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平等な言葉遣い:アドビのコアとなる包括性の価値を反映するために、InDesign 2022(バージョン 17.0)以降の非包括的言語を置き換えます。英語、デンマーク語、ハンガリー語、スペイン語、イタリア語、ブラジル語、ポルトガル語、および日本語のロケールのヘルプ記事では、マスターページへの参照はすべて親ページに置き換えられます。
グラフィックを配置すると、ドキュメント内には実際のファイルではなく、ファイルの画面表示用バージョンが配置され、それを使用して内容を確認したり、位置を変更したりすることができます。ただし、実際のグラフィックファイルがリンクされていたり、埋め込まれていたりすることもあります。
リンクされたアートワークは、リンク先のドキュメントから独立したままドキュメントに配置されます。その結果、ドキュメントのサイズは埋め込みの場合より小さくなります。リンクされたアートワークは変形ツールおよび効果を使用して編集できますが、アートワークの各構成要素を選択して編集することはできません。リンクされたグラフィックは、ドキュメントのサイズを大幅に拡大することなく、何度も使用できます。また、すべてのリンクを一度にまとめて更新することもできます。書き出しまたは出力を行うと、元のグラフィックが取得され、元データの解像度から最終的な出力が生成されます。
埋め込まれたアートワークは、データそのままの解像度でドキュメントにコピーされます。その結果、ドキュメントのサイズはリンクの場合より大きくなります。ファイルのバージョンを管理して、必要に応じてファイルを更新できます。アートワークが埋め込まれていれば、そのドキュメントを書き出しする際に他のファイルは必要ありません。
アートワークがリンクと埋め込みのどちらであるかを確認したり、アートワークのステータスを変更したりするには、リンクパネルを使用します。
配置するビットマップ画像が 48K 以下の場合は、画面表示用バージョンの代わりに元の解像度の画像が InDesign のファイル内に自動的に埋め込まれます。InDesign は、これらの画像をリンクパネルに表示するので、必要に応じてファイル状況の管理や更新が可能ですが、画像自体が埋め込まれているので、出力時にリンク元の画像ファイルは必要ありません。
ドキュメントを別のフォルダーやディスクに移動するとき(印刷・出力会社に渡すときなど)は、ドキュメントに保存されていないリンクされたグラフィックファイルも必ず移動するようにしてください。プリフライト機能とパッケージ機能を使用すれば、すべての関連ファイルを自動的にコピーできます。
リンクパネルの概要
ドキュメント上に配置されたすべてのファイルは、リンクパネルに一覧表示されます。リンクパネルの一覧には、ローカル(ディスク上の)ファイルとサーバー上で管理されているファイルの両方が含まれます。ただし、Internet Explorer で表示された web サイトからペーストされたファイルについてはこのパネルには表示されません。
InCopy では、リンクパネルに、リンクストーリーも表示されます。リンクパネルでリンクストーリーを選択すると、リンクパネルの「リンク情報」セクションに、注釈の数、管理ステータス、トラックされた変更のステータスなどの情報が表示されます。
A. カテゴリー列 B. リンク情報の表示 / 非表示 C. 1 つまたは複数のインスタンス変更アイコン D. 変更アイコン E. 無効なリンクアイコン F. 埋め込みリンクアイコン
同じグラフィックがドキュメントで 2 回以上使用されている場合、複数のリンクはインスタンスとして、リンクパネルの三角形アイコンの中に入れ子になります。リンクされた EPS グラフィックまたは InDesign ドキュメントにリンクが含まれている場合、そのリンクも三角形アイコンの中に入れ子になります。
リンクしているファイルは、次の状態がリンクパネルに表示されます。
最新
最新のファイルは、ステータス列が空になります。
変更
このアイコンは、ディスク上にあるリンク元ファイルのバージョンが、ドキュメント内のバージョンより新しいことを示しています。例えば、Photoshop のグラフィックを InDesign に読み込んだ後、別のユーザーが Photoshop 上でオリジナルのグラフィックを編集して上書き保存した場合などに表示されます。
グラフィックが変更されており、1 つまたは複数のインスタンスが、他のインスタンスが更新されないときに更新されると、わずかに異なるバージョンの変更アイコンが表示されます。
無効
このアイコンは、グラフィックファイルが読み込み元の場所に見つからないことを示しています。他のユーザーが元のファイルを削除したり、読み込み後に別のフォルダーまたはサーバーに移動したりすると、リンクが無効になることがあります。元のグラフィックへのリンクが復元されるまでは、グラフィックが最新のものかどうかは判断できません。このアイコンが表示されているときにドキュメントの印刷または書き出しを行うと、グラフィックは元の解像度で印刷または書き出しできない場合があります。
埋め込み
リンクしているファイルの内容を埋め込むと、そのリンクの管理機能は停止します。選択されたリンクが、再リンクや「配置」コマンドによってファイルを置換した直後の場合は、このオプションは使用できません。ファイルの埋め込みを解除すると、リンクの管理機能が復元されます。
リンクされたオブジェクトが特定のドキュメントページに表示されない場合は、PB(ペーストボード)、PP(親ページ)、OV(オーバーセットテキスト)、HT(非表示のテキスト)のコードが、オブジェクトが表示される場所を示します。
リンクパネルの使用
- リンクパネルを表示するには、ウィンドウ/リンクを選択します。リンクパネルでは、リンクしているファイルと自動的に埋め込まれたファイルを、それぞれファイル名で識別できます。
