最終更新日 :
2025年10月27日
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最新の InDesign リリースの最新アップデート、新機能、およびバグ修正について説明します。
2025 年 10 月(バージョン 21.0)
機能のアップデート
- フレックスレイアウトでレスポンシブなフレームを作成し、異なるレイアウト間でコンテンツを動的に適応させます。
- デスクトップと web 上の InCopy で、InDesign ドキュメントのテキストをリアルタイムで共同編集できます。
- ドキュメント内で数式を直接フォーマットおよびスタイル設定できます。
- レイアウトの忠実性を保ちながら、編集可能な InDesign ファイルに PDF を変換できます。
- 強化されたコンテキストバーで関連する次のステップのアクションにアクセスし、ワークフローを高速化できます。
- スクリーンリーダーのアクセシビリティを向上させるため、EPUB 書き出しで <hr> タグを使用して、コンテキストの区切りを追加できます。
- メディアパネル、HTML プレビューパネル、ツールヒントパネルのユーザーエクスペリエンスが向上しました。
- 「テンプレート」から、Adobe Express のすべてのテンプレートコレクションを簡単に参照し、Express で編集できます。
- Adobe InDesign のプロジェクトは、作業を整理し、権限を管理し、アセットを一括で共有するための共同ワークスペースを提供します。
- EPUB デジタルパブリッシング用の ARIA ロール(Accessible Rich Internet Applications)のサポートを追加しました。ARIA ロールは、スクリーンリーダーが異なるコンテンツ要素(数式、注釈、章、クレジットなど)の目的を正しく識別して通知できるようにすることで、アクセシビリティを向上させます。
- 新しい 7 日間同期により、最大 7 日間オフラインでアクセスできるようにファイルをキャッシュし、インターネットなしでもシームレスに作業が可能で、再接続時に自動更新されます。
システムアップデート
- Windows 11 バージョン 24H2 のサポートを追加しました。
- macOS バージョン 15.x(Sequoia)のサポートを追加しました。macOS の最小バージョンは 13.x(Ventura)です。
追加の更新
- パフォーマンスの最適化:内部プロセスの応答性と効率性を向上させる改良を行いました。
- スケーラビリティの改善:将来の成長と増加するユーザー需要により適切に対応できるよう、アーキテクチャの調整を行いました。
- 保守性の向上:コードベースを簡素化し、将来のアップデートとメンテナンスを容易にしました。
修正された問題
- 大きいファイルを開く際に、InDesign がプログレスバーで断続的にクラッシュする
- 画像の処理中に、InDesign が断続的にクラッシュする
- 起動時に、InDesign が断続的にフリーズする
- WebView postMessage が機能しない
- エンタープライズ VPN に接続すると、InDesign がフリーズする
- 変数パラメータを含むテキストを貼り付けると、InCopy がクラッシュする
- ドキュメントを閉じているときに、InDesign が断続的にクラッシュする
- UXP プラグインパネルとダイアログで、HTML SELECT タグの誤った動作が表示される
- 組み込みまたは保存されたクエリを開くと、大文字小文字の変更オプションがクリアされない
- ScriptUI がシャットダウン時にクラッシュする
- GPU 用のキーボードショートカット Shift + E キーを上書きできない
- ネットワークファイルの場合、InDesign が読み取り専用モードでファイルを開くことがある
- スクリプトから抽出された Font.name の値に、fontStyleName が重複して含まれている
- 脚注が次のページまたは段組みに分割される場合の読み取り順序の問題
- デフォルトでは、ユーザー辞書ダイアログとスペルチェックダイアログの「大文字と小文字を区別」オプションは有効のままになる
- 新規ハイパーリンクを作成する際、「共有ハイパーリンクの保存先」チェックボックスはデフォルトでオフのままになる
- アサインメントの作業中に InCopy がクラッシュする
- [ドキュメント固有] IDML の書き出しまたはパッケージの作成中に、InDesign がバックグラウンドプロセスでハングする
- バックグラウンドタスク(PDF/IDML への書き出し)がハングした場合、InDesign を「強制終了」する必要がある
- オブジェクトや画像に設定されたハイパーリンク(選択したテキストにハイパーリンクがない場合)により、PDF/UA のタグが破損する
機能のアップデート
- これは安定性の修正リリースです。
修正された問題
- [macOS のみ] CPU モードでオブジェクトの選択がすぐに登録されない。選択範囲を表示するには、カーソルをオブジェクトの境界線外に移動する必要がある。
