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ドキュメントをテーマ別に構成するには、シーンを使用します。例えば、ムービーの導入部、ロード画面、各種クレジットを、それぞれ別個のシーンを使用して作成できます。シーンを使用することにはデメリットもありますが、場合によってはデメリットがほとんど問題にならないことがあります。例えば、長いアニメーションを作成する場合などはシーンの利用が適しています。各シーンは単一の FLA ファイルに含まれるので、シーンを使用することにより、大量の FLA ファイルを管理する手間が省けます。
シーンの使用は、複数の FLA ファイルを使用して、より大きなプレゼンテーションを作成するのに似ています。各シーンにはタイムラインがあります。ドキュメント内の各フレームには、シーンを通して連続番号が付けられます。例えば、それぞれ 10 個のフレームを持つ 2 つのシーンでドキュメントが構成される場合は、シーン 2 のフレームに 11 ~ 20 の番号が付けられます。ドキュメント内のシーンは、シーンパネルにリストされる順序で再生されます。再生ヘッドがシーンの最終フレームに達すると、再生ヘッドは次のシーンに進みます。
シーンのデメリット
SWF ファイルをパブリッシュすると、各シーンのタイムラインは、SWF ファイル内の 1 つのライムラインに結合されます。SWF ファイルをコンパイルすると、1 つのシーンを使って FLA ファイルを作成したかのように動作します。このような動作により、シーンには次のようなデメリットがあります。
シーンを使用するとドキュメントの編集作業が複雑になりやすく、特に複数の作成者がいる環境では混乱が発生しがちです。FLA ドキュメントを使用しているユーザーは、FLA ファイル内のいくつものシーンの中からコードとアセットを見つけなくてはならなくなります。代わりに外部 SWF コンテンツのロードやムービークリップの使用を検討してください。
多くの場合、シーンを使用すると SWF ファイルは大きくなります。シーンを使用すると多くのコンテンツを 1 つの FLA ファイルに配置することになるので、FLA ファイルと SWF ファイルが大きくなります。
シーンを使用すると、ユーザーが SWF ファイル全体を表示する予定がなかったり、SWF ファイル全体の表示を望んでいなくても、SWF ファイル全体をプログレッシブダウンロードすることが強制されます。一方、シーンを使用しない場合は、ユーザーが SWF ファイルを操作するときに、ダウンロードするコンテンツを制御できます。
ActionScript とシーンを組み合わせると、予測できない結果が生じることがあります。各シーンのタイムラインは 1 つのタイムラインに圧縮されているため、ActionScript とシーンの間でエラーが発生することがあります。この種のエラーでは、複雑で手間のかかるデバッグが必要となるのが普通です。
シーン再生の制御
シーンが終了するたびにドキュメントを停止または一時停止する場合、またはユーザーがドキュメントのシーン表示をコントロールできるようにする場合は、ActionScript を使用します。詳しくは、ActionScriptを参照してください。
シーンパネルの表示
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ウィンドウ/他のパネル/シーンを選択します。
シーンの追加
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挿入/シーンを選択するか、シーンパネルで「シーンの追加」ボタン をクリックします。
シーンの削除
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シーンパネルで「シーンの削除」ボタン をクリックします。
シーン名の変更
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シーンパネルでシーン名をダブルクリックして、新しい名前を入力します。
シーンの複製
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シーンパネルで「シーンの複製」ボタン をクリックします。
ドキュメント内のシーンの順序変更
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シーンパネル内の他の場所までシーン名をドラッグします。
特定のシーンの表示
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次のいずれかの操作を行います。
表示/移動を選択し、サブメニューからシーン名を選択します。
ドキュメントウィンドウの右上隅の「シーンの編集」ボタンをクリックし、ポップアップメニューからシーン名を選択します。