- リンクされたグラフィックを選択して表示するには、リンクパネルでリンクを選択し、リンクへ移動ボタン をクリックし、ページ列のリンクのページ番号をクリックするか、リンクパネルメニューで「リンクへ移動」を選択します。InDesign により、選択したグラフィックがドキュメントウィンドウの中央に表示されます。非表示のオブジェクトを表示するには、レイヤー(アンカー付きオブジェクトの場合は条件)を表示します。
- 入れ子になったリンクを展開するまたは折りたたむには、リンクの左側の三角形アイコンをクリックします。入れ子になったリンクは、同じグラフィックがドキュメントに 2 回以上表示される場合や、リンクされた EPS グラフィックまたは InDesign ドキュメントにリンクが含まれる場合に発生します。
- パネルのリンクをソートするには、リンクパネルの最上部にあるカテゴリーのタイトルをクリックし、そのカテゴリーでソートします。順序を逆にするには、同じカテゴリーをもう一度クリックします。例えば、ページカテゴリーをクリックすると、最初のページから最後のページの順にリンクが表示されます。「ページ」をもう一度クリックすると、リンクは最後のページから最初のページの順にソートされます。リンクパネルに列を追加するには、「パネルオプション」を使用します。
リンクパネルの列の操作
「作成日」や「レイヤー」などの別のカテゴリーをリンクパネルに表示して、グラフィックに関する詳細な情報を表示することができます。各カテゴリーについて、情報をリンクパネルの列として表示するか、リンクパネル下部の「リンク情報」セクションに表示するかを指定できます。
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リンクパネルメニューからパネルオプションを選択します。
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リンクパネルに列を追加するには、「コラムを表示」のチェックボックスをオンにします。
Folder 0 はリンクされたファイルが含まれるフォルダー、Folder 1 は Folder 0 が含まれるフォルダーで、その後も同様です。
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リンクパネル下部の「リンク情報」セクションに情報を表示するには、「リンク情報を表示」のチェックボックスをオンにします。
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「OK」をクリックします。
列の順序は、列を選択するか、その列を別の位置にドラッグすることで変更できます。列の幅を変更するには、列の境界をドラッグします。リンクをカテゴリーの昇順にソートするには、そのカテゴリーのタイトルをクリックします。降順にソートするには、もう一度クリックします。
リンクパネルの行とサムネールの変更
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リンクパネルメニューからパネルオプションを選択します。
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「行サイズ」で「行(小)」、「行(標準)」、「行(大)」を選択します。
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「サムネール」で、「名前」列とリンクパネル下部の「リンク情報」セクションにグラフィックのサムネール表現を表示するかどうかを指定します。
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「OK」をクリックします。
リンク情報の表示
リンクパネルの「リンク情報」セクションに、選択したリンクファイルに関する情報が表示されます。
リンクパネルの「リンク情報」セクションに表示される情報を変更するには、リンクパネルのメニューから「パネルオプション」を選択し、「リンク情報を表示」列のチェックボックスをオンにします。
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「リンク情報」セクションを表示するには、リンクをダブルクリックするか、またはリンクを選択し、リンク情報の表示 / 非表示アイコン(パネルの左下にある三角形)をクリックします。
リンクパネルを使用したメタデータの表示
リンクファイルまたは埋め込みファイルにメタデータが含まれる場合は、リンクパネルを使用してメタデータを表示できます。リンクファイルに関連したメタデータを編集または置換することはできません。
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リンクパネルでファイルを選択し、パネルメニューからユーティリティ/XMP ファイル情報を選択します。
ドキュメント内への画像の埋め込み
ドキュメントに配置したファイルへのリンクではなく、ファイルそのものをドキュメント内に埋め込む(保存する)ことができます。ファイルを埋め込むと、元のファイルへのリンクは失われます。リンクがないので、元のファイルが変更されてもリンクパネルに警告は表示されず、ファイルが自動的に更新されることもありません。
ファイルを埋め込むと、ドキュメントのファイルサイズが増加します。
リンクファイルの埋め込み
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リンクパネルのファイルを選択します。
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必要に応じて次の操作を行います。
リンクパネルメニューから「リンクを埋め込み」を選択します。
ファイルに複数のインスタンスがある場合は、親リンクを選択してからリンクパネルメニューの「[ファイル名] のすべてのインスタンスを埋め込み」を選択します。1 つのインスタンスだけを埋め込むには、そのインスタンスを選択し、「リンクを埋め込み」を選択します。
