はじめる前に
アドビは、より直感的で新しい製品エクスペリエンスの提供を開始します。表示された画面が製品インターフェイスと一致していない場合は、現在の機能のヘルプを選択してください。
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通常の印刷設定では期待する結果が得られない場合、詳細設定ダイアログボックスでオプションを指定する必要があります。例えば、印刷物がその文書の画面上の表示と一致しない場合は、画像として文書を印刷してみてください(PostScript プリンターの場合のみ)。また、PDF に、埋め込みではないフォントが使用されている場合、文書を印刷するときにそのフォントをプリンターにダウンロードする必要があります。
Acrobat Pro のその他の詳細設定オプションでは、印刷出力へのトンボの追加やカラーの処理方法を選択できます。
印刷の詳細設定ダイアログボックスは、PostScript プリンターと非 PostScript プリンターで使用できます。
印刷ダイアログボックス(Windows)またはプリントダイアログボックス(Mac OS)で、「詳細設定」を選択します。
オプションを選択すると、ダイアログボックスの下部に該当する説明が表示されます。
オプションを設定して「OK」を選択します。
Acrobat では、選択されたプリンターに基づき、PostScript レベルが自動的に設定されます。
印刷設定は、次に変更するまで保持されます。オプションを変更すると、設定値が「Acrobat のデフォルト」から「カスタム」に自動的に更新され、新しい設定が保持されます。カスタム設定に固有の名前を付けて保存することもできます。
印刷ダイアログボックス(Windows)またはプリントダイアログボックス(Mac OS)で、「詳細設定」を選択します。
適切な設定が定義されたカスタムプリンター設定ファイルが既に存在している場合は、「印刷プリセット」オプションから設定ファイルを選択します。それ以外の場合は、「Acrobat のデフォルト」を選択します。
オプションを選択すると、ダイアログボックスの下部にそのオプションの説明が表示されます。
通常の印刷設定では望んでいる結果が得られない場合、「画像として印刷」を選択し、ドロップダウンリストから解像度を選択します。
一般の印刷ダイアログボックスの一部のオプションは、印刷の詳細設定ダイアログボックスの設定に影響します。例えば、「白黒 2 値印刷(図面用)」オプション(Windows)を選択すると、印刷の詳細設定のカラー設定に影響します。
色条件および他の出力条件を設定します。出力を参照してください。
印刷マークのオプションを設定します。トンボと裁ち落としを参照してください。
PostScript プリンターのオプションを設定します。PostScript オプションを参照してください。
Acrobat では、選択されたプリンターに基づき、PostScript レベルが自動的に設定されます。
固有名を付けて設定を保存するには、「名前を付けて保存」をクリックしてファイル名を指定し、「OK」を選択します。
「OK」を選択すると設定内容が保存され、印刷ダイアログボックスに戻ります。
印刷の詳細設定ダイアログボックスの PostScript オプションパネルを使用して、特定の PostScript プリンターのオプションを設定します。非常駐プリンターフォントの処理方法や日中韓フォントをダウンロードするかどうかなどのオプションを使用できます。PDF にハーフトーンやトランスファー関数などのデバイス依存情報が含まれる場合、これらの設定を PostScript 出力デバイスに送信し、プリンターの設定を上書きすることができます。これらのオプションを使用するには、ご使用のシステムに PostScript プリンタードライバーが、対応する正しい PPD ファイルと共にインストールされている必要があります。
フォントとリソースのポリシー
文書内のフォントとリソースがプリンターにないときに、それらのフォントとリソースをプリンターに送る方法を指定します。
開始時に送信
印刷ジョブの開始時にすべてのフォントとリソースをダウンロードします。フォントとリソースは印刷ジョブが終了するまでプリンター上に残されます。このオプションは最も高速ですが、プリンターのメモリ使用量も最大になります。
使用範囲ごとに送信
フォントとリソースを、それらを使用する最初のページを印刷する前にダウンロードし、不要になったら破棄します。このオプションを指定すると、プリンターのメモリ使用量は少なくてすみます。ただし、後で PostScript プロセッサによってワークフローのページ順が変更されると、フォントのダウンロードが不正確になり、フォントが見つからない場合があります。このオプションを使用できないプリンターもあります。
