概要

InDesign ドキュメントを EPUB に書き出して、EPUB リーダーで出力を表示できます。

リフロー可能な EPUB 形式でドキュメントを書き出すことを選択できます。リフロー可能な EPUB ドキュメントの場合、EPUB リーダーは表示デバイスに応じてコンテンツを最適化できます。

ドキュメントが eInk デバイスのユーザーを対象としている場合には、リフロー可能な形式が適しています。また、リーダーのフォントやサイズを変更するオプションを提供する場合にも、リフロー可能な形式が推奨されます。

固定レイアウト形式でドキュメントを書き出すことを選択できます。固定レイアウト形式では、ドキュメントにオーディオ、ビデオ、および Edge コンテンツを含めることができます。

ナビゲーションボタン、ページ遷移、アニメーション、ハイパーリンクなどのコントロールを含んだインタラクティブドキュメントを、固定レイアウト形式で書き出すこともできます。

固定レイアウト形式は、多数のグラフィック、オーディオ、ビデオコンテンツを含んでいるドキュメントに適しています。この形式は子供の本、料理本、教科書、および漫画本に適しています。

テキストのサポート

固定レイアウト形式で書き出されるドキュメントを作成するときにサポートされるテキストオプションは、以下のとおりです。

  • テキストはラスタライズされません。つまり、ライブテキストは検索および選択の対象になります。
  • ライブテキストは水平方向と垂直方向にスケーリングすることができます。
  • タブリーダーを含めることができます。
  • 言語属性は、タグでマークアップされます。
  • タグは、CSS クラスによってマークアップされます。
  • URL、テキストアンカー、およびページに対するハイパーリンクおよび相互参照がテキスト上でサポートされています。

EPUB に書き出すためにドキュメントにテキストを含める場合には、以下の制限事項にも注意してください。

  • カーニングは個々の字形でサポートされておらず、単語のすべての文字に文字間隔として分配されます。
  • OpenType 機能によって生成されるスモールキャップス、オールキャップス、分数などの代替字形は、デバイスのサポートが限定的であるため、サポートされていません。
  • 中東の右から左へのテキストフレームは、依然として適切にサポートされていません。

日本語テキストのサポート

固定レイアウト形式に書き出す際には、次の日本語機能オプションを使用できます。

  • Ruby テキストはライブで、出力でラスタライズされません。
  • ライブテキストで割注がサポートされます。
  • ライブテキストで文字回転がサポートされます。
  • 合成フォントがサポートされます。
  • 縦組みテキストフレームは、回転したグリフも含めてサポートされます。

EPUB に書き出すためにドキュメントに日本語テキストを含める場合には、以下の制限事項にも注意してください。

  • 縦書きのテキストフレームでは、日本語の縦中横はサポートされません。
  • 日本語の表意文字のポジショニングは、True Type フォントを使用した場合に失われます。
  • 日本語の圏点フォントは、ライブテキストでラスタライズされます。

固定レイアウト形式で書き出されるドキュメントを作成するときにサポートされるハイパーリンクオプションは、以下のとおりです。

  • テキストベースのハイパーリンクと相互参照
  • オブジェクトベースのハイパーリンク
  • ページのハイパーリンク(テキストベースのハイパーリンクとオブジェクトベースのハイパーリンクの両方)

書き出しプロセスでは、EPUB 出力に次のナビゲーション機能が提供されます。

NAV ランドマーク

NAV ランドマークは、「オブジェクト書き出しオプション」ダイアログで指定された epub:type の値に基づいて、固定レイアウト形式とリフロー可能形式の両方で生成されます。

最初に見つかった値だけがランドマークに追加されます。

EPUB 2

InDesign では、OPF ファイル内の EPUB 2 セクションがサポートされます。InDesign では、カバーおよび print 目次オプションが自動的に検出されます。テキストタイプを判別するため、InDesign は、「オブジェクト書き出しオプション」ダイアログに指定された epub:type の値を使用します。

NAV ページリスト

(固定レイアウト形式)。InDesign では、ページ番号の文字列をそのページから生成される XHTML ファイルにマッピングすることによって、ページリストを生成します。

ブックの CSS の生成

ブックを Epub に書き出す際に、書き出しプロセスによってブック内の各ドキュメントに CSS が生成されます。各ドキュメント CSS は、そのドキュメントに固有のスタイルを定義します。このプロセスでは、ブック内のドキュメント全体で使用される一般的なスタイルを含んだマスター CSS も作成されます。