リンクパネル上で、ファイルは表示されたまま、埋め込みリンクアイコン が表示されます。
リンクパネルにテキストファイルが表示されている場合、リンクパネルメニューから「埋め込み」を選択してリンクを解除してください。テキストファイルを埋め込むと、テキストファイル名称はリンクパネルから削除されます。
リンクファイルの埋め込み解除
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リンクパネルで少なくとも 1 つの埋め込みファイルを選択します。
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次のいずれかの操作を行います。
リンクパネルメニューから「リンクを埋め込み解除」を選択します。ファイルに複数のインスタンスがある場合は、親リンクを選択してからリンクパネルメニューの「[ファイル名] のすべてのインスタンスを埋め込み解除」を選択します。
再リンクボタン をクリックするか、リンクパネルメニューから「再リンク」を選択します。
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リンク元のオリジナルファイル、またはドキュメントに保存された埋め込みデータから InDesign が作成したフォルダーを選択し、リンクさせます。
リンクの更新、復元、置き換え
リンクの状況をチェックしたり、グラフィックを更新された元ファイルや他のファイルと置き換えたりするには、リンクパネルを使用します。
ファイルへのリンクを更新または再設定(再リンク)しても、InDesign で実行された変形は保存されます(環境設定の「ファイル管理」で「再リンク時に画像サイズを保持」を選択した場合)。例えば、正方形のグラフィックを読み込み、30 度回転してから、回転していないグラフィックに再リンクすると、InDesign では置換するグラフィックのレイアウトに合わせてグラフィックが 30 度回転します。
OPI リンクを含む EPS ファイルを配置すると、リンクパネルに表示されます。OPI リンクを、EPS ファイルの作成者が意図した以外のファイルに再リンクしないでください。フォントのダウンロードや色分解出力で問題が発生する場合があります。
再リンクするグラフィックをサイズ変更する方法の選択
ファイルに再リンクしてグラフィックを異なるソースファイルで置換する場合は、置換するファイルの画像サイズを保持するか、読み込まれるファイルを実際のファイルサイズで表示することができます。
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編集/環境設定/ファイル管理(Windows)または InDesign/環境設定/ファイル管理(macOS)を選択します。
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画像を、置換する画像と同じサイズで表示するには、「再リンク時に画像サイズを保持」を選択します。再リンクした画像を実際のサイズで表示する場合は、このオプションを選択しません。
変更されたリンクの更新
InDesign では、最初に、現在のセッションで別のファイルが再リンクされたフォルダー内で、見つからないリンクが検索されます。次に、ドキュメントが保存されているフォルダーでリンクが検索されます。それでも見つからない場合は、ドキュメントの親フォルダーが検索されます。
変更されたリンクは期限切れのリンクとも呼ばれます。
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リンクパネルで、次のいずれかの操作を行います。
特定のリンクを更新するには、変更されたリンクアイコン が表示されているリンクを 1 つ以上選択します。リンクを更新ボタン をクリックするか、リンクパネルメニューから「リンクを更新」を選択します。
変更されたすべてのリンクを更新するには、リンクパネルメニューから「すべてのリンクを更新」を選択するか、または変更されたリンクアイコンが表示されているリンクを 1 つ以上選択し、Alt キー(Windows)または Option キー(macOS)を押しながら「リンクを更新」ボタンをクリックします。
ファイルに複数のインスタンスがある場合、1 つのインスタンスだけを更新するには、更新したいインスタンスだけを選択し、「リンクを更新」を選択します。親リンクを選択すると、変更されたグラフィックに対するすべてのリンクを更新できます。
リンクを別のソースファイルに置換
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リンクパネルでリンクを選択し、再リンクボタン をクリックするか、リンクパネルメニューから「再リンク」を選択します。複数のインスタンスの親リンクを置換する場合は、親リンクを選択し、リンクパネルメニューから「[ファイル名] のすべてのインスタンスを再リンク」を選択します。
ストーリーをチェックアウトするまでは、管理ストーリーでは再リンクは無効です。
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InDesign で、リンクされている他の無効なファイルと同じ名前を持つファイルをフォルダーで検索するには、表示されるダイアログボックスで「このフォルダー内の無効なリンクを検索」を選択します。このオプションを選択しないと、選択した画像だけが再リンクされます。
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新規ソースファイルの読み込み方法を制御するには、「読み込みオプションを表示」を選択します。
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新しいソースファイルを探し、ダブルクリックします。