ページごとに送信
特定ページのすべてのフォントとリソースを、ページを印刷する前にダウンロードし、印刷が終わったらフォントを破棄します。このオプションは、プリンターのメモリ使用量が最も少なくなります。
印刷方法(Acrobat Pro)
生成する PostScript のレベルを指定します。プリンターに適した PostScript のレベルを選択します。
言語(Acrobat Pro)
生成する PostScript のレベルを指定します。プリンターに適した PostScript のレベルを選択します。
2 バイトフォントのダウンロード
PDF 文書にフォントが埋め込まれている場合は、フォントデータがプリンターにダウンロードされます。また、埋め込まれていない場合、デフォルトで表示に使用されている代替フォントがダウンロードされます。この 2 バイトフォントは、使用中のシステム上に存在する必要があります。
アンダーカラーリムーバル (UCR) と墨版合成を送出(Acrobat Pro)
墨版合成によって、特定のカラーを再現するときに使用する黒の量が計算されます。アンダーカラーリムーバル(UCR)によって、シアン、マゼンタおよびイエローの各コンポーネントが低減され、墨版合成によって追加された黒が補正されます。UCR ではインキの使用量が減少するため、新聞用紙と非コート紙に適しています。
ハーフトーンを出力(Acrobat Pro)
出力デバイスのハーフトーンを使用せずに、埋め込まれたハーフトーンを出力できるようにします。ハーフトーン情報は、用紙上の特定の位置に適用するインキ量を制御します。ドットサイズと密度を変えることによって、様々なグレーや連続諧調のカラーに見せかけることができます。CMYK 画像では、印刷プロセスで使用される各インキに対応して、4 つのハーフトーンスクリーンが使用されます。
トランスファー関数の送出(Acrobat Pro)
埋め込まれたトランスファー関数を送出します。従来、トランスファー関数は画像がフィルムに転写されるときに発生するドットゲインやドットロスの補正に使用されています。ドットゲインは、印刷される画像を構成するインキドットが(用紙上で拡散するなどして)ハーフトーンスクリーンより大きくなると発生します。ドットロスは、印刷されるドットが小さくなると発生します。このオプションでは、ファイルの出力時にトランスファー関数がファイルに適用されます。
平滑度を出力(Acrobat Pro)
PDF に平滑度が既に設定されている場合は、PDF の平滑度の値を使用できます。PDF に平滑度が設定されていない場合は、Acrobat によって PostScript 印刷用に平滑度が調節されます。平滑度の値は、Acrobat による曲線の近似限度を設定します。
PS フォームオブジェクトを出力(Acrobat Pro)
PDF 内のフォーム XObject に対応する PostScript フォームオブジェクトを送出します。このオプションを選択すると、印刷ジョブ全体のサイズは減少しますが、プリンターメモリの使用量が増加する場合があります。フォーム XObject は、PDF 内のグラフィックオブジェクト(パスオブジェクト、テキストオブジェクト、サンプリングされた画像など)のコンテナです。フォーム XObject は、1 つの文書内で繰り返し使用される複雑なオブジェクト(背景画像や会社ロゴなど)について単一の記述を作成します。
変色した背景を補正
グラフィック上の赤のボックス、または左右反転または上下反転で印刷されたページなどの印刷の問題を回避します。これらの問題は、Acrobat または Reader が一部の PostScript プリンターで初期設定のカラーレンダリング辞書(CRD)を使用できない場合に発生します。
常にホストの丁合を使用(Acrobat Pro)
プリンタードライバーをチェックせずに常にホストの丁合を使用して印刷するかどうかを指定します。デフォルトでは、Acrobat はプリンターの丁合を使用します。プリンターの丁合では、印刷ジョブを別個にプリンターに送り、プリンター側でページの丁合方法を決定します。例えば、2 ページのジョブの 2 つのコピーを送出すると、プリンターは 2 ページで構成されたジョブ 2 つとして受け取ります。ホストの丁合では、Acrobat でページの丁合方法を決定し、そのジョブをプリンターに送ります。例えば、2 ページのジョブの 2 つのコピーを送出すると、プリンターは 4 ページで構成されたジョブ 1 つとして受け取ります。
画像として印刷
