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PDF ページのトリミング

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最終更新日 : 2024年9月14日 | 次にも適用 : Adobe Acrobat 2017, Adobe Acrobat 2020

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「ページをトリミング」ツールおよび「ページボックスを設定」ダイアログボックスを使用して、PDF の表示領域を調整できます。ページをトリミングすると、サイズの異なるページで構成された PDF について、ページのサイズを揃えることができます。

注意：

トリミングされたデータは単に非表示になるだけで、破棄されるわけではないため、トリミングを行っても、ファイルサイズは変わりません。

アプリで試す
数回の簡単な手順で、PDF ページと PDF ページの余白をトリミングします。

Acrobat を開く

ページをトリミングするには、次の手順を実行します。

上部のツールバーから「編集」を選択します。または、すべてのツールメニュー／PDF を編集」を選択します。

左パネルに編集ツールセットが表示されます。
編集ツールメニューから「ページをトリミング」を選択します。
トリミングするセクション上でドラッグして、トリミング境界線となる長方形を描きます。必要に応じて、トリミング境界線のコーナーハンドルをドラッグして、希望するサイズに調整します。
トリミング境界線内をダブルクリックします。
表示されるページボックスを設定ダイアログボックスで、必要に応じて次の設定を変更します。
- すべての領域を表示（Acrobat Pro） - プレビューに、トリミングサイズ、アートサイズ、仕上がりサイズおよび裁ち落としサイズを示す、黒、赤、緑、青の長方形を表示します。2 つ以上の余白が重なる場合、色付きの線のみが表示されます。
- 次の設定のためのマージンコントロール：
  
  トリミングサイズ - 表示または印刷したときのページコンテンツの境界線を定義します。
  
  アートサイズ（Acrobat Pro） - 空白を含む、ページ内のオブジェクトなどのコンテンツを定義します。
  
  仕上がりサイズ（Acrobat Pro）- トリミング後のページの最終寸法を定義します。
  
  裁ち落としサイズ（Acrobat Pro） - ページをプリプレス印刷するときの、紙の裁断や折りのための裁ち落とし領域を定義します。裁ち落とし領域の外にトンボが表示されることもあります。
- 縦横比を固定 - トリミングの縦横比をロックして、すべての余白が同じサイズになるようにします。
- 余白を削除 - アートワークの境界線でページをトリミングします。このオプションは、PDF ファイルとして保存されたプレゼンテーションスライドの縁をトリミングする場合に役立ちます。
- ゼロに設定 - トリミングされる余白をゼロに戻します。
- 選択範囲に復帰 - ページをトリミングツールで選択した、余白のトリミング設定に戻します。
これらの設定をその他のページに適用するには、ページ範囲を設定するか、「ページ範囲」の「すべて」を選択します。
「OK」を選択します。

余白を削除するには、次の手順に従います。

すべてのツールメニューから、「印刷工程を使用」を選択します。

左パネルに印刷工程ツールセットが表示されます。
左パネルで「ページボックスを設定」を選択します。
表示されるページボックスを設定ダイアログボックスの「余白の制御」で、「余白を削除」を選択します。
その他のページから余白を削除するには、ページ範囲を設定するか、「ページ範囲」の「すべて」を選択します。

トリミングを取り消すには、次の手順に従います。

すべてのツールメニューから、「印刷工程を使用」を選択します。

左パネルに印刷工程ツールセットが表示されます。
左パネルで「ページボックスを設定」を選択します。
表示されるページボックスを設定ダイアログボックスの「余白の制御」で、「ゼロに設定」を選択します。

PDF のトリミングをおこなっても、ファイルサイズは変わりません。それは、トリミング箇所が単に非表示になるだけで、破棄されるわけではないからです。ページサイズをリセットすると、ページとそのコンテンツを元の状態に戻すことができます。