進数値は表示されません。

    • 「修飾名を表示」は、パッケージ名とクラス名の両方を持つ変数を表示します。

  2. 目的の変数が表示されるまで、FLA のオブジェクト構造のツリー表示を展開します。

変数の値の編集

  1. 変数パネルで、変数値をダブルクリックします。

  2. 新しい変数値を入力し、Enter キーを押します。以降のコード実行中に、この新しい値が使用されます。

コンパイラー警告の制御

コンパイルエラーパネルで ActionScript コンパイラーにより生成されるコンパイラー警告の種類を制御します。コンパイラーによりエラーが報告された場合、エラーをダブルクリックすると、エラーを引き起こしたコードの行に移動します。

  1. ファイル/パブリッシュ設定を選択します。
  2. 「Animate」をクリックします。

  3. 「ActionScript 設定」ボタンをクリックします。
  4. 「エラー」オプションからいずれかを選択します。
    • 「Strict モード」を選択すると、警告がエラーとして報告されます。これは、それらのエラーが存在する場合は、コンパイルに成功しないことを意味しています。
    • 「Warnings モード」を選択すると、ActionScript 2.0 コードを ActionScript 3.0 に更新するときに非互換性を検出するのに役立つ、追加の警告が報告されます。

Animate により ActionScript コードでエラーが検出されると、コンパイル中でも実行中でも、コンパイルエラーパネルでエラーが報告されます。コンパイルエラーパネルから、エラーが発生したコードの行に移動します。

  1. コンパイルエラーパネルでエラーをダブルクリックします。

ActionScript 3.0 SWF ファイルのリモートデバッグ

ActionScript 3.0 では、リモートの SWF ファイルを Animate のインストールディレクトリ¥Players¥Debug¥ ディレクトリにあるスタンドアローン、ActiveX またはプラグインのいずれかのバージョンの Debug Flash Player でデバッグすることができます。ただし、ActionScript 3.0 デバッガーでリモートデバッグできるのは、スタンドアローンデバッグプレーヤー、ActiveX コントロールまたはプラグインで再生される Animate オーサリングアプリケーションと同じローカルホストにあるファイルだけです。

ファイルのリモートデバッグを許可するには、「パブリッシュ設定」でデバッグを有効にします。デバッグパスワードを設定してファイルをパブリッシュすることにより、信頼できるユーザーだけがデバッグできるようにすることもできます。

JavaScript や HTML の場合と同様、ユーザーは ActionScript のクライアント側の変数を表示することができます。変数を安全に格納するには、ファイルに変数を格納するのではなく、サーバー側のアプリケーションに送信します。ただし、開発者には、ムービークリップの構造など公にできない職務上の機密がある場合もあります。このような場合もデバッグ用パスワードを使用すれば、作業内容を保護できます。

SWF ファイルのリモートデバッグの有効化とデバッグパスワードの設定

ActionScript 3.0 FLA ファイルでは、フレームスクリプト内のコードはデバッグできません。ActionScript 3.0 デバッガーでは、外部 AS ファイル内のコードのみデバッグできます。

  1. FLA ファイルを開きます。

  2. ファイル/パブリッシュ設定を選択します。

  3. パブリッシュ設定ダイアログボックスで、「」タブ(CS5)または「」カテゴリ(CS5.5)をクリックし、「デバッグを許可」を選択します。

  4. パブリッシュ設定ダイアログボックスを閉じ、次のいずれかのコマンドを選択します。

    • ファイル/書き出し/ムービーの書き出し

    • ファイル/パブリッシュ

  5. SWF ファイルをローカルマシンに置いたまま、ローカルホストでリモートデバッグセッションを実行するか、SWF ファイルを Web サーバーにアップロードします。

    SWF ファイルにはブレークポイントの情報がないため、リモートサーバーにアップロードするとコード単位での実行はできなくなります。コード単位での実行には、ローカルホストを使用します。

  6. Animate で、デバッグ/リモートデバッグセッションを開始/ActionScript 3.0 を選択します。

    ActionScript 3.0 のデバッガーパネルが開きます。デバッグ用 Player と接続するまで Animate は待機します。デバッグ用 Flash Player の起動には 2 分間かかります。2 分を超えても起動しない場合は、この手順を繰り返します。

  7. Flash Player プラグイン、ActiveX コントロール、またはスタンドアローンプレーヤーのデバッグバージョンで、SWF ファイルを開きます。デバッグ用スタンドアローンプレーヤーは、Animate のインストールディレクトリ¥Players¥Debug¥ ディレクトリにあります。ほかのコンピューターにあるファイルとは接続しないでください。デバッガーがブレークポイントの情報を受け取れなくなります。

    デバッグプレーヤーが ActionScript 3.0 のデバッガーパネルに接続すると、デバッグセッションが開始します。

    注意:

    AIR 3.4 用のデフォルトのネットワークインターフェイスを選択した場合、リモートデバッグは機能しません。代わりに、システムのネットワークインターフェイス名と IP アドレスを指定するためのオプションを選択してください。

リモートからのデバッガーの起動

  1. まだ開いていなければ、Animate オーサリングアプリケーションを開きます。

  2. デバッグ/リモートデバッグセッションを開始/ActionScript 3.0 を選択します。

  3. ブラウザーかスタンドアローン Player のデバッグバージョンで、リモートでパブリッシュされている SWF ファイルを開きます。

    リモートデバッグダイアログボックスが表示されない場合、SWF ファイル内で右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(Mac OS)してコンテキストメニューを表示し、「デバッガー」を選択します。

  4. リモートデバッグダイアログボックスで、「ローカルホスト」をオンにし、開くファイルを選択します。

    SWF ファイルの表示リストがデバッガーに表示されます。SWF ファイルが再生されない場合は、デバッガーが一時停止している可能性があります。「続行」をクリックして再生を開始してください。

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