ビットマップ画像としてページを印刷します。通常の印刷では望んでいる結果が得られない場合にこのオプションを選択し、解像度を指定します。このオプションは PostScript プリンターでのみ使用できます。
PDF 文書にフォントが埋め込まれている場合は、常に埋め込まれたフォントデータがプリンターにダウンロードされます。PDF に含まれている 2 バイトフォントが文書に埋め込まれていない場合、デフォルトで印刷の詳細設定ダイアログボックスの「2 バイトフォントのダウンロード」オプションが選択されているので、プリンターに Acrobat の代替フォントがダウンロードされて印刷されます。プリンター搭載のフォントではなく、お使いのシステムにインストールされたフォントをダウンロードして印刷したい場合は、「2 バイトフォントのダウンロード」オプションを選択します。ご使用の Acrobat が日本語版以外の場合、デフォルトで「2 バイトフォントのダウンロード」オプションが選択されているため、プリンターに Acrobat の代替フォントがダウンロードされて印刷されます。このオプションを使用するには、PostScript レベル 2 以上のプリンターが必要です。英語版や欧文言語版などで 2 バイトフォントをプリンターにダウンロードできるようにするには、Acrobat のインストール時に、「カスタム」または「すべて」オプションを選択し Acrobat 日中韓フォントをインストールしておく必要があります。
「2 バイトフォントのダウンロード」を選択していない場合、PDF で使用しているフォントがプリンターに存在すればそのフォントを使用して印刷しますが、該当するフォントがない場合は類似のプリンターフォントに置き換えられます。日本語 PostScript プリンター以外を使用する場合、「2 バイトフォントのダウンロード」を選択していないと、PDF に埋め込まれていないフォントは Courier に置き換えられます。
「2 バイトフォントのダウンロード」を選択してもきれいに印刷できない場合は、PDF をビットマップ画像として印刷します。プリンターのフォントで置き換えるよりも印刷に時間がかかる場合があります。
ビットマップフォントが使用されていたり、フォントの埋め込みがその文書だけに制限されたりしている場合は、フォントをプリンターにダウンロードすることはできません。このような場合は、置換フォントを使用して印刷されるので、印刷結果と画面表示が完全に一致しない場合があります。
印刷の詳細設定ダイアログボックスのカラーパネルを使用して出力オプションを設定します。
色
コンポジット出力および色分解出力のオプションを表示します。このメニューでの選択に応じて、カラーパネル内のそれ以外のオプションが使用できるようになります。カラーコンポジットおよび色分解について詳しくは、カラー印刷を参照してください。
反転
メディア上のページの向きを指定します。読み込み方向が間違っている文書は水平方向に反転し、垂直方向を変更するには、垂直方向に反転します。このオプションは色分解の場合にのみ有効で、コンポジットの場合は無効です。
ネガ
このオプションを選択すると、文書が反転されて印刷されます。たとえば、出力時に黒が白になります。このオプションは色分解の場合にのみ有効で、コンポジットの場合は無効です。
スクリーニング
インチあたりの行数(lpi)およびインチあたりのドット数(dpi)の組み合わせを指定します。
トラッピング
トラップがオフになっているかどうかを指定します。「トラッププリセット」をクリックして、トラッププリセットを管理します。
透明の分割・統合プリセット
選択するプリセットに従って、透明なオブジェクトを統合します。
オーバープリントをシミュレート
コンポジット印刷において、オーバープリントの効果をシミュレートすることができます。このオプションを選択すると、スポットカラー(特色)は印刷用のプロセスカラーに変換されます。文書自体は変更しません。このオプションは、オーバープリントをサポートしてない印刷機器に便利です。カラーメニューからコンポジットを選択した場合にのみ使用できます。RIP(ラスターイメージプロセッサー)での色分解または最終出力のためにファイルを使用する場合は、このオプションは選択しないでください。
オーバープリントをサポートするプリンターに印刷する場合は、このオプションを選択解除して、プリンター独自のオーバープリント機能を使用します。
JPEG2000 画像の最大解像度を使用
解像度のプログレッシブ情報がある場合、PostScript を生成する際にどのように使用するかを指定します。このオプションを選択すると、画像に含まれている最大の解像度データが使用されます。このオプションを選択しない場合は、透明部分の分割・統合パネルの解像度設定に一致した解像度データが使用されます。
インキ