- 多言語対応コンポーザーを使用したテキストで、OpenType 上付き文字、下付き文字、または分子 / 分母の機能が正しくレンダリングされない。
- プラグインが無効になったら InDesign が応答しなくなる。
- [Windows の GPU] アニメーションズームが正常に機能しない。
- ページまたはスプレッドを削除しているとき、InDesign が断続的にクラッシュする。
- [macOS のみ] ドキュメントを開くとき、InDesign がプログレスバーで断続的にクラッシュする。
- [macOS のみ] リストオプションダイアログを開いて Finder から Dock アイコンにファイルをドラッグすると、InDesign がクラッシュする。
- [Windows のみ] ポップアップウィンドウを閉じると、InDesign が断続的にクラッシュする。
- インストール後にインスタンス構成を作成する際に、InDesign Server MMC スナップインがクラッシュします。
機能のアップデート
- Windows でのレンダリングをスムーズにし、高品質な画像表示を実現する GPU サポートによって、より高速なパフォーマンスを実現します。
- 印刷用デザインで正確な Edge-to-edge レイアウトを実現するため、オブジェクトを裁ち落とし領域に合わせて配置します。
- プロパティパネルとコントロールパネルに小文字アイコンを追加し、メニューを使用せずにテキストを変換できるようになりました。
- Windows 11 24H2 で、従来の PostScript/PCL に代わる安全なクラスドライバーを使用した IPP パススルー印刷のサポートを追加しました。
システムアップデート
- GPU パフォーマンスを最適化するには、Windows で以下が必要です。
- 1024 MB 以上の VRAM(2 GB を推奨)。
- 2K 以上の解像度のモニター。
- Open GL のバージョンは 4.4 以降が必要です。
- macOS の ARM M4 のサポートを追加しました。
修正された問題 20.4.1
- [macOS のみ] InDesign で ExternalObject(「lib:PlugPlugExternalObject」)を実行すると、I/O エラーが発生する。
- [macOS のみ] ExtendScript Folder.execute() と File.execute() が機能しない。
- Publish Online で 10 MB を超える GIF とメディアファイルが正しく表示されない。
修正された問題 20.4
- テキストアンカーまたはページをリンク先に指定したハイパーリンクによるページナビゲーションが、EPUB インタラクティビティプレビューや、書き出された EPUB(固定レイアウト)で機能しない。
- InDesign 20.3 で、EPUB で書き出されたすべてのリンクに「target=_blank」属性が追加される。
- 起動時や終了時に InDesign が断続的にクラッシュする。
- [macOS のみ] Dunamis フィードバックダイアログで InDesign がハングアップする。
機能のアップデート
- 数式パネルを使用して、数式を作成およびスタイル設定できます。
修正された問題 20.3.1
- 起動時に InDesign が断続的にクラッシュする。
- 外部プラグインを使用して URL リンクを含むドキュメントを開くと、InDesign がクラッシュする。
修正された問題 20.3
- InDesign で、コンテキスト機能からのテキスト制御を有効にすると、字形の置換に遅延が発生する。
- CC ライブラリから InDesign に SVG をドラッグ&ドロップできない。
- 「小」以外の UI スケールで、字形パネルの字形の横にある矢印をクリックすると、現在の選択文字の異体字が切り捨てられる。
- キーボード入力や支援テクノロジーを使用してテキストスタイルを管理でない。
- ローカライズされたバリアブルフォント軸名が正しく表示されない。
- InDesign は次の場合に断続的にクラッシュする。
- アセットを再リンクしているとき。
- ワークスペースを切り替えているとき。
- indd ドキュメントで環境にないフォントの有無を確認しているとき。
- [スクリプト] InDesign が ScCore::FileOSSpecific::makeDir() でクラッシュする。
- 両端揃えされたヘブライ語(RTL)のテキストを PDF に書き出すと、句読点が消える。
- InDesign で、いくつかの外部プラグインを使用すると、ドキュメントを閉じるときに保護シャットダウンが実行される。
- Noto Serif Bengali フォントを含むテキストファイルを配置すると、InDesign がハングアップする。
機能のアップデート
- これは安定性の修正リリースです。
修正された問題
- 行の先頭にテキストの回り込みオブジェクトがある段落で、「ここまでインデント」の間隔が大きくなりすぎるのを修正しました。
- 階層の「:」区切りを削除して、メニュードロップダウンのパネルタイトルの区切りを修正しました。