EPUB への書き出し

ドキュメントやブックは、リフロー可能レイアウトまたは固定レイアウトの EPUB 形式で書き出すことができます。

  1. 次のいずれかの操作をおこないます。

    • ドキュメントを開き、ファイル書き出しを選択します。

    • ブックを開き、ブックパネルメニューで「ブックを EPUB に書き出し」を選択します。

  2. ファイル名と場所を指定します。

  3. 「ファイルの種類」(Windows)または「形式」(Macintosh)リストから「EPUB(固定レイアウト)」または「EPUB(リフロー可能)」を選択し、「保存」をクリックします。

  4. EPUB 書き出しオプションダイアログボックスで、必要なオプションを指定し、「OK」をクリックします。

    詳しくは、固定レイアウト書き出しオプションまたはリフロー可能書き出しオプションを参照してください。

XHTML ベースのコンテンツを含む単一の .epub ファイルが作成されます。ファイルを表示するには、EPUB リーダーが必要です。Adobe Digital Editions リーダー(アドビ システムズ社の Web サイトから無償でダウンロード可能)も使用できます。

.epub ファイルは .zip ファイルです。.epub ファイルのコンテンツを表示および編集するには、拡張子を .epub から .zip に変更して、コンテンツを抽出します。これは、CSS ファイルを編集する場合に便利です。

書き出された .epub ファイルに、カバー画像が含まれる場合があります。カバーとして使用する画像を選択できます。または、InDesign で、書き出されたドキュメント、スタイルソースドキュメントまたは書き出されたブック内の最初のページをラスタライズすることができます。サムネール画像は、EPUB リーダーや Digital Editions リーダーのライブラリビューに表示されます。

固定レイアウト書き出しオプション

一般

バージョン

EPUB のバージョン。

EPUB 3.0

オーディオ、ビデオ、Javascript、日本語の縦書き文字がサポートされます。

EPUB 3.0 規格をサポートしていないデバイスではサポートされません。

EPUB 3.0 は、2011 年に IDPF によって承認された規格です。

カバー

eBook のカバー画像。次のいずれかを選択します。

なし

カバー画像は追加されません。

最初のページをラスタライズ

このオプションを選択すると、InDesign によって、eBook の最初のページをラスタライズして画像が作成され、カバーとして使用されます。

画像を選択

カバーとして使用するコンピューター上の画像ファイルを選択します。

ナビゲーション目次

EPUB ビューアの目次のナビゲーションオプションを指定します。

複数レベル(目次スタイル)を使用してサイドバーナビゲーションを作成するか、ファイル名を使用します。

ファイル名

ファイル名に基づいて目次を生成します。

複数レベル(目次スタイル)

選択した目次スタイルに基づいて目次を生成します。
目次スタイルメニューから、eBook 内で目次を構築するための目次スタイルを指定します。
レイアウト目次スタイルを選択して、eBook 用の特別な目次スタイルを作成することもできます。

ブックマーク

(EPUB 3)InDesign ドキュメントで作成したブックマークに基づいて目次を生成します。

InDesign では、ローカルまたは外部(ブックから)のテキストアンカーとページがサポートされます。外部のテキストアンカーやページは、InDesign で目次を作成して、PDF ブックマークの作成を指定することによって生成することができます。

詳しくは、ブックマークを参照してください。

オプション

ページアイテムの書き出し順序を指定します。

ドキュメント設定を基準にする

InDesign では、ドキュメント設定ダイアログボックス(ファイル/ドキュメント設定)で定義した設定に基づいてスプレッドコントロールが判別されます。

スプレッドを横置きページに変換

スプレッドを横置きページに変換します。

合成スプレッドを有効にする

ドキュメントの合成スプレッドを書き出せるようにします。

スプレッドを無効にする

スプレッドは EPUB の出力に書き出されません。

変換設定

画像変換メニューから、EPUB への画像の書き出し方法を指定します。

形式

ドキュメントの最適化画像を GIFJPEG または PNG のいずれに変換するかを選択します。

自動

各画像で使用する形式が、InDesign によって決定されるようにします。

PNG

画像圧縮設定を無効にします。データ損失のない画像や、透明を含む画像には、PNG を使用します。

解像度(PPI)