PDF のデータを変更せずにインキの取り扱い方法を変更します。インキについてを参照してください。
商用印刷では、連続階調は行(線またはスクリーン線数と呼ばれる)に描かれた点(網点と呼ばれる)で置き換えられます。これらの点は、行を目立たなくするために様々な角度で印刷されます。印刷ダイアログボックスの出力セクションのスクリーンメニューには、現在選択している PPD に基づいて、lpi(インチあたりに含まれる線の数)で表したスクリーン線数と dpi(インチあたりに含まれる点の数)で表した解像度の推奨される組み合わせが表示されます。インキの一覧でインキを選択すると、「線数」と「角度」のボックスの値が変更され、そのインキのハーフトーンスクリーン線数と角度が表示されます。
スクリーン線数を高く設定すると(例えば、150 lpi)、ドットの間隔が小さくなり、画像が細かくレンダリングされます。スクリーン線数を低く設定すると(例えば、60 lpi から 85 lpi)、ドットの間隔が大きくなり、画像が粗くなります。また、ドットのサイズはスクリーン線数によっても決定されます。スクリーン線数の設定が高い場合は小さなドットが使用され、スクリーン線数の設定が低い場合は大きなドットが使用されます。スクリーン線数を選択する場合の最も重要な要因は、ジョブで使用する印刷機の種類です。印刷機が保持可能な適切なスクリーン線数については、印刷・出力会社に問い合わせ、それに従って選択してください。
A. 65 lpi:ニュースレターや食料品店のクーポンを印刷するための粗いスクリーン B. 85 lpi:新聞を印刷するための平均的なスクリーン C. 133 lpi:4 色使用の雑誌を印刷するための高品質スクリーン D. 177 lpi:年次レポートやアート本の画像を印刷するための非常に細かいスクリーン
高解像度イメージセッター用の PPD ファイルには、様々なイメージセッターの解像度に対応する幅広いスクリーン線数が提供されています。低解像度プリンター用の PPD ファイルには、スクリーン線数の選択肢は少なく、通常、53 lpi から 85 lpi の粗いスクリーンになります。ただし、低解像度プリンターでは、粗いスクリーンの方が良好な結果を得ることができます。例えば、最終出力で低解像度プリンターを使用する場合は、100 lpi の細かいスクリーン線数を使用すると、実際に画像の品質が低下します。
ハーフトーンスクリーン線数を指定するには、次の手順に従います。
事前に設定されているスクリーン線数とプリンター解像度の組み合わせを選択するには、「スクリーン」オプションからオプションを選択します。
カスタムのハーフトーンスクリーン線数を指定するには、インキの一覧でカスタマイズする版を選択し、「線数」ボックスに lpi 値、「角度」ボックスにスクリーン角度を入力します。
独自のハーフトーンスクリーンを作成する場合は、目的の線数や角度について事前に印刷・出力会社と相談してください。また、線数と角度の設定を変更すると、一部の出力機器ではデフォルトの設定に上書きされてしまうこともありますので注意してください。
使用する印刷機の種類やフィルムから刷版へ焼き付ける方法によっては、膜面を表または裏にしたネガフィルムまたはポジフィルムを印刷・出力会社に提供する必要がある場合があります。膜面とは、フィルムや用紙の感光面を指します。一般的に、印刷・出力会社は米国ではネガフィルムに出力し、ヨーロッパおよび日本ではポジフィルムに出力します。膜面方向を決定する際には、印刷・出力会社に問い合わせてください。
膜面と膜面以外の面(ベースとも呼ばれる)を識別するには、明るい照明の下で最終的なフィルムを調べます。一方が他方より光沢があります。光沢のない面が膜面で、光沢のある面がベースです。
A. ポジ画像 B. ネガ C. 膜面を裏にしたネガ
印刷ダイアログボックスの膜面と画像のネガとポジの設定はプリンタードライバーの相反する設定を上書きします。必ず印刷ダイアログボックスを使用して印刷設定を指定してください。
膜面およびネガとポジを指定するには、次の手順に従います。
印刷の詳細設定ダイアログボックスの左側にある「カラー」を選択します。
「色」では、「色分解」を選択します。
なし
画像領域の向きは変更しません。感光性のあるレイヤーを正面から見たときに画像中の文字を読み取ることができます(つまり「読み取り可能」)。デフォルトではこれが選択されます。
横
画像領域は垂直軸を中心に鏡面反転します。
縦
画像領域は水平軸を中心に鏡面反転されるので、上下が逆になります。
縦と横
垂直軸と水平軸の両方で画像を鏡面反転させます。感光面が裏向きのときに、プリント画像が正しく見えます。フィルムに印刷される画像は、通常、縦と横に印刷されます。