- プレゼンテーションモードを終了すると、外部モニターに接続されているときに、UI の拡大・縮小の設定値がより大きい状態で、アプリケーションのウィンドウサイズが変更されます。
- Harfbuzz シェーパーを使用したときの RTL テキストの不正なカーソル移動が修正されました。
- InDesign では、以前は開くことができなかったいくつかの影響のある indd ドキュメントを開くことができるようになりました。
- [macOS のみ] InDesign で Folder.create() を使用してフォルダーを作成できるようになりました。
- スポイトツールは、カラーテーマツールの上の最上部に移動されました。
- ダークモードが macOS でサポートされるようになりました。
- 以下の状況で発生する、断続的な InDesign のクラッシュを修正しました。
- レイヤーパネルを操作しているとき
- オーバープリントプレビューを操作しているとき
- 環境にないフォントを用いたワークフローを使用しているとき
- 描画アクションを実行しているとき
- 再リンクの操作を実行しているとき
- リンクパネルを開いているとき、またはそのパネル内を移動しているとき
- [macOS のみ] 選択や他のアプリからの切り替えなどのパフォーマンスが向上しました。
- 取り外し可能なキーボードを備えたタッチデバイスを使用し、スリープ状態から復帰しているときに InDesign はクラッシュしません。
- [スクリプト] InDesign が ScCore::FileOSSpecific::makeDir() でクラッシュしなくなりました。
- いくつかのドキュメントで ePUB リフロー可能な書き出し中に InDesign がハングしなくなりました。
機能のアップデート
- これは安定性の修正リリースです。
システムアップデート
- macOS 15.x(Sequoia)のサポートを追加しました。
修正された問題
- vCard 用の QR コードは Unicode ではありません。
- ワークスペースはカスタマイズされたレイアウトを保持しません。
- [macOS のみ] UI の拡大・縮小をより高く設定すると、アプリケーションフレームがオフのときにアイコンパネルが開きません。
- InDesign の英語およびヘブライ語版を使用して PDF の書き出しでドロップキャップを適用すると、2 番目の文字が消えます。
- ドキュメント固有のドキュメントフォントは、他のドキュメントでも使用できます。
- タッチワークスペースでページを非表示にして複数の新しいページを追加すると、InDesign がクラッシュします。
- 新しいドキュメントの開始ページ番号として偶数/ランダムな数字を設定すると問題が発生します。
- [Windows のみ] 更新後、INDD ファイルのアイコンが空白/白/サムネールなしになります。
- 段落スタイルを適用してクラウドに保存すると、テキスト変数の修正日が見つからないか消えてしまいます。
- Linux でホストされている SMB 共有にブックをパッケージ化すると、パッケージ内に複数の画像リンクが生成されます。
- スプレッド内のページ文字列がページパネルに正しく表示されません。
- 幅と高さの縦横の比率を固定アイコンがリンクされていない状態に戻ります。
機能のアップデート
- 境界線を越えて画像を拡張することで複雑な編集を自動化
- シンプルなテキストプロンプトでの画像の生成
- InDesign ドキュメントを Adobe Express に書き出し
- MathML サポートを使用してドキュメントに数式を追加
- Web 対応の出力用に、InDesign ドキュメントを HTML5 パッケージとして書き出し
- クラウドドキュメントのワークフローの機能強化
- コンテキストタスクバーによる集中的な創作
- スプレッドを非表示の強化により、レイアウトの制御が向上
- アクセシビリティの更新によりドキュメントの使いやすさが向上
- UXP の強化により、プラグインの機能が向上
システムアップデート
- macOS の最小バージョンは 12.x(Monterey)です。
- macOS の ARM M3 のサポートを追加しました。
修正された問題 20.0.1
- [macOS のみ] InDesign 2025 を起動すると、全角文字とアクセント付き文字を含むすべての PDF プリセットファイル名が消えます。
- [macOS のみ] ホーム画面からドラッグ&ドロップしても INDD ファイルは開きません。
- ブックを PDF インタラクティブとして書き出すと、InDesign がクラッシュします。
- オーバーセットテキスト内でフォントや単語などを検索しているとき、InDesign がクラッシュします。
- ページパネルで親ページ間を移動しているとき、InDesign がクラッシュします。
修正された問題 20.0
- 軸の値を変更すると、バリアブルフォントウィジェットが消える。
- [macOS のみ] 編集した Creative Cloud(CC)ライブラリの保存中に InDesign がクラッシュする。