InDesign でのスクリプト

スクリプトは、様々な作業を実行するのに最適なツールです。一般的な作業を自動化する簡単なスクリプトもあれば、まったく新しい機能となる複雑なスクリプトもあります。独自のスクリプトを作成したり、他のユーザーが作成したスクリプトを実行したりできます。スクリプトについて詳しくは、http://www.adobe.com/devnet/indesign/documentation.html にある『スクリプティングガイド』、スクリプティングの要件、その他の開発者向けリソースをご覧ください。

『スクリプティングガイド』には、スクリプトの説明やチュートリアルが収録されています。また、選択されたオブジェクトの周囲にガイドを描くスクリプトなど、多数の便利なスクリプトが用意されています。これらのスクリプトの一部は、スクリプトパネルにデフォルトで表示されます。

スクリプトパネルとスクリプトラベルパネルの概要

InDesign には、スクリプトパネルとスクリプトラベルパネルの 2 つのスクリプト用のパネルがあります。

スクリプトパネルを使用すると、InDesign 内からスクリプトを実行できます。スクリプトパネルには、InDesign アプリケーションフォルダー内の Scripts フォルダー、および Preferences フォルダー内の Scripts フォルダーにあるスクリプトが表示されます。スクリプトを作成または入手した場合、Scripts Panel フォルダーにスクリプトを配置することによって、スクリプトパネルにそのスクリプトが表示されます。

Mac OS

ユーザー/[ユーザー名]/ライブラリ/Preferences/Adobe InDesign/[バージョン]/[言語]/Scripts/Scripts Panel

Windows XP

Documents and Settings\[ユーザー名]\Application Data\Adobe\InDesign\[バージョン]\[言語]\Scripts\Scripts Panel

Windows Vista および Windows 7

Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Adobe\InDesign\[バージョン]\[言語]\Scripts\Scripts Panel

注意:

Scripts Panel フォルダーをすばやく検索するには、スクリプトパネルでスクリプトを右クリック(Windows)または Control キーを押しながらクリック(Mac OS)し、「エクスプローラーで表示」(Windows)または「Finder で表示」(Mac OS)を選択します。

スクリプトパネルでスクリプトをダブルクリックすればスクリプトを実行できますが、クイック適用を使用してスクリプトを実行することもできます。

スクリプトラベルパネルでは、テキストフレームやシェイプなどのページアイテムのラベルを指定できます。ページアイテムのラベルの指定は、オブジェクトを識別する必要があるスクリプトを作成する場合に特に役立ちます。

注意:

スクリプトの追加、実行、編集について詳しくは、アドビ システムズ社の Web サイト(http://www.adobe.com/devnet/indesign/documentation.html)で『スクリプティングガイド』を参照してください。

スクリプトパネルを開く

  • ウィンドウ/ユーティリティ/スクリプトを選択します。

スクリプトラベルパネルを開く

  • ウィンドウ/ユーティリティ/スクリプトラベルを選択します。

サンプルスクリプトの実行

InDesign では次のようなスクリプトを実行できます。

AddGuides

選択したオブジェクトの周囲にガイドを追加します。

AddPoints

選択したオブジェクトのパスにアンカーポイントを追加します。

AdjustLayout

右側/左側のページで指定した距離だけオブジェクトを移動します。

AlignToPage

オブジェクトをページ上の指定した位置に揃えます。

AnimationEncyclopedia

アニメーションの様々なプロパティを設定したボタンを自動作成します。

BreakFrame

選択したテキストフレームとその内容をストーリーから削除します。

CornerEffects

選択したアイテムのパスを様々な角の効果を使用して再描画します。角の効果は、パス上の選択したポイントに適用できます。

CreateCharacterStyles

選択したテキストに基づいて完成した文字スタイルを定義します。

CropMarks

選択したオブジェクトの周囲に内トンボやセンタートンボを追加します。

ExportAllStories

ドキュメントのすべてのストーリーを一連のテキストファイルとして書き出します。

FindChangeByList

タブ区切りテキストファイルを読み込んで、一連の一般的なテキスト検索/置換操作を実行します。

ImageCatalog

指定したフォルダー内のすべてのグラフィックを「コンタクトシート」レイアウトで配置します。

MakeGrid

選択したオブジェクトを分割または複製することによってグリッドを作成します。

Neon

選択したオブジェクトに「ブレンド」の効果を適用します。

PathEffects

選択したオブジェクトのパスのアンカーポイントの位置を変更して高度な効果を追加します。

PlaceMultipagePDF

PDF のすべてのページを配置します。

SelectObjects

オブジェクトの種類ごとにアクティブなスプレッド上のオブジェクトを選択します。

SortParagraphs

選択範囲内の段落をアルファベット順にソートします。

SplitStory

選択したストーリー内のテキストフレームを、個別のリンクされていないテキストフレームに分割します。

TabUtilities

選択したテキストにタブおよびインデントを適用します。

これらのサンプルスクリプトのインストールおよび使用について詳しくは、www.adobe.com/go/learn_id_scripting_readme_cs5_jp(PDF)を参照してください。

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