色メニューから「色分解 (In-RIP)」を選択した場合も「ネガ」オプションが利用できます。
トンボ類をページ上に置き、仕上がりサイズや裁ち落としサイズなど、Adobe PDF がサポートする文書領域の境界線を示すことができます。こうしたマークはページコンテンツではなく、PostScript 出力に追加されます。
トンボと裁ち落としパネルのオプションは、次の状況では使用できません。
別の Acrobat 機能であるトンボを追加ツールを使用して追加された印刷マークが、PDF に含まれている場合。
トリミングサイズ、裁ち落としサイズおよび仕上がりサイズがすべて同じサイズの場合。トリミングサイズは、トリミングサイズダイアログボックス(すべてのツール/印刷工程を使用/ページボックスを設定を選択)で定義します。アートワークに裁ち落としが含まれる場合は、トリミングサイズが十分大きく、裁ち落としサイズやその他のトンボが入ることを確認してください。
A. コーナートンボ(内) B. センタートンボ C. ページ情報 D. カラーバー E. コーナートンボ(外)
印刷の詳細設定ダイアログボックスの左側にある「トンボと裁ち落とし」を選択します。
すべてのマーク
すべての印刷マークを一度に設定します。
スタイル
トンボの外観を指定します。デフォルトの InDesign のトンボを選択するか、または一覧に表示された他のアプリケーションのトンボを選択できます。
線幅
コーナートンボ(内)、コーナートンボ(外)およびセンタートンボの線の幅を指定します。
コーナートンボ(内)
トリミング領域の四隅にマークを付け、PDF の仕上がり領域の境界を示します。
コーナートンボ(外)
裁ち落としの境界線を示すために、裁ち落としサイズの各コーナーにトンボが付けられます。裁ち落としとは、仕上がりサイズの外側に余分に取られる画像用のはみ出し(塗り足し)領域です。
センタートンボ
トリムエリアの外側に色版の位置合わせのためのマークをつけます。
カラーバー
グレースケールまたはプロセスカラーを表す小さな四角形が印刷されます。プロセスカラーに変換される特色は、プロセスカラーで表されます。このマークは、出力センターや印刷会社が印刷機のインキ濃度を調節するために使用します。
ページ情報
ページのトリムエリアの外側にページ情報を配置します。ページ情報にはファイル名、ページ番号、現在の日時および色版の名前が含まれます。
印刷の詳細設定ダイアログボックスのカラーマネジメントパネルを使用してカラー印刷のオプションを設定します。カラー印刷について詳しくは、カラー印刷を参照してください。
カラーの処理
カラーマネジメントを使用するかどうか、それをアプリケーション内または印刷デバイスで行うかどうかを指定します。
Acrobat カラーマネジメント
出力デバイスを記述する ICC プロファイルを選択できます。
プリンターカラーマネジメント
文書のカラーデータは文書プロファイルと共にプリンターに直接送信され、プリンター側で文書からプリンターカラースペースへの変換が行われます。ただし、同じカラー変換を行った場合でも、プリンターごとに結果が異なる場合があります。
ソースと同じ(カラーマネジメントなし)
すべてのカラーマネジメント情報を破棄し、デバイスカラーをプリンターに送ります。
カラープロファイル
印刷中に色の処理を行うためのプロファイルを決定します。
出力カラー
印刷の詳細設定ダイアログボックスのカラーパネルの設定に基づいて出力カラーを表示します。
グレーを K のみのグレーとして処理
このオプションを選択すると、カラー管理を有効にし、PostScript プリンターへの CMYK プロファイル印刷を指定した場合に、印刷グレースケールと、R、G、B 値が同一の RGB のグラフィックオブジェクトが、黒(K)だけを使用して印刷されます。
黒を維持
純粋な K ベースの CMYK カラーが、カラー管理を有効にして PostScript プリンターへの CMYK プロファイル印刷の指定時に発生する CMYK から CMYK への変換では K ベースとして維持されるようにします。
CMYK 原色を維持
純粋な原色(C のみ、M のみ、Y のみ、または K のみ)の CMYK カラーが、カラー管理を有効にして PostScript プリンターへの CMYK プロファイル印刷の指定時に発生する CMYK から CMYK への変換で維持されるようにします。
出力プレビュー設定を適用
出力プレビューダイアログボックスの「シミュレーションプロファイル」オプションで指定したデバイスにより定義されている印刷スペースをシミュレートします(すべてのツール/印刷工程を使用/出力プレビューを選択します)。このオプションを選択すると、あるデバイス上での出力を別のデバイス上でシミュレートできます。