画像の解像度を ppi で選択します。オペレーティングシステムは 72 ppi または 96 ppi で標準化されていますが、モバイルデバイスは 132 ppi(iPad)~172 ppi(Sony リーダー)、300 ppi(iPhone 4)以上と範囲が異なります。
選択したオブジェクトごとに ppi 値を選択できます。値には、72、96、150(現在のすべての eBook デバイスの平均)、および 300 があります。

GIF オプション(パレット)

最適化 GIF ファイルを作成する場合の、InDesign でのカラーの処理を調整します。GIF 形式は、256 色以下のカラーパレットを使用しています。

使用中の色に合わせて割り付ける(ディザなし)

ディザ処理(色の小さな点を混ぜて存在しない色を表現する)をせずに、グラフィックで中心的に使われているカラーを抽出してパレットを作成します。

Web

Web セーフカラー(Windows および Mac OS のシステムカラーのサブセット)を使用してパレットを作成します。

「システム(Windows)」または「システム(Mac OS)」

組み込みのシステムカラーパレットを使用してパレットを作成します。このオプションを使用すると、予期しない結果が生じることがあります。

インターレース

表示されていない行を埋めるようにして、徐々に画像を読み込みます。このオプションを選択していない場合、ぼやけて表示されていた画像が、元の解像度に近くなるにつれて徐々に明確になります。

JPEG オプション/形式

ブラウザーで JPEG 画像が含まれるファイルを開いてから、その画像が表示されるまでの速さを指定します。

プログレッシブ

Web ブラウザーにダウンロードされるにしたがって、徐々に JPEG 画像の詳細が表示されるようにします。
このオプションを指定して作成されたファイルは、サイズがやや大きくなります。また、表示のためにより多くのメモリが必要になります。
各 JPEG ファイルがダウンロードされた後にのみ表示するベースラインを選択します。画像がダウンロードされるまでは、プレースホルダーが表示されます。

ベースライン

各 JPEG ファイルを、ダウンロードの完了後にのみ表示します。
画像がダウンロードされるまでは、プレースホルダーが表示されます。

JPEG オプション/画質

出力内に作成される JPEG 画像ごとに、必要な画質を選択します。
「低画質」を選択すると、ファイルサイズは最小になり、画質も最も低くなります。

EPUB の書き出し(固定レイアウト)ダイアログボックスの「アプリケーションを表示」セクションには、次のようなオプションがあります。

書き出し後 EPUB を表示

EPUB の読み取り用に選択されているアプリケーションが使用可能であれば、そのデフォルトアプリケーションで EPUB を開きます。

リフロー可能と固定レイアウトの両方の書き出しオプションダイアログボックスに適用されます。

EPUB アプリケーション   バージョン   対応 非対応
Mac
Apple iBooks 1.0.1  
Oxygen 14.1  
Kindle Previewer 2.92  
Sigil 0.7.4  
Kindle 1.10.6  
VitalSource Bookshelf 6.2  
Apple Book Proofer 1.0.1 EPUB にフォントを埋め込めない
Windows
Sigil 0.7.4  
Kindle Previewer 2.92  
Adobe Digital Editions 3.0.86137  
Calibre 1.26  
Oxygen 15  
Azardi 2.0  
Kobo 3.6.0  

メタデータ

書き出すファイルに、ドキュメント(ブックを選択した場合はスタイルソースドキュメント)のメタデータを含めます。

識別子

(読み取り専用)EPUB ドキュメントにはそれぞれ固有の識別子が必要です。固有の識別子は自動的に作成され、表示されます。

タイトル

EPUB のタイトルを入力します。

作成者

EPUB の作成者の名前を入力します。

日付

EPUB が作成された日付を指定します。

説明

EPUB の説明を入力します。

出版社

eBook メタデータに含める発行側の情報を指定します。例えば、発行者の URL を指定できます。

権利

著作権情報をここに入力します。

サブタイトル

EPUB のサブタイトルを入力します。

CSS

スタイルシートを追加

EPUB への書き出しで使用される、既存の CSS スタイルシートの URL を指定します。
InDesign では CSS の存在や有効性は検証されません。外部 CSS の設定は Dreamweaver を使用して確認できます。

削除

選択したスタイルシートを削除します。

Javascript

Javascript

既存の JavaScript への URL を指定します。InDesign では、JavaScript の存在や有効性は検証されないため、JavaScript の設定を確認する必要があります。