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「読み込みオプションを表示」オプションをクリックした場合は、読み込みオプションを選択します(詳しくは、グラフィックの読み込みオプションを参照してください)。
無効なリンクの復元
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無効なリンクを復元するには、リンクパネルで、無効なリンクアイコン が表示されているリンクを選択し、再リンクボタン をクリックします。
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指定したフォルダーに表示される無効なファイルを再リンクするには、表示されるダイアログボックスで「このフォルダー内の無効なリンクを検索」を選択します。ファイルを見つけてダブルクリックします。
無効なリンクの検索
デフォルトでは、InDesign は無効なリンクをチェックし、ドキュメントを開いたときに解決しようとします。2 つの環境設定オプションを使用すると、ドキュメントを開いたときに InDesign は無効なリンクを自動的にチェックし、検索します。
ドキュメントを開く前にリンクをチェック
このオプションをオフにすると、InDesign はリンクをチェックせずにドキュメントを開き、リンクのステータス(最新、無効、変更)が確認されるまで、ステータスは保留になります。このオプションをオンにすると、InDesign は変更された、または無効なリンクを使用します。
ドキュメントを開く前に無効なリンクを検出
このオプションをオフにすると、InDesign は無効なリンクを解決しようとしません。このオプションは、リンクによってサーバーが低速になる場合や、予期しないリンクが発生する場合にオフにします。このオプションは、「ドキュメントを開く前にリンクをチェック」がオフになっている場合はグレー表示されます。
無効なリンクを検索
ドキュメントの無効なリンクを検索し、解決するには、「無効なリンクを検索」コマンドを使用します。このコマンドは、ドキュメントを開くときに無効なリンクをチェックする環境設定オプションをオフにしている場合に無効なリンクがあったときに有効です。このコマンドは、ドキュメントを開いた後に画像を保存したサーバーをマウントする場合にも有効です。
- リンクの設定を変更するには、環境設定ダイアログボックスの「ファイル管理」セクションを開き、「ドキュメントを開く前にリンクをチェック」および「ドキュメントを開く前に無効なリンクを検出」オプションが選択されているかどうかを確認します。
- InDesign で無効なリンクを解決するには、リンクパネルメニューからユーティリティ/無効なリンクを検索を選択します。
ドキュメントに無効なリンクが含まれない場合は、このコマンドはグレー表示されます。
デフォルトの再リンクフォルダーの指定
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環境設定ダイアログボックスで「ファイル管理」を選択します。
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デフォルトの再リンクフォルダーメニューから次のいずれかのオプションを選択し、「OK」をクリックします。
最近使用した再リンク先フォルダー
このオプションを使用すると、InDesign CS3 の動作に合わせて、再リンクするときに選択した、最近使用したフォルダーが表示されます。
オリジナルのリンク先フォルダー
このオプションは、InDesign CS2 以前の動作に合わせて、リンクされたファイルの元の場所を表示します。
別のフォルダーへのリンクのコピー
「場所を指定してリンクをコピー」コマンドは、グラフィックファイルを別のフォルダーにコピーし、コピーしたファイルにリンクをリダイレクトする場合に使用します。このコマンドは、ファイルを DVD からハードドライブに移動するなど、ファイルを別のドライブに移動する場合に特に有効です。
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コピーするファイルへのリンクを選択し、リンクパネルメニューからユーティリティ/場所を指定してリンクをコピーを選択します。
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リンクされたファイルのコピー先のフォルダーを指定し、「選択」を選択します。
別のフォルダーへの再リンク
「フォルダーに再リンク」コマンドを使用すると、期限切れのリンクと同じ名前を持つファイルを含むフォルダーをポイントできます。例えば、現在のリンクが低解像度画像をポイントしている場合に、高解像度画像が含まれる別のフォルダーを指定することができます。ファイルに別の拡張子を指定し、リンクを .jpg から .tiff などに変更できます。
ストーリーをチェックアウトしていない場合は、管理された InCopy ストーリーの「フォルダーに再リンク」コマンドはグレー表示されます。
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リンクパネルでリンクを選択します。
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リンクパネルメニューから「フォルダーに再リンク」を選択します。
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新しいフォルダーの場所を指定します。
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別の拡張子を使用するには、「次の拡張子でファイル名が一致する」を選択し、新しい拡張子(AI、TIFF、PSD など)を指定します。