リフロー可能なレイアウト書き出しオプション

一般

バージョン

EPUB のバージョンを指定します。

EPUB 2.0.1

EPUB 2.0.1 は 2007 年に IDPF によって承認された規格です。この形式は、幅広いモバイルデバイスでサポートされています。

EPUB 3.0

EPUB 3.0 は 2011 年に IDPF によって承認された規格です。この形式では、オーディオ、ビデオ、Javascript、日本語の縦書き文字もサポートされています。これは、EPUB 3.0 規格をサポートしていないリーダーおよびデバイスでは動作しません。

カバー

eBook のカバー画像を指定します。次のいずれかを選択します。

なし

カバー画像は追加されません。

最初のページをラスタライズ

このオプションを選択すると、InDesign によって、eBook の最初のページをラスタライズして画像が作成され、カバーとして使用されます。

画像を選択

カバーとして使用するコンピューター上の画像ファイルを選択します。

ナビゲーション目次

EPUB ビューアの目次のナビゲーションオプションを指定します。

複数レベル(目次スタイル)を使用してサイドバーナビゲーションを作成するか、ファイル名を使用します。

ファイル名

ファイル名に基づいて目次を生成します。

複数レベル(目次スタイル)

選択した目次スタイルに基づいて目次を生成します。目次スタイルメニューから、eBook 内で目次を構築する際に使用する目次スタイルを指定します。レイアウト目次スタイルを選択して eBook 用の特別な目次スタイルを作成することもできます。

順序

ページアイテムの書き出し順序を指定します。

ページレイアウトを基準にする

ページ上のアイテムの位置によって読み上げ順序が決まります。

ページレイアウトを基準にする」を選択した場合、ページオブジェクトの読み上げ順序は左から右へおよび上から下へ、になります。場合によっては(特に、複雑な複数段組ドキュメントの場合は)、デザイン要素が目的の読み上げ順序に表示されないことがあります。コンテンツを再配置およびフォーマットするには、Dreamweaver を使用します。

(アジア言語版のみ)「ページレイアウトを基準にする」を選択した場合、ページオブジェクトの読み上げ順序は、ドキュメントの綴じ方(左から右または右から左)に従って決定されます。場合によっては(特に、複雑な複数段組ドキュメントの場合は)、書き出されたデザイン要素が目的の読み上げ順序に表示されないことがあります。コンテンツを再配置およびフォーマットするには、Dreamweaver を使用します。

XML 構造と同じ

構造ウィンドウでのタグの順序に従って読み取り順序が決定されます。ページアイテムのタグ付けを参照してください。

アーティクルパネルと同じ

アーティクルパネルのエレメントの順序に従って読み取り順序が決定されます。チェック済みのアーティクルのみが書き出されます。書き出しにアーティクルを含めるを参照してください。

テキスト

脚注

次のオプションから脚注の配置を選択します。

  • 段落の後:脚注を段落の後に配置します。
  • セクションの最後(文末脚注):脚注を文末脚注に変換するには、このオプションを選択します。
  • ポップアップ表示(EPUB3):脚注をポップアップ内に配置するには、このオプションを選択します。

ドキュメントの脚注オプションを使用して脚注を追加し、罫線(例えば、10 ポイントの線幅)を指定する場合、この水平の罫線は、書き出し時にリフロー可能な EPUB でサポートされます。

オプション/強制改行を削除

書き出した eBook 内のソフトリターンをすべて削除します。

リスト/記号

箇条書きの段落をリストアイテムに変換するには「番号なしリストにマップ」を選択します。リストアイテムは、HTML で <ul> タグを使用してフォーマットされます。
<p> タグを使用して箇条書き記号をテキストとしてフォーマットするには「テキストに変換」を選択します。InDesign のネイティブの自動箇条書きを使用した場合は、小段落の箇条書きも対象となります。

リスト/番号

HTML ファイルでの番号の変換方法を指定します。InDesign の自動番号リストを使用した場合は、下位レベルの段落の箇条書きも対象となります。

番号付きリストにマップ

自動番号リストをリストアイテムに変換します。リストアイテムは HTML で <ol> タグを使用してフォーマットされます。

テキストに変換

自動番号リストを、番号を含め、テキストとして現在の番号で始まる段落に変換します。

オブジェクト

画像変換メニューから、HTML への画像の書き出し方法を指定します。

レイアウトのアピアランスを保持

オンにすると、画像オブジェクト属性がレイアウトから継承されます。

変換設定/解像度(ppi)

画像の解像度を ppi で選択します。オペレーティングシステムは 72 ppi または 96 ppi で標準化されていますが、モバイルデバイスは 132 ppi(iPad) ~ 172 ppi(Sony リーダー)、300 ppi(iPhone 4)以上と解像度が異なります。選択したオブジェクトごとに ppi 値を選択できます。値には、72、96、150(現在のすべての eBook デバイスの平均)、および 300 があります。

CSS/レイアウト

画像の左端揃え、中央揃え、右端揃えを指定します。上下の間隔も指定できます。

CSS/改ページを挿入

画像に改ページを挿入します。改ページは、画像の前画像の後、または画像の前後に挿入できます。

変換設定

形式

ドキュメントの最適化画像を GIFJPEG または PNG のいずれに変換するかを選択します。各画像でどの形式を使用するかを InDesign で決定されるようにするには、「自動」を選択します。「PNG」を選択すると、画像圧縮設定が無効になります。データ損失がない画像、または透明を含む画像には「PNG」を使用します。

GIF オプション(パレット)

最適化 GIF ファイルを作成する場合の、InDesign でのカラーの処理を調整します。GIF 形式は、256 色以下のカラーパレットを使用しています。

使用中の色に合わせて割り付ける(ディザなし)

ディザ処理(色の小さな点を混ぜて存在しない色を表現する)をせずに、グラフィックで中心的に使われているカラーを抽出してパレットを作成します。

Web

Web セーフカラー(Windows および Mac OS のシステムカラーのサブセット)を使用してパレットを作成します。

「システム(Windows)」または「システム(Mac OS)」

組み込みのシステムカラーパレットを使用してパレットを作成します。このオプションを使用すると、予期しない結果が生じることがあります。

インターレース

表示されていない行を埋めるようにして、徐々に画像を読み込みます。このオプションを選択していない場合、ぼやけて表示されていた画像が、元の解像度に近くなるにつれて徐々に明確になります。

JPEG オプション/形式

ブラウザーで JPEG 画像が含まれるファイルを開いてから、その画像が表示されるまでの速さを指定します。

プログレッシブ

Web ブラウザーにダウンロードされるにしたがって、徐々に JPEG 画像の詳細が表示されるようにします。
このオプションを指定して作成されたファイルは、サイズがやや大きくなります。また、表示のためにより多くのメモリが必要になります。
各 JPEG ファイルがダウンロードされた後にのみ表示するベースラインを選択します。画像がダウンロードされるまでは、プレースホルダーが表示されます。

ベースライン

各 JPEG ファイルを、ダウンロードの完了後にのみ表示します。
画像がダウンロードされるまでは、プレースホルダーが表示されます。

JPEG オプション/画質

出力内に作成される JPEG 画像ごとに、必要な画質を選択します。
「低画質」を選択すると、ファイルサイズは最小になり、画質も最も低くなります。

オブジェクト書き出し設定を無視

個々の画像に適用されたオブジェクト書き出し設定を無視します。オブジェクト書き出しオプションの適用を参照してください。

メタデータ

書き出すファイルには、ドキュメント(ブックを選択した場合はスタイルソースドキュメント)のメタデータが含まれます。EPUB - リフロー可能なレイアウト書き出しダイアログボックスのメタデータセクションには、次のオプションがあります。

識別子

(読み取り専用)EPUB ドキュメントにはそれぞれ固有の識別子が必要です。固有の識別子は自動的に作成され、表示されます。

タイトル

EPUB のタイトルを入力します。

作成者

固定レイアウト EPUB の作成者の名前を入力します。

日付

EPUB が作成された日付を指定します。

説明

EPUB の説明を入力します。

出版社

発行者の情報(発行者の URL など)を入力します。

権利

EPUB の著作権関連の情報を入力します。

サブタイトル

EPUB のサブタイトルを入力します。

HTML と CSS

カスケーディングスタイルシート (CSS) は、Web ページのコンテンツの外観を制御するフォーマットルールの集まりです。ページのフォーマットに CSS を使用すると、コンテンツと表示を切り分けることができます。EPUBの書き出し(リフロー)ダイアログボックスの「CSS」セクションには、次のオプションがあります。