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「選択」(Windows)または「選択」(macOS)をクリックします。
ファイルのリンクを別のファイル拡張子に再設定
「ファイル拡張子にリンクを再設定」コマンドを使用すると、ファイル拡張子に応じて画像を置き換えることができます。例えば、ドキュメント内に複数の JPEG 画像がある場合、これらの画像を PSD ファイルに置き換えることができます。別の拡張子を持つ、置換後のファイルは、置換対象のファイルと同じフォルダーに配置しておく必要があります。
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元のファイルと置換後のファイルが同じフォルダーにあることを確認してください。
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リンクパネルでリンクを選択します。
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リンクパネルメニューから「ファイル拡張子にリンクを再設定」を選択します。
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選択したファイルの置換後のファイル拡張子を指定し、「リンクを再設定」をクリックします。
配置コマンドを使用してグラフィックを置換するには
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次のいずれかの操作を行います。
グラフィックフレームの内容を、読み込んだグラフィックなどに置換するには、選択ツール を使用してフレームを選択します。
グラフィックフレームの内容を、読み込んだグラフィックなどに置換するには、ポジションツールを使用して画像を選択します。
テキストフレームの内容を置換するには、文字ツールを使用してテキストフレーム内をクリックし、テキスト挿入点を表示させ、編集/すべてを選択を選択します。
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ファイル/配置を選択します。
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新しいファイルを探して選択します。
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「選択アイテムの置換」が選択されていることを確認し、「開く」をクリックします。
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「開く」をクリックします。
リンクのパス名のコピー
リンクされた画像のフルパスまたはプラットフォームのスタイルパスをコピーすることができます。画像のフルパスのコピーは、チームメンバーにアートの場所を伝える場合に有効です。例えば、フルパスをコピーし、それをメールメッセージにペーストすることができます。プラットフォームパスのコピーは、スクリプト作成や、データを結合するときの画像フィールドの指定に有効です。
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リンクパネルでリンクを選択します。
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リンクパネルメニューから情報をコピー/フルパスをコピーまたはプラットフォームのスタイルパスをコピーを選択します。
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パスを貼り付けます。
元のオブジェクトの編集
「オリジナルを編集」(Illustrator)および「元データを編集」(InDesign)コマンドを使用すると、ほとんどのグラフィックオブジェクトは、作成時のアプリケーションで開いて、必要な編集を行うことできます。元のファイルを保存すると、そのファイルをリンクしたドキュメントが新しいバージョンに更新されます。
InDesign では、グラフィック自体ではなく、InCopy に書き出されている管理グラフィックフレームをチェックアウトして選択すると、グラフィックは InCopy で開きます。
デフォルトアプリケーションによる元のアートワークの編集
デフォルトでは、InDesign は、元のファイルを開くときに使用するアプリケーションをオペレーティングシステムによって決定します。
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ページまたはリンクパネルで 1 つまたは複数の画像を選択します。
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必要に応じて次の操作を行います。
リンクパネルで、元データを編集ボタン をクリックします。
編集/元データを編集を選択します。
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元のアプリケーションで変更を加えた後、ファイルを保存します。
別のアプリケーションを使用した元のアートワークの編集
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画像を選択します。
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編集/編集ツールを選択し、ファイルを開くために使用するアプリケーションを指定します。アプリケーションが表示されない場合は、「その他」を選択し、参照してアプリケーションを見つけます。
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