HTML にクラスを含めない

HTML にクラスを含めない場合は、このオプションを選択します。これにより、HTML 書き出し中にタグ内に存在するクラス属性と ID 属性が削除されます。HTML 内に存在する重複する div タグも削除されます。

HTML にクラスを含める

HTML にクラスを含めるには、このオプションを選択します。

CSS を生成

書き出されるファイルのために外部 CSS を InDesign で生成するかどうかを指定します。CSS を生成せずにドキュメントまたはブックを EPUB に書き出すと、スタイルに関連付けられているクラスのみが HTML タグでマークアップされます。オーバーライドクラスは作成されません。

ローカルオーバーライドを保持

斜体や太字などのローカル書式設定を含めます。

埋め込みフォントを含む

埋め込み可能なすべてのフォントを eBook に含めます。各フォントには、埋め込みが可能かどうかを示す埋め込みビットが含まれています。

スタイルシートを追加

既存の CSS スタイルシートの URL を指定します。InDesign では CSS の存在や有効性は検証されません。外部 CSS の設定は Dreamweaver を使用して確認できます。

Javascript

Javascript

既存の JavaScript への URL を指定します。InDesign では、JavaScript の存在や有効性は検証されないため、JavaScript の設定を確認する必要があります。

オブジェクト書き出しオプション

オブジェクト書き出しオプションダイアログのオプションを使用して、EPUB 書き出しの際にドキュメント内のオブジェクトがどのように処理されるか指定します。

  1. オブジェクト書き出しオプションダイアログを開いて(オブジェクト/書き出しオプション)、「EPUB および HTML」セクションに移動します。

  2. 「レイアウトのアピアランスを保持」リスト内の、次のオプションから選択します。

    デフォルト

    オブジェクトの処理は、書き出しダイアログの設定によって決まります。
    これは、リフロー可能な形式の場合は「変換」タブの設定によって制御されます。

    グラフィックオブジェクトに既存の画像を使用

    オブジェクトに画像が含まれており、その画像が EPUB 書き出しと互換性がある(JPG、PNG、GIF)場合、CSS を使用してコンテナがスタイル設定され、画像は処理されません。

    コンテナをラスタライズ

    これは、リフロー可能書き出し/変換セクションの「レイアウトのアピアランスを保持」と同じです。オブジェクト全体がラスタライズされるので、アピアランスが保持されます。
    オブジェクトがテキストフレームの場合、テキストがライブテキストではなくなります。

    コンテンツをラスタライズ

    オブジェクトのコンテンツはラスタライズされるので、オブジェクトやコンテナのスタイル設定は CSS によって制御されます。InDesign で表示されたときのような、完全な表示にならない場合があります。

  3. (リフロー可能 EPUB)サイズリストの以下のオプションから選択して、内部固定コンテンツを持たない画像などのオブジェクトの縦横比を維持します。

    なし

    オブジェクトからマップされたタグに対して、CSS の幅または高さは生成されません。オブジェクトのサイズは内部のコンテンツがあれば、それによって決まります。 CSS ルールに従い、縦横比は維持されません。

    デフォルト

    CSS サイズは、書き出しダイアログ/オブジェクトタブの設定によって決まります。

    固定

    CSS のサイズは、オブジェクトの寸法をポイント単位で計算し、同じ寸法を CSS でピクセルとして定義することで決まります。オブジェクトの縦横比は維持されます。

    テキストの方向を基準にする

    CSS の幅は、オブジェクトの幅を取り、それをテキストフローを含むテキストフレームの幅に対する比率として表現することによって決まります。オブジェクトの縦横比は維持されます。

    テキストサイズを基準にする

    CSS の高さは、オブジェクトの高さをポイント単位で取り、EM あたり 12pts で EM に変換することによって決まります。オブジェクトの縦横比は維持されます。

    幅/高さのカスタム設定

    有効な CSS 単位は、cmmminptpxvhvwvmin、および vmax です。 オブジェクトの縦横比は維持されます。

    注意:

    これらのオプションは、メインフローテキストフレームには適用されません。

    注意:

    Edge Animate を含んでいるオブジェクトでは、相対測定はサポートされません。

EPUB のリソース

EPUB 形式について詳しくは、次のリンクを参照してください。

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